ありがとう、チロル

逗子市のすみっこ、東逗子にあるサンドイッチのお店、チロルが閉店してしまう。せっかくなのでチロルの歴史を整理してみました。

まず最初は、「チロルベーカリー」。この時は県道沿い、確かアリレイナ~アスカ工芸の辺りにありました。1986年位、マルエツ(現ヨークマート)もまだない頃で、周辺に貸本屋やコロッケ屋がありました。
次に、今の場所に移転して、たぶん1993年にはじまったのが「ミニレストラン チロル」。その名の通り、イートインもできる営業形態になりました。
そして「手作りサンドイッチ チロル」。2001年から、現在のかたちになりました。一時は京急新逗子駅(今の逗子・葉山駅)近くにもお店を出して、がんばっていました。仕事の都合で一時期なかなか寄る事ができなかったけど、朝の通勤時にお店の前を通ると、手を振ってくれた事にとても励まされた記憶があります。
チロルはお店の名前が代わっています。つまり、3人の方が経営して来ました。でもチロルの名前は必ず掲げ、商号を大事に守り続けてきた方々です。みんなで35年間。今の経営になって21年目。
直角堂、航研堂、サブマリンドッグ、富士トーイ、よろい寿司、ぼんごーれ、富士食堂、のんきや・・・。今はなくなってしまったお店はたくさんあるけど、楽しかった思い出と一緒にずっと憶えていたい。

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