フィンランドとスウェーデン旅行記⑦(サウナ編)
図書館から出たら、雨が降っていた。
旅行中は無印の晴雨兼用の折りたたみ飾りを、持ち歩いていたので、傘をさす。
(ちなみにヘルシンキにも無印良品があります)
6番のトラムに乗って、公共サウナlöylyへ。
14時からの予約で、13時40分頃に着いてしまい、時計を見ないまま受付に行ったら、2時間制だから15時40分までにロッカーの鍵返却してね。と言われる。
löylyは、観光客向けサウナだけど、銭湯みたいな雰囲気で楽しかった。
日本にはないスモークサウナは、とにかく熱かった!
それなのに、カップルで来ていた若い男の子がロウリュしたもんだから、更に温度が上がり、一緒に入っていた人たちで「めっちゃ熱いじゃん!」と大爆笑した。
日本人も何組か目撃したけど、さすがに一人で来てる人はいなかった。
ここのサウナの目玉は、水風呂代わりにバルト海に入れること。
冬は凍った海に入れる。
試しに一度入ってみたけど、環境汚染の影響か沼のような匂いがして、あ…これは無理だ。とすぐ出た。
ここで写真を撮るのが定番みたいだけど、一人だから何も撮っていない。
どこの国か分からないインフルエンサーの女性は、とびっきりのオシャレをしてずっとご自身の写真を撮っていた。
彼女が帰る時、ロッカーが近くで目撃したんだけど、バスタオルもサウナシートも未使用だったから、多分サウナには1度も入ってない。
財布を取りに戻り、受付でビールを買う。
バルト海を眺めながら、ぼーっとする。
今回の旅で公共サウナに行くために、日本人として恥ずかしくない体で水着を着たい。と、少しダイエットをした。
でも、実際は人の体型なんて誰も気にしてないよ。ビールっ腹のままでも平気だった。
終了時刻20分前にサウナから出て、ロッカールームに戻ったら、大混雑!
これはドライヤーで髪を乾かすのは、難しいか?と思ったけど、タイミングよく1台空いたので、髪を乾かし、顔に保湿クリーム塗って、退室。どうせ私の顔など誰も見ないから、すっぴんでもいいや。と開き直り。
受付にロッカーの鍵を返却し、サウナ終了。
隣のレストランに入ってテラス席で、またビールを飲む。
これを書いた時、宮藤官九郎さんエッセイ「私のワインは体から出て来るの」を思い出したので、また読みたくなってきた。
次回へ続く。