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【clusterVR】clusterSDKで作った謎物体達の紹介

これはcluster Advent Calendar 2019 3日目の記事です

みなさんclusterSDKを知っていますか?

この記事を見ている人は大体clusterを知っていると思いますが、clusterSDKは知らない人もいるんじゃないでしょうか。

clusterSDKはアバターや会場をカスタマイズして、clusterにアップロードする機能をUnityに追加するプラグインです。(あってるよね?)

で、私もアバターの調整用にclusterSDKを使っていましたが、ふと思い立って1か月ほど前に会場の作成も始めてみました。

始めてみたのはいいのですが、思いついて作成したのはちゃんとした会場とは程遠い謎物体の数々でした。わざわざ会場作って見せるような物でもなさそうだし、どうしようかと思っていたところcluster Advent Calendar 2019 の話を目にしたので、ここで一挙紹介してやろうと思います。

前置きはここまで、どうぞ見てってください

回転する球

1作品目の回転する球です

上のツイートでは妙な単語を並べていますが、要は「当たったらプレイヤーがどこかに飛ばされる球」です。

作ろうと思ったきっかけは、clusterの会場って背景やライブの演出中以外で激しく動くものをあまり見たことがないけど、どうにかして作れないのかな?と思ったことです。

会場内で常に動くものを作るための作法もよくわからず、とりあえず物理演算で動かす方法を調べたらできた。っていう感じです。

これが結構いい反応をもらえたので、気をよくして次の謎物体の作成に取り掛かりました。

自動螺旋階段

2作品目の自動螺旋階段です

発想も謎、原理も謎、いままで自分が作ってきた色々な物の中でも最上級に謎の代物です。

思いついたきっかけは、clusterで鉄骨渡り(カ〇ジのあれ)の会場を作ってる方がいて、アーカイブで遊んでみたら動く足場の上でもプレイヤーは足場の摩擦を受けていない、と気づいたことでした。

足場の摩擦を受けないなら何をぶつけてもプレイヤーは動かないのか?と思って色々な形の物を自分にぶつけている最中に偶然「緩い坂をぶつけるとプレイヤーは上に動く」ことを発見しました。

十字キーと動く箱

3つ目は十字キーと十字キーで操作する箱です

会場内で動くものを作るにはUnityのAnimatorを使うのが一般的っぽい→でもAnimator使ったことない→Animatorなら今後も使う機会あるだろうし練習しよう と思ってAnimatorの練習で作ってみました。

Animatorについて調べている最中にVRCでAnimatorを使ってマス目のボードゲームを作ってる方を見かけたので、じゃあclusterでも似たようなことが出来るだろうと思ってマス目上を動く箱を作りました。

くらラボロボ

4作品目のくらラボロボです

くらラボステッカーとは、「#くらラボ」のハッシュタグでcluster関係のツイートをすると、時々紹介されたり特典が貰えたりする奨励制度があるのですが、その特典で頂いたものです。ありがたいです。

せっかく特典を頂いたので、このくらラボステッカーを使ってなにか作ろうと思って出来たのがくらラボロボです。

上の動画では見せていませんが、実はアバターのボーンの座標を使って箱を配置しているので、くらラボロボはアバターと同じモーションで動けます。

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回し蹴りとかできます。

おわりに

他にも作ったものや、作ろうとして挫折したものなど色々ありますが、雑多になってしまうのでとりあえず4作品紹介しました。

くらラボが始まって以降、clusterSDKでの会場づくりが賑わってきたように思います。まだ機能は限定されていますが、今ある機能だけでもこんな事ができる!と発信するのも楽しいですし、こんなことできたのか!という発見もあります。今後clusterでは大型アップデートが控えていますが、ユーザーの創作の場が拡張されるのも楽しみにしています。

以上、いかやろうでした

cluster Advent Calendar 2019 4日目の担当はドコカノうさぎさん(@patsupyon)です。お楽しみに

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