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【2年地域文化】味噌作りワークショップを行いました!

 2年生地域文化コースの授業にて、TSUNAGUさんにご協力いただき味噌作りワークショップを行いました。
 伊香高校が位置する木之本は発酵のまちです。発酵食づくりは各家庭で受け継がれていましたが、少子化や時代の流れにより私たちの食生活は変化してしまっています。大切に伝えられ、食べつがれてきた発酵と文化、人々の知恵を後世に繋ぐべく活動されているTSUNAGUさんに今回ご協力いただきました。

|1日目

 1日目は1人1個十五夜味噌を作成。短期で熟成する十五夜みそのキットを用いて作りました。その後、グループごとに作りたいお味噌汁を事前に考え、具材を用意して味噌汁を作りました。

十五夜味噌作りの様子
お味噌汁作りの様子
頂きます🙏

|2日目

 2日目は、1年間熟成させる熟成味噌を仕込み、終了後は座談会を行い、郷土料理や各家庭の食について考えました。

しっかり潰して、
伸ばし……
丸めます!
そして、1年間熟成させるため、樽にいれます。
空気を抜くため、勢いよく投げ込みます。一人一つ大切に作ってきたものなので、投げ込むことに躊躇している子もいました。
来年が楽しみ。
最後には座談会を実施。どうすれば、この文化を後世に伝承できるか?考えました。

 今回のワークショップでは、丸本愛子さんにも伊香高にお越しいただき、授業を実施頂きました。長年湖北の郷土料理伝承に関わっておられて、伊香高出身でもある丸本さんの言葉は、一言一言が非常に重かったです。今回の授業では味噌と味噌汁の作り方も学びましたが、それ以上に食へのありがたさや、丹精をこめて作る過程の楽しさなど、湖北の発酵文化への深い部分を理解する一歩目となった2日間でした。

丸本さんの味噌作りの知恵、それにまつわる情景が浮かぶエピソードが興味深かったです。

 1年間ねかせる熟成味噌を文化祭で使ってみたいねというお話もあり、今回の素敵な体験が来年に繋がっていくことが楽しみです。TSUNAGUさん、丸本さんありがとうございました!

滋賀県立伊香高等学校
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