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秘密の質問の切なさ

先日、しばらく使っていなかった通販サイトを使おうと開いたのだが、案の定パスワードを忘れてしまっていた。

「仕方ないか」と、パスワードの問い合わせをしようと、必要事項を入力していると、秘密の質問の欄に、「あなたのペットの名前は?」とあった。

と、そこでも焦る私。

なぜなら思い当たるふしのある歴代の猫達が5匹、しかもひらがなだったか、カタカナだったか思い出せなかったからだ。

とりあえず、いつぐらいに登録したのかを思い出すことにした。

あれを買った時だから、10年くらい前?

10年くらい前だとしたら、しいーちゃん(仮名)だ。
いや、しー?
シィ?
シー?
しぃ?
しいー?
しーちゃん?

何回かやり直した。

そして、数分後、やっと手続きを済ませることが出来たのだ。

ほっとした。
そして、これからは、秘密の質問にペットの名前を設定するのはやめようと強く心に決めた。

いや、本当はIDとパスワードを忘れなければ良いだけの話なのだが。

確か、秘密の質問にペットの名前を設定しているサイトはまだいくつかあるはずだ。

ほんとうに怖い話である 笑。

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