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待ちくたびれるのは、どっち。

今日、ショッピングモールをあてもなくブラブラしていたら、ふいに手相占い(1000円)を見つけ、人生もあてもなくブラブラしていた私は、何の気なしに、見てもらうことにした。

私の記憶が確かならば、手相占いは、人生において、2回目だ。

1回目は、確か沖縄で。
何を言われたかは、記憶にない。

都合の悪いことは、すぐに忘れてしまうからだろうか?

それは、さておき、性格、仕事、幸運期、結婚運についてみてもらうことにした。

性格も割りと合っていたし、向いてる仕事もこれからやりたいと考えていたことに近かったので、占いって、すごいなと感心しつつ、見て貰っていた。

で、ここで、幸運期、すなわち幸せになるのは、いつ頃なのかを見てくれることになった。

結果は、ずばり、55歳。

大分先過ぎて、苦笑い。
いやいや、待てない。
と、そこで、占い師さんのフォローが入った。

「生まれてからずっと幸せが続いている人なんていないのよ」

確かにそうだけど。ガックリは、隠せなかった 笑。

でも、55歳の幸せって、どんな幸せなのか興味が湧く。

ちなみに、結婚の適齢期は、数年前に終わっていたらしい。

となると、

幸せって、なんだろう。
55歳の幸せって。何なんだろう。

10分後、占いが終わって、ブラブラしながら、考えた。

今まで正直、何かしらに葛藤したり、悩んだり、もがいたりしながら、ここまで来たし、いまだにそうなんだけど。

もしかすると、今まで、幸せって何かを得ることだけだと考えていたけれど、手放すことも含まれるのだろうか?

だとしたら、いや、だとしても、大分先過ぎる。

でも、少しだけ55歳になるのが楽しみになった。
とはいえ、55歳の私なんて、想像できないし、怖くて想像したくはないのだけど。

数年前の私は、オリンピックさえ考えるのが怖かったのに、いきなりの55歳!

でも、もし本当にそうなるのだとしたら、いやそう信じられるなら、明日から、もう少し前向きに進んでいけそうな気もする。

55歳の私が、幸せはひとそれぞれ違う。という、至極当たり前な事をしたり顔で言えますように。

そして、聞いてみたい。
あなたの幸せが何かを。

きっと言われるだろう。

「待ちくたびれたよ。」って。

きっと、その日に逆転するのだろう。

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