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布袋寅泰さんの51 Emotions the best for the future

 今日は布袋寅泰さんの51 Emotions the best for the futureを聴いての感想を書きます。

 このアルバムは布袋さんがデビュー35周年の節目に発売されたベストアルバム的なアルバムとなっております。

 DISC1 BEATにはバンビーナやPOISON、スリル等、ノリの良い曲が収録されています。自分はこのDSC1で良く聴く曲はバンビーナ、STILL ALIVE、CAPTAIN ROCK、風の銀河へです。もちろん全部新しくマスタリングされているので全曲音は良くなっています。新しくマスタリングされた曲を聴くと今まで聴こえなかった楽器の音が聴こえ、新たな発見があり楽しいですよね!

 DISC2 HEARTにはLONELY WILDやさらば青春の光、YOUやラストシーン、FLY INTO YOUR DREAM等ファンにもお馴染みの曲が収録されています。自分がDISC2でよく聴く曲はCome Rain Come Shine、DANCING WITH THE MOONLIGHT、BORN TO BE FREEやGLORIOUS DAYS等です。

 DISC3 DREAMにはカバー曲やインスト、ライブ音源等が収録されています。自分がよく聴く曲はSTARMAN、CMON EVERYBODY、ミッション:インポッシブルのテーマ、BACK STREETS OF TOKYO等です。

 自分が買ったのにはLIVE DVD [BEAT1]〜すべてはライブハウスから〜も付いていましたがこちらはまだ見ていませんが、New ChemicalやSPHINX等も収録されているので見るのが楽しみです!

 このCDを買って良かったと思ったのは、布袋さんが書いている収録曲のライナーノーツが付いていることです。これはファンには嬉しく内容もとても興味深いものでした。

 POISONのライナーノーツの最初に、王道のモータウンミュージックのパンクバージョン。と書かれていますが、これを読むとこんなイメージで布袋さんが曲を作っていたんだな、と思いまた曲の聴き方の楽しみも増えます。

 NOCTURNE NO.9のライナーノーツではギターのコードの事にも書かれており、ギターを弾く自分にとってたとても興味深かったです。

 CIRCUSのライナーでは曲の種明かしもしてくれました。これを読んで自分もSpotifyでBoney Mの「怪僧ラスプーチン」を聴きました。

 嵐が丘のライナーでは、僕の特徴的なイントロリフは、コードを分解しメロディーと重ねるもの、リズム・カッティング、単音フレーズの三種類だと思うけど、「嵐が丘」は一番目のアルペジオのパターン。ポリスを思い浮かべるね。、と書かれているのが印象的でした。

 YOU/ラストシーンのライナーでは、ギターで曲を作るときは、魂を削るみたいな痛みがあるのに対し、ピアノと向き合うときは、心を抱きしめるような優しい気持ちになれる。ギタリスト布袋、とは違うピアニストの部分も大切にしていきたい。その為にはバイエルからもう一度出直さなければならないけどね。、と書かれているところが興味深かったです。

 SURRENDERのライナーでは、まず曲を作って、ギターソロのコードを決めずに、ギターを弾きながら、「あ、ここで絶体一音から動かないっていう、誰もやったことのないギターソロをやろう」と思って。まずは8小節、その一音だけを弾いてそれに合うコードを探していったんだよね。コードから作って一音のソロにしたのではなくて、一音のソロに合わせてコードを作った。ソロに合わせて曲を作った。、と書かれており、ここでも曲作りのエピソードを紹介してくれています。

 STARMANのライナーでは、デヴィッドとはロンドンやスイスのモントルーで何度か会った。そして1996年の来日公演でオープニング・アクトをやらせてもらうチャンスがきた。武道館の初日に挨拶を交わした際、「また会えて嬉しいよ。ステージでもセッションできるといいね!」と声をかけてもらった。終演後ホテルのバーで会った時、その話に及ぶと期待していたけど彼は何も言わなかった。僕は勇気を振り絞って彼の部屋に「明日、僕の夢を叶えて欲しい」と書いた手紙を忍ばせるという暴挙に出た。次の日、楽屋で「ホテイサン、昨日の約束だけどHeroesとAll the young dudesを2曲やらないかい?」言われた。踊り出したいくらい嬉しかったけど、咄嗟に僕は「Heroesはファンにとって大切な曲すぎて僕には弾けません」と言い、All the young dudesだけに参加させてもうらことになった。ステージで彼の隣に並んだ時ほど緊張したことはない。人生で一番緊張したのはあの時だ。と同時に一番幸せだったのもあの時かもしれない。「いつかデヴィッド・ボウイの隣でギターを弾いてみたい」それは「宇宙飛行士になって月に行きたい」と同じくらい無謀で遠い夢だ。それが叶った瞬間を忘れられるはずがない。、と書かれている所が印象的でした。これからも色々なアーティストと共演される布袋さんをみたいですね!

 と、ライナーノーツにはファンには嬉しい内容が盛りだくさんでした。是非、ファンの皆様はこの51 Emotions the best for the futureを購入してみてください!

 今年はBCオンリーのファンクラブ限定のライブも開催されるみたいですし、自分も配信で視聴します!楽しみですね!

 また何か紹介したいものがあったら、書いていきますのでよろしくお願いします!


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