タイ現地採用のなり方についてあらためて調べてみた(その2)

タイには、「DACO」「WISE」「タイ自由ランド」のような、歴史もあり、おもしろいフリーペーパーが数多く存在しています。今時なので、ペーパー(紙)だけではなく、WEB版もあります。

【過去記事あり】


タイに興味がある人は探してみるといいですよ。なんとなく、現地の様子が伝わってきます。

具体例をあげればこんな感じ。

決して悪口を書くわけではないのですが、便利で役に立つサービスであることを十分に認めた上で、それでもなお、

こういったフリーペーパー媒体で見かける「求人」は、あまりおススメできないという話はよく聞きます。考えてみれば、人材の獲得を無料または廉価ですまそうという企業が、社員を大切に扱うか、と言われれば、

「...」(無言)

という反応を示す人が多いんじゃないかな。

もちろん、全ての求人を否定するわけではありません。


というわけで、結局は

「転職サイト/エージェントに登録」ということになって来ると思われます。この流れは20年前からそうでした。


わたしがおススメする方法はこうです。

「職務経歴書を書いて、キャリアや強みの整理をしてみる(自分を知る)」
「求人票を眺めて、会社員の仕事をイメージしてみる(会社を知る)」
「エージェントや周囲に相談してみる(自分だけでやらない)」

どんな人におススメかと言うと、

新卒でタイに来る、なんて人はすぐに仕事が決まりそうですが、何らかの形でタイに居ついている同胞の諸兄姉です。

今、何らかの形で収入があるが、キャリアアップを目指したい。たとえば、現在は謎のフリーランスだが、コロナ禍のせいか、能力不足のせいか、仕事が安定しない。できれば定職に就きたい。タイに滞在するのに必要なビザの都合もある。

実際に転職するかは、かかった獲物次第であるが、タイの労働市場を俯瞰して、自分の価値を客観的に知りたい。人生の方向性を見定めたい。

そんな諸兄姉は、実際に転職するかどうかはさておき、「転職サイト/エージェントに登録」するのがいいだろうと思います。




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