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医学部小論文・出願書類対策 よい答案・わるい答案 3つのポイント




何百枚も一度に見ていると、わかってくることがあります。
採点している医学部の教授もうんざりしています。

どのような答案がよい答案で、
どのような答案がわるい答案なのか、
その基準となるポイントを3つ、
確認しておきましょう。

よい答案とは        ポイントその1

◆出題の意図を的確に受け止めている答案

書くように求められている、まさにそのことが書かれている答案
書くように求められていない余計なことは書かれていない答案

よい答案とは        ポイントその2 

◆読んでよくわかる答案

何を言いたいのか、主張・意見がよくわかる答案
なぜそのことを言いたいのかよくわかる答案
具体的な説明が充分になされている答案
なぜそのことが言えるかについて、他人を納得させるだけの根拠を示している答案
順序よく書かれた答案


よい答案とは        ポイントその3

◆読んでうなずける答案

問題に積極的に取り組んでいる(取り組もうとしている)答案
自分にしか言えないことを言っている(言おうとしている)答案


よい答案の逆がわるい答案になります

わるい答案とは       ポイントその1

◆出題の意図を的確に受け止めていない答案

書くように求められていることが書かれていない答案
書くように求められていない余計なことが書かれている答案

わるい答案とは       ポイントその2

◆読んでもよくわからない答案

何を、言いたいのかよくわからない答案
二通り以上の意味にとれる、曖昧なところのある答案
どういうつもりでそんなことを言うのかよくわからない答案
具体的にどういうことになるのかよくわからない答案
どうしてそんなことが言えるのかよくわからない答案
隣り合うセンテンス同士が互いにどういう関係にあるのかよくわからない答案

わるい答案とは       ポイントその3

◆読んで医学部長が興味を引かれない答案

問題に横極的に取り組もうとせず、逆に問題から逃げようとしている答案
課題文に述べられていることをただ繰り返しているだけの答案
一般論、抽象論を述べただけで満足している答案
自分を棚に上げて他人に教訓をたれようとしている答案
粗雑、乱暴な答案
自分ひとりで面白がっている答案

将来医師になる者として、
胸を張って言えることを、
医学部長に読んでもらうという姿勢を忘れないでください。


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