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優勝、優勝、そして…ありふれた悲しみの果て ユニット甲子園講評

トタでまた書くことにしました。書かずにはいられない
そう、行ってきましたよ!アンパンマンミュージアム!!

…ではなく、ユニット甲子園に行ってきました!Day1のみ現地。
その講評を高野連会長ばりの長文投稿させていただきます(笑)
本家甲子園は個人的に和歌山県勢が田辺やら耐久やらやたら地元伝統の公立校が出てきていて興味深いです…。
さて、本題行きましょうか

全校優勝、藤井アナに勲章、オタクは徳を積みましょう

ユニット甲子園、控えめに行って、優勝でした。
僕今は基本ラブライブ!サンシャイン‼中心で見ていて、µ'sもくらいなので、他は追いきれていないのが実情です。
ですが、これはね、全コンテンツマジでまた見直したくなる神イベントでした。全校優勝でした。
そして、大相撲中継を割と見るプチ好角家でyoutubeの貴闘力部屋チャンネルでも拝見した藤井康生アナ(リンクはyoutubeチャンネル)、完全になれない現場でもしっかり進行、オタクの心をつかむアナウンス、さすがは天下のNHKアナを長年やられてきた方という感じで、すごいの一言でしたね。また、ラブライブ関連イベントでお待ちしています(笑)
一方で、はっきり申し上げて両日いけない人は完全にラブライブコンテンツからおいていかれるし、2日目現地いけなかった人間はいわゆる「人権がない」人になります。それくらい神イベでもあり、2日目と1日目のセトリの格差が大きすぎるためにオタクの犠牲を生んだイベントでもありました。
1日目は悲願の夏優勝、2日目は春夏春3連覇くらいの差です。
20数時間前の僕は大満足で多弁、今僕は心枯れて多弁です。
これはひとえにオタクとしてああだこうだと文句をいうから徳を積んでいないとして天罰が下ったのでしょう…悲しみ。
さて、ユニットごとの講評に移ります。

講評➀…安定のAqours、主役は聖雪

小見出し長い(笑)。
この小見出しは僕のツイートを参照いただければという所なのですが、グループ単位で見れば(サ二パはLiella!にまとめちゃってごめん)、本当にAqoursは圧倒的でしたね。信頼感しかない最高のパフォーマンス。どのユニットも神曲、神パフォでした。それぞれのユニットについて述べると、
CYaRon!…今回本当にラブライブの頂点ユニットは彼女たちだと間違いなく示したのでは。特に強調すべきは初日。流れとしてしっとりとしてきた終盤、最終盤に向けて盛り上がるためにスイッチを切り替える必要性と流れを変に切ってはいけない順番でありながら、まさに前のユニットからの流れを受け止めた「夜空はなんでも知ってるの?」からの「元気全開DAY!DAY!DAY!」でぶち上げモードに点火するという芸当には感銘を受けました。
それまでのユニットの個性を最大限ださせて、それをなぎ倒していく、まさしくアントニオ猪木の「風車の理論」を体現したような素晴らしいパフォーマンスでした。自分たちの最高を目指すだけでなく、イベントとしての最高を作りだした優勝オブ優勝を決めるのであれば、CYaRon!でしょう。
Guilty Kiss…後進のラブライブ作品の多くが自らのパフォーマンスを全力で出していたわけですが、その完成形がギルキスなのだなあとこれはこれで感動しました。圧倒的に盛り上がり、圧倒的にオタクの声が尽きるまで叫ばせる。セトリは僕個人はどっちの日も最高だったかなと思いますし、そこは推しキャラ次第かなという所で、本当に事前の投票1位の大本命がギルティ魅せてくれました。
AZALEA…キンちゃんについては個人的な話は先日したばかりでしたが、セトリの妙を語るのであれば、初日ですね。トリコビトの1人としてはメッセージ性を本当に感じて感涙ものでした。
We‘ll get the next dream!!!の歌詞皆さん一読していただければと思うのですが、コロナ禍の災厄に見舞われてきたからこそのそれらへのアンチテイストでもありながら、キンちゃんが適応障害で活動休止の時期に直後のライブがあったわけでもあり…本当に「これで2人のAZALEAは終わりにしましょう」という思いに加えて、「『もう動けないよ』大丈夫私と一緒なら行きましょうか!」という支えのメッセージなわけでもあり…メイズセカイとともに本当に熱い「3人のAZALEA」への思いを感じました。
諏訪ななかさんさあ…初日の延長戦といい、本当にお前さんはねえ、強い侍になった。なんかもううれしい。勝手に。

そして、もう主役はこの人たちで間違いないですよね。
Saint Snow。3年半ぶり?ですか。いや、強い、もう言葉はいらない。競馬実況のセリフを思い出すレベルですね。
うちの奥さんは初の生聖雪。長い年月を感じますね。我が家も含め会場も一番ぶちあがっていたことをここに報告します。初日も最後のハグで泣いたもん、僕。
特に田野アサミさんすごいですよね。うちの娘と同じ月に生まれているので、同級生です、お子様。
子供産んで、1歳3カ月児みたいなクッソパワフルな暴れん坊の時期の子供育てながらクッソ激しいパフォーマンスできるの凄すぎるでしょ…。仕事へのストイックさも出し、やっぱかっこよすぎるんですよね生き様。書いてたらなんか思い出し泣きしそうなくらいです。ありがとうSaint Snow。
Saint Aqours Snowについてはね、ちょっと後段で語ります。


講評②…、主戦場の虹、不利でも輝くリエラ、未熟DREAMERの蓮

さて、まあ私のホームであるラブライブ!サンシャイン!!についてはつい長く語ってしまいましたので、虹、Liella!、蓮ちゃんはポイントポイントで語らせていただきます。
虹ちゃん…正直僕はいろんな理由で虹からはほぼ他界していましたのであまりにも語るに落ちた存在なのですが、僕が昔ラブライブ!フェスやらで見ていたグループとして未熟で幼く拙い方向性が定まらない若者たちは、いろいろな困難も乗り越えながらユニットに活路を見出しているなという理解をしていました。全体曲が好きなんですが、ユニット推しの売り方をしている印象が強かったので。
ここはある意味で虹の主戦場、Day2はまあセトリ的に主役を他に譲った感も否めないのですが、予習しているときにああ虹ちゃんええのう、もう1回虹の沼近づいてみたいなと思う機会があるくらいには、本当にユニット曲強かったですね。
なかでもやはりDDですね。Diver Diva。9回裏にふさわしいセクシーさ、かっこよさ、盛り上げ方、彼女たちの曲は前から良いなあとは思っていましたがライブでも映える。最高でした。
そしてつぎはLiella!ちゃん。彼女たち素材はラブライブシリーズで最も良いということはもう周知の事実でしょう。ですが、売り方の下手さといいますか、あらゆる敵地に乗り込んでライブパフォーマンスをすることに慣れすぎていて、よく言えばがむしゃら、悪く言えば考えなしにイベントに出演している印象が強く、人気が伸び悩んでいる印象も少なからずあります。今回も楽曲数が少なくコールも他に比べ未整備という不利な環境におかれたユニット甲子園という場に挑むことになったわけです。
それでもCatchu!は今大会もっとも下馬評を覆した素晴らしいパフォーマンスではなかったでしょうか。特に「オルタネイト」。
ペイちゃん中心でやぶちゃんも乱れに乱れ場を力でねじ伏せようとするパフォーマンスにしびれるのですが、一応センター曲ではないはず(?)なのに床舐めるわ髪乱れ倒れながら這いつくばってでも楽曲を体現しようとするわで化け物パフォーマーと化した伊達さゆり…いや伊達さゆり様。
オレンジのセンターは強くなる使命があるのだろうかというくらい強さを感じるパフォーマンスでした。ただでさえシリーズ最強のスバラシイコエノヒトでありながら、ドラマ主演もあったからなのかがっつりメイクで色気バンバン出して過激なパフォーマンスで感情をぶつけてくる…この子の持つ可能性は無限大なのでしょうか。本当に天賦の才を持っている人物な気がします。
よく考えれば東日本大震災から13年ですから小学生の時に東日本大震災なわけですよね。震災を生きた世代っていうのは本当にすごい人が多いですね。
天賦の才、センスに努力が掛け算されたら唯一無二ですよね。本当にすごかった(小並感)

最後に蓮の空!もうね、オタクたち愛が伝わるけどうるせえぞってくらいサンシャインのファンも虹のファンもリエラのファンもみんな蓮の空のこと好き好きクラブのみなさんなんですよね。本当に今最も勢いがあるラブライブシリーズですね。
とはいえ、粗削りでまだまだ未熟な面も感じられるなあというパフォーマンスの面も見えました。ド!ド!ド!めっちゃ楽しかったよみらくらぱーく!ちゃん!。スリーズブーケDOLLCHESTRAはCD音源や事前評判が爆発的に良い、特にドルケストラは。ゆえにライブではまだ未完成かなという拙さもあり、けど欅坂的な不完全さとセンスを融合したパフォーマンスが興奮の渦にファンを巻き込んでいくわけですよね。
とにかく能登の地震もあり、今から今後の展開と能登への思いをつなぐ架け橋になってほしいという気持ちで楽しみがいっぱいです。
この粗削りだけど輝く原石たちがダイヤモンドになって行く過程を限られた時間のなかで共有する、これがラブライブなんだと思います!
ラブライブってこれだよな。ってゲームとかも見るとより感じられるんだろうなというのもすごいファンの投稿とか見ると感じますし、蓮ちゃんはラブライブがラブライブであるためにこれから先輩たちを追い抜いていく勢いでぶっ飛ばしてほしいです。

講評③…総論最高、も運営に舐められるオタクたち

いろいろ書きましたが、ユニット甲子園の総論は最高であり、優勝です(笑)。
ただ相変わらずラブライブ運営というのは稚拙なことをしてファンの中に火種をくすぶらせるんですよね。
Day1最高でした…だけど、あのシークレットはシークレットと言わないでしょう。ラジオ体操を1曲扱いで乗り方も未知数なリエラ新曲メドレー、延長戦の方が豪華なシークレット、特にラジオ体操はさすがに一部会場でもブーイング出てました…
とはいえ、全体としては良かったので20数時間前まではにっこにこだったんですよね。でも配信でDay2見ていてDay1ラジオ体操の枠でがっつりDEEPNESSやってぶち上げて、Saint Aqours Snow。いや、こんなに差を付けたらもう金輪際Day1いかないよ?
しかも聖雪から延長戦楽曲のメンバーに、しかもDeep Resonance。初日の客舐めてんのか?という話で。明らかにファンが求めているシークレット的要素を全て2日目にのみ集中投下するという所業、これはチケ代に差を付けるべき案件でしょう…。ショックすぎておいしい晩御飯が途中のどを通らなかったです。
ちなみにユニット甲子園は終演時間もギリギリまで不明。謎の学割枠も確保。オタクはチケット高くてもちゃんとホスピタリティあげてくれれば行きますし、値下げ枠作って中途半端に若い世代つかもうというのもほぼ意味をなさないでしょう。むしろ子連れは時間読めないと一時預かりの時間も難しいから、本当に行きにくいんですよね。一切教えてくれませんでしたよ、もちろん。
キャストにもお子さんがいる人がいるわけだし、そもそも独身オタクが狂ったように騒いでることばかり是とするより、オタ婚してもらって子供世代にも伝えて言ってもらえるような環境になって行く方がコンテンツも健全に続くと思うのですが…。託児所とまで言わんからせめて時間くらい事前にある程度目安伝えておいてくれよとは思いましたね。
沼津に投下する本気度は高いラブライブ運営、その本気度を少しはファンにも…金ヅルという扱いが透けて見えるやり方はやめてほしいところです…まあ行くんですけどね、推し事。

いろいろ言いたいことはこれ以外にもあるのですが、とりあえず、はっきりとこれは注文を付けておきますね。
11人のSaint Aqours Snowが見れるライブ
Aqoursの静岡県内での(願わくば沼津で)野外ライブ
Saint Snowの2ndGIG、そしてスピンオフ作品
をやりなさい。いくらでもカネは出す。
さあやるのです。

総じて本当に幸せなイベントでした。ありがとう!ラブライブシリーズキャストの皆様、藤井、樋田両アナウンサー、ユニット甲子園に携わる周辺スタッフの皆様。

結局オタクだけが初戦敗退だった

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