デンツーのやるべきこと

 デンツーのブザマな姿には腹が立ち、何度も罵り続けている。しかしイーズカなどいまや部外者なので、外野で野次っているに過ぎない。
 本来もっとも怒っているのはデンツーの現役社員やOBたちだと思う。
 そこで経産省などとつるんでピンハネしてしまったことに対して、奇跡の逆転満塁ホームランとなる秘策を提案したい。
 新国立競技場を借り切って社員総会をやるべきだと思う。6000名強の全社員と関連会社を総動員して、1万人を超えるグループ社員を観客席に参列させる。
 トラック中央には円形ステージを組み、役員全員に登壇させる。「グループ社員全員による、デンツー役員つるし上げ大会」を開催する。
 質問項目は、
1.このようなピンハネ業務は、オリンピック開催延期による損失補填であったのか。
2.このような謀議が、国民にバレないと思っていたのか。
3.この税金を私物化するようなプロジェクトが、株式上場して企業市民としての責任を果たさなくてはならない会社として許されると思ったのか。
4.このような業務に手を染めることで、日本社会に何が提供できたのか。
5.デンツーは21世紀において、どのような存在価値がある企業を目指すのか。
 これらの質問を通じて、役員全員を断罪することになると思う。このように権力と一部有力企業が結託して、日本の富を食いつぶす様を全国に伝えてもらいたい。
 この生放送は大本営放送協会を除く、全民放局で放映する。その放映権料はすべてデンツー・グループ社員に帰属する。オリンピックの放映権料よりも稼げるのではないだろうか。
 追及の過程で、官邸との関係、各省庁との癒着度合い、新設の第三者組織のでっち上げなどすべてを白日の下に晒す。
 文春砲などで追及されるよりも、みずから病根を切開する。
 それくらいやらないと、もう誰もデンツーなどに存在意義を認めない。
 現役の社員のみなさんこそが、それを強く感じているのではないか。こんな腐った経営陣など温存したら、デンツーに生き残る道は無い。
 全役員総退陣を決議して、新生デンツーを築き上げてほしい。

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