フワちゃんは本当に悪いのか

8月4日
やす子
 「やす子オリンピック
  生きてるだけでえらいので皆優勝でーす」
フワ
 「おまえは偉くないので、死んでくださーい
  予選敗退でーす」

このフワの発言が炎上している8月5日に書いている。
現状の声を整理すると、
 ・大方やす子擁護
 ・フワが転んで嬉しい
 ・そんなこと言う人じゃないと思ってた
こんな感じだろうか。
8月5日月曜27時のフワANN0はパーソナリティの不適切発言により放送休止という措置が取られた。(8月5日19時発表)

僕の意見は
「意外なことも言ってないし、そんなに責められるほどフワは悪くない」である。それを踏まえたうえで理由を書く。


まず意外性のある発言ではないということから。
フワANN0(X時代も含めて)を聴いていればわかる通り、「死ね」という言葉やそれに近いニュアンスの言葉は結構口にしている。リスナーや誰かにいじられた返しとして言ったり、エピソードトークのなかで「死ねって思ってた」というような使い方である。自分は今まで不快になったことなんて一度もないし、この横暴さと自己中さがフワのいいところであると思う。そしてなによりフワANN0を聴いている理由でもある。フワの”終わってる”行動や発言がリスナーに殴られているのを見てるのが楽しかった。

しかし今回、意外だという声が多く上がっているということはテレビに映る「フワちゃん」は少なからずラジオとは違う服を着ていたのだろう(僕はあまりテレビフワちゃんを見た事がないから分からない)。テレビでのフワちゃんの言動をフィードバックするというコーナーがANN0にあるように、自己プロデュースとして両面を見せていたのかもしれない。どうであれ僕はフワは面白い人だと思ってラジオを聴いている。


次に、そんなに責められるほどフワは悪いのかという点である。
「芸能人として社会的立場がある人間が、同業者に対し、SNS上で中傷発言をした」ということは、一般人から非難されて然るべきだろう。しかしフワの発言自体はグチの範疇を超えてはいないと思う(裏垢と間違えての誤爆だったとしても)。「死んでくださーい」に対して敏感すぎないかと思う。

さらに非難を加速させるのが、これまでのフワに対する鬱憤だろう。フワが嫌悪感を抱かれ炎上してきた件は過去沢山ある。それらが積もりに積もっていたタイミングだったのかもしれない。そして今回、やす子という”味方が多い被害者”が生まれたことで、”敵が多い加害者”としてフワが責められすぎているのだろうと考えた。


最後に少し、やす子の方に視点を移してみる。
当該のやす子のポストだが、そもそもどういった経緯のポストだったのだろうか。もしこの騒動になる前にやす子のポストを僕が見たらどう思っていたのだろうか。
何にも思わないんだろう。思うとすれば、「どういう意図?」ぐらいだと思う。それぐらいやす子の芸風やテレビの出方が面白くないと感じているのだろう。

何にも感じられないことしか言えない人よりも、自分のたりなさをさらけだし、殴られるときは殴られ、自分中心で世界を進めていく人の方が面白いとは思う。

どちらにせよ両人とも、僕が好きな芸人とは違うことが分かった。


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