親しくなるほど自分だけ孤独に引きずりこまれて行く感じ。
人と仲良くなるとどうしても繰り返し考えてしまうことがあります。
今は楽しくてもいつかは別れる時が来るのでは…
という引き込まれるような孤独感です。
とてつもなく仲いいはずなのに、大切に思っているはずなのに
心を許すほどに不安に煽られるのは一体どうしてなんでしょうか?
今日はその話です。
となりに笑顔を感じては心の空洞が気になる
「この人は私だけじゃない、他にもっと大切な人がいる…」
私以上に好きな人がいつかは現れて、その人の日常からはリストラを食らってしまうのだろう…
アリもしないことはわかっているんですが、自分の意志とは関係なく疎遠になってしまう恐怖心はぬぐえません。
私はきっと余裕でいたいんでしょう…。
関係が進行してしまったらきっと傷つくことだってある。
心のいざこざが、気心知れた相手との間にもし起こってしまったら…
このやわやわメンタルが平常心を保てることなんてなく、日常が崩壊しかねないんです。
人に突き動かされることに対して免疫がないんです。予防線を張りたくて必死なんですよね。
私たちみたいなタイプは複雑そうに見られがちですが、意外と単純な思考回路です。弱いから強い振りをしていたい。
でも心を許せるあなたの前では優しくされたい。存分に優しくしてほしい。
外装はカッチカチですけど、とんでもない甘えた性なんです。
石橋叩いてるばかりでは変われないのは、私が一番知っている
表面だけでは笑顔のふりして、目の前の人を疑ってるのは私の方。
打ち解けてくれたのを拒絶して孤独を選んでるのは結局自分なんじゃ…。
そうやって落ち込む一方で
バカ騒ぎを楽しめる空間に
得体のしれない憧れみたいなのがあるのも事実です。あの輪っかに飛び込んでけたら…。そう思う気持ちです。
うわぁ、疲れるんだろうなー
見るからにくだらないんだろうなー
そうわかってても自分一人だけの時間じゃ摂取できない「何か」がそこにはあって、魅力的に感じている気持ちの正体なんです。
なんだかんだ人と話せる時間は一人の時間と同じくらい好きな筈なんです。
あなたは距離感に苦戦しているだけで自分の都合で相手を振り回しているわけでもわがままを言っているわけでもではない。
不器用な自分を少しだけ許してあげてもいいんじゃないでしょうか?
不器用なら不器用なりの独自のルートで開拓して突き進めばいい。
人と仲良くなることの本に「仲良くなるほど怖い現象」について解説してくれたものなんて今までにあったでしょうか?
眼には見えないハードルは私たちの前に確実に存在するはずなのに。誰もそのことを言及してくれなかった…。
他人には理解されなくて「気にしすぎ」とだけで終わってしまうなら、
いっそのこと皆に広く理解はされなくてもいい。最初っからすべてをこなそうとしなくてもいいんです。
狭くてもいいからより深く深く自分の独自性をくみ取ってくれる人たちにちょっとだけ助けてもらうってことなのです。
あなたに必要なのは
たくさんの応援よりも
たった一人の理解者です。
ちょっとのことで不安になって頭から離れなくなってしまうなら…
不安は一緒に取り除けばいいんです。
「わかってもらえないんじゃないか?」
それも怖いままでいいんです。
怖さも一緒に取り除いてけばいいのだから。
この記事だって、これまでだって、
わかる人にしかわからない文章で書いています。
うなずいている時点で
あなたも私も分かり合える一員なのです。
「理解してくれる人がいる」って感覚に出会えたら
どんどん自信をもっていけるんです。別れる怖さを隠して怯えなくてもいい。
自信さえあればあなたの他人思いの優しさがどんどんいい方向に開花していくんです。
眼には見えない幸せを噛みしめられる、あなただけにできることなんです。
さあ、一緒に動き出してみませんか?
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