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TRPGセッションログ29 モノトーンミュージアム(PL)


F.E.A.R『モノトーンミュージアムRPG』のセッションログ。突然ある三日分の夜、空いている方居たら…という募集をTLで見かけたため、一も二もなく飛び込んだ。
PLは紡ぎ手ではない一般人。という少し特殊なハンドアウトだ。そのため逸脱能力は使えない。ハンドアウトによるキャラクター作成条件がほぼなく、新規サプリが使用可能と言うことで、「さらば幼き日々よ」を使ってみたい!との一心で童子をとることになり、そこからトントン拍子にもう一方は其達になり、では乗ろう。と乗ることになった。即席の設定からかなりいい話になったのではないか……終盤はPLはずぶずぶに泣いていた。

プリプレイ

◆今回予告
幸せが崩れるのは一瞬だった。
キミの――キミたちの故郷は滅んだ。
生き残ったのは、偶然町の外にいた君たちだけ。
家族が死んだ。友が死んだ。彼も、彼女も、皆死んだ。
……異形と御標という、理不尽な災厄によって。

モノトーンミュージアム「力なき者たちよ」
これは、理不尽を赦せないキミのための復讐劇だ。

 
GM : ◆PC紹介
GM : 共通HO:キミの故郷は異形によって滅ぼされた。紡ぎ手ではないキミたちに何ができるかはわからない。それでも、キミたちは――
GM : というわけでPC紹介です!どちらからでもいいですが、どうしましょう。2d6とか振ってみます……?
GM : 高い方から、という感じで。
エリク : よっし
エリク : 2d6 MonotoneMuseum : (2D6) > 6[1,5] > 6
キュオーン : ダイスバトルだ!
キュオーン : 2d6 MonotoneMuseum : (2D6) > 4[2,2] > 4
エリク : う、うーん
エリク : wwww
キュオーン : 負けた……
エリク : 1dバトルかな?
キュオーン : くーんくーん
エリク : じゃあ俺からかな…
GM : こ、ここで悪い出目を使ったので!本編ではきっとだいじょうぶ……
GM : はい!よろしくお願いします~!

エリク : 「えと……だいじょぶ……うん、多分」
エリク : 「どうしてかな…兄ちゃんならよかったのに」
エリク : エリクです。12歳ですがちょっと子供っぽい感じで(↓)

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エリク : 童子4、追加取得日陰者1 術アタッカーです
エリク : 親のない子供たちが寄り添って暮らしていた中の年少組の一人。
最年少でも最年長でもなく、血のつながりのない兄や姉に守られながら過ごしてました
エリク : 特段特徴のない子供だったのですが運が良かったのか。
些細な事情で街を離れていた間に街が滅んだみたいです。
以上かな…よろしくお願いします
GM : ありがとうございます!よろしくお願いしますー!


キュオーン : 「案ずるな、其方の選んだ道へと……私が導こう」
キュオーン : 「こら、尻尾を引っ張るんじゃない!」
キュオーン : 自身を犬と称する、種族が其達(狼)のキュオーンです
エリク : 犬(狼《其達》)
GM : 属性過多画像みたいな……
キュオーン : 日頃子供たちの集団を見守って(おもちゃにされて)おり、年少組を背に乗せたりと面倒見の良い性格です
キュオーン : あまり街を離れないのですが、珍しく外出をしたところで街が滅んでしまった。という感じですね。
当時街を離れてしまったことを悔やんでます
エリク : 更に年少組がもふもふしてるのをイイナーって見ていたやつ…
GM : 甘えたいけど強がっちゃう思春期
キュオーン : クラスは其達2/僧侶2/旅人1、成長分で旅人を追加しました。
回復やダメージ増減でサポートしていきたいと思います。
宜しくお願いします~
GM : ありがとうございます!よろしくお願いします~!

オープニング


GM : ◆導入
GM : ……そこは、左の地の中部にある、穏やかな国。
GM : 特別なものがあるわけではないが、のどかで、平穏で、温もりのある国。
GM : たとえば、焼き立てのパンの匂いが、開店前の店から漂い。
GM : たとえば、洗濯物を干す女性が、手紙を配達する少年と言葉を交わし。
GM : たとえば、見回りの衛兵たちが、子供たちに「危険なことはほどほどに」と声をかけ。
GM : そんな、どこにでもあるような、愛おしい日常が続いています。
GM : さて、キュオーンさんとエリクくんは、そんな街中で……子どもたちと遊んでいるんだろうか。
エリク : キュオーンさんが遊ばれてるのを見てますかね
GM : 「もふもふー!!!」「ぼくがのるー!」「次はわたしだよー!」わいわいがやがや。
キュオーン : 「順番に触りなさい!あー引っ張るのは止めるんだ!」振り回されてます
GM : ではその様子を眺めて、年長組のひとりが。
GM : 「エリク、お前はいいのか?」
エリク : 「えわっ」
エリク : 「い、いいよ。みんなまだ遊びたいだろうし」
GM : 「おぉ!お兄ちゃんだなぁ!」わっしゃわっしゃと頭をなでよう。
キュオーン : 羨ましい……ぐぬぬ
エリク : 「そ、そんなんじゃないってば…」
エリク : …じーっと見る目は外さない
キュオーン : その会話が聞こえたのか、耳をピクリと動かし
キュオーン : エリクくんの下へと子供たちを引き連れて来ます
GM : 「わーー!」「まって~!」「しっぽにつかまれー!」きゃっきゃ
キュオーン : 「ええい落ち着きなさい!ぶつかると怪我するだろう」と子供たちを諫めつつ
キュオーン : 「エリク、其方もどうだ?」背中に乗れるように体を伏せます
エリク : 「え……」一瞬目を輝かせる
GM : キュオーンさんが子供に好かれる理由、このあたりの気遣いも絶対ありますよね……好き……
エリク : 「……」
エリク : 「ぼくはいいや……落ちちゃうんだ、きっと」
キュオーン : 「……」
キュオーン : 片方の尻尾をエリクくんの顔にモフっとぶつけ
エリク : 「えわっ」
キュオーン : 「乗る前からそんな心配をしてどうする、子供というのは無謀な事でさえも無邪気に行うものだ」
キュオーン : 「それに、其方を落とすことはない。私が約束しよう」
キュオーン : もう一回尻尾をモフっと
エリク : 「……ほんとに?」不安げに見まして
GM : じゃあそこで。年少組が「いっぱい乗っても落ちない?」「みんなで乗ろうよ~!」
GM : 「何人乗れるかな!」「まずふたり~!」きゃっきゃ
エリク : 「……」伸ばしかけた手を引っ込める。
キュオーン : 「こら!危ないから一人ずつ乗りなさい!」再度子供たちを諫めてます
GM : 「残念だったなぁ」年長組とはいえこちらも子供なので、うらやましそうに見ながらエリク君へ。
エリク : 「いいんだ。みんなたのしそうだから…」
GM : そうしてもふもふわいわいいいなぁとしていたところで、
GM : 「あぁ、アンタたち!ちょうどいいところに!」近所にある宿屋、そこのおばちゃんがぼろぼろの鞄を手にやってきます。
エリク : 「…?」顔を向けましょう
GM : 「ちょいと足の速い子や、お使いを頼まれてくれないかね?」困ったように笑います。
キュオーン : そういえばエリクくん行動値20……!トテモハヤイ
エリク : 年少組が遊んでるのを見て…じゃあ
エリク : 「どこまでいくの、おばさん?」
GM : 「東の方に、小さな町があるだろ?あそこまでの街道をひとっ走りしてほしいんだよ」
GM : 「今朝、そこに行くっていった旅人さんが、これを忘れちまったみたいでねぇ……」と鞄を掲げ。
エリク : 「……東の町」ちょっと考えて思い出す
エリク : 少し遠いけども、「うん。走ってけばすぐ行けるよね」
GM : 「ああ、旅人さんも歩きだったからね。出たのも遅い時間帯だったし、今から走ればすぐに追いつけるとは思うよ。……頼まれてくれるかい?」
エリク : 「そのくらいならだいじょぶ」
エリク : 「貸して、すぐいくんでしょ」
GM : 「頼もしいねぇ。じゃ、頼むよ。戻ってきたら甘いお菓子を用意してあげようね」後半は年少組に聞かれないよう、小さな声で言います。
エリク : 「……!」一瞬ほっぺたを紅くしよう
エリク : 「すぐ戻るからね、そんなに待ってなくていいから」
GM : お使いしてお菓子食べてハッピーエンドでいいのでは……!?
エリク : 突き落とせ!今だ!!やっちまえ!!!!
キュオーン : www
GM : 突き落とすぞ~~!
GM : 「ああ!任せたよ!」おばちゃんが笑顔で言います。
エリク : 受け取って、特に誰にも言わずに走り出します
キュオーン : 走り出したエリクくんの後ろ姿をじっと見つめた後、周りにいる年少組に
キュオーン : 「其方たち、今日はこれでお終いだ」と
キュオーン : 背中から降りられるように伏せる
GM : 「えぇー」「わんわんともっと遊びたーい」「まだお休みには早いよぅ」ぶーぶーと文句を言いながらも、年長組によって引きはがされていく……
キュオーン : 「すまないな」年長組にお礼を言っておこう
GM : 「へへ、俺はお兄ちゃんだからな!」どや顔。
GM : 「そ、その代わり、明日さ、俺も背中に乗せてくれないか……?」躊躇いがちに。
キュオーン : 「勿論だとも。善いことをした”お兄ちゃん”にはご褒美がなければな」
キュオーン : 「子供たちを宜しく頼む」
GM : 「おう!よーし、お前ら、次は衛兵の兄ちゃんに突撃だー!」と小さい子たちを率いてくれます
キュオーン : それを見送り、エリクの後を追って駆け出します
GM : ではそうして国の外に出たところで、導入1シーン目が終了になります……

GM : では続いてはマスターシーンになります。
GM : ……日が沈み、夕焼けが国を照らす。露店が落ち着き、酒場が騒がしくなりだす。
それは平穏な一幕。見回りの衛兵たちも言葉を交わして異常がないことを共有し、ある者は鎧を脱いで酒場へ、またある者は国の門に向かった。
GM : 「……ん?」
エリク : はわ…
GM : ふと、衛兵のひとりが視界の端にとらえたもの。それは虚無があふれ出す黒い線――ほつれだった。
GM : なぜ、という疑問と同時に恐怖、そして報告せねばという使命感。3つの考えがぐるぐると渦まき、行動になる前に。
キュオーン : ほ、ほつれだー!
伽藍 : 「あはっ!」
エリク : 伽藍だ…
GM : ごろり、と。
GM : 衛兵の頭が地面に転がり、体が虚無に呑まれた。
GM : 身体に漆黒をまとい、狂った笑いを浮かべるのは世界の敵である伽藍。
それは、とても楽しそうに、とても嬉しそうにくるくる回り、叫んだ。
キュオーン : ひえええ
伽藍 : 「この国は、ほつれのおもちゃ箱!あっちは異形のわんちゃんで、こっちは異形の魚さん!そっちのお兄さんは虚無に呑まれたブリキ人形になってぇ……血しぶきで彩るお遊戯会だよ!」
キュオーン : なんだこいつ!!
GM : けらけらと、無邪気に残酷に。悲鳴を縫って、塗って。
GM : その伽藍が歩いた道は虚無で崩れ、子供はほつれに呑まれて、歪んだ御標が衛兵をブリキ人形に変える。
GM : 「やめろ、くるなっ!」「助けて、お兄ちゃん……!」
GM : 悲鳴をあげて、子供が、民衆が、逃げまどう。
立ち向かう衛兵たちは、けれども理を逸脱した力の前に、容赦なくねじ伏せられる。
GM : 「く、来るなッ!俺は、お兄ちゃんだ、みんなを守るんだ……!」
伽藍 : 「ん~?あれあれ?だめだよぅ。舞台はきちんと演じないと!マナー違反だよぅ!」
GM : ――立ち向かう、幼子にすら容赦なく。伽藍が腕を振るい。
GM : 血が水たまりを作り、そのうえで跳ねるように伽藍は踊る。
GM : ……そうしてほどなく。
GM : 突然、伽藍が表情を無にし。
伽藍 : 「――飽きちゃった」
伽藍 : 「次の遊び、考えよっと」
伽藍 : 「どこがいいかなぁ。なにがいいかなぁ。もっと――もっともっと、面白い場所がいいなぁ!」
伽藍 : ぱしゃ、ぱしゃ、と。軽い足取りで伽藍は国を後にする。
GM : ――伽藍の“興味”は、すでにこの国にはない。


GM : マスターシーンは以上で終了。続けて、導入後半となります。
キュオーン : あんなに穏やかだったのに……ゆるせぬ
GM : お使いを終えたエリクくんと、それを見守るキュオーンさんが、来た道を戻る途中。
GM : ぱらぱらと、雨が降り始めます。今は小雨ですが、もうすぐ勢いが強くなるだろう……と感じさせる雨です。
GM : 慌てて国に向かって走れば……不思議と、近くまで来たのに明かりが見えず、異様な静けさが国を覆っています。
エリク : 「……うぇ……雨降ってきちゃった」
エリク : 「おばさんもう家帰っちゃったかな。……お菓子、もらえるの明日かな」
エリク : 不安故にぼそぼそ呟きながら
エリク : 「……?」静かだ。
キュオーン : 「……」
キュオーン : 不穏さを感じたので、隠れ見守りモードを止めてエリクくんの傍へと歩み寄ります
エリク : 「なんだろ。みんな雨宿りしてるのかな。兄ちゃんたち、も?」
キュオーン : ガサガサッ
エリク : 「!?!?!」驚いて跳ね上がる
キュオーン : 「……すまない、驚かせてしまったか」
エリク : 「あ……あ、ぅ、キュオーン?」
GM : そういえばキュオーンさんって犬(狼《其達》)でしたね……知覚で、難易度10の判定をしていただいても良いでしょうか。
キュオーン : 2d6+4>=10 知覚 MonotoneMuseum : (2D6+4>=10) > 6[1,5]+4 > 10 > 成功
GM : おぉ、ぴったり。
キュオーン : いち足りた
GM : では、雨の匂いに交じり、鉄の匂いがします。人の血の匂いです。
GM : それは、国の方から。
キュオーン : 「……!」
エリク : 「もしかして……着いてきてくれたの?最初から……だいじょぶなのに。ぼくだってそのくらいはさ」
エリク : 見知った顔に安心している。
キュオーン : 「……エリク、私の背に乗れ」緊張したような声色で
エリク : 「えっ」
エリク : 「い、いいの?……どうしたの?」
エリク : 乗りましょう
キュオーン : 「少々な、私の杞憂なら良いのだが……しっかり捕まっているんだぞ」
エリク : 恐る恐る乗ってしがみつく。
キュオーン : あまり揺らさないように、不安を煽らないようにしつつ、国へと向かって歩みます
GM : 国に近づけば近づくほど、血の匂いは濃くなっていきます。門が目前に迫ったところで、エリクさんも異臭に気が付くでしょう。
GM : やがて、国の入り口。衛兵の詰め所とあわせて作られた門にたどり着きます。いつもならランプの明かりがついているころなのに、静かで、暗くて。
GM : 門のすぐそばに、腕がブリキに変化し、ところどころが虚無に侵された状態で倒れ伏す兵士がいます。
エリク : 「!」思わず身を引いて落ち…そうに
GM : 10歳の少年が遭遇するにはあまりにも惨い事件だ……
キュオーン : さっと体を動かしてバランスを整える
キュオーン : 「……大丈夫か、エリク」
エリク : ぎゅっと背中の毛を握る
エリク : 「な」
エリク : 「何……」
キュオーン : 「エリク、私が良いと言う迄……目を閉じているんだ。いいね?」
キュオーン : 普段よりも優し気に言いましょう、不安を払拭せねば
エリク : 「……」顔をキュオーンさんの背に伏せる
エリク : それ以上の言葉は出ないかな…
キュオーン : 顔が背に当たったのを感じ、国の中へと歩を進めます
GM : 国の中を歩いてみて回るのであれば、難易度12の【肉体】または【感応】判定が可能です。財産点も使用できます。
エリク : 感応かな 顔を伏せていても感じ取る感じで
キュオーン : こちらも感応で
GM : どうぞ!
エリク : 2D6+7+1>=12 【感応】 MonotoneMuseum : (2D6+7+1>=12) > 10[5,5]+8 > 18 > 成功
キュオーン : 2d6+5>=12 感応 MonotoneMuseum : (2D6+5>=12) > 7[2,5]+5 > 12 > 成功
エリク : 童子はこれだからよ
キュオーン : さっきからギリギリだ
GM : 二人とも成功ですね。それなら……
GM : 少し離れた場所から、小さくうめく声が聞こえます。それはよく知る”兄”の声に似ています。
GM : 聞こえてしまったともいう。
エリク : 「!」ばっと顔をあげよう
エリク : 「にいちゃん!」
エリク : 降りれるなら降りるかな どうだろう
キュオーン : そちらに向かうつもりはありますが、バッと飛び降りたければ降りていただいても大丈夫です!
エリク : じゃあ飛び降りよう 脚を滑らせながらバタバタと声の方に行きます
キュオーン : 「エリク!待ちなさい!」慌てて追いかけます
キュオーン : 早すぎる……全力疾走に追いつけない
GM : 走った先には、そこらへんに落ちているものを拾ったのでしょう、でこぼこした木の棒を握ったまま、頭から血を流して壁にもたれかかる少年がいます。
GM : そのさらに向こうには、よく知った服装の子どもたちが、虚無に侵されたり、血を流したりして倒れ伏しています。
エリク : 「っ……ぁ」
エリク : とりあえず兄ちゃんだけ見てそちらに向かいましょう
キュオーン : 「……くっ」
エリク : あの人が助かればみんな助かる。
エリク : 「ね、何があったの、どうして…もうだいじょぶなんだよね?」
GM : 「えり、く……?」壁にもたれたまま、兄だった少年が、か細い声で。
エリク : 「うん…!お使いおわったんだ。もどってきたよ」
GM : 「あぁ、よかった……そっか、お前は、無事だったんだな……」
エリク : 「ぼくは、って」
GM : 「おれ、兄ちゃんなのに、守れなくて」げほ、とせき込み。
キュオーン : 二人に近寄ります
エリク : 「にいちゃん、怪我してる、どうしよう……どうすればいいんだっけ、水…?」
エリク : 「どうしよう、わかんない……死んじゃう…」
キュオーン : GM、意味が無いのは分かってるんですけれども……慈母の祈り使ってもいいですか……?せめて苦しみを和らげたい……
GM : どうぞどうぞ……!
キュオーン : 慈母の祈り/メジャー/自動成功/単体/15m/2MP:対象の【HP】を3D6点回復。
system : [ キュオーン ] MP : 31 → 29
キュオーン : 3d6 一応回復量 MonotoneMuseum : (3D6) > 14[4,5,5] > 14
エリク : やさしさ…
GM : めっちゃ回復した
キュオーン : 結構いい出目だった……元気にしたい気持ち
キュオーン : とてもつらい
GM : 元気になりたいよぅ
キュオーン : ぺろぺろ
エリク : おろおろと手を彷徨わせつつ……何も思いつかない。
GM : くすぐったそうに顔を綻ばせ、でもまだ苦しそうに顔を上げます。
GM : 「きゅおーんも、一緒だったんだ……よかった……」
GM : 「みんな、死んじゃった、から……」
エリク : 「死ん……」はじめて辺りを見回す。
キュオーン : 「……そう、か」
GM : 「ごめん、おれ、頼まれたのに……」
キュオーン : 「……いいんだ、皆を、子供たちを守ろうと頑張ったんだろう?」
エリク : 「なんで?……みんな、」
キュオーン : 「……」エリクくんにかける言葉がない
GM : 「異形が、」苦しそうに、けど、伝えなくちゃと言うように、絞り出すような声で。
エリク : 「いぎょう……」繰り返す。
GM : 「おれと、同じくらいの、女の子だったのに、強くて、ヘンな力も、あって」
GM : 「距離、あったのに、俺を素通りして、みんな、死んで」
GM : 「ぜんぶ、あいつが――」その続きが音にならず、せき込み、ぐらりと身体が揺れて地面に倒れこみます。
キュオーン : こちらは伽藍についての知識ってどのくらいあるんですかね?
GM : 異形や伽藍の存在や、歪んだ御標をもたらすということ、それに抗っても異形化してしまうこと、などは一般的知識として知っていて大丈夫です!
GM : ファンタジーRPGで言うところの魔物のような、世界にいる絶対的な敵……みたいな。一般人では立ち向かえない、というのも知っていて大丈夫です。
キュオーン : ふむふむ、了解しました!
エリク : 「…にいちゃん」手を伸ばしましょう
GM : 「えりく」探るように手が宙をさまよい、やがてエリクくんの手に触れます。
GM : その手は、頭をなでてくれた時のような温もりがない、冷たい……死の温度。
キュオーン : その様子を、静かに見ています
エリク : 「…死んじゃうの?」震える小声で
エリク : 「いやだよ……いやだ」
GM : 「――ごめん、な」きゅ、と最後に手に力が入り。
GM : 「ごめん――エリク、キュオーン、あと、頼む、から」何を、なんて自分でもわかっていないのでしょう。うわごとのようにそう言って。
GM : だらんと、その腕から力が抜けます。
キュオーン : 「……」
エリク : 「……」
エリク : 「死んじゃった」
エリク : 「……」
エリク : しばらくそのまま瞬きもせず、しゃがんだまま
キュオーン : 「……エリク」名前を
エリク : 「……」
キュオーン : 「エリク、このままでは風邪を引いてしまう。雨を凌げる場所に移動しよう」
エリク : 「……うん……」
エリク : ふらふらと立ち上がり
エリク : 周りを見る。覚えておこう
エリク : にいちゃんに一瞥して、外に。
GM : 【形見の一品(TM117)】
でこぼこした、武器としては頼りない木の棒。演目1回、兆候表のパートナー喪失を打ち消す。
エリク : オッ
キュオーン : おおー
GM : こちらをお二人とも獲得してください。フレーバー部分ではひとつだけですが、特別に二人ともが所持している……どちらも1回ずつ、打ち消しができるという形になります。
エリク : 了解です
キュオーン : 了解です
GM : では……外を歩いても、生きている人は見当たりません。赤い落書き。倒れた人。門のすぐそばにいた兵士のように、体がブリキや編みぐるみのようになってしまった人もいます。
GM : ……宿屋も同様の惨劇です。オーブンには黒く焦げたカップケーキ。おばちゃんはその前で、何が起こったのかわからないような表情で、血を流して倒れています。
エリク : 「……」無言でおばちゃんを見、オーブンを見。
キュオーン : おばちゃん……カップケーキ作ってくれてたのか……
エリク : 「…死んじゃったね」
キュオーン : 「……ああ」心配するように、エリクくんに身を寄せる
エリク : 建物は残ってる感じなんですっけ
GM : 建物は残ってます。一部崩れた場所もありますが、ほとんどは綺麗なままです
エリク : ふむふむ
キュオーン : 宿屋に泊まる……?気が安まらなさそう……
エリク : 人が少なそうな場所…
キュオーン : 空き家とかあれば……?
GM : 空き屋ありそうですね……
エリク : それから少しふらふら歩いて、人が居なさそうな心当たりのある納戸とかまで
エリク : 空き家かな 入り込んで
エリク : 奥の壁際で膝を抱いて座る。
キュオーン : 「……エリク、寒くないか?」
エリク : 「……ぼくは平気、ぼくは……でも」
エリク : 「みんな……死んじゃったよ」顔を伏せる
エリク : 声を殺しながら泣く。
キュオーン : 無言でエリクくんへ身を寄せ
キュオーン : 「好きなだけ泣くといい……今日は疲れただろう、ゆっくり休みなさい」
エリク : 「………」啜り泣きながら膝を強く抱える。
GM : そうして、夜は過ぎていく。静かな、薄暗い、ふたりぼっちの夜が――。


GM : シーンを区切って、3シーン目。あの惨劇から数日後です。
GM : 急にすべてを受け入れることは難しく、なんとか現実を飲み込んでも、心にぽっかりと空いた穴は広がるばかりで。
GM : それでも、何もしない、ということはできず……
GM : 少しずつ、弔いを進め、不格好なお墓を作り、祈りを捧げ……
GM : 最後の一人に対する祈りが、捧げ終わりました。
エリク : 「……」目を開けて立ち上がろう
エリク : 「なんもなくなっちゃった」
エリク : ぼろっと泣く。
キュオーン : 「……だが、其方は生きている。そうだろう?エリク」
エリク : 「…うん」涙を拭く
エリク : 「……なんでだろね」
エリク : 「……にいちゃんは、みんなを守ろうっていうひとで」
エリク : 「あの時、おしごとを受けたのがにいちゃんで…残ってたのがぼくなら」
エリク : 「……」
キュオーン : 「……」
エリク : 息を吐いて。
エリク : 「でも、死んじゃったんだね」
キュオーン : 「ああ」
キュオーン : 「……知っているか?人は、二度死ぬと言われている」
エリク : 「…?」不思議そうに首を傾げ聞いている。
キュオーン : 「一度目は命を落とした時、そして二度目は……他者から忘れられた時、だそうだ」
キュオーン : 「其方が覚えている限り、其方が生きている限り、あの子たちは生き続けるのだろう」
キュオーン : 「だから……エリク、其方が生き残ったのは決して悪いことではないんだよ」
エリク : 「……」
エリク : 「……そっか」
エリク : にいちゃんの墓を向こう。「忘れないよ」
エリク : 「ぼくは……ぼくは忘れない……」
エリク : 「みんな、二回も死んじゃってたまるもんか」
エリク : 「……」またぼろっと泣いて、拭う。
キュオーン : 「我慢せずとも、泣いても良いんだ。その涙は其方があの子たちを覚えている証拠なのだから」
エリク : 「……うん、でも、ちょっと我慢する……から」
エリク : 「……たくさん泣いちゃうと、忘れていっちゃう気がする」
キュオーン : 「……そうか」
キュオーン : エリクくんを撫でるように尻尾を当てよう
エリク : 「行こっか」持って来た荷物を持とう
キュオーン : 「ああ」と伏せ状態に
キュオーン : 乗ってくれて良いんですよ……!
エリク : 乗ろう!
エリク : 振り返って、見回し、
エリク : 涙をわっと流して、拭い。
エリク : 「…またね、にいちゃん」
エリク : キュオーンさんに乗ろう。フカフカ移動だ
キュオーン : エリクくんが乗ったのを感じ、立ち上がる
キュオーン : 「済んだか?」別れは、出立の挨拶は、とエリクくんに
エリク : 「……うん」顔を伏せて、声はくぐもっている
キュオーン : では……任された、の意志を込めて一度鳴き、国の外へと向かいましょう
GM : 無人となった国が、あなたたちの旅立ちを見守ります。
GM : 彼らが二度も死なぬように。こぼれそうになる涙をこらえて。
GM : ――それは、美しかった物語。
GM : 彩りを取り戻す、長い、モノトーンの旅が、始まります。
 
GM : ◆情報開示
”兄”だった少年から話を聞いたことで、以下の情報を得ました。
=====
①伽藍の外見
幼い子供のような外見。クラスは異形/童子で、物理攻撃を主とする。
=====


◆ミドルフェイズ


GM : ……時は過ぎ、あの日から2年の月日が経ちました。
GM : お二人は各地を転々と……という感じでしょうか。それともどこかの国に腰を落ち着けている感じでしょうか。
エリク : 転々と回ってる感じでしょうかな
キュオーン : 穏やかと言えるかは定かでないけれども、転々としてるんでしょうね
GM : では、各地を渡り歩く中で、お二人は中規模の小さな町を訪れます。
GM : そこは穏やかな空気で……どこか、あの故郷を思わせる空気が漂っています。
エリク : とりあえず物資の補給をしよう。少しは手慣れたろうかな
キュオーン : 良い国だ……!
GM : 露店では軽食が、他にも旅人向けの店舗がしっかり。問題なく必要なものは揃えられそうです。
キュオーン : 人の行き交う街中をトコトコ
エリク : 保存の効く食べ物、水、燃料と、ちょっとした香辛料を
エリク : あらかた買って、キュオーンさんの背中に乗せてる袋にしまおう
エリク : 「これでいいかな…」
キュオーン : お菓子を売ってるのを見て、「エリク、あれは買わないのか?」と
キュオーン : きっと昔子供たちが食べてたのを見てたんじゃないかと
エリク : 「ん……」財布を見る
エリク : 「必要、ない」
キュオーン : 殺伐としている……
キュオーン : 「……そうか、食べたくなったら遠慮せずに買うのだぞ」
エリク : 「うん」他に必要な物がないか確認しつつ…
エリク : 「……ふぅ」街を見回す。
キュオーン : 食料くらいなら狩りに出かけて調達が出来る……はず
エリク : 香辛料は多めにもっておこう
GM : とてものどかな町です。賑わいもあり、たまに子供が走り抜け、危ないからと見守る大人が声をかける……
エリク : 「……」その光景をぼんやり見る
キュオーン : そちらを見、エリクくんを伺うように見る
エリク : 視線を戻そう。「……ちょっと長居しちゃったね。行こうか」
キュオーン : 「……ああ」
キュオーン : 再び街中をトコトコと
GM : では外に出ようと歩いているところで、ふと、露店で値切り交渉をしていた旅人が、おふたりに声をかけます。
GM : 「あっ、なあ、アンタたち。もしかしてこの先に行くつもりなのか?」
エリク : こくっと頷く。
キュオーン : 同様に頷く
GM : 「そうか……それなら、ちょっと待った方がいいかもしれないぞ」
エリク : 「…?どうしてだ」
GM : 「異形が出たって話があるんだ。実際、俺も向こうをちらっと見てきたが、いくつか町が滅んでたぞ」
エリク : 「いぎょう……」口にして、その響きを知っていることを思い出す
キュオーン : 「……!」
GM : お二人の様子が変わったことには気づかずに、旅人は話を続けます。
GM : 「何があるかわかんないからな、聖教会の異端審問官が間もなく来るって話だし、そっちで対処してもらうのを待つ方が安全だ」
GM : 「ま、そういうわけだからさ。どうしても用事があるってなら止めないが、命が大事ならやめといたほうがいいぜ」
エリク : 「……うん、おじさん、ありがとう」
エリク : ぺこっとお辞儀してちょっとその場から離れよう
GM : 「気をつけろよ~!」にこやかに手を振ってくれます
キュオーン : わふ、とひと鳴き御礼(?)を言って離れましょう
エリク : 「……ね、キュオーン。いぎょう、だって……」離れながら小さく話しかける
キュオーン : 「ああ、異形……だな」それに応えるよう声を潜めて
エリク : 「……」
エリク : 「あいつのことかな……」
キュオーン : 「可能性は、ある。出くわさない限りは分からないが」
エリク : 「そう、そうだね……」
キュオーン : 「……エリク、其方はどうしたい?」
エリク : 「……」唇を噛む
キュオーン : 「先程の旅人が言っていた通り、例の異形にしろ別人にしろ、危険な事には変わりないだろう」
エリク : 「うん…」
キュオーン : 「出くわした瞬間、襲われることだってある」
キュオーン : 「だが、それでも其方が行きたいのであれば……そう口にすればいい」
エリク : 「……おれたちはさ」とつとつ歩きながら。
キュオーン : 「……ああ」
エリク : 「望んで旅に出た訳じゃない。」
エリク : 「時間は経って、色々なこと見て聞いて、前よりはそりゃ、ちょっとは強くなったって思うよ、でも」
エリク : 「……戦うために、旅に出たわけじゃない」言いつつ片手を覆う。
エリク : 「でもさ……」
キュオーン : 静かに言葉を待つ
エリク : 「おれは人間だから……すぐに死んじゃうからさ」
エリク : 「どっちにしたって同じだよね」腰に差した短剣を一本抜く。
エリク : 「ちょっと後で死んじゃうか、ちょっと早く死んじゃうか。」刃をじっと見る。
エリク : 短刀をしまって、旅人がさっき示した先を見よう。「……キュオーンは、どうするの?」
キュオーン : 「勿論、私も共に行こう」
エリク : 「……そっか」
キュオーン : 「其方の選んだ道へ、選択へと……導けるように」
エリク : 「…キュオーンは、ずっと一緒にいてくれたね」
エリク : 「じゃ、一緒にいこう」
キュオーン : 「ああ、行こう」
エリク : 乗るだけ乗ろう
エリク : 身嗜みを整えて、ぱっとキュオーンに乗る。
キュオーン : 乗ったのを確認し、極力人目を避けつつ向かいましょう
GM : では……お二人は町を後にし、異形が目撃された方へと進んでいきます……


GM : 次のシーンは情報収集シーンになります。こちらは2シーン分。取り切れない情報があったとしても、強制的に2シーンで区切らせていただきます。
エリク : ほうほう
キュオーン : ふむ
GM : 今回開示する項目は、次の4つ。①に関しては導入で判定に成功しているので、すでに開示されています。
◆情報収集※最大2シーンまで
難易度:すべて任意の能力値で11
①伽藍の外見(済)
②伽藍の特徴
③伽藍による被害
④伽藍の能力
GM : 移動しながら、無事な町や生き残った人たちから話を聞く……という感じになるかなと思います。使用する能力値は自由ですので、演出も自由にしていただいて大丈夫です!
エリク : ふうーむ
キュオーン : むむむ、どうしましょうか
エリク : じゃあ特徴行こうかな……数値的に知覚感応が振りやすいんですけど、なんかいい演出あるかな
キュオーン : んー、立ち寄った国で噂話に聞き耳を立てるとかですかね……?
エリク : って思ってそれぞれの能力値のテキストないかなって探してたんですけどないんだなこれが
エリク : お、いいですね
キュオーン : どっかにあった様な気がしたんですがねえ……どこだろうか
GM : 能力値はですね、公式のFAQに……
エリク : FAQか
GM : ■能力値
Q:それぞれの能力値にはどのような意味がありますか?
A:だいたい、次のような表現を想定しています。
●肉体(にくたい)
 身体的な強靭さや筋力の強さを表わす。毒や衝撃への耐性や、重いものを持ち上げるなど。
●知覚(ちかく)
 肉体的な五感の鋭さ、反射速度などを表わす。
 隠れているものを見つける、観察力、手先の器用さなども含まれる。
●意志(いし)
 自身が意識している心の強さ、根性、精神力の高さを表わす。
●感応(かんのう)
 自身が自覚していない深層意識。第六感や本能的な感覚を表わす。
●社会(しゃかい)
 社会的な地位、コネの多さや交渉能力の高さを表わす。一般的に情報判定に最も多く使用する能力値。
●縫製(ほうせい)
 紡ぎ手の持つ、世界から外れているがゆえに世界に介入できる力を表わす。ほつれや歪みに気がつく、世界の理に関わる判定などに使用する能力値。
エリク : じゃあ生き残った人たちに、ピンポイントというわけでもなく、大体余計なこととされがちな雑談を。
エリク : そこから感応で能力を予測していきたいかな
GM : 了解です、どうぞ!
エリク : 2D6+7+1>=11 【感応】 MonotoneMuseum : (2D6+7+1>=11) > 9[4,5]+8 > 17 > 成功
エリク : はぁはぁ
GM : ④伽藍の能力
短時間で広域に影響を及ぼす。届かないはずの距離に攻撃が届き、短すぎる時間で多くの被害を及ぼす。それは、世界の理から逸脱した力だ。
逸脱能力を公開する。
※逸脱能力
《屈服の言葉》イニシアチブ/次の判定のクリティカル値を7にする
《歪んだ幸運》判定を3D6で行う
《空間拡大》メジャー直前/対象を場面(選択)に、射程を視界にする
《砕ける境界》武器の射程を5倍にする
《制止する世界》イニシアチブ/即座にメインプロセスを行う。判定は3Dになる
キュオーン : 瞬足じゃなかった……!
エリク : 射程が長い 面倒だな…
GM : ちなみにですが、出ている逸脱ですべてになります……!枚数もそれぞれ1つずつなので、これ以上は逸脱能力を使用しません。
GM : では、生き残った人たちから雑談交じりに……
GM : 「うちの町はねぇ、偶然、ほつれに早く気付いた人がいて……半分は生き残ったのだけれど……」
GM : 「あっという間だったわ。避難を始めて、ああ、これなら全員逃げられるだろうって思ったのだけれど……」
エリク : 「おばさんも、あっちのひとも、生きてたんでしょ」
エリク : 「よかったね」
GM : 「……えぇ、本当に。でもね、わたしの、本当にすぐ後ろを着いてきていた子はね……」
GM : 「どうして、私が先を歩いていたんだろうねぇ……」
キュオーン : 「……」
エリク : 「……分かんないよね、何でなのかなって……」
エリク : 「ありがとう。その子のこと、覚えといてあげてね」
GM : 深く頷きます。「ぼうやも、気を付けてね。いつ、何が起こるかわからないから……」
エリク : 「うん」帽子を深く被る
キュオーン : エリクくんを元気づけるように、尻尾で背中をポンポンと叩きます
エリク : 「大体みんな、同じ事を言ってるな」整理しよう。
エリク : 「あっという間。遠くから」
キュオーン : 「恐らく、距離を取っても避けるのは難しいだろうな」
キュオーン : そんな感じですねえ
エリク : 「うん。……」考え込む。


GM : では続いて、キュオーンさん判定どうぞ!
キュオーン : では順番に③伽藍による被害を
キュオーン : んー、付近に住んでる其達から話を聞く感じで、とかいけますかね?
其達を探すので知覚か感応で
GM : なるほど、もちろんOKです!判定どうぞー!
キュオーン : 2d6+5>=11 感応 MonotoneMuseum : (2D6+5>=11) > 11[5,6]+5 > 16 > 成功
エリク : うわ、ほぼクリ
キュオーン : 出目が良い、いいぞ
GM : ③伽藍による被害
この伽藍は「お遊戯会」と称した虐殺を行う。
伽藍にとって虐殺は、おままごとや演劇を現実で行うという遊びに過ぎない。
特技を公開する。
GM : ※特技
《虚なる魂》オート/HP3ロスでBS回復
《長き凶爪》常時/《歪な爪》の効果中、素手の射程を10mにする。(AR139)
《歪な爪》マイナー/3HP/素手のデータを「命中:0」「攻撃力:〈斬〉+11」に変更する。(MM117)
《攻撃増幅》マイナー/そのメインプロセスのダメージに+3D6する
《禁じられた遊び》メジャー/命中/単体/武器/4MP/物理攻撃。命中に+2、ダメージに+5。1点でも実ダメージを与えた場合、狼狽を与える。演目1回まで。(MM95)
《曇白の毒蛇》メジャー/命中/単体/武器/3HP/物理攻撃。命中に+2。1点でもダメージを与えた場合、対象に邪毒1Lvを与える。(MM119)
《人見知りな影》オート/単体/20m/5MP/達成値を-2して振り直し、ラウンド1回。(MM95)
《子供だけが知っている》オート/単体/20m/6MP/シーン1回、ダイス目の片方を振りなおさせる。(IZ125)
=====
基本行動方針:《長き凶爪》を生かした遠距離からの物理攻撃。マイナーが空いている場合は《攻撃増幅》を使用して火力をあげる。振り直しは、主に敵の回避/自身の命中で使用。代償は通常通り支払う。
GM : 禁じられた遊びを使いたくてですね……
GM : 歩いている途中、ちらちらと視線を感じ……
GM : キュオーンさんは、其達がこっちを見ているのだと気づきます。
キュオーン : ではそちらへ近づき
キュオーン : 「其方たち、この周辺の国が滅んだ出来事について、何か知らないか?」と聞き出す感じで
キュオーン : わんわん
エリク : ワンワン交流だ
GM : そうだな、じゃあこっちは猫にしようかな……にゃーにゃーとお答えしてくれます。
GM : 「知ってるにゃぁ。だから……その……やめた方がいいんだにゃぁ」
キュオーン : 「……やめた方が良い、とは?」
GM : 「あいつ、やばいんだにゃあ。僕らのこと、人形か何かだって思ってるんだにゃあ」
キュオーン : これエリクくんにも聴こえるんだろうなあ
GM : 「……生きてるとか、死んでるとか、気にしないんだにゃぁ。動かなくなったから壊れた、動いてるから使えるおもちゃ、そんな感じなんだにゃぁ……」
エリク : 童子ですしね!
GM : まだ童子ですからね……!
キュオーン : 「成程……子供の少女の様な見た目の異形とも聞いているが、それに違いないか?」
GM : 「そうだにゃぁ!緑の目の、小さい女の子みたいな感じだにゃあ」
エリク : 「子供……」
GM : 「僕たちの言葉も、わかるみたいだにゃあ……無邪気が、残酷に振り切れているみたいな感じだにゃあ……」
キュオーン : 「そうか……だからこそ、あの惨状だったんだな……」納得は出来ても整理がつかないような
GM : 「そうだにゃあ。やめた方がいいにゃあ。僕たちじゃあ……僕たちは遊ばれて終わりだにゃあ……」心配そうに。
エリク : 「ありがとう。……やっぱり、同じ奴みたいだ」
キュオーン : 「ああ。……心遣い感謝する、だが私達は行くと決めたのだ」
エリク : 「うん。みんなは、気をつけてね」
GM : おろおろとしたあと、二人が本気なんだと気づき。
GM : 「……僕らは、何もできないにゃあ。きっと生きて戻ってくるにゃあ……」しょんぼりして、おふたりを見送ります。
エリク : 「じゃあね、ねこちゃん」
キュオーン : 「達者でな」
GM : ばいばい、と手の代わりにしっぽをゆらゆらさせます。
キュオーン : 同じく尻尾を振り返しましょう


GM : ……ではこれで、情報収集1シーン目が終了。そしてこんなタイミングではありますが、PC間パートナーの取得を差し込ませていただきますね。
GM : 相互に感情の取得をお願いいたします!
キュオーン : 庇護とも迷いましたが、エリクくんに慈愛で!
エリク : うーん、キュオーンさんへ心頼(任意)
GM : 了解です。では感情が決まったところで、情報収集2シーン目へ。
GM : 残る項目はひとつ、判定をしなかった場合、購入判定への挑戦も可能です。
エリク : じゃあ特徴を知覚で
GM : 了解しました!判定をどうぞ!
エリク : 2D6+5+1>=11 【知覚】C値11 MonotoneMuseum : (2D6+5+1>=11) > 9[3,6]+6 > 15 > 成功
エリク : 記憶も辿りながら
GM : ②伽藍の特徴
好戦的で暴力的。加虐思考を持ち合わせているのか、紡ぎ手がいない町や国を狙って襲撃を繰り返している。
戦闘値を公開する。
※戦闘値
HP80 MP20
命中12 回避7 術操6 抵抗7
行動値12
エリク : 80か~
GM : 12あればいけるっしょ!って思ったら全然そんなことなかったんですよね……ふたりとも早い……
キュオーン : とても速い、犬(狼《其達》)より速い
GM : そうですね、では2年前のこと、それから、道中の話を聞いて、被害が残虐的なものばかりだと感じます。精神的なもの、虚無を利用したもの、そういった伽藍特有のものというよりも純粋な暴力による被害……
GM : さらに偶然ではないでしょう、被害にあった町は紡ぎ手や裁縫師がいない場所ばかりで、大抵は抵抗できないままに終わっています。
キュオーン : ち、知能犯……!伽藍卑怯なり
GM : とても卑劣です……
キュオーン : ぐぬぬ……ゆるせぬ
エリク : 「大人が怒りに来る前に逃げちゃう、悪ガキ、か」
エリク : そういう年下がいたことを思い出す。隠れ家で、盗んだ食べ物をこっそりと広げていた小さな子。
エリク : …それを叱ったのは、”にいちゃん”だったか。
エリク : その子がただバラバラに広げていた、昆虫の羽を思い出す。
エリク : ……それが、バラバラと倒れていた子どもたちと、脳裏で重なり、首を振る。
キュオーン : 「……大丈夫か、エリク」
エリク : 「……うん。少し、昔のこと思い出してた」
キュオーン : 「そう、か」
キュオーン : 「……やはり、泣かないのだな」
エリク : 「うん。……大丈夫だよ、もう」
エリク : 「……さっきの人も言ってた。つむぎてとか、さいほうしとかがいないって」
キュオーン : 「同じだな、偶然ではなさそうだが……」
エリク : 「そうだね……」
エリク : 「もし」どうしようもないこととは分かりつつ。
エリク : 「もし、あの時、おれたちの国に……」
キュオーン : 「エリク」静止させるような声で
エリク : 「……」
エリク : 「…うん……」
キュオーン : 「確かに”もしも”の話をしたらそうだろう。けれど何も、良いことばかりではないんだよ」
エリク : 「うん、そうだね……」帽子を被り直す。
エリク : 目を瞑り、開こう。
エリク : 「準備、しよう」
キュオーン : 「ああ」聡い子だ、と思いつつ
キュオーン : 毒消しを買いに道中の国のお店にでも寄りましょう
GM : 了解しました。購入判定の難易度は15です。
キュオーン : 2d6+3>=15 社会 MonotoneMuseum : (2D6+3>=15) > 10[4,6]+3 > 13 > 失敗
GM : オッ!これは!
キュオーン : 財産点!2点使います!
GM : はい!無事購入できました!
system : [ キュオーン ] 財産点 : 3 → 1
GM : 最初は「犬?」って思ってた店主も、言葉を使い、お金の計算もできるキュオーンさんを見て「其達か、なるほど」と色々見せてくれたのでしょう……
キュオーン : お、じゃあついでにお菓子買ってもいいですか!
GM : どうぞどうぞ!飴とか、ビスケットとか、持ち運びができる小さなお菓子を見せてくれますよ。
キュオーン : エリクくんは何が好きかな……
エリク : 分からん…もうずっと食ってないだろう
キュオーン : ウッ……悲しい
GM : 悪魔が……カップケーキとささやく……
キュオーン : カップケーキ……!?ひええ成程
キュオーン : ではカップケーキを、お店のおススメだったんでしょう
GM : 「おれの女房が焼いたものでな!旅人たちにも人気なんだぞ!」
GM : 毎度!と綺麗なラッピングのものを渡してくれます。
キュオーン : わん、とお礼を言ってからお店を出て
キュオーン : エリクくんに渡しましょう
エリク : 「……何?」不思議そうに受け取る
キュオーン : 「そこの店自慢の菓子らしい」
キュオーン : 「私のような犬が買い物に来るのが珍しいらしくてな、オマケに貰ったのだ」
エリク : 「あ、これ……」カップケーキ…
エリク : …あの時に手が再び届きそうだからか。今日は妙に懐かしい日だなと思い
エリク : 「ありがとう」今度は口にする。
キュオーン : 「ああ、ゆっくり食べなさい」
エリク : 「うん」久しぶりの焼き菓子をちびちび囓ってよう
キュオーン : 買ったって言ったら怒られるor返品しに行きそうだと思ったので、購入したことは店主さんとのヒミツだ!
エリク : ア!嘘ついてる!
キュオーン : それを満足気に眺めてます


GM : では、これで情報収集シーンが終わりになります。エネミーデータはほぼ全公開ですね。おめでとうございます。
GM : 次のシーン……ミドルフェイズの最後になります。
GM : お菓子を食べて、準備を整え、ふたりがさらに歩みを進め……
GM : しばらくすると、明らかに人が減ります。逆方向に進む、荷物を抱えた人は多く、彼らはみな「避難しているんだ」と言います。
エリク : 「いぎょう、かな…」流れを逆走しながらキュオーンさんに小声で
キュオーン : 「そのようだな、彼方に居るのだろう」小声で返答を
エリク : その辺の人を捕まえられるかな「おじさん、どっちから来たの」
GM : つかまってくれます。「うん?おじさんはなあ、この道を少し行って……岐路で右に曲がったところにある国から来たんだよ」
エリク : 「右……」覚えておこう
GM : 「もしかして、この先に知り合いでもいるのかい? ……今は、危ないから、向こうに行くのはおススメしないよ」
エリク : 「どうして?…いぎょうがいるから?」
GM : こくりと頷きます。
GM : 「おじさんが住んでた国の、すぐ近くでね、異形が出たんだって。逃げてきた人が教えてくれて……もう、このあたりの人たちはみんな知ってるから、早いうちに逃げようってなったんだ」
エリク : 「じゃあ、おじさんたちの国は無事なんだ」
エリク : 「よかったね」
GM : 「ああ、早めに知れてよかったよ。噂じゃあ、聖堂教会も動いてるっていうからね、すぐに戻れるさ。ぼうやも、急ぎじゃないなら少し待ってみたらどうだい」
エリク : 「せいどうきょうかい…」多分エリクは知らないがキュオーンさんは知ってたりするかな
エリク : エリクも知ってるのか?知らなそう(フワフワ
キュオーン : 僧侶のクラス持ってるし知っていそう
GM : 教会が動くってことは(前の国で旅人が言っていたのもありますし)超過激派こと異端審問が動いているのかな……という感じにはなりそうですね。
GM : 御神槌衆というところですね、異形も伽藍も紡ぎ手も全部異端!っていう考えの……
キュオーン : そうなると、ここで自分たちが行かなくてもいずれ異形は討伐されるだろう、ってのも予想がつく感じですかね
GM : そうですね、ただ、向こうが知能犯であることは明らかなので、逃げられる可能性も無きにしも非ず……
キュオーン : なるほど
GM : とはいえ、普通にいけば教会側が見逃すはずもないので、自分たちが行く必要もない、とはいえます。
キュオーン : なるほどなるほど、了解です
キュオーン : 「異形討伐の専門家が沢山いる組織のことだよ」
キュオーン : 「あれらが相手なら、幾らずる賢い異形と言えどそのうち討伐されるのだろうな」
エリク : 「そっか……」
キュオーン : エリクくんの眼を見て、意志は変わって無さそうですかね
エリク : 目はいつも通りぼんやりしていつつ…
エリク : 「じゃあ、行こうか」
キュオーン : 「ああ……あれらが動くのならば、急がねばな」
エリク : 「うん。おじさん、ありがとう」礼を言おう
キュオーン : ワフッとお礼を
GM : では、引き留めようとして……でも引き止められず。
GM : 「……気を付けるんだよ」それだけ言って、反対方向へ歩き出します。
キュオーン : 人の流れに逆らって歩を進めます
エリク : 「……」ちょっと早足で進む。
GM : では……


◆クライマックスフェイズ


GM : しばらく進んだところで、赤い服を身にまとい、スキップするように歩く少女を見かけます。
伽藍 : 「らんららーん」鼻歌交じりに身体を揺らして、地面には花が咲くようにほつれが開く。
キュオーン : 「エリク」あれだ、と
エリク : 「……」さっとキュオーンさんに乗る
伽藍 : 「るららー……ん?あれあれ?」そこで伽藍もおふたりに気づき。
伽藍 : 「こんにちは!久しぶりに動くものを見た気がするな!」元気に、明るく。
キュオーン : 伽藍の明るさに反するように、警戒と共にグルルと唸り声を向ける
エリク : 「お前、異形か?」背中から問いかけよう
伽藍 : 「異形?うーん、そういえば、そんな風に呼ばれてたような、呼ばれてなかったような……」首をかしげ。
伽藍 : 「あはっ、でもさ、舞台にあがればみんな役者だよ!君たちも、役者さん!」両手を広げて、くるりと一回転。
キュオーン : 「あの子たちも……お前の言う、”役者”にするために襲ったのか」
伽藍 : 「あの子たち?どの子かな。お人形の子かな?ぬいぐるみの子かな?それともブリキ兵さん?」
伽藍 : 「よくわかんないけど――わたしの舞台にあがってくれた子はみんな役者さんになるんだよ!」
エリク : 「おれは」ナイフを抜こう
エリク : 「おれは、いいよ。そういうのは。おれは…」
エリク : 「舞台になんか、あがるもんか……もうこれでおしまいだ」
伽藍 : 「えぇ~、どうしてー?一緒に舞台で踊ろうよ、楽しいよ?」
エリク : 「嫌だ!」抜いたナイフを一本投げる
伽藍 : むぅ、と頬を膨らませ、くるりと回転。そのナイフを避けて。
伽藍 : 「今日の演目はね、ほつれのお花畑!そこで踊って、最後はみーんな呑まれちゃう!」
伽藍 : 「ナイフはいらないわ。サーカスじゃないもの!」歌うように言葉を紡ぎ。
伽藍 : それは歪んだ御標として世界を浸食します。
伽藍 : 歪み表2.0より「ほつれ」をチョイス。データ的に失われるわけではありませんが、エリクさんが投げたナイフはほつれに呑みこまれてしまいます。
エリク : 「嫌だ!嫌だ、嫌だ……」目に涙が溢れていく
伽藍 : さて……これは歪んだ御標です。歪んでいるとはいえ、御標。あなたたちの体にもほつれが走り始めます。
エリク : おあ、これか
GM : 紡ぎ手でないあなたたちがこの御標に抗うには、相当な危険を伴います。それでも抗うのであれば……剥離値を2点上昇させることで、一時的に、異形化に耐えることができます。
GM : 具体的には戦闘するだけの余裕が生まれます!!!
キュオーン : なるほど
エリク : 上げましょう
キュオーン : 上げます!
system : [ キュオーン ] 剥離値 : 0 → 2
system : [ エリク ] 剥離値 : 0 → 2
エリク : 「みんな死んじゃったんだぞ」抗う
GM : 了解です!まだ剥離値6未満なので、兆候表はなし。ほつれが走る体で、けれどもなんとか食いしばることができます。
エリク : 「お前のせいでさ!!」涙は止まらない。
伽藍 : 「?いっぱい遊んだらおもちゃは壊れちゃうでしょ。それと一緒だよ!」どこまでも無邪気に。
キュオーン : 「貴様……!」
エリク : 止まらない涙を拭う、「……おれはまだ、大丈夫」
エリク : 「キュオーン」声かけて臨戦態勢に、なりましょう!
キュオーン : 「エリク、覚悟は出来てるな!」伽藍を見据えたまま吠えて、臨戦態勢へ
エリク : 「うん」涙は止まった。「……やろう」
伽藍 : 「そう、わかってくれないのね」ふたりを見て、悲しそうに。
伽藍 : 「みんなそうなの、みんなそうなのだけれど――わたしも、あなたたちのことがわからないわ」
伽藍 : 「だから、分かり合えるまで踊りましょう!一緒に遊べば、きっと分かり合えるわ!」
伽藍 : 言って、伽藍も虚無を呼び出し――戦闘です!


GM : 【シナリオ専用の特技】
《運命への抗い》タイミング:いつでも/代償:剥離値+2/即座に【HP】または【MP】を2D6点回復する。ラウンド1回まで。
GM : 【兆候表について】
兆候表の結果で戦闘不能になることはない。HPロスや昏倒が起きた場合、回復処理が「なかった」ものとなる(剥離値が上がるだけ)
処理の順番としては「剥離値上昇」⇒「兆候表を振り結果適応」⇒「(専用特技を使用していた場合)回復」


GM : 戦闘配置。エネミーは伽藍1体、PCたちとの距離は15mになります。
エリク : 1体か
キュオーン : 1対2だ
エリク : 距離が大事…
GM : 逸脱、剥離値、兆候表に関してはすでにお伝えした通り。他は普通の戦闘と変わりありません。
GM : 質問がなければ戦闘開始となります!
キュオーン : 大丈夫です!
エリク : 僕の射程は30mなので距離取ってもらって大丈夫です
エリク : 移動は任せよう
エリク : 大丈夫です
GM : では戦闘開始!まずはセットアッププロセスです。
キュオーン : 了解です、こっちはエリクくんが近くにいればいいから結構離れても大丈夫そうですね
エリク : いつも一緒に/童子★/LV1/セットアップ/自動/至近/1MP/ラウンド中、対象が移動や離脱を行った場合、対象と同じエンゲージへ自動的に移動する
エリク : キュオーンさんを対象に
GM : 了解です!
system : [ エリク ] MP : 29 → 28
GM : エネミーはセットアップ宣言はなし。
キュオーン : こちらセットアップないです
GM : ではイニシアチブ!
GM : 伽藍が逸脱能力を宣言します。
伽藍 : 《制止する世界》イニシアチブ/即座にメインプロセスを行う。判定は3Dになる
エリク : うえー
伽藍 : 《歪な爪》マイナー/3HP/素手のデータを「命中:0」「攻撃力:〈斬〉+11」に変更する。(MM117)
キュオーン : 早速だ
伽藍 : 《空間拡大》メジャー直前/対象を場面(選択)に、射程を視界にする
伽藍 : 《曇白の毒蛇》メジャー/命中/単体/武器/3HP/物理攻撃。命中に+2。1点でもダメージを与えた場合、対象に邪毒1Lvを与える。(MM119)
エリク : 見ているしかできない。歯がゆい物です
伽藍 : というわけで。お二人に対して物理攻撃を行います。まずは命中判定。
エリク : はい!
キュオーン : 虚構現出はない!
伽藍 : 3D6+12>=0 命中、逸脱の効果で3D6で判定! MonotoneMuseum : (3D6+12>=0) > 10[1,4,5]+12 > 22 > 成功
伽藍 : むっ、クリティカルはしないか……
エリク : たっかいんだよなあ
エリク : 2D6+10>=22 回避 MonotoneMuseum : (2D6+10>=22) > 3[1,2]+10 > 13 > 失敗
エリク : 本日のクソ出目
キュオーン : 2d6+11>=22 回避 MonotoneMuseum : (2D6+11>=22) > 6[2,4]+11 > 17 > 失敗
伽藍 : ふたりともそもそもの回避値が高くないですか?????
伽藍 : やはり固定値
エリク : 固定値が高くても出目がクソだとクソなんですよ!
キュオーン : 11以上で回避はキツイ……出目
伽藍 : 命中!ダメージロールに移ります。〈斬〉1d+11、1点でも入れば邪毒をプレゼントです!
エリク : 邪毒か
system : [ 伽藍 ] HP : 80 → 74
エリク : 毒消し持ってるのでこっちが受けた方がいいやつですね
伽藍 : 特技の代償を支払わねばならぬのだ……
伽藍 : ダメ軽減特技など、直前の使用はありませんでしょうか!
キュオーン : そういえば直前でしたね、ありがとうございます
伽藍 : 直後のものもたまにありますが、特記がなければ基本は直前かなと……!
キュオーン : 九死に一生/ダメージロール/自動成功/単体/20m/3MP:対象が受けるダメージを2D6点軽減し、対象はそのダメージでBSを受けない。自身かパートナーのみ。1ラウンド1回。
キュオーン : まあいいか、対象はエリクくんで
system : [ キュオーン ] MP : 29 → 26
伽藍 : 了解です!ではまずはダメージロールを
エリク : 助けてもらった ありがとうございます
伽藍 : 1d6+11 〈斬〉 MonotoneMuseum : (1D6+11) > 2[2]+11 > 13
キュオーン : 守るぞー!
キュオーン : 2d6 ダメージ軽減 MonotoneMuseum : (2D6) > 5[2,3] > 5
伽藍 : 防護点も差し引いて、ダメージを受けてくださいませ!
system : [ キュオーン ] HP : 20 → 9
エリク : c(13+2-5-1) MonotoneMuseum : 計算結果 > 9
system : [ エリク ] HP : 18 → 9
エリク : 痛ァ
伽藍 : 「黒いお花がたくさん咲くの!すてきなほつれがたぁくさん開くの!」にぃっと笑って、伽藍が袖に隠していた左手をあらわに。
エリク : 「っ、キュオーン!」
伽藍 : そこにあるのは、漆黒に染まった腕。長いとはいえ、明らかに届く距離ではないのに。
キュオーン : 「エリク!」
キュオーン : 致命傷にならないよう、背に乗るエリクくんを庇いように動く
伽藍 : では、キュオーンさんにのみ邪毒が入りまして……
伽藍 : 伽藍の行動は終了!続いて、エリクくんどうぞ!
エリク : かごめ鬼/童子/LV1/マイナー/実ダメージ1点で重圧、与えたダメージ分MP回復。1シーン1回
エリク : 頼もしき友人/童子★/LV1/メジャー/術操/単体/30m/2MP/〈術〉属性のダメージ2D6+4。一点でも実ダメージを与えた場合、放心付与。
エリク : これで!
キュオーン : いいぞー!やっちまえー!
伽藍 : 了解です!どっちのBSもしんどいぞ……!
キュオーン : BSもりもり
エリク : 2D6+9 術操 C値11 MonotoneMuseum : (2D6+9) > 3[1,2]+9 > 12
エリク : ぐああああ
伽藍 : で、出目が……
キュオーン : エリクくん!?
エリク : 無垢なる声援/童子★/LV1/オート/単体/20m/3MP/振り直し+達成値+2 これ自身にいけましたっけ…
伽藍 : できます!どうぞ!
エリク : 2D6+9+2 術操 C値11 MonotoneMuseum : (2D6+9+2) > 8[3,5]+9+2 > 19
キュオーン : 自分を鼓舞していく
system : [ エリク ] MP : 28 → 25
伽藍 : 2D6+7>=19 回避/抵抗 MonotoneMuseum : (2D6+7>=19) > 10[4,6]+7 > 17 > 失敗
エリク : あっぶねええ
伽藍 : ぐっ、当たります……!
キュオーン : 出目がつよい!
エリク : ではDR前に
エリク : 影裂く刃/日陰者/LV2/DR/なし/1MP/DR直前に使用。所持している「種別:投擲」の武器を2個選択し、攻撃のダメージに+[選択した数*3]する
エリク : 胡蝶の舞/日陰者/LV1/オート/1MP/投擲した武器を再び使用できるようにする。
キュオーン : 神の唸り+聖遺物の担い手/ダメージロール/自動成功/単体/15m/4MP:ダメージロールの直前に使用。ダメージロールに+1D6+【意思(6)】。
伽藍 : 盛り盛りだ~~~!どうぞ!
エリク : (2+1)d+4+6+6 頼もしき友人/影裂く刃/胡蝶の舞(MP消費:4) MonotoneMuseum : (3D6+4+6+6) > 10[1,3,6]+4+6+6 > 26
エリク : 出目が良くない。やはり固定値しか信じられない
system : [ エリク ] MP : 25 → 21
キュオーン : やはり固定値が最強か……
system : [ キュオーン ] MP : 26 → 22
system : [ 伽藍 ] HP : 74 → 48
伽藍 : それでもごりっと持っていかれましたね……じゅ、重圧が同時に入ってるから放心回復ができない……
キュオーン : 重圧つよい
エリク : クリンナップで回復されてしまう
伽藍 : ダメージは丸っといただきました。MP回復をどうぞ!
system : [ エリク ] MP : 21 → 29
伽藍 : では、これでエリクくんの行動が終了。続いてキュオーンさん!
キュオーン : マイナーで戦闘移動、更に距離を取って30mまで離れます
伽藍 : やーー!離れないでよ~~!(了解です)
エリク : ナイフを投げ終えてキュオーンに飛び乗る
キュオーン : 「距離を取るぞ、在奴の近くは危険だ」
エリク : 「うん」
キュオーン : 普段の移動よりも荒めの移動を
キュオーン : で、メジャー
キュオーン : 慈母の祈り/メジャー/自動成功/単体/15m/2MP:対象の【HP】を3D6点回復。
キュオーン : 対象はエリクくんで、こちらは次のイニシアチブで回復します
エリク : 助かります!
伽藍 : 了解です、回復ダイスどうぞ!
system : [ キュオーン ] MP : 22 → 20
キュオーン : 3d6 回復 MonotoneMuseum : (3D6) > 7[1,2,4] > 7
system : [ エリク ] HP : 9 → 16
キュオーン : 良かった、ダイス目……!
伽藍 : アニマルセラピー!続けてイニシアですね。
キュオーン : 高速誓言/イニシアチブ/自動成功/自身/5MP:「難易度:対決」でない僧侶の「種別:術」「タイミング:メジャー」の特技ひとつを即座に使用。1ラウンド1回。
system : [ キュオーン ] MP : 20 → 15
キュオーン : 慈母の祈り/メジャー/自動成功/単体/15m/2MP:対象の【HP】を3D6点回復。
system : [ キュオーン ] MP : 15 → 13
エリク : こっちの出目が肝心だ…!
伽藍 : どうぞ!
キュオーン : 3d6 回復 MonotoneMuseum : (3D6) > 10[3,3,4] > 10
system : [ キュオーン ] HP : 9 → 19
伽藍 : なかなかに素敵な回復量だ!
エリク : よしよし
キュオーン : やったー!
キュオーン : 「まだ、行けるな?」確認するように
エリク : 「うん……まだだ」走り抜けながらかな…多分…
伽藍 : こちらもイニシアで宣言があります。
エリク : 距離取りながらだから、イメージ的にずっと走ってそうだ
伽藍 : 《屈服の言葉》イニシアチブ/次の判定のクリティカル値を7にする
エリク : グアーッ
伽藍 : 放心があるからクリティカル狙っていくぜ……!
キュオーン : クリティカル~
伽藍 : 「あー!ダメだよ、舞台の端じゃあ折角の踊りも世界に見せつけられないよぅ」むぅっと膨れて。
伽藍 : こちらのメインプロセス!
エリク : (平静に…)耳を貸さないように。
エリク : 来い!
キュオーン : こいこい!
伽藍 : マイナーで重圧解除します!!!!!
伽藍 : 《禁じられた遊び》メジャー/命中/単体/武器/4MP/物理攻撃。命中に+2、ダメージに+5。1点でも実ダメージを与えた場合、狼狽を与える。演目1回まで。(MM95)
伽藍 : 1d2 MonotoneMuseum : (1D2) > 1
伽藍 : 対象はキュオーンさん!
キュオーン : こーい!
伽藍 : で、射程がちょっとどころか20mほど足りないので……
伽藍 : 《砕ける境界》武器の射程を5倍にする
伽藍 : さらに命中前。
伽藍 : 《歪んだ幸運》判定を3D6で行う
キュオーン : クリティカルを狙いにきている……!
エリク : これで逸脱は全部切られたな
伽藍 : 3D6+12+2-5>=0 命中特技使用 MonotoneMuseum : (3D6+12+2-5>=0) > 8[2,2,4]+9 > 17 > 成功
伽藍 : 7出ました!!!クリティカルです……!
system : [ 伽藍 ] MP : 20 → 16
キュオーン : クリティカルだと達成値マイナスしてもクリティカルのままなはず……?
エリク : ですね!
キュオーン : よし!素で避けるしかない!
伽藍 : ですです。クリティカルは達成値関係なくクリティカル扱いです……!
キュオーン : 2d6 クリティカルチャレンジ MonotoneMuseum : (2D6) > 11[5,6] > 11
伽藍 : うっおしい
エリク : うわっ惜しい
キュオーン : く~~
キュオーン : 献身なる祈り/ダメージロール/自動成功/単体/15m/4MP:対象が受けるダメージを1D6+2点軽減。1ラウンド1回。1演目3回まで。
system : [ キュオーン ] MP : 13 → 9
伽藍 : 2D6+11+5 〈斬〉 MonotoneMuseum : (2D6+11+5) > 7[1,6]+11+5 > 23
キュオーン : 1d6+2 軽減 MonotoneMuseum : (1D6+2) > 5[5]+2 > 7
伽藍 : 出目が良い!!
エリク : いい出目
キュオーン : C(23-7-2) ダメージ MonotoneMuseum : 計算結果 > 14
system : [ キュオーン ] HP : 19 → 5
キュオーン : し、死ぬかと思った
伽藍 : 「あはっ、わんちゃんは、わんちゃんらしく、お人形さんになっちゃおうよ!」伽藍が笑い、空間が歪み、遠く離れた場所にあるはずの爪が、目の前に。
キュオーン : 「……!」咄嗟にエリクくんを振り落として受けます
エリク : 転がり落ちて、見上げて叫ぶ。「……キュオーン!!!!」
伽藍 : 「ぐしゃって抱きしめるの!ぎゅんって振り回すの!」いびつに笑い、無邪気に嗤う。
キュオーン : 「案ずるな、エリク。私は大丈夫だ」
エリク : 「やだよ、先に死んじゃいやだ…!」
キュオーン : 「大丈夫だ、約束しただろう?其方と共に行くと」
エリク : 「うん……うん」
キュオーン : 心配させないよう、後悔させないよう、怪我を隠してまっすぐ立つ
キュオーン : ここで《運命の抗い》しておきたいです
キュオーン : 2d6 HP回復 MonotoneMuseum : (2D6) > 5[2,3] > 5
伽藍 : ではクリンナッププロセス!邪毒だー!
伽藍 : Lv1なので、1D6のHPロスになります。キュオーンさん、ダイスをどうぞ!
キュオーン : 1d6 邪毒 MonotoneMuseum : (1D6) > 5
system : [ キュオーン ] HP : 10 → 5
伽藍 : 回復してよかった
キュオーン : 良かった……
エリク : 出目が良いから…
伽藍 : では、これで1ラウンド目が終了。2ラウンド目です!
伽藍 : セットアッププロセス!何もなければ、イニシアチブを挟んでエリクくんになります。
エリク : いつも一緒に/童子★/LV1/セットアップ/自動/至近/1MP/ラウンド中、対象が移動や離脱を行った場合、対象と同じエンゲージへ自動的に移動する
system : [ エリク ] MP : 29 → 28
エリク : 以上で
伽藍 : 了解です、続けてメインプロセスかな?
エリク : 大丈夫そうだなと判断し、再度乗り。
エリク : ではメインを
エリク : 頼もしき友人/童子★/LV1/メジャー/術操/単体/30m/2MP/〈術〉属性のダメージ2D6+4。一点でも実ダメージを与えた場合、放心付与。
伽藍 : こーい!
エリク : 2D6+9 術操 C値11 MonotoneMuseum : (2D6+9) > 9[3,6]+9 > 18
伽藍 : 出目が良い……!抵抗いきますね。
エリク : 微妙に怖いな 仕方ない…
伽藍 : 2D6+7>=18 回避/抵抗 MonotoneMuseum : (2D6+7>=18) > 4[1,3]+7 > 11 > 失敗
キュオーン : いいぞー!
伽藍 : む、無理だ……!ダメージくださいませ……!
エリク : 影裂く刃/日陰者/LV2/DR/なし/1MP/DR直前に使用。所持している「種別:投擲」の武器を2個選択し、攻撃のダメージに+[選択した数*3]する
エリク : 胡蝶の舞/日陰者/LV1/オート/1MP/投擲した武器を再び使用できるようにする。
キュオーン : 神の唸り+聖遺物の担い手/ダメージロール/自動成功/単体/15m/4MP:ダメージロールの直前に使用。ダメージロールに+1D6+【意思(6)】。
system : [ エリク ] MP : 28 → 24
system : [ キュオーン ] MP : 9 → 5
エリク : (2+1)d+4+6+6 頼もしき友人/影裂く刃/胡蝶の舞(MP消費:4) MonotoneMuseum : (3D6+4+6+6) > 6[1,2,3]+4+6+6 > 22
system : [ 伽藍 ] HP : 48 → 26
伽藍 : 《虚なる魂》オート/HP3ロスでBS回復
伽藍 : 放心はいつもの特技で回復を。
キュオーン : 固定値がある!
system : [ 伽藍 ] HP : 26 → 23
エリク : 固定値しか信じられない…
キュオーン : やはり固定値
伽藍 : 「いっ、たい、いたいいたいいたい!やめてよ、大人しく、大人しくおもちゃにされろよッ!」無邪気な笑顔は消え、狂気だけが宿る瞳でふたりをにらみつけます……
エリク : 「効いてる…!」
エリク : 距離を測りつつ様子を見逃さないように。
キュオーン : 「あやつも余裕が失われてきているな、これは其方の力によるものだ」
エリク : 「キュオーンが助けてくれてるから……もうちょっとなんだ、頼む…!」
キュオーン : 「任された」ふ、と笑いながら
キュオーン : 「(あの小さな子が……逞しくなったものだ)」
伽藍 : では、イニシアチブと、キュオーンさんの行動!
キュオーン : その前に《運命への抗い》でHP回復していいですか……!
エリク : MPでもいいんですよ…次の回避は補佐できる
伽藍 : お、了解です。ではまず剥離値を上げていただいて。
伽藍 : とうとう兆候表だ……!
エリク : グエーッ
キュオーン : いくぞいくぞ
system : [ キュオーン ] 剥離値 : 4 → 6
キュオーン : OT 兆候表 MonotoneMuseum : 兆候表(3) > 【昏倒】 あなたは[戦闘不能]になる。
伽藍 : アッ……
キュオーン : あー! やってしまった、残念だ
エリク : 回復入らない、んでしたっけね
伽藍 : 抗おうとする身体をむしばむように、伽藍が咲かせたほつれがキュオーンさんに絡みつきます。
キュオーン : ですね……!まさか引くとは
エリク : 「…!」
エリク : 手で振り払おうとする。
キュオーン : その手を尻尾で静止しよう
エリク : 「キュオーン!だめだよ!」
キュオーン : 「エリク、私が約束を違えたことがあるか?」問題ない、の意志を込めて
エリク : 「……、」唇を噛んでわかった、と頷こう。
伽藍 : では、キュオーンさんのイニシア&メインプロセスです。
キュオーン : マイナーで命石使います
伽藍 : 了解です、どうぞ!
キュオーン : 1d6 HP MonotoneMuseum : (1D6) > 1
伽藍 : むむっ……
キュオーン : 低い!何でだ
エリク : ここに来て!?
system : [ キュオーン ] HP : 5 → 6
キュオーン : く~1足りない
キュオーン : しょうがない……
キュオーン : では普通に回復を……
キュオーン : 慈母の祈り/メジャー/自動成功/単体/15m/2MP:対象の【HP】を3D6点回復。
system : [ キュオーン ] MP : 5 → 3
キュオーン : 3d6 回復量 MonotoneMuseum : (3D6) > 14[4,5,5] > 14
エリク : こっちは全快
system : [ キュオーン ] HP : 6 → 20
キュオーン : 以上です!
伽藍 : 了解です!では、続いて伽藍のイニシア。PC側で特技宣言はありますでしょうか!
エリク : ない、です!
キュオーン : ないです!
伽藍 : 了解です。それでは伽藍の行動。
伽藍 : マイナーとメジャーでどちらも移動を宣言して。おふたりにエンゲージ。
エリク : うわ、きた
伽藍 : 「わたしが、お前たちで、遊ぶんだッ!」わめくというよりも、駄々をこねているみたいに。
キュオーン : ぬ
伽藍 : 特技などは使えないので、行動終了!
伽藍 : クリンナッププロセスです、邪毒だー!
エリク : そういえば邪毒だ…!
キュオーン : 1d6 じゃ、邪毒だー! MonotoneMuseum : (1D6) > 4
system : [ キュオーン ] HP : 20 → 16
伽藍 : では、ラウンド回りまして3ラウンド目!セットアッププロセス宣言をどうぞ。
エリク : うーーん一応やっておこう、
エリク : いつも一緒に/童子★/LV1/セットアップ/自動/至近/1MP/ラウンド中、対象が移動や離脱を行った場合、対象と同じエンゲージへ自動的に移動する
system : [ エリク ] MP : 24 → 23
伽藍 : 了解です、続けてエリクくんのイニシア&メイン!
エリク : 次はダメージ補助もらえないんですよね…?
キュオーン : 行けます行けます
エリク : エ!
キュオーン : 出自で1d6MP回復あるので
キュオーン : 最低値でも足りる、はず
伽藍 : うーん、フレーバー的に自分以外!みたいな感じ強いですけど、今回は二人シナリオだしOKにしましょう!!
キュオーン : やったーありがとうございます
伽藍 : 共存だからな、エリク君との戦闘で発動しないのも逆に違和感……
エリク : じゃあいくか
エリク : いつでもですよね、自分もここで《運命への抗い》MPで
伽藍 : 了解です。剥離値をあげて、MPを2d6回復してくださいませ!
system : [ エリク ] 剥離値 : 2 → 4
エリク : 2d6 MonotoneMuseum : (2D6) > 5[2,3] > 5
system : [ エリク ] MP : 23 → 28
エリク : マイナーなし、メジャーで頼もしき友人
伽藍 : こいッ!
エリク : 2D6+9 術操 C値11 MonotoneMuseum : (2D6+9) > 10[4,6]+9 > 19
キュオーン : おしい!
伽藍 : 2D6+7>=19 回避/抵抗 MonotoneMuseum : (2D6+7>=19) > 7[1,6]+7 > 14 > 失敗
伽藍 : 無理だった……!ダメージをくださいませ……!
エリク : クリらなかったな、が使うぜ
エリク : さらば幼き日々よ/童子/LV1/オート/11MP/行った判定をクリティカルに変更する。1演目1回。
伽藍 : あーーーーー!!!!!
system : [ エリク ] MP : 28 → 17
エリク : 影裂く刃/日陰者/LV2/DR/なし/1MP/DR直前に使用。所持している「種別:投擲」の武器を2個選択し、攻撃のダメージに+[選択した数*3]する
エリク : 胡蝶の舞/日陰者/LV1/オート/1MP/投擲した武器を再び使用できるようにする。
キュオーン : 出自で自身のMP回復します
伽藍 : 了解です、クリティカル、ダメージ+1D6!!!
伽藍 : キュオーンさんの方も了解しました!
キュオーン : 1d6 MP MonotoneMuseum : (1D6) > 3
system : [ キュオーン ] MP : 3 → 6
キュオーン : 神の唸り+聖遺物の担い手/ダメージロール/自動成功/単体/15m/4MP:ダメージロールの直前に使用。ダメージロールに+1D6+【意思(6)】。
system : [ キュオーン ] MP : 6 → 2
伽藍 : 全身全霊ッ!ダメージこいッ!
エリク : いくぜ!
エリク : (2+1+1)d+4+6+6 頼もしき友人/影裂く刃/胡蝶の舞(MP消費:4) MonotoneMuseum : (4D6+4+6+6) > 14[2,3,3,6]+4+6+6 > 30
system : [ エリク ] MP : 17 → 13
キュオーン : おおー!
エリク : 近づいた伽藍に自分も距離を詰める
キュオーン : 「行け!エリク!」
エリク : 「…っ!」術と一緒にナイフをたたき込む
エリク : 「……終わりだよ。子どものお遊びは、もうお終い」
伽藍 : 「い、やだ。いやだ、わたしは、もっと遊ぶの。もっとたくさん、もっといっぱい、あそんで、あそんで……」確実に迫る死の匂い。今まで与えるばかりだったそれを感じて、伽藍が震える声で言います。
エリク : 「そうだね。お前は、遊びだったかもしれないけど……」表情はなく。
エリク : 「みんな死んだんだ。もう誰も戻らない」
エリク : 「あの時には、戻れないんだよ」掴んで刺したままのナイフを引き抜く。
伽藍 : 「あ、あァ!!やだ。やだやだやだやだ!しに、しにたく、しにたくないよぅ――!」身体が冷たくなる。足元から体がほつれていく。
伽藍 : いやだ、いやだと伽藍はうわごとのように繰り返し……
伽藍 : 花が散るように、その体が崩れ落ちます。
伽藍 : 戦闘終了です!


GM : さて、それでは剥離チェック。先にお伝えしていたように特殊な判定となります。
GM : まず、普通の存在に戻るか、世界から逸脱した存在になるかの判定を行います。
GM : 【意思】判定で、難易度は[現在の剥離値+3]。振り直し系の特技を使用可能です。
エリク : +3か…
エリク : 2D6+4>=(4+3)【意志】 MonotoneMuseum : (2D6+4>=0) > 7[1,6]+4 > 11 > 成功
キュオーン : ファンブらなければ成功、余裕だ!
キュオーン : 2d6+6>=9 意思 MonotoneMuseum : (2D6+6>=9) > 8[2,6]+6 > 14 > 成功
キュオーン : 成功だった
エリク : いい出目
GM : 二人とも成功!歪みに侵された体は、伽藍を倒したことで元通りになります。
GM : 剥離チェックはこれにて終了。EDに移りましょう……。


◆エンディングフェイズ


GM : 伽藍が消え、道に現れていたほつれも消えていきます。
GM : ――でも。まだ、終わらないというように。
伽藍 : 「いや、いや、しに、たく、ない」
伽藍 : 《墓所を超えるもの》いつでも/自身/死亡、戦闘不能でも使用できる。HP、MP、BSを回復し、戦闘不能や死亡を解除。演目1回。
GM : 消えかけていたほつれから、そんな小さな声。赤い花が世界を侵すように咲き始める。
エリク : 「…な、まだっ」
キュオーン : バッとエリクくんの前に立とう
キュオーン : 「まだ足掻くか……!」
伽藍 : 「あ、は、おわらないよ。『アンコールに応えて、役者は再び――』」
GM : 歪んだ御標が、再び紡がれようとしたとき。
御神槌衆 : 「――させません。アンコールなど誰も望んでいない。大人しく虚無に還りなさい」
御神槌衆 : 《虚構現出》逸脱を打ち消す。
キュオーン : おおー!
エリク : あ!
エリク : 「あ……」
御神槌衆 : 落ち着いた声が響き。その声に応えるようにほつれが縫われていく。
GM : それもまた、伽藍が使ったものと同じ世界から逸脱した力です。
キュオーン : 「まさか、紡ぎ手か……?」エリクくんにだけ聞こえる声量で呟く
エリク : 「そう、みたいだ」惚けた顔で見ている
キュオーン : ワン!と相手に向かってひと鳴きします
GM : キュオーンさんとエリク君の方に顔を向けましょう。
御神槌衆 : 「君たちがあの異形を倒したのですか」目線を合わせるようにしゃがみ。
エリク : 「……」こくっと頷く。
御神槌衆 : 「そうですか。大人であれば、あぶないことをするなと叱るべきでしょうが……」目を細め、優しく笑い。
御神槌衆 : 「よく、頑張りました。歪みの影響はありませんか?」
エリク : 「おれ、は……」はっとさっきを思い出し
エリク : 「あの!キュオーンが……さっき……!!」キュオーンさんを確認しよう
御神槌衆 : 「其達、ですね。……異形化の兆候が?」確認するようにキュオーンさんに向けて。
キュオーン : 「わん!」問題ない、の意志を示すよう元気よく
キュオーン : わるい犬ではないことが伝わった……?
御神槌衆 : 「そうですか。それならばよかった……。紡ぎ手にも、なっていないようですね」言葉はその通りにしか聞こえないけれど、意味は理解できて安堵の息を。
キュオーン : 伝わった……!
御神槌衆 : 「……おふたりは、どうしてこちらへ?伽藍の情報はすでに回っていて、皆逃げたと聞きましたが」
エリク : うーむちょっと 言い回しに悩むな
御神槌衆 : 悩んで大丈夫ですよ……
キュオーン : どんなこと伝える感じですかね……?
キュオーン : 本当のことを話すのなら、形見の一品でも咥えて見せようかなと
エリク : 伝えたいことがまとまらなくて
キュオーン : なるほど……それは重要な悩みだ……
エリク : 目をかけたかった訳でもなく……なんだろうな
エリク : 気が済まなかった、か…?始末を付けたかった
エリク : どっちにしろ…
エリク : 「……終わりに、したかったんです」
エリク : これだな
キュオーン : 隣で木の棒(形見の一品)を咥えて頷こう
御神槌衆 : 「終わりに……」繰り返し、キュオーンさんが咥える木の棒を見て。
御神槌衆 : 「――なるほど。そうだったのですね」
御神槌衆 : 「きちんと、終わらせられましたか?」
御神槌衆 : 「悔いがあっても構わない。満足ができなくても構わない。……ただ、自分の手で、終わりの記しを打てたと、そういう感覚はありますか?」
キュオーン : ちらりとエリクくんの方を
御神槌衆 : 紡ぎ手で御神槌衆となると色々大変そうだなぁなどと……色々なものを見てきたんでしょうな……
エリク : 「……」キュオーンが咥えている木の棒に目をやり
御神槌衆 : 終わったのに続いたままの感覚で、破滅に走ってしまう人とかこの世界多そうなイメージで……
エリク : 倒れた異形を横目で見、
エリク : 「うん……そうだと、思います」
エリク : 「終わったんだ」
御神槌衆 : 「――そうであれば、よかった」小さく微笑み。
御神槌衆 : 「でも、あなたの物語はまだ終わっていない。これはあくまで区切りであると……それを忘れてはいけませんよ」やさしく頭を撫でます。
エリク : やさしさだ
キュオーン : やさしい紡ぎ手さんだ、苦労してそう
キュオーン : 善い人ほど苦労人になる
エリク : 「……」ぼろっと涙一つだけ溢して
エリク : 帽子を深く被ってそっと手から逃げる
エリク : 「……大丈夫、です。……ありがとう」
キュオーン : その光景を満足そうに眼を伏せて眺めている
御神槌衆 : こちらも、無理に手を伸ばすことはせず。
御神槌衆 : 「――異形は無事討伐されました。わたしは、聖徒に戻り、このことを報告します」
御神槌衆 : 「……あなたたちのおかげです。この言葉はあまり好きではありませんが、褒賞という形で、聖都の住人として迎えることもできますが」
御神槌衆 : どうしたいか、と目で尋ねる。
エリク : 「……キュオーン?」どうしよう?の意で視線を向けます
キュオーン : 咥えていた木の棒を仕舞い
キュオーン : どう返そうか……悩んでます、悩む
キュオーン : こちらからどうするべきか決める必要はない気がするので……
キュオーン : 「ワン」とここに来る前に、行くかどうかを問うた時と同じ声色で
キュオーン : 問いに答えることはなく。そのままエリクくんの言葉を待ちます
エリク : 「……分からない、ですけど」
エリク : 真っさらの中から言葉をなんとか選ぶように
エリク : 「このまま……おれは、また旅に、行きます」
エリク : す、と息を吸う。これまでとは違う味がするような空気が鼻に抜ける。
エリク : 小さい其達の声とか聞こえなくなってるのだろうなあ
キュオーン : お話を聞いたネコちゃんの声も……
御神槌衆 : 頷き。
御神槌衆 : 「それならば、これを。このあたりの町は、空っぽになってしまっているでしょうから」自分の荷物から携帯食をいくつか取り出し、エリクくんに。
御神槌衆 : 「……あなたの旅路が、良いものになりますように」祈るように首飾りを握る。
エリク : 受け取ろう。見上げてしばらく言葉に悩んで
エリク : 「……あなたも、無事で」
御神槌衆 : 「ええ。いつか聖都を訪れることがあれば……きっとまた会いましょう」
キュオーン : 「わん!」
御神槌衆 : 言って、立ち去ろうとします。
エリク : その背をじっと見送って。
エリク : それから自分も行こうと、キュオーンに触れ
エリク : 乗ろうとして、少し違和感を覚える。
エリク : …伸ばした手は一瞬、キュオーンをすり抜けたように思えた。
キュオーン : こちらも同様に違和感を覚え
キュオーン : 「(ああ、その時が来たのだな)」と
エリク : 「……キュオーン?」
キュオーン : 「エリク、私は……ここでお別れだ」
キュオーン : これが最後の会話になるであろう、と噛みしめながら言葉を吐く
エリク : 「え、どうして?……一緒に行くって」
キュオーン : 「其方自身も気が付いているのだろう?自分が何処か変わったことを、その違和感を」
エリク : 「うん、でも、でもさ」
エリク : 手を彷徨わせる。「それでも…」
キュオーン : モフっと尻尾でエリクくんの頭を撫でる
キュオーン : 「不安に思う必要はない、其方は……大人へと成長したのだから」
キュオーン : 「あの日を遠き思い出に変え、あの子たちが成れなかった大人へと」
エリク : 「……」年下達の笑顔、兄ちゃんの声を思い出す
エリク : あの日の光景に覆われて忘れていたそれが、久しぶりに思い浮かんだ
キュオーン : 「ならば……私の役目は果たされた。後は、この先は、其方の足で歩むのだ」
エリク : 「キュオーン」ぼろぼろと泣きはじめ
エリク : 抱きしめるけれども触れられない。
キュオーン : 「……好きなだけ泣くと良い。出会いと別れが其方をより強くするのだから」
エリク : 「……、……」地面に手をついて、顔を伏せる。
キュオーン : 静かに、見守っていよう
キュオーン : 喜びと少しの寂しさが混じった目線で、名残惜しむように見守る
エリク : ……しばらくそのまますすりあげて
エリク : 立ち上がって、涙を拭う
キュオーン : 「(やはり……強くなったな)」安心
エリク : 「キュオーン」涙声で呼んで
キュオーン : 「どうした?エリク」優しく
キュオーン : 自分で立てるように……これで安心だ……
エリク : 「……ありがとう。一緒に居てくれて」撫でるように手を
エリク : 触れずとも、いつもそうしていたように。
キュオーン : 撫でられているかのように身体を
キュオーン : 触れられずとも、いつもそうしていたように。
エリク : 満足しました…
エリク : やりきった…うん…
キュオーン : こちらもです……別れの時
キュオーン : 「さあエリク、時間だ」
エリク : 「……うん」
キュオーン : 「大丈夫だ、其方は強い。この先の旅路がどうであろうとも……其方自身の力でやっていけるだろうさ」
エリク : 「……うん」キュオーンの姿をじっと目に焼き付けるように見
エリク : 「じゃあ、またね」踵を返して歩き
エリク : 「……」
エリク : 少ししてから、道を走っていく。
キュオーン : 静かに、去っていく背中を見つめる
キュオーン : 大人へと成長した彼に、彼の旅路に幸福があらんことを願い
キュオーン : エールを送るようにひとつ、遠吠えを
キュオーン : 「(さらば、愛しい子よ)」


GM : ふたりの道は分かれ、いつ交わるともわからない。あるいは永遠に、交わらないのかもしれない。
GM : だが。
GM : 育んだ絆は、決して消えない。
GM : 互いが、互いを忘れぬ限り。
GM : ……覚えている、限り。


GM : それは、美しかった物語。
GM : これは、美しい旅路の物語。



(完)

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綺麗にやりきった感じがある。でももっと無力な感じにする予定だったのに、どうやっても自分のPCはどこかで目が据わる。

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