フワフワGMの足跡(前書き)

TRPG歴は長くはない。
子供の頃から触れていたという人がいるのに対して、全くやっていない時期を鑑みると大体5年くらいだ。だが最初の3年くらいは鬼のようにセッションに参加し、その大部分がゲームマスター、GMとしてだった。
そう聞くとGMがやりたい人なのかと思われそうだが断じて違う。めちゃくちゃ嫌いというわけではないのだが、やれるのならばプレイヤー、PLで参加したい。それがなぜGMばかりやっていたのかといえば、ひとえに「卓が立つ」からだった。

そういう人はほかにもいると思う。周りの人がやらないからGMをやっているという人、いませんか。GMはつまらなくはないのだが、疲れる。面倒くさい。なぜ奴ら(PL)はのこのこやってきてギャーギャー遊ぶだけで、しかも時によってはつまらないと文句を言うだけで生きていられるのだろうか。こっちは事前に準備したりちゃんと進んでいるか心を砕いたりしてるのによ。そういう思いを持つこともあった(偏見と怒りを多分に含んでいる)。
そういう忸怩たる想いを抱きながらシナリオなどの準備をし、まとめ、時にエクセルシートなんかも使ったりしてマスタリングをしていたのだけれど、ある時「非協力的なプレイヤー」に関わることになり、やめた。TRPG自体から離れた。それからしばらくはFF14にのめり込んで、そこで「ゲーム好きな人」のロールプレイをして遊んでいた。


それで再燃した。
強く思うのは「GMだって楽しみたい」のひとつである。GMとしての色々を楽しめる人ならいいかもしれないが、本当はPLをやりたい人にとってそれはつらい。なので、極力省エネでマスタリングをやれないかと考えてきた。省エネすぎて空中爆散したことも何度もあるし、おそらく今後も爆散していくだろうが、少しずつなにかを得つつあるので、それを書いていこうと思います。

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