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TRPGセッションログ38 グランクレストRPGキャンペーン北②(部外者)

富士見書房『グランクレストRPG』のセッションログ。特殊なリレーの進め方をしている。第六回は「北」組。前回GMをしており、今回はガヤだ。
南のクレイエルPLさんがGMをしている。0話に出てきた「ヴィーカ」ちゃんの再登場だ。再登場、そして……

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穏やかな日々は雪と共に融けて消えた。
クラウスターの民を統べた君主は殺害され、北の地に再び荒い風が吹こうとしている。
聞こえ始めた戦の足音は止むことなく、朱色の血と鈍色の鉄が日常と感情を蝕んでいく。
それを歓迎するのは、救済を望むものではない。

――それは、ずっと昔から彼らと共にあった。
――それは、いつだって「もう一度」を望んでいた。

グランクレストRPG キャンペーン 『レダンシアの地に栄誉あれ』
 北 第二話 『渓谷には誘い、戦場には瑞雨を』


GM : ◆シーン1:姉からの手紙 混沌レベル:3
GM : さて、北、エスクリルによって統一された大地で、ひとりの君主がなくなってから早数か月。
エィニ : そうか、3か月経つんでしたね。
GM : 死者を置いて季節は穏やかにめぐる……それはエンダルソルでも変わりありません。
GM : あれ以来大きな事件は特になく、戦争も当然この平和な地ではなく。
GM : みなさんはちょっとした混沌を浄化したり、盗賊を捕まえたり、仲良くなったり……そんないつも通りの日々を送っております。
ヴィクトリヤ : 仲良くなったのかな…
ヴィクトリヤ : 何してるんだろう……
エィニ : いつも通りか。集まったりしてるのかな……。
GM : お茶会……?
ヴィクトリヤ : お茶会か……
エィニ : お茶会!優雅~
ガヤ : ゆ、優雅過ぎる
ユハナ : 呼び出されてなければ基本的には練兵場で射撃訓練をしている……気がします
呼び出されてたらいるかな、と
ヴィクトリヤ : じゃあ、訓練の合間にお茶会で休憩みたいな感じにします?
ガヤ : なんで戦争ねえんだよ
GM : 北はお茶会をして、南は羊と走り回る
ガヤ : 起こせ起こせ
エィニ : 南の人が戦争起こそうとしてる……。こわ……。
ガヤ : 本当に怖いのは北の奴のはずなのにおかしい
ガヤ : どこに爪と牙を隠してやがる
ヴィクトリヤ : wwwwwwwww
ガヤ : 俺は知ってるんだ(震え
ユハナ : 北の方だし山間だし夏でもそんなに暑くはなさそうだな
GM : 涼しそう。
ヴィクトリヤ : 「……最近、二人の調子はどうかしら?」お茶片手に
ヴィクトリヤ : 夜はやっぱ冷えるんでしょうね
GM : 寒暖差ありそうですよねぇ……
エィニ : 「また一冊読み終わったよ」本を取り出して。ミハイルの部屋にあったものを少しずつ読んでいる。らしい。
ユハナ : 「おっす、まー調子はいいんじゃね? 弓だけじゃなくて魔法の訓練も少し増やしたんだ」
ユハナ : 「この間はへとへとになっちったしなあ」 部屋に入るなりどかっと椅子に座る。
ヴィクトリヤ : 「あら、素敵ね」すっと目を細めて笑う
エィニ : 「おや、魔法の腕が上がったのかい?君の魔法は面白いものね」
GM : エルフの魔法だ
ユハナ : 「面白いってのはよくわかんねェ。相変わらず変なヤツだな」
ヴィクトリヤ : 「二人とも、魔法が使えて羨ましい……私も使いたかったわ」
ガヤ : いろんな経験を中の人が整理できてなさ過ぎていろんな目でみんなの事見てしまう
エィニ : 「ふふふ。魔法の種類がいくつも分けられているというのも面白い話だなと思っているよ」
ユハナ : 「やめとけやめとけ、まともに使えるようになるまで何年もアカデミーで壺漬けにされるんだぞ」
ヴィクトリヤ : 「大変なのね、私、魔法の才能は全然ないと言われているからそれだけじゃ済まないのかも…」
エィニ : 「ヴィクトリヤはそうでなくても忙しいだろうしね」紅茶を飲み……
エィニ : 「最近はどうだい?しばらく忙しそうにしていたけれど」
GM : 君主の仕事、平和だけどその分面倒なの多そう
ヴィクトリヤ : 「ええ、どうしたらお兄様の蔵書を引き取らせてもらえるか、とか考えていたわ」笑いつつ
ユハナ : 「姫さんの方も相変わらず、なんでも欲しがんだなー」
GM : 欲……
ヴィクトリヤ : 「欲しがるのも、順番が大事なのよ?すごく考えちゃう」
ユハナ : 「へいへい……」と、少しばかり言うかどうか考えてから続ける。
ユハナ : 「そういや、あの兄貴んとこはどうなったんだ? 誰かしら浄化しねェと混沌とか大変だろ?」
エィニ : お……。えらい……。
GM : まじめだ
ヴィクトリヤ : 「そろそろ、こちらの3人で……という話が来るのかなと思うのだけれど」
ヴィクトリヤ : 「私、まだ土地はほしくないから、どうしようかしら」
エィニ : 「ふふ。先程の順番というやつだね」
GM : ではそんな話題になったとき。噂をすれば影、とでも言いましょうか。
GM : コンコン、と控えめなノックが響きます。
ヴィクトリヤ : 「お入りになって」促す
GM : 「はっ、失礼します」きびきびとした声とともに扉があき……
GM : 「ご歓談中、失礼いたします。キナート君主、アリナ様より書簡が届いております」す、と手に持った紙を差し出します。
エィニ : 今この間に南2話発生してるんだよな……。
GM : 南では火が燃え広がってる……なんだか不思議な感じですね
ヴィクトリヤ : 「ありがとう。はい、あーん」お茶菓子を食べさせながら手紙を開こう
ユハナ : リーブレに行くかどうかで喧嘩している頃か……?
ガヤ : お前等も喧嘩するんだよ
エィニ : あーんさせてる。
GM : 「え?あ、いえ、その、私は――」おろおろしつつ最終的にはたべ……させられそう。
ヴィクトリヤ : 誰にでもやる…
ヴィクトリヤ : 二人は食べてくれ・・・るのかな、自分で食べそう
ユハナ : 目の前に食べられそうなもの出したらとりあえずそのままぱくっと食べそう
エィニ : 餌付けだ……。
GM : 手紙の方ですが、丁寧なあいさつから始まり、近況を憂う言葉だったり、本国のことが少し話題にでたりしていますが……
GM : そのあたりの長々とした部分を要約すると「そろそろクラウスター領主の座を開けたままにするのも良くないので、兄弟で集まって話し合おう」という内容になっておりました。
GM : 場所はキナート。すでにアレクサンドルの方にも話は行っているようです。
ヴィクトリヤ : 「あら、」
ヴィクトリヤ : 「噂をすれば、ね」二人にも手紙を見せる
エィニ : 果物を口に入れていたが、手紙を広げてもらったので見ます。
ユハナ : 「……まー、そうだよな。ここも姫さんが定期的に浄化してるからこれぐらいで済んでるんだし」読んだあと周囲の何かを見つつ
GM : 混沌をちゃんと察知している。メイジだ。
エィニ : 「一緒に行くのは構わないよ」
エィニ : 「ここを少し離れるのだね」
ヴィクトリヤ : 「ええ、……あまり気が進まないのだけれど」
ヴィクトリヤ : 「旅行よ」微笑
ガヤ : 南は何人も戦争とかで死んでるのに北は一人死んで大騒ぎなんだなぁ
ガヤ : 南も1話は優雅だったよ
GM : 旅行にも行きましたからね!
ガヤ : 早くあの頃に戻りたい
ユハナ : 「あっちの方はあんまり行く機会ないもんな、オレも構わねェ」
ヴィクトリヤ : 「そう言ってくれると思っていたわ!」
ヴィクトリヤ : 「早急な仕事だけ、私片付けてくるから…準備をして待っていてね?」
エィニ : 「わかったよ、わたしには大して持っていくようなものもないけれど」
エィニ : 「……君がまた無事にこの地を踏めるように」
ヴィクトリヤ : 祈ってくれる!
GM : エルフの祈り 加護つよそう
ユハナ : 「オレも今度は弓を忘れねェようにするよ」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、そうね。馬の御者はこの前捕まえてきた人でいいかしら?」
エィニ : 前回集まったときはああだったので……。
ヴィクトリヤ : お兄ちゃんのこともあるからなあ
GM : このまえつかまえたあんちゃん
ガヤ : 懐柔したの????ww
エィニ : 「あのまま雇ったのかい?すごいね、君は」
ヴィクトリヤ : 「野放しにするより私の手元にいた方がいいもの。素直に従ってくれるかはさておき、だけれども」
ユハナ : 「メシと寝床くれるヤツにゃそうそう逆らえねェから、ま、平気なんじゃね」
ヴィクトリヤ : 「じゃあ、そのようにするわね」そのまま嬉しそうに執務に
ヴィクトリヤ : 手元に置いておけば、いつでも殺せるという
ヴィクトリヤ : ここが多分大事なんだと思います。pc的には
エィニ : なるほど……。北思考……。
GM : それでは移動前。準備という感じでクラウスター周辺の現状が探れます。
GM : 情報収集で難易度10と15!15の方はおまけみたいな感じなので、無理する必要はないです。
GM : 全員振ることができます、どぞ!
ユハナ : アシスト込みなら出なくはないか……
ヴィクトリヤ : お、心奪う芸術あるから使っておくか…
エィニ : たのもしいなあ……
ヴィクトリヤ : 《心奪う芸術》Lv1/情報収集を<芸術>で行う。芸術のレベルが3以上の場合<話術>にも代用可
ユハナ : 2D+6>=10 共感 (2D6+6>=10) > 6[3,3]+6 > 12 > 成功
ヴィクトリヤ : 3d+3>=10 (3D6+3>=10) > 11[1,4,6]+3 > 14 > 成功
ヴィクトリヤ : あ、惜しい
GM : お、おしい
ユハナ : 《アシスト》_魔法(基礎)_判定直後_自動成功_単体_4Sq_コスト:MP1_シーン1回_判定の達成値に+3。
ユハナ : ヴィクトリヤさんの方に使っておきましょう。
ガヤ : 知性の北だな 野生の南
GM : はい!ではですね、みなさんその辺りから来た人から話を聞いたのか、はたまた偵察兵を送ったのか、クラウスター周辺の事情を少し知ることができます。
GM : 現在、クラウスター周辺では目立った混沌災害は起きていません。君主不在、ということで以前よりは多少濃度も高くなっていますが……
GM : 噂によれば、邪紋遣いが収束した小さな混沌を喰らっているとか、いないとか。どちらかというとそういった「人間による荒み」の方が目立つ模様。
ヴィクトリヤ : 人間のすさみか……
ヴィクトリヤ : お兄様近いし、躾けてくれないかな
GM : さらに……こちらは15の方ですね。いくつか目立つ集団があるのですが、そのうちのひとつは邪紋遣いや魔法師によって構成されている、とのこと。
GM : ミハイルがいたころは比較的おとなしかった、エスクリルが南下する以前の住人たちが集まっているようです。アンデッドの邪紋遣いの目撃情報も入ります。
ヴィクトリヤ : 山挟むので結構大変なのかなと思いつつ…
エィニ : アンデッド!うちにいないタンクですね!
GM : また勧誘をしようとしている
GM : 北の人材がどんどん豊かになってくよぅ
ユハナ : 山さえ下れば南より街道とか整備されてて行き来はしやすそう
ヴィクトリヤ : 今後の開発指針だな…
エィニ : 街道。たしかに。
ユハナ : ひとつの国になってると、都市同士の連携はしやすいですからね……
エィニ : 国がひとつだから街々を繋ぎやすそうですよね。
ヴィクトリヤ : その辺に全体で投資してくれないかな…
エィニ : ドミトリーさんも頑張ったんだろうか……。
GM : そんなこんなで準備を整えて……


GM : ◆シーン2:戦と共にある町 混沌レベル:3

GM : 「くそっ、なんで俺がこんなこと……!」と悪態をつくちょっと口の悪い御者に連れられて、みなさんはキナートにたどり着きました。
ヴィクトリヤ : 御者さんwwwww
エィニ : でも働いてくれてる。えらいな。
ヴィクトリヤ : えらいな、命がかかってるとやっぱ人間って違うね
GM : 道が整備されていたこともあり、道中はかなり穏やかでした。これといったトラブルもなく、旅の疲れが多少たまっている程度、でしょうか。
ヴィクトリヤ : 「お疲れ様、あなたもゆっくり休んでよくてよ?」
ユハナ : 「ありがとさん、帰りもよろしくなー」
GM : 「こんな状況で気が休まるかってんだ……」ぶつぶつ
エィニ : 「馬の扱いも上手いものだったね」
GM : ほめられてる
ヴィクトリヤ : 「帰りも、頼りにしてるわ」
GM : 「ぐっ……!」念押しだ!悔しそうなかお。
ヴィクトリヤ : 北の人、良心やらにつけ込むのがうまい
エィニ : 「君の見る目も、なかなか流石と言うべきかな」
ヴィクトリヤ : 「あら、嬉しい」褒めをうけている
ユハナ : 「よいしょっと……」 さっそく馬車を降りてあたりの様子を伺う。
エィニ : 降りて、エンダルソルとは違う風を感じてよう。
GM : あたりは普通の街……ではあるんですが、賑わっているようでどこか人が少ない気もします。
GM : 成人男性の姿が特に少ない。
ヴィクトリヤ : 「いくらか兵が南に降っているのかしら?少し寂しいわ……」
エィニ : 「君たち兄弟は南に興味があるのだね」
エィニ : 「そんなにいいところなのかい?」
GM : 女性とか老人とか子どもの声だけが騒がしい感じ
ヴィクトリヤ : 「ええ、きっと良いところよ」
GM : きっと。
ユハナ : 「え、でも呪われてるとかって話だったぜ」
ヴィクトリヤ : エメちゃんのいる土地だし…
エィニ : みんな北生まれ北育ちか。そうですよね。見たことない……。
GM : 誰も知らない未知の大地だ
ユハナ : 「何かヤバい投影体とかいるかもしんねえな、一回行ってみてェけど」
ヴィクトリヤ : 「あら、ヤバイ投影体……素敵な響き」
エィニ : 「ふふ。南にいつか行くのが楽しみになるね」
ユハナ : 「そうだな、姫さんが浄化してくれりゃ、うめェもんたくさんとれるかもしんねェし」
ユリアン : 「……そんなに期待するほどの場所でもないと思うが」ふとそんな声がしまして。(↓)

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エィニ : おっ。新しい人……!
ユリアン : 「キリル峠の先も、結局は人が営む大地だ。――ヴィクトリヤ殿であっているだろうか」
ヴィクトリヤ : 「ええ、……お姉さまの臣下かしら?」
ユリアン : こくりと頷きます。
ユリアン : 「アリナのもとで軍医をしている、ユリアンと言う。彼女の命であなた方を迎えにきた」
エィニ : ほほう。部下の方。軍医さん!!!!
ユリアン : 堅物。
ヴィクトリヤ : 胃が痛そうでかわいい
ユリアン : けが人多くてブラック勤怠になってそう
エィニ : キリル峠手前の軍医は仕事量がヤバそう……
ヴィクトリヤ : 腕も良さそう
ユリアン : 物理的なのと精神的なのと両方仕事が……
ユハナ : 「見てみなきゃわかんねェと思うけどなァ。あ、オレは姫さんの付き添いで来た魔法師のユハナ」
ユハナ : 「こっちのは一応投影体らしいけど、耳が長いだけで悪さはしねェ」
ユリアン : 「ほう」興味深そうに視線が移ります
エィニ : 「おや、うれしいね」紹介されてふにゃりと笑う……。
エィニ : 「エィニと言うんだ。ただの付き添いだよ、ふふ」
ユリアン : 「ユハナ殿と、エィニ殿か。宜しく頼む」
ヴィクトリヤ : 「あら、そんなに見てはいやよ……減ってしまうもの」
エィニ : 減る……!
ガヤ : 何が!?
ユリアン : 「……減ってしまう?」不思議そうに首を傾げる。
ヴィクトリヤ : 「ふふ、冗談よ。さあ、案内して?」首を傾げて
ユリアン : 「む、ああ、そうだな。アリナを待たせるわけにもいかん」
ユリアン : 「こちらだ」そう言って先導し……


GM : ◆シーン3:姉と兄と 混沌レベル:3

GM : キナート中心部、アリナが住む屋敷にみなさんは案内されます。
ユリアン : 「アレクサンドル殿もすでにいらしているが、今日はヴィクトリヤ殿が着いたばかりだからな。面倒な話はせず、お茶でも……とか言っていた」
エィニ : おにいちゃん、行動が早い。
ユリアン : 「従者殿も、楽にしてくれて構わない。アレは身分をそう気にするタチではないからな」
GM : という感じで廊下をてくてく。
ヴィクトリヤ : お兄ちゃんちょっと早くないですかね?? 遠くないですか?
エィニ : 「ありがとう。そう言ってもらえて嬉しいよ」
ヴィクトリヤ : 「あら、お兄様は早いのね…出遅れてしまったわ」しゅん
ユリアン : 「どうにも、近くまでちょうど出てきていたようでな。伝令兵と道中でかち合い、そのままこっちに……というわけだ」ふ、と少し表情を崩す。
ユハナ : 「アレクサンドル……ってェと、騒がしい方の兄貴かー」
ユハナ : 騒がしい方と人騒がせな方(故)
ヴィクトリヤ : もうそっちしか残ってないよ!
ユリアン : 故人……
ユリアン : 「ああ……まあ、確かに少々声が大きいというか、動作が大きいというか……」
ヴィクトリヤ : 「身長も大きいわ」にこにこ
エィニ : 「今日も賑やかになるのだろうね」とは言うものの、少し寂し気に
ユハナ : 「……」少しばかり思うところがあるのか、思案顔をしながらついていく。
エィニ : 猜疑心が……
ユリアン : 「まあ、なんだ。煩すぎるのは考え物だが、多少なら――」言いかけて。
アレクサンドル : 「なぜだい姉上!?」大きな声が少し先の部屋から漏れ聞こえる。
ヴィクトリヤ : 「お姉さまに会うのは何年ぶりかしら、嬉しいわ」にこにこしながらちょっと驚く
ユハナ : 「やっぱり騒がしいじゃねェか」
ヴィクトリヤ : 「……アレクお兄様?」
ユリアン : 「…………」はぁ、とため息。
エィニ : 聞き覚えのある声に耳が少し持ち上がり、戻る。
エィニ : 「噂をすればだね」
ヴィクトリヤ : 「あら、あら……!なんだか楽しそうね」にこにこ
ユリアン : 「まだやってるのか……ひどくなっていやしないか」ぶつぶつ言いながらちょっと早歩きになり。
ユリアン : 「楽しそう……?」やはり少し首を傾げる
GM : 扉の前までくると、会話はさらに鮮明に聞こえてきます。
ヴィクトリヤ : 何を喧嘩して…晩ご飯か……?
アレクサンドル : 「どうしてだい姉上!私はただ父上の――」」
アリナ : 「黙れ!お前のような者が父上の名を出すな!」
GM : ドン!と大きく机を叩くような音が響きます。
ユリアン : 「……少し前からずっとあんな感じだ。ヴィクトリヤ殿、止められるか」
ユハナ : 父上ガチ勢たち……
ユハナ : 解釈違い論争かな
ユリアン : カリスマが高いとたいへんだ
ヴィクトリヤ : 「……ええ、少しの間だけなら?」そう言って扉をわりと勢いよく開けよう
アレクサンドル : 「うわっ!――おや、ヴィクトリヤ!!久しぶりだね!!!!」大げさに肩を跳ねさせて振り返り。(↓)

兄4


ヴィクトリヤ : 「ご機嫌よう!ヴィクトリヤ・エンダルソル・エスクリルが遅ればせながらご挨拶申し上げますわ!」大きな声
ヴィクトリヤ : 声が大きい、という手段の使い方をわりと弁えてる家系な気がしますね
ガヤ : 威圧ですね。いいぞ
アリナ : 「――ヴィクトリヤか」こちらは落ち着いたように扉の方を見ている。(↓)

姉


アリナ : 「……久しいな。何年ぶりだろうか」
ヴィクトリヤ : 「アリナお姉様、お久しぶりです!お兄様はこの間ぶり…!」
ヴィクトリヤ : ハグして回る。妹ムーブ
アレクサンドル : 「ああ、この間ぶりだね!あれから大きな問題はないかい?困ったことは??きちんと元気にやって――」ぺらぺらぺらぺら。
アリナ : 「よく来てくれた」こちらは端的に告げてハグを返し。
エィニ : 「止まったみたいだね。良かったねえ」ユリアンさんに返す。
ユリアン : 「ああ。よかった……さすがだな」ほっと息をついている。
ヴィクトリヤ : 「ユリアン様が困っているから驚いてしまったわ」
ヴィクトリヤ : 「どうしてそんなにお二人で喧嘩しているの…?」
アリナ : 「それは――」少し険しい顔になり。
アレクサンドル : 「出兵のことさ!姉上に考え直すようにこうして言ってるんだが、全く聞く耳を持ってくれない!!」こちらも眉を下げて。
アリナ : 「……」ぎろりとアレクサンドルを無言で睨む。
ヴィクトリヤ : 「あら……お兄様は、もしかして何か心配ごとでもあるのかしら?」
アレクサンドル : 「もちろんだとも!ほら、ミハイルが……ね。あの地でも多く問題が残っているというのに、今そんなことに――」
アリナ : 「アレクサンドル」厳しい声が飛ぶ。
アリナ : 「その話は、明日だ」
ユハナ : 「まー喧嘩できるだけいいけどよ、せっかくきょうだいいるなら仲良くした方がいいんじゃね」
ユハナ : 入ってくる。
ヴィクトリヤ : 少年だな…
ユハナ : 「姫さんの付き添いの魔法師のユハナです。大きい兄さんの方はこの間はどうも」
アリナ : 「ほう、従者……メイジか」目を細め。
アリナ : 「確かに君の言う通りだ。……見苦しいところをみせた、すまない」
エィニ : 「今日はお茶……だったかな。わたしたちは外していた方がいいかい?」
アリナ : 「知っているかもしれないが……私はアリナ。ヴィクトリヤの姉だ。……そちらも従者の方だろうか」視線はユハナくんからエィニさんに移る。
ヴィクトリヤ : ユハナくんが褒められたのでにこにこしていよう
エィニ : 「エィニと言うよ。今はヴィクトリヤの供をしている」
エィニ : 「とはいえ、家族の時間に水を差すほど無粋ではないかな」
アリナ : 「いや……そうだな、」少し考えて。
アリナ : 「頭に血が昇りすぎていたようだ。お前の顔をみて、少し冷静になれた」ヴィクトリヤさんに。
ヴィクトリヤ : 「いいえ、大事ですもの。それだけお二人とも真剣に考えられるということですわ」
アレクサンドル : 横でうんうんと頷いております。
アリナ : 「……そうだな、だが、このまま話を続けても同じようなことになるのは目に見えている」
アリナ : 「アレクサンドル、明日また続きを話す。今日のところは一度これで終わりだ」
アリナ : 「ヴィクトリヤも……いや、お前とは久しいから、少し話がしたいな。またあとで時間を作らせてくれ」
アリナ : 「そのときは、従者殿もぜひ。あなた方の話も聞きたい」
エィニ : かわいがられている。いいですね。妹……。
エィニ : 「ふふ、お邪魔でないのなら」
ヴィクトリヤ : 「ええ、ゆっくりお話ししましょう?」
ユハナ : 「おう、オレも姫さんの姉さんとなら」
アリナ : 返事に嬉しそうに頷いて。
アリナ : 「ユリアン、三人の部屋は準備できているな。案内をしてやってくれ」
アリナ : 「私は少し頭を冷やしてくる。……アレクサンドルお前も部屋に戻るように」
ユリアン : 肩をすくめてみせてから、みなさんに向き直ります、
ユリアン : 「こちらに。……歩きっぱなしになって申し訳ないが、すぐそこに部屋はある」
ヴィクトリヤ : 「大丈夫よ、慣れているもの」
ユリアン : 「頼もしい。脚が丈夫なのは医者としても好ましいことだ」小さく笑って……
GM : みなさんはお部屋に案内されます。荷物を片付けて、町を見るも屋敷を見るも自由に、と言い渡されて……


GM : ◆シーン4:情報収集 混沌レベル:3

GM : 情報収集!項目は以下。
[情報] GM : ・キナートの街を見る(情報収集or知覚9)
・アリナと話す(話術or聖印12)
・アレクサンドルと話す(話術10,12)
ヴィクトリヤ : 街を見る いいな
エィニ : ほほう。お話も含まれつつ。
GM : 追加項目はありません。どれも付随するシーンというか、演出が入り、そこで詳細が語られます。
ヴィクトリヤ : お姉ちゃん行こうかな と思ったら聖印がない 君主!!!!
エィニ : こちらは共感はあんまり……。なので街を見るほうが嬉しい感じですね。
ユハナ : そうすると相対的にアレクサンドるか……
エィニ : 動詞
ヴィクトリヤ : アレクサンドってもらいますか…
ヴィクトリヤ : ちょっとそこなのは面白いな……
エィニ : 2人情報収集に強いからいいかな……と思いつつ、異界の知識も取得悩みますね。
ヴィクトリヤ : 異界の知識があるとぐっとたすかるな…
エィニ : お、ではさらりとキナートの街を。
エィニ : 2d+8=>9 知覚判定 (2D6+8>=9) > 7[3,4]+8 > 15 > 成功
ヴィクトリヤ : いい出目だ…
GM : 固定値は正義。では……
GM : おひとりで町に出た……感じでしょうか。誰かと一緒でも
エィニ : では一人……一人で。
ヴィクトリヤ : エルフだ

GM : ひとりで町に出たエィニさんは町の様子をしばらく見て回り……
GM : やはり騒がしい割には人が少なく、どこか町全体がそわついているようにも感じます。
エィニ : ふらりふらりと歩いてみたり、風を受けてみたり。
ヴィクトリヤ : 軍人をもてなす色々はありそうですよね
GM : 士気を保つためにある程度の店とかはありそう
ヴィクトリヤ : 娼館とか…酒場とか……
ヴィクトリヤ : エィニさん、こうやって一人でお散歩するの好きそうだな
エィニ : 気付いたらふらりといなくなってるところ、あるかもですね
エィニ : 「エンダルソルより少し暖かいかな。それと、少し落ち着かないみたいだね」
GM : 「まだ動いていないんだろ?アリナ様も慎重だよなぁ」「物資は十分揃ったんじゃないか?」とかいう会話も漏れ聞こえてきます。
エィニ : 目に見えない何かに話しかけたりしつつ……。
エィニ : 話のする方に近寄っていきます。
GM : 「食料も十分だろ?武器だって無理なく十分に行き渡ってるって話だし」
エィニ : 「飢えがないのは良いことだね、何の話だい?」
ユハナ : 住民はわりと積極的なのか
GM : 「うわっ!びっくりした……ん?嬢ちゃんは……?」
エィニ : 話して良かったのかな。ふわ……。やっぱりみんな暖かいところがいいんですね。
エィニ : 「エンダルソルから来たんだ」
GM : 「エンダルソルってぇと……アリナ様の妹様が治めてるっていう山の方の?」
エィニ : 「そうそう。ヴィクトリヤは良い領主だろう?」
エィニ : 「なんだかこちらは街中がざわついてるみたいだから。これが普通なのかい?」
ヴィクトリヤ : いいなあ、アリナお姉さまの領地だ
GM : 「そりゃ、アリナ様の妹で、ルスラン陛下のご息女だからな。きっといい君主なんだろう」頷き。
GM : 「ああ、いや、ちょっとな。もうすぐ戦があるってもんで兵が集まってるんだが……」ぽりぽりと頬をかく。
GM : 「……もう、随分前から準備してるのによ、全然出兵の気配がないもんでな」小声で。
エィニ : 「へえ……?平和なのは良いことじゃないのかい?」首を傾げ……
GM : 「いやまあそうなんだけどよ。あつめられて、武器まで渡されて、ずーっと待機だろ?」
GM : 「くすぶってるやつもいるみたいでなあ」
[情報] GM : ・キナートの街を見る(情報収集or知覚9)
キナートの町では戦に備えて兵や物資が集められている。
だが、未だ出兵する様子はないようだ。
アリナがまだ合図を出していないのが原因らしく、一部の兵士が不満を抱えているという噂もある。
ヴィクトリヤ : ははーん
エィニ : 「待て、をされてるってことだね。ふふ」
GM : 「おいおい、俺たちゃ犬かよ!」言いながらもけらけら笑い
GM : 「……でもま、アリナ様に着いて行くと決めたのは俺たちだからな。いつまでも待ってやるさ」
エィニ : 「信頼されているのだね、ヴィクトリヤの姉君は」
エィニ : 傍で寝てる犬を撫でておきます。
ヴィクトリヤ : 軍隊、そこにいるだけですごい資源を食べていく…
GM : 「おうよ!キナートがここまで賑わったのは、前任者の功績ももちろんあるが、何よりアリナ様が努力されたからだからな!」
GM : 「――っと、悪いな嬢ちゃん、俺はこの後用があるんだ。観光楽しんでくれよ!」
GM : そう言って男性は立ち去り……入れ替わるように。
エィニ : ほほう。キナート、賑わってる。
ユリアン : 「……エィニ殿」
エィニ : 「おや、アリナの傍を離れて良かったのかい?」
エィニ : 「わたしもと言われてしまえば、ふふ。なにも返せないな」
エィニ : よいしょと立ち上がって……
ユリアン : 「馬鹿どもが殴り合いの喧嘩をしたとあってな、呼び出されたんだ」
ユリアン : 「キナートでよっぽどのことは起きん。起こさせん。アリナはそういう君主だ」だから安心しろと言うように。
ヴィクトリヤ : ユリアンさん…忙しい…
エィニ : 「そうか。アリナは良い領主なのだね」
ユリアン : 「良い、か……確かに、そうであろうとしているのだろうが」
エィニ : 「理想を持つのは良いことだと、わたしは思うよ」
エィニ : 「さて、仕事はこれからかい?わたしも水をかけるくらいなら手伝えるよ」
ユリアン : 「む、それならばお言葉に甘えて手伝っていただいてもいいだろうか」
ユリアン : 「理想……あれは、理想を追い過ぎている気もするが」ぼそりと呟く。
エィニ : 呟きを聞きつつ……足取り軽くついていきます。
ヴィクトリヤ : そうかお姉様はそういう……いいな
ユリアン : ではその道中で……ぽつぽつとユリアンがこぼします。
ユリアン : 「一番兵を出したくないのはおそらくアイツだ」
ユリアン : 「俺もそうだが、あいつも善人を殺したいわけじゃないからな。戦争は基本的に嫌いなんだ」
エィニ : 準備はしたけど出したくない。ほほう……。
ガヤ : 良い奴じゃん!
ユリアン : 「……だが、アレは思いつめるタチがある。使命感に駆られるとでも言おうか」
エィニ : 「やりたくなかったのに、やろうとしているのかい?」
ユリアン : 「……そうだな、動かそうとしている」躊躇いがちに肯定する。
ユリアン : 「そうしなければならないとアリナは思っているようだ……俺がどうこうできる問題ではないのが、もどかしくて仕方がない」
ユリアン : 「縁があるわけでもない投影体に頼むのも違うかもしれんが、ここにいる間はきにかけてやってくれ」
エィニ : 「ふふ。君はずっと傍にいるから余計に気になってしまうのだね」
ユリアン : 「む……」ちょっとたじろぐ。
エィニ : 「家族が傍にいることで、少しでも気が休まると良いね」
エィニ : 「もし遠い立場のものが必要になるならば、そのときは力になるよ」
エィニ : 「ヴィクトリヤの姉君だからね」
ユリアン : 「……まったくもって、君たちは本当に頼もしい」
エィニ : みんな愛を拗らせているんだ……。
ガヤ : 世界は愛で溢れてる
ヴィクトリヤ : でも北の愛って拗れてませんか?厄介オタクたち
ユリアン : 「ではさっそく、力を貸していただこうか。擦り傷でも放っておけば病につながるからな」表情を崩した彼と共に、あなたは兵の詰め所に入っていきます……。


GM : さて、ではお次!
ヴィクトリヤ : はい、じゃあアリナお姉様と話すを
GM : 了解です、どぞ!
ヴィクトリヤ : 聖印低いな…話術で
ヴィクトリヤ : 3d+3>=12 話術(芸術) (3D6+3>=12) > 12[2,4,6]+3 > 15 > 成功
エィニ : 出目がいい。いいぞ!
GM : 出目がいい。では……
ヴィクトリヤ : お姉さまの部屋にお邪魔する感じでいきましょう
ユハナ : む、どうしようかな。せっかくだしついていきましょうか
ヴィクトリヤ : わ〜い
GM : はい。ではお部屋……は、使用人が案内してくれたでしょう。着いてすぐに案内されたお部屋と同じ場所にやってきました。
ヴィクトリヤ : 「お姉様、入ってもよろしくて?」
アリナ : 「構わない」短く。
ヴィクトリヤ : じゃあお邪魔しよう、3人で
アリナ : 部屋にはアリナだけがいます。アレクサンドルやユリアンの姿はありません。
アリナ : 「従者殿も一緒だったか。……座ってくれ、すぐに茶を持ってこさせよう」
ユハナ : 「どうも」
エィニ : 「お邪魔するよ」
アリナ : アリナは使用人と短く言葉を交わして、みなさんと向かい合うように座ります。
アリナ : 「……さて、本当に久しいな、ヴィクトリヤ。そちらの民はどうだ。領地は問題なく治められているか?」
ヴィクトリヤ : お姉ちゃんはなんかこう…不器用な感じがして可愛いですね…
エィニ : まっすぐな人なんですかね。
アリナ : ひとつのことにまっすぐな感じ
ヴィクトリヤ : 「ええ、今のところは平和に保てています。色々な方に助けていただいているので」
アリナ : ふっ、と小さく笑い。
アリナ : 「なるほど。いい従者殿を得たようだ」
ヴィクトリヤ : 周りの人を褒められたのでにこりとしていよう
アリナ : 「どうだ、君たちから見た我が妹は」
エィニ : 「ふふ、姉君の方がよく知ってるだろうけれど」
エィニ : 「頭がよく、見る目がある。民想いでよい子だよ」
エィニ : 「わたしもヴィクトリヤに助けてもらったからね」お茶を飲み……
ユハナ : 「ここぞって時に迷わねェし、必要なときは遠慮なく頼ってくれるし、いい君主なんじゃねェかな」
ユハナ : 「それに、おだて上手だしな、あれだけ褒められて悪い気のするヤツもそういねェだろ」
ヴィクトリヤ : 「なんだか、面と向かって改めて言われると恥ずかしいわ…」照れ
ユハナ : 「いつものお返しだ」
エィニ : 「ふふ、君の珍しい表情を見れたね」
アリナ : 「民と従者に慕われているか。……いいことだ」
アリナ : 「しかし、本当に良い関係を築けているようで安心した。……それゆえに、君たちに少し話しておきたいことがある」
ヴィクトリヤ : 「…?何かしら?」首傾げ
アリナ : 「これはすでに父上にもお伝えしていることなのだが」と、前置きして。
アリナ : 「私はいずれ、この聖印を“ふさわしき誰か”に預けても構わないと考えている」
ヴィクトリヤ : お姉ちゃん?!
エィニ : ほう……?
アリナ : 「いや、聖印だけではない。キナートの土地もまた同様だ」
エィニ : その考えは危ないのでは……。この北で……。どうなんだ……?
ヴィクトリヤ : 珍しいな……とPCもなる
アリナ : 「父上がこの大地を治めるのが自明であるように、ふさわしき者、それに値するものこそがこの土地を手にすべきだと考えている」
アリナ : 「……だが、私はまだこの地を譲る気はない。理由はわかるか?」
ヴィクトリヤ : 「ふさわしい、と思う人間が現れない。からですか?」
アリナ : 「やはりお前は聡い子だ」少し表情を和らげ。
アリナ : 「そう。まだ、私以上に父上の――ルスラン陛下の聖印を継ぐにふさわしい人物はいない。それはお前たちも含めて、だ」
[情報] GM : ・アリナと話す(話術or聖印12)
アリナは己の治める土地、そして聖印に強いこだわりがない。
それでもなお君主たるのは「自身以上にこの地を治めるのにふさわしい者はまだいない」という自負と責任感のためだ。
アリナは今回の会談を、君主としての兄弟たちを見極めるものだとしている。
アリナ : 「ヴィクトリヤ。それから、ユハナ殿にエィニ殿」
アリナ : 「お前たちに、陛下の聖印に応えるだけの器と覚悟があるか……楽しみだ」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、お姉さまがそんなふうに考えているだなんて知らなかった」
エィニ : 弱気かと思えば、自信がある。いいですね。
ヴィクトリヤ : 「お話ししてくれて嬉しかったわ」笑み返し
アリナ : 「何、お前とはしばらく話せていなかったからな」
ヴィクトリヤ : お姉ちゃんも結婚してくれないかなあ
アリナ : 「夜にまた少し時間を作れそうだ。よければそこでもう少し話そう」
ガヤ : おにいちゃんはだめだった。
アリナ : おにいちゃんはだめでした
ヴィクトリヤ : 「嬉しい……楽しみにしていますね」


GM : ではラスト!
エィニ : 兄……
ユハナ : いきます!
ユハナ : 2D+6>=10 <話術> (2D6+6>=10) > 8[2,6]+6 > 14 > 成功
エィニ : 安定感。いいですね。
GM : せふせふ!無事両方……!
GM : 一応、ユハナくんのところにアレクサンドルが尋ねるというのを想定しています。
ユハナ : なるほど……かかって来やがれ……
ヴィクトリヤ : かかってきやがれwwwww
GM : ユハナさんが屋敷の中で、鍛錬できそうな場所を探しているところで……
アレクサンドル : 「ああ、ようやく会えた」声がかかります。
ユハナ : 「……ああ、どうも」
アレクサンドル : 「君とも久しいね、魔法師君」
ユハナ : 「あの時以来……あの魔法師の先輩はどうしてるんだ」
ヴィクトリヤ : ウワ〜〜〜ッッ
アレクサンドル : 「彼女ならば本国に移送されて……ああ、その先はわからないが、君の証言も確かに伝えておいた。間もなく刑が下されるんじゃないだろうか」
ヴィクトリヤ : キィッ
エィニ : 刑……
アレクサンドル : 「助かったよ。君のおかげで確かな証拠を得られた」
アレクサンドル : ニッコリ笑う。
エィニ : 王族の殺害だもんな……。
ガヤ : 重罪ですよ
アレクサンドル : 物的証拠もありますしね。
ユハナ : 「あの先輩が悪いヤツだって確かな証拠なんて、誰も――」
ユハナ : 「今はその話はいいや。一番怪しい状況だったのは確かだしな」
アレクサンドル : 「そうだとも。弟の無念を晴らすためにも、しっかり刑をくだしてもらわないとね」
ヴィクトリヤ : く〜〜言ってることは真っ当なのに
アレクサンドル : んふふ
ユハナ : 「……そっちはオレにゃどうしようもねェから置いとくけど」
ユハナ : 「正直に言って、オレはアンタのことも信じてないぜ」
エィニ : 直球で来た。
アレクサンドル : 「おっと、手厳しい!」大げさに肩をすくめる。
アレクサンドル : 「だが、我が妹――ヴィクトリヤのことはずいぶん信頼しているようだね」
アレクサンドル : 「ああ、いや!それが悪いことだとは言わないよ!!とても好ましいことさ!!!」そしてやはり大げさに付け足す。
ユハナ : 「姫さんなら、心配はいらないだろ」
アレクサンドル : 「ふむ、なるほど。ではそんな君にだからこそひとつ伝えておこうか」
アレクサンドル : 「いや何、もともとこの件を伝えるために君を探していてね」
アレクサンドル : 「ここに来るまでに嫌な話をいくつか聞いたんだ」
ユハナ : 「……」
アレクサンドル : 一歩近寄り、声を潜めて。
アレクサンドル : 「……どうにも最近、各地で兵が無惨にも殺される事件が相次いでいるらしい」
エィニ : ほほう……
ヴィクトリヤ : ひえ〜〜ッッッ
アレクサンドル : 「ここに来る途中で、そういった話を聞いたんだ。共通点は本国の生まれであること――」
アレクサンドル : 「君や投影体君は大丈夫だろうが、ヴィクトリヤはそうもいかない。君が守ってやってくれ」
ガヤ : やさしい兄貴ですねぇ
[情報] GM : ・アレクサンドルと話す(話術10,12)
10:キナートより東では、野盗か混沌か、兵が襲われるという事件が多発しているようだ。死者も少なくないが、原因は今のところ不明である。
12:襲われている者の多くがエスクリル本国の出身者である。レダンシアに住んでいた人や南から移動してきた者はほとんど被害にあっておらず、一部では「呪いだ」との声もあがっている。
GM : とてもやさしいおにいちゃんですね
ヴィクトリヤ : 呪いだな…
ヴィクトリヤ : ほんとにやさしいお兄ちゃんだなあ
エィニ : いやー妹想いですね
ユハナ : 「そういうアンタも他人事じゃないんじゃないのか。ロベルトのおっさんは?」
アレクサンドル : 「もちろん着いてきてもらっているとも!今はひとりになりたくて、少し席を外してもらっているがね」
エィニ : いるんだ。ロベルトさん(仮)
ヴィクトリヤ : (仮)
アレクサンドル : 仮。
アレクサンドル : 「姉上のお膝元だ、大事は起こらないと信頼してのことさ!」
ユハナ : 「それじゃ、オレも姫さんの姉貴を信頼することにするよ」
ユハナ : 「姫さんにも、耳はふたつあるからな。誰か何かしようとしたらすぐにバレるぜ」
アレクサンドル : 「おっと、それもそうだ。かわいいかわいい妹だから、つい心配になってしまう」のらりくらりと答えない。
アレクサンドル : 「何かあれば、ヴィクトリヤも自分で気づくだろうが、君も気にかけてやってくれ」
ユハナ : 「ああ、アンタも気を付けて」
アレクサンドル : それにはにっこりと笑みを返し……彼は立ち去ります。


GM : ◆シーン5:“ヴィクトリヤ” 混沌レベル:4

エィニ : おっ……
ヴィクトリヤ : 我
GM : 思い思いに昼を過ごし……夕暮れ時。
GM : アリナの屋敷の窓からも夕日が差しこみ、調度品を美しく輝かせ。
GM : その中に違和感なく紛れ歩くヴィクトリヤさんの背に、「あ!」と声がかかります。
ヴィクトリヤ : 振り返ろう、誰かな
ヴィーカ : 「わー!もしかしてもしかして、キミが“ヴィクトリヤ”?」ぱたぱたと羽を揺らして、小さな少女が。(0話登場)

ヴィーカ


エィニ : 出!
ガヤ : うわぁーーーー
ヴィクトリヤ : 出出出!
ガヤ : 出たーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッ
ヴィーカ : そんなおばけみたいな!
ヴィクトリヤ : 一度瞬きをして
エィニ : ずっとキナートにいたのかな……。
ヴィクトリヤ : 「ええ、そうよ?あなたは?」少し目線を合わせつつ
ヴィーカ : それににっこりと笑い。
ヴィーカ : 「はじめまして!ボクもね、ヴィクトリヤなんだ!」
エィニ : !
ヴィーカ : 「仲良い子にはヴィーカって呼ばれてるから、そっちで呼んで!」
ヴィクトリヤ : 「では、ヴィーカ?あなたは…投影体なのかしら」
ヴィクトリヤ : 愛称だ〜っていってたのはそういうことか…
ヴィーカ : 「うん!かなり前からずーっといるんだ!ルスランともトモダチなんだよ!」
ヴィーカ : 「君もルスランの子どもなんだよね?アリナとか、アレクサンドルとかと一緒!」
ヴィクトリヤ : 「じゃあ、私よりずっと長い間北にいるのね」
ヴィーカ : 「そうだよ。ルスランが、えーっと……」指を折り。
ヴィーカ : 「……忘れちゃったけど、20年前にはもういたよ!」
エィニ : ちらちら本国にも帰ってるっぽい……。赤ちゃん時代とか見たのかな。お姉さんですね。
ヴィクトリヤ : キリル峠の戦いの頃かなあとふと想いを馳せつつ
ヴィクトリヤ : 「今はお姉さまのところにいるのかしら…お姉様、いいな…こんな可愛い妖精さんと暮らしてるだなんて」
ヴィーカ : 「ふふ!しばらくね、ルスランのところにいたんだけど。アリナがここに来るってなって、ボクにも思い入れがあったから着いてきたんだ!」
ヴィーカ : 「ねね、ヴィクトリヤ。今時間ある?」
ヴィクトリヤ : 「ええ、もちろん。今あなた以上に優先することなんてないわ」
ヴィーカ : 「ほんと?よかった!これからね、仲良かった子に会いに行くんだ~」ふにゃふにゃ笑って。
ヴィーカ : 「あっち!一緒に行こ!」ごく自然に肩に乗って、外を指す。
ヴィクトリヤ : 「あっちかしら?」じゃあ、歩いて行こう
GM : それではしばらく歩き。
GM : やってきたのは、大きな慰霊碑が佇む庭園です。
ヴィーカ : 「ここね、いろんな人たちの名前があって、ボクの知り合いの名前もあるんだよ」
エィニ : 仲良かった子……
ヴィクトリヤ : 「……ここにあるということは、戦死した方達の?」
ヴィーカ : 「そう!たぶん、こういうのあんまり好きじゃないんだろうけど、勿体ないから一番高いところに名前書いてもらったんだ!」
ヴィーカ : Pから始まるスペル……か……?
ヴィクトリヤ : は〜〜〜
ヴィクトリヤ : その言葉に、上を見上げつつ
エィニ : P……Pですかね……。
ヴィーカ : 「ここに体があるわけじゃないんだけど、なんとなく来ちゃうんだよね~」ちっとも悲しくなさそうに笑っている。
ヴィーカ : 「ルスランのためにずっと戦ってたんだ、みんな」
ヴィーカ : 「生きてたら、ヴィクトリヤともお話弾んだかもね!」
ヴィクトリヤ : 「ええ……私たちが生きてるのは、みんなこの人たちのおかげね」
ヴィーカ : 「ふふ!でしょでしょ。みーんな頑張った子なんだよ?」嬉しそうに
ヴィーカ : 「ヴィクトリヤも一緒?ルスランのために頑張ってるの?」
ヴィクトリヤ : 「昔は、そう」
ヴィクトリヤ : 「でも今は私のためよ」
ヴィーカ : 不思議そうに目をぱちぱちさせて
ヴィーカ : 「救済のためじゃないの?」
ヴィクトリヤ : 「救済といえばそうかもしれないわ」少し笑い
ヴィクトリヤ : 「私は、私のたみを飢えさせないために戦うのよ」
ヴィーカ : 「ふーん?」不思議そうに首を傾げ。
ヴィーカ : 「えっと、これを聞くとみんな怒るんだけどさ」
ヴィーカ : 「そのために人を殺すのって、どうしてなの?」
エィニ : このはっきりとした立ち位置。さすがだ。
ヴィクトリヤ : 少し考えて、周りに二人がいないことを確認しながら
ヴィーカ : 「アリナもそうだし、みんなもそうだったけど、ヒトのためにヒトを殺すでしょ。ずっと疑問なんだよね」
ヴィクトリヤ : 「それが、もっとも簡単な愛情表現だからよ」
ヴィクトリヤ : 「愛しているから、それ以外の人間を踏みつけにしてもいい……それって、とってもわかりやすいでしょう?」
ヴィーカ : 愛!!!
ユハナ : 北……!
エィニ : すごい北だ
ヴィーカ : 「ふーん?」わかったような、わかっていないような返事が返ってくる。
ヴィーカ : 「やっぱり、ルスランもキミも変わってるね!」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、もちろん……誰かを傷つけることをしょうがないことだなんて思ったことないわ」
ヴィクトリヤ : 「責任と義務があれば、私たちはどこまでも残酷になるのよ」
ユハナ : これ南と合流できるんですか?
ヴィクトリヤ : できるんですか????
ヴィクトリヤ : 助けて……
エィニ : wwwwwww
ヴィーカ : 「責任と義務がヒトを殺す理由になるの?」きょとんとした様子で
ヴィクトリヤ : 「ええ、少なくとも自分自身にとっては」
ヴィクトリヤ : 「あとは……他の人から怒られるのを耐えるだけよ」
ヴィーカ : 「……そっか。じゃあ――」
ヴィーカ : 何かを言いかけて。
ヴィーカ : 「あ、ダメダメ!こういうのは直接言っちゃだめなんだよね」慌てて口に手を当てる。
ヴィクトリヤ : 「…………、いいのよ?」
ヴィクトリヤ : 「私、自分が愚かなことは自分でわかっているもの」
ヴィーカ : 「……?じゃあ、あのね」
ヴィクトリヤ : 愛はあっても思いやりがないで笑ってしまう
ヴィクトリヤ : ユハナくんとエィニさんにはあるものね
ヴィーカ : 「ヴィクトリヤは、誰かを愛してるわけじゃないんだなって思ったんだ」へにゃっと笑って、そんなことを言う。
ヴィクトリヤ : ウワッッ
ヴィクトリヤ : そういうこと言う
ヴィーカ : 「でも、そういうのって潔いよね!ボク、嫌いじゃないよ!」
ヴィーカ : ヒトのこころよくわからない
ヴィクトリヤ : 「ふふ、そうなのかも。わたしにそんな資格はないから……」
ヴィクトリヤ : 「でも、そう言ってもらえて嬉しいわ」
ヴィーカ : 「嬉しいならよかった!」にこっと笑い。
ヴィーカ : 「いつか、自分以外も愛せるといいね!」
ヴィクトリヤ : 「ええ……レダンシアの人たちが争わずに済むようになったら、そうなるのかも」
GM : その言葉にヴィーカは楽しそうに笑い……
ヴィーカ : 「願ってあげるよ、ボクも。そうなりますように、って」
GM : ――彼女を知る者であれば、違和感を覚えるであろう言葉を吐いて。
ヴィクトリヤ : 妖精が祈ってる……怖い……
ヴィーカ : 「じゃ、そろそろ帰ろうか!アリナが心配しちゃうや」
ヴィクトリヤ : 「ええ、ああそうだ。エィニともよければお話ししてあげてね」投影体同士
GM : もちろん!と頷いて他愛のない話をしながら、陽はだんだんと暮れていきます……。


GM : ◆シーン6:エスクリルの聖印 混沌レベル:3

GM : 夜になり、みなさんのもとに使用人がやってきます。
GM : 「失礼いたします。アリナ様がみなさまとお話したいと――」
GM : そう言って、案内されたのは昼間の部屋とはまた別の、応接間らしき場所です。
GM : すでにアリナは席についており、机の上には三人分の茶も並べられています。
ヴィクトリヤ : 「こんばんは、お姉さま」席につこう
ユハナ : 「ども、こんばんはー……」眠そうに目をこすりながらやってくる。
エィニ : 会釈して、ヴィクトリヤさんを挟むようにたぶん座る。
アリナ : 「こんな時間にすまない。どうしても明日までに話をしておきたくてな」
エィニ : 成長期ですね……!
エィニ : 朝も夜も早そう。健康優良児……。
ヴィクトリヤ : ラジオ体操が似合う男No.1
アリナ : 一口紅茶を飲み。
アリナ : 「……ヴィクトリヤ。お前に問いたいことがある」
ヴィクトリヤ : 「何かしら?」
アリナ : 「お前は何のために戦う。何のためにその聖印を持つ」
アリナ : 「いや、お前だけではない。従者殿たちもだ。君たちは何のためにその力を振るう」
エィニ : 少し首を傾げて……
エィニ : 「言ったろう、ヴィクトリヤに助けられたと。わたしたちは恩を忘れない」
ヴィクトリヤ : ひぃ〜っっ……恩義
エィニ : 「だから、ヴィクトリヤを助けるよ」
ヴィクトリヤ : 北は仲良しだなやっぱり
ヴィクトリヤ : 北、ファイッオー!
アリナ : いいですね。信頼。愛の形だ。
エィニ : 「守り、ともに生きる森もないからね。ここには」
アリナ : 「……なるほど。エィニ殿はエルフだったな」納得したように頷き。
アリナ : 視線が横へとズレる。
エィニ : 恩人ですので……。森がないならいちばんの優先に。
ユハナ : 目線を向けられて、少し考えて。
ユハナ : 「オレは……一番になりたいんだ。大勢の中の誰か一人じゃなくてさ」
ユハナ : 「姫さんは、何もかも全部手に入れるつもりだろ」
ユハナ : 「だったら、その中で、オレが一番強くて、姫さんが頼れるヤツになれば」
ユハナ : 「みんなの中でオレが一番ってわけだ」
アリナ : 「一番、か。なるほど。魔法師であればそれもまたひとつの道だな」やはり納得して頷いて。
アリナ : 「――ヴィクトリヤ」名前を呼ぶ。
アリナ : 「この世界にあってはならないものはいくつかある。そのうちのひとつが、己が欲だけを満たす君主だ」
アリナ : 「父上は民を思い、この大地のあまねく人々を思い、救済を掲げた」
アリナ : 「お前は何をもって戦う」
ヴィクトリヤ : 「それでもお姉様、私は……私のために力を振るうわ」
ヴィクトリヤ : 「民を飢えさせない、満たしてあげる、これは…私の責務と義務で」
ヴィクトリヤ : 「私のなすべきこと、私のなしたいこと」
ヴィクトリヤ : 「だから、すべて私のためよ」
エィニ : うーん、君主……!
ヴィクトリヤ : 誰かのためにやっているように見えて、それは全部自分のためだから、その行動の責任は自分にある…みたいなニュアンスです
アリナ : 「ほう?」興味深そうに眉を上げて
アリナ : 「民のためでなく、己のためとするか。ならば……お前の行いで、真に餓えず、満たされるのはお前だな」
ヴィクトリヤ : 「ええ、私…何かを諦めることって嫌なのだもの」
ヴィクトリヤ : 「私含めて、私の手の内にあるものは須く幸せになるべきだわ」
アリナ : 「お前の両の手は、お前が思っているよりも小さいが、それでもか」
アリナ : 「零れ落ちるものもあるだろう。それはお前の“愛する”民かもしれん」
アリナ : 「それでも――お前は民を思うと言い続けられるか」
ヴィクトリヤ : 「それが北の在り方……そうでしょう?お姉様」
ヴィクトリヤ : 「弱肉強食、単純だけれども即ち筋が通っているということ」
ヴィクトリヤ : 「私たちはそのように生きてきた。それを否定する理由はないわ」
ヴィクトリヤ : 「そうでなければ……今まで零れ落ちていった人たちが報われなくてよ」
ヴィクトリヤ : 北が指針を転換できない精神的な理由がそこかなと思い…
ヴィクトリヤ : 南への侵攻を止められない理由の一つかなって
エィニ : 愛ですかね。先人への愛……。
ガヤ : もう刃を止めることはできない……
アリナ : その言葉に、ふ、と笑い。
アリナ : 「ふ、はは!なるほど、確かにそうだ」硬かった表情を崩す。
アリナ : 「お前はまだ幼いし、父上の聖印を継ぐにもふさわしいとは思えない」
アリナ : 「だが――面白い。お前には伸びしろがある」
アリナ : 「あの愚弟どもと違ってな」
ヴィクトリヤ : 「…お兄様と何かあったの?」
アリナ : 「――幼いとはいえ、聡いお前であれば気付いているだろうに」
アリナ : 「……ひとりは救済の使命を忘れ、色欲に惑い己が責務を放り出した」
アリナ : 「ひとりは君主の務めを忘れ、私欲に走り己が心のみを満たそうとしている」
エィニ : おねえちゃん、救済強火の人……!
アリナ : 「……戦を知りながら、だ」ぎり、と歯ぎしりをする。
アリナ : 「ヴィクトリヤ、お前が今後、どのように生きるか、何を見るかはまだ私にはわからん」
アリナ : 「だが、戦を知れば――否が応でも、何かを得る。その先が、あの二人のようにならないことだけを私は祈っている」
ヴィクトリヤ : 「ええ、そうね……私、逃げも隠れもしないと……心得ます」
アリナ : 「戦で死ぬべきは、善人ではない。善人を救うためにこそ戦はあるべきだ」
アリナ : 「……ゆめゆめ己が使命を忘れないように」
ヴィクトリヤ : 「ええ、レダンシアに栄誉を」微笑
アリナ : 「レダンシアに栄誉を」
ヴィクトリヤ : レダンシア大陸という名称
ヴィクトリヤ : どこからきたんだろう


GM : ◆シーン7:妖精の取引(マスターシーン) 混沌レベル:4

ユハナ : 混沌レベルが……
ヴィクトリヤ : 妖精だ!
GM : 「――の戦いでおよそ300。その次の小競り合いが180と少し。進軍後、キナート制圧は当時一団を率いていた君主と、邪紋遣いの傭兵の活躍目覚ましく100未満……」
GM : 暗がりの中、紙をめくる音と声が響く。
GM : 「続く峠での戦いは、両軍ともに死者多数。判明しているだけで1000を超える……」
エィニ : これは纏めてたやつ……
ヴィクトリヤ : 0話の……
ヴィーカ : 「その資料、場所変わってなくてよかったよ!ずっと前だし、もうそれをまとめたヒトいなくなっちゃったから……」
ヴィーカ : けらりと妖精が笑い、それに小さく男が頷いた。
GM : 「しかしその血が馴染むまでおよそ20年。いや、それだけかけても大きく事は動かずだな……」
ヴィーカ : 「だから言っただろう?血が離れれば離れるほど効果は薄いんだよ」
ヴィーカ : 「確か、先代はルスランの兄をキッカケにしたんだったかな。母親の弟と生まれたばかりの妹もそれの前に使ってるから、合計3人?」
GM : 「ふむ、となると……」
ヴィーカ : 「キミ以外で足りるね!」明るく笑い。
ヴィーカ : 「それにしてもタイヘンだね。同族殺しのために、ボクみたいなのを再収束させるなんてさ」
アレクサンドル : 「……」彼は、まっすぐ妖精を見る。
アレクサンドル : 「それだけ私たちがあなたを信用しているということだ」
エィニ : 一回消えてるんだ……
ヴィクトリヤ : 再収束する!
ヴィーカ : 「ふーん。ま、いいけど。ボクも君たちみたいなの嫌いじゃないし」
ヴィーカ : 「約束もあるしね!」
ヴィクトリヤ : 約束!
ヴィクトリヤ : 覚えててくれたんだね……?(草葉の陰)
エィニ : wwwwwww
ユハナ : 呪……
アレクサンドル : 「20年前の戦いだったか。ずいぶんとやる気だと父上も言っていたが、何があったのかそろそろ教えてくれてもいいんじゃないかな?」
ヴィーカ : 「だーめ!あれはボクとあの子の約束だからね!」
ヴィーカ : にべもなくそう言って、彼女はひらりと窓に近寄る。
ヴィーカ : 「じゃあ、ボクはこれからまたしばらくお別れだね。次に会うのは何十年後になるかな」
アレクサンドル : 「さあ?でも、そう遠くない未来になるだろうね。父上がご存命の間に会えるように努力しよう」
ヴィーカ : 「ふふ、楽しみにしてるよ!――キミの願いも、ボクがかなえてあげるからね!」
ユハナ : 投影体、やはり浄化した方がいいのでは?
ヴィクトリヤ : エィニさんはだめ
GM : 投影体は浄化すべき……


GM : ◆プレッジシーン

エィニ : ではひとまず……。
エィニ : 【恩を返す】(因縁:ヴィクトリヤ) こちらを。先の話もあったので!
エィニ : いつ恩を返したことになるのかは自分でも未知ですね……。
エィニ : まあでも他に行き先もないもんなあ……。
GM : キャンペーン中に恩返しがおわるのか、続くのかも未知数……
ユハナ : 今は誓いをひとつだけ
"もっと強くなる" 【目的: 求道】
同じく先の話より
エィニ : おっ。
GM : 強く!
GM : いちばんになる……いいな……
ヴィクトリヤ : 『誰にも恥じない君主である』(因縁:ユハナ、エィニ)先の話より一つだけ
ヴィクトリヤ : お姉ちゃんとの話もあったので…
ユハナ : 少なくとも今は一番ではない……
エィニ : ヴィクトリヤさんのしっかり立ってる感じ。とてもいいな……。
ヴィクトリヤ : 因縁もアリナさんに対して取得します。
アリナ(家族)尊敬/寂しさ で
GM : はい!他、因縁更新などなければ、獲得した誓いの数だけ天運を増やしてくださいませ!


GM : ◆シーン8:朱色の血が大地を染めて 混沌レベル:4

GM : ……アリナとの会話から一晩が建ち、早朝。
GM : ドンドン!という激しいノック音が、ヴィクトリヤさんの――そして隣接する他お二人の部屋に響きます。
ヴィクトリヤ : 何事か、となり返答もせず自分で扉を開けよう
エィニ : 既に準備済み……と言う感じで開けます。
ユハナ : 「おはよーさん! なんだ、今朝はずいぶん早いな。何かあったか?」
ヴィクトリヤ : 「どうされたの?」
アリナ : 廊下に立っているのはアリナですが……その顔はどうも青白く。
エィニ : おねえちゃんだ……。
ヴィクトリヤ : 生きてるか?!!?!?
アリナ : 「ヴィクトリヤ、今すぐ本国に迎え」苦し紛れに言葉を吐きだす彼女の脇腹は、真っ赤に染まっています。
ヴィクトリヤ : 「お姉様、その傷は……!」
エィニ : 「……」
ユハナ : 「……」
アリナ : 「愚弟だ……!」歯ぎしりをしながら、短く吐きだし。
ヴィクトリヤ : 「ユハナ、治療を……ユリアンさまは……」珍しくうろたえて
ユハナ : 実は生命魔法はひとつも……基礎魔法でも取っておらず……
ヴィクトリヤ : (‾◡◝ )
ユハナ : 治療キットぐらいは使える
アリナ : 「治療の必要はない」それを制止する。
エィニ : れ、霊薬くらいなら……。
ヴィクトリヤ : みんなでポーションをばしゃばしゃと
アリナ : 「私が足止めをする。その間に、お前は今すぐ本国へ」
エィニ : 本国。北に戻るのか……。
エィニ : 「……アリナ、ヴィクトリヤを優先していいんだね?」
アリナ : 「あいつ、所要もなにも、もとよりここを攻めるつもりだったらしい。……アリスターの兵団が、すぐそこまで来ている」憎々し気に吐きだし、
ヴィクトリヤ : 「…………、…………」
アリナ : 「ああ。ユハナ殿もエィニ殿も、仕えるべき者を誤るような従者ではないだろう」強がるように笑って見せる
ユハナ : 「……その様子じゃ、本当に足止めにしかならねェだろ」
ユハナ : 「そうすりゃ、アンタの聖印は……ああ、そうか……くそっ」
アリナ : 「……やはり聡いな、ユハナ殿」ふ、と笑い
ヴィクトリヤ : すぅっと息を吸って、自分の頬を両手で叩く
アリナ : 「ヴィクトリヤ、いいか、私の聖印が失われれば、お前が唯一父上の聖印を継ぐ素質をもつ者だ」
アリナ : 「――死ぬな。それがヴィクトリヤ・エンダルソル・エスクリルの、今果たすべき責務だ」
ヴィクトリヤ : 「……分かったわ」
ヴィクトリヤ : 「キナートの兵がエンダルソルに逃げ込めるよう伝令を送ります。足止めが十分になされたあとは兵をそちらへ」
アリナ : 「ああ、助かる。彼らはここで死ぬべきではないからな」
エィニ : 「どれも君が無事でいてこそだ。さ、ヴィクトリヤ」
ヴィクトリヤ : 「ええ、愛してるわお姉様。お姉さまに栄誉があらんことを」
ヴィクトリヤ : 「お元気で、……」
ユハナ : 「……すまねェ、姫さん」
ユハナ : 「あの兄貴をやったのも、間違いなくあの魔法師の先輩じゃあねェ」
ユハナ : 「あの時気づいてりゃ、こんなことには」
ヴィクトリヤ : 「いいのよユハナ、何も謝ることはないわ」
エィニ : 「容易に気付かれてしまっては罠を張った意味がない。そうだろう?」
ユハナ : 「君主が死んだら、聖印か混沌核が残る。あの時その場になかったなら、君主か邪紋使いが回収したに決まってんだ」
ユハナ : 「……やっぱり、見たことねェと、とっさに思いつかねェもんだな」
エィニ : あ、次兄の聖印……。
アリナ : かしこい
ヴィクトリヤ : 「ではきっと、次は大丈夫ね」微笑み
ヴィクトリヤ : 「私はどこまでも私の信じるあなたを信じます。ユハナ・ストールバリ、胸を張って前を見なさい」
ヴィクトリヤ : 「私、二人に頼らないと遠くのものが見えなくてよ?」
エィニ : 「ふふ。頼られたのなら存分に応えないとだね」
ユハナ : 「……やっぱり、姫さんにゃかなわねェな」
ヴィクトリヤ : 「さあ、なんとか本国まで戻らないと……こうまで危機的だと、逆に燃えてしまうわ」笑う
ユハナ : 「……ひとつだけ、聞いてもいいか」
エィニ : お……。
ヴィクトリヤ : お
ユハナ : 「あの兄貴と姉貴をやったのが、あの騒がしい兄貴だとして」
ユハナ : 「……アイツは、"悪いヤツ"でいいのか」
エィニ : おっ……。やっつけていいかどうかか……?
ヴィクトリヤ : 「構わないわ!愛するには変わらないけれども」
アリナ : そしてぶれないヴィクトリヤさん
ヴィクトリヤ : 「刃を向けられたら刃を返しましょう」
ユハナ : 「わかった。ならオレも迷わねェ。オレも姫さんを信じるよ」
ヴィクトリヤ : 殺意と愛が両立する 北
ヴィクトリヤ : 「ありがとう、ユハナ」
ヴィクトリヤ : 「うふふ、なんとしても二人は守らないとね」
GM : では、そんな会話をして、外に出て。
GM : 馬を取りに行ったところで。
ユリアン : 「ヴィクトリヤ殿、ユハナ殿、エィニ殿」厳しい顔をしたユリアンが声をかけます。
ユリアン : 「……………先導する。アリナの命だ」たっぷり沈黙を挟んで。
ヴィクトリヤ : 「あら、よかった。あなたが死ねばお姉さまも悲しむもの」
ユハナ : 「……」
ユリアン : 「逆もまた然りだということを、アレはわかっていない」硬い声のまま。
エィニ : 「良き従者を持ったものだね、アリナは」
ヴィクトリヤ : 「最期の我儘よ。あなた、きっと一番信頼されているのね」
ユハナ : 「……大丈夫だろうが、アンタについていく前に確認だ。こいつはどういうヤツだ」 ユリアンに向けて、エィニを指さして。
ユハナ : エィニをどう紹介したかを尋ねています、見た目だけでは信用できない事件が起きてしまっているので……
ユリアン : 「ヴィクトリヤ殿の従者だろう。それ以上でもそれ以下でもない」
エィニ : あ、ああ……。なるほど。かしこい……
ユリアン : 「……ああ、ユハナ殿の言葉でいえば、耳が長いだけ、か」ふと何かに気づいたように。
ヴィクトリヤ : 賢い
ヴィクトリヤ : やっぱり信頼できるメイジですよ、ユハナくん
ユハナ : 「……すまねェな。あの兄貴は面倒な手下を抱えてそうなもんで」
ヴィクトリヤ : こういう地道に賢いところもかってるんだろうな…
ヴィクトリヤ : うちのメイジが一番賢い!!!!!!
ユリアン : 「いや、当然の警戒だ」小さく首を振る。
ユリアン : 「……確認は取れたな、急ごう。アリナがいくつか兵団を準備しているから、それを引き連れて逃げる」
ユリアン : 「追手がきても、それでなんとかなるはずだ」言って、自分は素早く馬に跨ります。
ヴィクトリヤ : 「さすがお姉様ね。私たちも行きましょうか」
ユハナ : 傭兵Lv2……お姉ちゃん結構金持ってたな……
エィニ : 移動は流石に馬かな……。乗りましょう。
ユハナ : 急ぎでしょうし一応のりま、しょう、乗れるのかな
ヴィクトリヤ : 相乗りする?
ユハナ : 2D+4>=0 <騎乗> (2D6+4>=0) > 12[6,6]+4 > 16 > (クリティカル) > 26 > 成功
ユリアン : くりってる
ユハナ : wwww
ヴィクトリヤ : 完璧な乗馬
ユリアン : めちゃくちゃ相性のいい馬だったのか……
ユハナ : 一応乗れるらしい
ヴィクトリヤ : これは優秀なメイジ
ヴィクトリヤ : エィニさんはロイヤルだからなんとなく乗れるイメージがあるんだよな…
エィニ : 「……悲しいね、何故争うのだろうね」
ユハナ : 「……悪いヤツがいるからだろ」 馬に乗って移動します。
ガヤ : なぜ争うのか いい質問ですね
ユリアン : ほんとね なんで争うんでしょうね
ヴィクトリヤ : 「平和は、手放しで得られないのよ」
エィニ : 「人間の世界は難しいね」
ヴィクトリヤ : 北は多分そういう土地で、南は何もしなければ本当は平和だったんでしょうね
エィニ : 寂しげに目を伏せて、馬を走らせる準備をします。
GM : 背後で流れているであろう朱を思いながらも、君たちは馬を走らせる。
ユハナ : 争いに対する理解が3人とも完全にばらばらでいいな
GM : 向かうはさらに北、ヴィクトリヤの生まれ故郷。
GM : だが……


GM : ◆シーン9:渓谷には誘い 混沌レベル:4

ヴィクトリヤ : 馬賊くんも頑張って走ってるんだろうな
ヴィクトリヤ : 何が何やらって感じで
ガヤ : 馬賊くんかわいそうに
ユハナ : あの時死ななかったばっかりに大変な思いをすることに……
エィニ : GoLそんなんばっかですね。死ななかったばかりに大変。
ユハナ : 聖印持ってたし後で部隊オプションの副官任命ロードとかで誰かにつけたいな
GM : キナートの兵士たちをつれて、馬を走らせてしばらく。
GM : 心配していた追手の影はまだなく、順調にクラウスター付近の山間部までたどりつきます。
GM : ……ふと、頭をよぎるのはこの周辺で出回っていた噂。
GM : ふと、遠くに人影が見えて。
アンデッドの隊長 : 「……とまりなさい」巨大な槍を手にもつ邪紋遣いが、皆さんの前に立ちふさがります。(↓)

画像6


ヴィクトリヤ : 「誰かの知り合いかしら」剣を構えて
エィニ : 「君の知り合いでないなら違うだろうね。さて、わたしたちは急いでいるんだ。何か御用かな?」
アンデッドの隊長 : そうだな、エィニさん霊感で振ってみていただいても良いでしょうか。難易度12。
アンデッドの隊長 : 他の方は混沌知識15でも判定可能です。
エィニ : 3d+9=>12 霊感判定 (3D6+9>=12) > 5[1,2,2]+9 > 14 > 成功
エィニ : 上げた甲斐が。出目が低い。
ヴィクトリヤ : ふるだけふりますか…
ヴィクトリヤ : 2d+4>=15 混沌知識 (2D6+4>=15) > 4[1,3]+4 > 8 > 失敗
ユハナ : 知力低いんですよね……
ユハナ : 2D+4>=15 混沌知識 (2D6+4>=15) > 9[3,6]+4 > 13 > 失敗
ヴィクトリヤ : ユハナくん惜しいな!
エィニ : メイジが知力低いって言ってるのちょっと面白くなっちゃうな……。
ヴィクトリヤ : wwwwwwww
アンデッドの隊長 : お、ではエィニさんだけ。彼が持つ槍が混沌由来……より正確に言うならば、あなたの世界ともまた別の場所からもたらされた装備だということがわかります。
エィニ : ほほう。槍……。
ヴィクトリヤ : 殉教者か
[情報] アンデッドの隊長 : 装備:妖精騎士の魔槍(AF142) これが公開
ヴィクトリヤ : 妖精だ……(怯え)
エィニ : 「ふふ、面白いものを持っているね」
アンデッドの隊長 : 「……」じぃとエィニさんを見て。
アンデッドの隊長 : 「おまえは、エスクリルの者ではありませんね」
アンデッドの隊長 : 「そして――おまえは、エスクリルの人間ですね」視線はヴィクトリヤさんに。
ヴィクトリヤ : 「そうよ?」
ユハナ : 「……」 馬を降りて様子を伺う。
アンデッドの隊長 : 「そうであるならば、やはりここを通すわけにはいきません」
ユハナ : ユハナくんはどっち判定になるんだろうな。エスクリル占領下のレダンシアで生まれたエスクリルでもレダンシアでもない土地から流れてきた傭兵の子。めんどくさい……
ヴィクトリヤ : アンデッドさんがバグ起こさないかな・・・
エィニ : 「理由は聞いてもいいのかな、それとも、聞いても結果は変わらないかな?」
アンデッドの隊長 : 「理由はもちろんはなします。ですが、結果はかわらない」気づけば、ぞろぞろと周囲に人が集まり……そのすべてが、厳しくヴィクトリヤさんを睨みつけている。
アンデッドの隊長 : 「わたしたちは、おまえたちの行いを忘れてはいない」
アンデッドの隊長 : 「おまえたちが過去とし、正義とした行いで流れた無実の血を、わたしたちは忘れていません」
エィニ : お、現地人……?
ヴィクトリヤ : 現地人だな…
ユハナ : 「……何の話をしてんだ?」
エィニ : 「ヴィクトリヤが足止めされてしまったという話だね」
ヴィクトリヤ : 「過去と未来において、エスクリルはその責任を手放さない」
ヴィクトリヤ : 「私がエスクリルであると存じ上げているならば、話が早くて助かるわ」
ヴィクトリヤ : 「エスクリルにはエスクリルの流儀があるの。叩き起こされたところ悪いのだけれども、死者は死者らしくお眠りなさい」
エィニ : 北だな~~~いいですね。流石。
アンデッドの隊長 : 「それであるならば、われらにも。レダンシアにも、レダンシアの流儀があります」
ガヤ : レダンシアに栄光あれーーーーーーーーッッッッッ
ユハナ : レダンシアの流儀っていうと、子供を矢面に立たせたり耄碌したばあさんを利用したり……
ヴィクトリヤ : wwwwwww
エィニ : wwwwwwww
ヴィクトリヤ : 総力戦ですよ!!!死者すら叩き起こす
アンデッドの隊長 : 「ミハイルという名の男がいたころは、それでもまだ我らをみとめてくれていました。にくくはあったが、許容はできる男でした」
エィニ : 次兄……
ガヤ : 次兄の株が死後に上がっている
ヴィクトリヤ : いいですね、可愛いぞ
アンデッドの隊長 : 「ですが――彼の君主は死に、そしていま、我らはまたあの悲劇を……主を奪われたときと同じくるしみを受けようとしている」
アンデッドの隊長 : 「弾圧されるならば、抵抗する。それが、わたしたちが選んだ手段。流儀です」
ユハナ : 「……それで、いったいそれが姫さんと何の関係があるんだ?」
アンデッドの隊長 : 「……」それに、目をふせ。
アンデッドの隊長 : 「関係ないのでしょう。きっと」
エィニ : お……。
アンデッドの隊長 : 「ですが、わたしはそれでもあなたたちが憎い。にくくて憎くて、ああ、いくら殺しても、死を見ても、満たされない」
アンデッドの隊長 : 「……ひいてはくれませんか、少年。わたしはあなたに敵意はない」
ユハナ : 「……やつあたりじゃねェか。関係ないヤツに当たるのは悪いことだぜ」
エィニ : ☑悪い奴
ガヤ : エンダルソルの血が憎いってこと?
アンデッドの隊長 : ですです
ヴィクトリヤ : 「……いいのよ、ユハナ」
ヴィクトリヤ : 「誰かが受け止めてあげないといけないのよ」
エィニ : 「同じようにヴィクトリヤを認めてくれたらよかったのだけれどね」
ヴィクトリヤ : 「そうね、それは残念……でも、それを愛するのも、優雅、でしょう?」笑い
エィニ : 「君の愛は際限がないね」困ったように少し笑って
ユハナ : 「なんだかよくわかんねェけど……アレも悪いヤツでいいんだよな?」
ヴィクトリヤ : 「いいわよ!」
アンデッドの隊長 : 「……やはりまた、おまえたちはわたしたちを悪とするのですね」
ヴィクトリヤ : 「ええ、でも愛するわ」
アンデッドの隊長 : 「愛しても、ころすのでしょう。愛を理由に、正義といつわり、我らをころすのでしょう」
アンデッドの隊長 : 「……残念です。せめて、せめてそう、正義なんて言葉がなければ」こぼし。
アンデッドの隊長 : 「……わたしはおまえたちをころします。おまえたちが、無抵抗の主にそうしたように」武器を構える。


GM : ◆プレッジシーン
GM : 最後のプレッジシーンです!因縁誓いなどどうぞ!
エィニ : 因縁は増えないかな。誓い……。
ヴィクトリヤ : プレッジか…
ユハナ : "悪を射る" 【禁忌: 邪悪】より
"ヴィクトリヤを信じる" 【因縁: ヴィクトリヤ】より
こう、かな……
GM : ヴィクトリヤを信じる いいな
ヴィクトリヤ : 信じてくれる これが北
エィニ : 【信頼に応える】(目的:誇り)
【無事に逃がす】(因縁:ヴィクトリヤ、因縁:ユハナ)
エィニ : こうかな。こう。
ヴィクトリヤ : 『立ち塞がる敵は討ち倒す』(目的:覇道)
『自分の愛を迷わない』(禁忌:禁欲)
エィニ : いやでも個人主義観がすごいですね。共有でき……ない……?
ユハナ : 共有、なさそう
ガヤ : 悪かどうかの部分をヴィクトリヤさんに全プッシュしてるんだなぁ
GM : 共有できない誓い。我が強くていいですね……
ヴィクトリヤ : 共有できないな・・・w
GM : 共有はなさそう。他なにもなければ天運を増やしてくださいませ!
system : [ エィニ ] 天運 : 4 → 6
system : [ ヴィクトリヤ ] 天運 : 4 → 6
ヴィクトリヤ : 北のこういうところはいいところであり欠点ですね…南と真逆
エィニ : もろもろをもろもろしつつ……
system : [ ユハナ ] 天運 : 4 → 6

[情報] GM : ▽戦闘マップについて
茶色(×):射線×、通行×のSq。巨大な岩。
緑色(△):射線〇、通行〇、飛行×のSq。エネミーはこのSqにいる時、R終了時に士気が減少しない。敵の物資が置かれた倉庫。
その他:特記ナシのSq

▽特殊支援:キナートの軍医
すべてのPCはこの戦闘中に限りHPを+10する。

▽戦闘勝利条件:「アンデッドの隊長」の瀕死Lvが2を超えること
▽戦闘敗北条件:PC全員が瀕死状態になること
ヴィクトリヤ : ユリアンさん!!!!
ユハナ : ユリアンさんの正体は先端医療技術Lv2だったか……


GM : ◆クライマックス戦闘
GM : 戦場については情報タブ参照!PC初期配置はD11~F12の赤いエリア内!
GM : エネミーの「見えるデータ」はコマに記載しております。ご確認くださいませ!
ガヤ : うわすごいな、これだけ全員邪紋使いとかメイジの野良
エィニ : おお、すごい。
ガヤ : 邪紋兵団だ!
ヴィクトリヤ : うちに来てくれないかな〜〜難しいよな〜〜〜
ヴィクトリヤ : そのままクラウスタ〜を守護ってて
GM : 仕えるべき君主も許容できる君主もいなくなっちゃったので、聖印持ちなんていません
ユハナ : これルールの方が微妙なヤツなのでNGならNG判定でいいのですけど、一応確認です
ユハナ : 射線ルール、Sqを指定するときにはそのSqに射線が通ってないといけないのですが、
ユハナ : 範囲攻撃の場合、指定Sqに射線が通っていれば、対象に射線が入っていなくても攻撃の対象に取れる(R2-P195)
ユハナ : 具体的にはF11からF6に十字指定すると、G6シューターを対象に取れる
ユハナ : ユハナくん、射程1Sqの直線攻撃を持っているのですが、
ユハナ : G11起点で↑に直線攻撃するとG6シューターを対象に取れます……?
エィニ : なるほどぶち抜いて……。
ユハナ : 射程1Sqの直線6攻撃なので、隣のSqを指定してそこからどこか一方角に+6Sqまでの範囲攻撃、となっています。
ガヤ : ビームやん
ヴィクトリヤ : ビームだな…
ヴィクトリヤ : おっかねえぜ
GM : 岩……陰に隠れてる、というイメージなので、岩を挟んでの直線は不可で今回お願いします……!
ユハナ : 十字は射線障害抜けていいのはわかるんですが、直線で射線障害抜くのがちょっとインチキ感があるのでGMに確認でした
ユハナ : 了解しました!
GM : こちらもそういう感じで打つので……某アーティストほど至ってないので曲射はできない……
エィニ : www
GM : 混沌レベルは左上ダイスを参照いただきまして……
ヴィクトリヤ : このままアンデッドちゃんに突っ込んでっていいですかね
ヴィクトリヤ : 手前から処理していきます?
ユハナ : ここ、ここでいいかな、うーむ。
エィニ : こちらは弓兵の範囲もあるので、周りも殴ろうかなって感じで……。
ユハナ : 配置は大丈夫です!
GM : 良さそうかな!
ユハナ : 処理は…・・・
エィニ : こちらもこれで!
ヴィクトリヤ : 配置OK
GM : では……!

GM : ▼1ラウンド目
GM : セットアップ!
ユハナ : こちらの直線で処理できなければエィニさんに始末してもらう感じで行けばいいかな……と思ってます
エィニ : お。了解です!
エィニ : 一人だと厳しいかな……と思ってたので。2人ならきっと。
ユハナ : セットは……なしで!
エィニ : ▼精霊力喚起_SL:2_タイミング:セットアップ_判定:自動_対象:自身_射程:-_コスト:6_MC:○_効果:ラウンド中、自身が行う〈霊感〉判定のダイスを+1個し、「種別:精霊」の特技によって与えるダメージと上昇する防御力を+(LV)Dする。LV5でシーン継続。
ヴィクトリヤ : 《光炎の印》Lv1 /セットアップ/自動/自身/コスト8/武器のダメージ属性に《炎熱》を付与。この特技を使用した武器で1点でもダメージを与えた場合、炎上を付与。
《業炎の印》Lv1 /常時/自動/自身/《光炎の印》のDRに+[精神]
[A]アンデッドの隊長 : 《破壊の血爪》セット/MP4/【筋力】点以下の【HP】を消費し、そのシーン中白兵攻撃のダメ+[消費した【HP】]
[B]アームズの兵士 : 《肉体調律》セット/MP5/このシーン中、軽武器によるダメージ+1d
[B]アームズの兵士 : アームズ兵士は全員これを
ユハナ : エィニさんにヴォーパルするのは多分2R目かなと……1R目は離れちゃうヴィクトリヤさんを優先しましょう……
ヴィクトリヤ : ありがたや…
ヴィクトリヤ : 射程のこともあるし先にシューターさんを殴ってもいいな…
ユハナ : シューター面倒な特技持ってそうですからね……達成値減とか足止めとか……
GM : エネミーも以上!ではイニシ挟みまして、行動値16のユハナくん!
ヴィクトリヤ : いやあユハナくん早いなあ
ユハナ : 《ヴォーパルウェポン》_魔法(基礎)_Init_自動成功_単体_1Sq_コスト:MP7_ラウンド2回_対象が装備している武器ひとつのダメージに+2D。ひとりのキャラクターに複数回かけることはできない。
ユハナ : 先に自分にこれを使いまして
ユハナ : 《幻想弓》_魔法(静動)_マイナー直前_自身_コスト:MP3_「種別:射撃(弓)」「装備部位:メイン※」「攻撃力:<炎熱>【感覚】+1」「行動値修正:0」「移動修正:0」「射程:1~3Sq」「ガード値:0」の武器をシーン終了まで装備する。いつでも宣言するだけで消滅させられる。
ユハナ : 《ウェポンカタパルト》_魔法(静動)_マイナー_自動成功_自身_コスト:MP2_《武装滞空》で浮かべている武器の攻撃力をプロセス中に行う射撃攻撃のダメージに加算する。使用した武器は失われる。
ユハナ : グレートソードを指定します。
GM : ふよふよ浮いてるグレートソード
エィニ : グレートソードがすごいはやさで飛んでくるの、ふつうにこわい……。
ヴィクトリヤ : ビジュアル的にもいいですね、威圧大圧
ユハナ : 「……オレがそこに立っていたとして、だ」しばらくぶつぶつと何かを呟くと、背後の剣がひとりでに正面で真横を向く。
ユハナ : 《ピアッシングアロー》_魔法(静動/魔攻)_メジャー_<知覚>/22/対決_MP5_直線6_1Sq_対象に射撃攻撃を行う。
ユハナ : F10から右! H10-I10のアームズ!
[D]アームズの兵士 : 来いッ!
ヴィクトリヤ : 範囲攻撃 すごく頼もしい
ユハナ : 達成値怪しいか、天運1入れておきましょう。
ユハナ : 3D+7+2+1D>=22 (3D6+7+2+1D6>=22) > 10[1,3,6]+7+2+1[1] > 20 > 失敗
ユハナ : 《ホーミングアロー》_魔法(静動)_判定直後_自動成功_単体_4Sq_コスト:MP1_ラウンド2回_同意した対象の射撃攻撃の判定達成値+4。
ヴィクトリヤ : 素晴らしいな
エィニ : 後出し達成値!おいしい。
ヴィクトリヤ : 自分で補助できるから
ユハナ : 24で発動!
[D]アームズの兵士 : あたります!ダメージどうぞ!
ユハナ : 《アローエクステンション》_魔法(静動)_DR直前_単体_4Sq_コスト:MP3_ラウンド2回_同意した対象が行う射撃攻撃のダメージに+2Dし、属性に<衝撃>を追加する。
[D]アームズの兵士 : のびる……!
ヴィクトリヤ : 伸びるなあ
ユハナ : 「大気摩擦を加えて――」
ユハナ : あ、すみません、使い忘れていたのもうひとついいですか……
ユハナ : 《ミスティックシューター》_魔法(静動)_魔法使用直前_自身_4Sq_MP1_《武装滞空》で浮かべている「射程:0Sq」以外の武器から任意の数を選択する。このメインプロセス中に行う射撃攻撃のダメージを+[選択した武器の数×4]する。
[D]アームズの兵士 : お。どぞどぞ!
ユハナ : 使う魔法が……多い……!
ヴィクトリヤ : やることが…!やることが多い……!
ユハナ : 3D+2D+8+9+2D+4+6 <炎熱><衝撃> (3D6+2D6+8+9+2D6+4+6) > 14[4,5,5]+11[5,6]+8+9+7[2,5]+4+6 > 59
エィニ : いい出目だ。
[D]アームズの兵士 : いてぇ
[D]アームズの兵士 : 炎熱5点引きまして、54点。
[D]アームズの兵士 : お、おちました……。足りてしまった
ヴィクトリヤ : ひゅー!
エィニ : おお、いいこと!
ユハナ : 突如、大剣が巨人の弓で射られたように加速する。
[D]アームズの兵士 : ぐぅ……!一撃耐えられるかと思ったんですが無理だった……!
ヴィクトリヤ : 一発で近接3回分くらいのコスト持ってきますもんね…おっかないな
[D]アームズの兵士 : 「なっ!」矢ではない飛来物に、慌てて武器を構えるも耐え切れず。
ユハナ : 「……ふう、うまくいったみたいだ」
エィニ : 「随分と変わったものを射るのだね」
ユハナ : 「……いや、重くて邪魔だったんだ」
ヴィクトリヤ : 「素敵よユハナ!かっこいいわ!」
エィニ : 「ふふ、君が振るうには大きすぎたものね」
[A]アンデッドの隊長 : 「……魔法師ですか」警戒が強まる。
ユハナ : 「このショールを見ての通り、山吹の魔法師ユハナだ。契約魔法師じゃないが、悪いヤツは放っておけないんでね」
ユハナ : メインプロセスは以上、です!
GM : はい!では続いて、イニシ挟んでエィニさん!
エィニ : はい、イニシアチブも頂きまして。
エィニ : ▼自然の守護者_SL:1_タイミング:イニシアチブ_判定:自動_対象:自身_射程:-_コスト:天運1_MC:FW_効果:ラウンド中、【反射】と【感覚】を用いた判定のダイスを+1個、武器攻撃のダメージロールを+(〈霊感〉レベル+LV)Dし、「種別:攻撃」のエルフの特技を「種別:精霊」としても扱う。
[A]アンデッドの隊長 : 「……悪を討つならば、もっと身近に討つべきがいるでしょうに」呟きは小さく。
エィニ : 移動するか、むむむ。
エィニ : ↑↑で範囲避けしておこう。念のため……。
エィニ : ★矢の雨_SL:1_タイミング:メジャー_判定:〈射撃〉_対象:効果参照_射程:武器_コスト:士気1_効果:「対象:範囲(LV+1)」に対して射撃攻撃を行なう。
エィニ : C8を起点にして左にもうひとつ。範囲2!
[B]アームズの兵士 : おれたちだな、こい!
エィニ : 3d+8-2+2+1d=>0 《基本武器攻撃》命中/回避(MC) (3D6+8-2+2+1D6>=0) > 7[1,3,3]+8-2+2+3[3] > 18 > 成功
ヴィクトリヤ : 達成値が高い
[B]アームズの兵士 : リアクション固定6です、あたります!
ユハナ : 《アローエクステンション》_魔法(静動)_DR直前_単体_4Sq_コスト:MP3_ラウンド2回_同意した対象が行う射撃攻撃のダメージに+2Dし、属性に<衝撃>を追加する。
エィニ : はい、精霊と魔法の力を宿して矢が加速する……!ありがたく!
[B]アームズの兵士 : ぐ、R2回!
エィニ : 3d+8+2+1+6+2+2d 《基本武器攻撃》ダメージ/衝撃(MC) (3D6+8+2+1+6+2+2D6) > 12[2,4,6]+8+2+1+6+2+3[1,2] > 34
[B]アームズの兵士 : 衝撃は7点軽減しまして27点……耐えま、す!
エィニ : 天運使わなくて良かったな。うっかりうっかり。
ヴィクトリヤ : 耐えた!
ユハナ : む、自然の守護者は乗る……乗ります、ね! 武器攻撃のダメージ!
[C]アームズの兵士 : ダメージが増える気配
[C]アームズの兵士 : 追加分振り足しどぞ……!
エィニ : +4d 追加分。このはず。 (4D6) > 14[2,3,3,6] > 14
[C]アームズの兵士 : はい!では追加14いただいて、それでもぎりぎり耐えました……!
エィニ : 「足止めくらいにはなったかな」
[C]アームズの兵士 : 矢を受け止め……
[C]アームズの兵士 : 「っ、ひるむな!我々には加護がある!」叫び。
ヴィクトリヤ : 「エィニの攻撃で怯まないなんて……すごいわね」
エィニ : 「加護……?なんにせよ、自信がありそうだ」
[B]アームズの兵士 : 「お前たち悪魔に、屈するものか……!」
ユハナ : 「……やっぱり人違いじゃねェ?」
[B]アームズの兵士 : 「人違いなどではない……!正義を騙る悪魔どもめ……!」そう言う彼らの瞳は明らかな怯えが宿っており……
GM : イニシ挟んで、何もなければアンデッドが動きます!
ヴィクトリヤ : 「かわいそうね、悪いことしなければそっとしておいてあげたのだけれども…」
ユハナ : 一応先行して使っておくか。
ユハナ : 《ヴォーパルウェポン》_魔法(基礎)_Init_自動成功_単体_1Sq_コスト:MP7_ラウンド2回_対象が装備している武器ひとつのダメージに+2D。ひとりのキャラクターに複数回かけることはできない。
ユハナ : ヴィクトリヤさんの武器にかけておきます!
ヴィクトリヤ : ありがとうございます!レイピアに受ける
[A]アンデッドの隊長 : 「……さきに手を出したのは、おまえたちでしょう」ざわりと混沌が揺れ……
[A]アンデッドの隊長 : 《妄念の魔骸》イニシ/単体☆/視界/天運1/[対象:この特技の対象]の憎悪を受ける。この憎悪を受けている間、対象への攻撃の命中+3、ダメ+12
[A]アンデッドの隊長 : ヴィクトリヤさん対象で。
ヴィクトリヤ : よしこい!
ヴィクトリヤ : ラブコールが来たのでこのままアンデッドさんにいきますね
ヴィクトリヤ : 今そっちに行くね❤️
[H]プロフェットの指揮官 : イニシ挟んでプロフェット。
[H]プロフェットの指揮官 : マイナーで←3しまして
[H]プロフェットの指揮官 : 《エネルギーボルト》メジャー/〈混沌知識〉8/単体/8Sq/MP3/〈衝撃〉2D+[混沌Lv*2]の射撃攻撃
エィニ : 8sq!
[H]プロフェットの指揮官 : エィニさんに……!
[H]プロフェットの指揮官 : 3d+8>=8 混沌知識 (3D6+8>=8) > 9[2,3,4]+8 > 17 > 成功
エィニ : こい!
ヴィクトリヤ : こらーー!!!
ヴィクトリヤ : エネボ、この射程で魔陣がのるんですよね…
エィニ : 3d+8+1d+1=>17 《自然の守護者》回避判定(MC) (3D6+8+1D6+1>=17) > 11[2,3,6]+8+1[1]+1 > 21 > 成功
ヴィクトリヤ : 流石だ
エィニ : 天運の甲斐が……!
[H]プロフェットの指揮官 : 「くっ……!」放たれた魔法はしかし届かず……
エィニ : 飛んできた魔法……。混沌の塊をふんわりと避ける。
[H]プロフェットの指揮官 : 「邪魔をするな投影体!」焦りが混じった声が渓谷に響く……。
エィニ : 「ヴィクトリヤを通してくれればそれで良いのだけれど」困ったように
[H]プロフェットの指揮官 : 「その君主こそ通すわけにはいかないんだ!」
GM : そう言って睨んだ先の……ヴィクトリヤさんの手番!
ユハナ : 南……プロフェット多いのかな
ユハナ : 20年前も北が攻めてくるのは予期していたのかもしれないな
エィニ : ああ……。同盟を組む時間くらいはあったみたいな。
ヴィクトリヤ : マイナーで士気を2点消費して騎馬突撃
ヴィクトリヤ : ここまでやってきて、メジャーでアンデッドさん対象に疾風剣
[A]アンデッドの隊長 : 来いッ!
ヴィクトリヤ : 《疾風剣の印》Lv3 /メジャー/コスト5/射程:武器/命中判定+4、ダメージに+[Lv]D
《一刀入魂の印》Lv1 /疾風剣の印//コスト5/ダメージに+【筋力】
ヴィクトリヤ : 3d+11 命中 (3D6+11) > 15[4,5,6]+11 > 26
エィニ : 高い……!
ヴィクトリヤ : 惜しいぜ
[A]アンデッドの隊長 : 出目がいい。回避を試みるだけ……
[A]アンデッドの隊長 : 2d+6+1>=26 回避 (2D6+6+1>=26) > 9[4,5]+6+1 > 16 > 失敗
[A]アンデッドの隊長 : 無理です!
ヴィクトリヤ : 危ない
ヴィクトリヤ : 2d+8+3d+6+2d+5 炎熱ダメージ (2D6+8+3D6+6+2D6+5) > 8[2,6]+8+15[3,6,6]+6+5[2,3]+5 > 47
ヴィクトリヤ : +10だ!
[A]アンデッドの隊長 : ぐぅ炎熱はガードができない
ヴィクトリヤ : 57の炎熱です
エィニ : アンデッドに強い……!
[A]アンデッドの隊長 : 5点弾いて52点。まだ耐えます。
ヴィクトリヤ : 炎上を強度1もらっていただき…
ヴィクトリヤ : あ、+1d忘れてた
ヴィクトリヤ : 57+1d 武器熟練分 (57+1D6) > 57+2[2] > 59
ヴィクトリヤ : すみませんこっちで……
[A]アンデッドの隊長 : お、はい!追加2点と炎上1
ヴィクトリヤ : 「私のエィニを狙ったわね」
エィニ : 愛!
ヴィクトリヤ : 「臣下は良く躾けなさい」
ヴィクトリヤ : 燃える剣で貫き、引き抜いて
[A]アンデッドの隊長 : 炎をうっとうしそうに払いながら。
[A]アンデッドの隊長 : 「良くしつけた故の行動でしょう」
ヴィクトリヤ : メインは以上!
[A]アンデッドの隊長 : 「……わたしは、おまえたちの行いをわすれない」何度目かのそれを繰り返し、濁った眼がヴィクトリヤさんを見つめる。
ヴィクトリヤ : 「私以外に危害を加えた……大義を失ったわね、悪霊」
[A]アンデッドの隊長 : 「大義?そんなもの」吐き出し。
ガヤ : 悪霊vs悪魔
エィニ : 悪いのしかいない……
[A]アンデッドの隊長 : 「主をうばわれたわたしたちが、とうに失ったものにすぎません」
[A]アンデッドの隊長 : 「大義とはすなわち、悪を正当化するいいわけなのですから」
[B]アームズの兵士 : 「そうだ、これは、王のためのじゃなく、俺たちのための復讐なんだ……!」呼応するように周囲から声が上がり。
[B]アームズの兵士 : イニシ挟んでエネミーたち!
[B]アームズの兵士 : Bはマイナーで→*3しまして。
[B]アームズの兵士 : 通常攻撃:命中3d+8、〈武器〉4d+6+3点の白兵攻撃
[B]アームズの兵士 : 《踏み込み》攻撃直前/MP3/「種別:長剣」攻撃前に、【移動力】-2(最低1)の通常移動を行う。また、ダメージ+[《武器熟練:長剣》Lv*2]
エィニ : おっ、踏み込みもある。
[B]アームズの兵士 : エィニさんに!
ヴィクトリヤ : がんばれエィニさん…
エィニ : はい!
[B]アームズの兵士 : 3d+8>=0 命中 (3D6+8>=0) > 10[2,3,5]+8 > 18 > 成功
エィニ : 3d+8+1d+1=>18 《自然の守護者》回避判定(MC) (3D6+8+1D6+1>=18) > 10[1,3,6]+8+2[2]+1 > 21 > 成功
ヴィクトリヤ : 優雅だ
[B]アームズの兵士 : ヴィクトリヤさんにもユハナくんにもとどかない
[B]アームズの兵士 : かなしい
ヴィクトリヤ : 天運リソースで回避できるのはでかいですね…
ヴィクトリヤ : リソース分配がうまい
[C]アームズの兵士 : 「くそ……!」やけくそ気味にCが同じ行動!
[C]アームズの兵士 : 《踏み込み》攻撃直前/MP3/「種別:長剣」攻撃前に、【移動力】-2(最低1)の通常移動を行う。また、ダメージ+[《武器熟練:長剣》Lv*2]
[C]アームズの兵士 : 3d+8>=0 命中 (3D6+8>=0) > 10[1,3,6]+8 > 18 > 成功
エィニ : 3d+8+1d+1=>18 《自然の守護者》回避判定(MC) (3D6+8+1D6+1>=18) > 18[6,6,6]+8+2[2]+1 > 29 > (クリティカル) > 39 > 成功
ヴィクトリヤ : 666
[C]アームズの兵士 : ろくがみっつもある
ヴィクトリヤ : 悪魔の数字だ……
[C]アームズの兵士 : 悪魔だ!
ヴィクトリヤ : wwwwww
エィニ : MP回復いただいてきます……。
エィニ : ▼魔力高揚_SL:1_タイミング:常時_判定:-_対象:自身_射程:-_コスト:-_MC:○_効果:判定にクリティカルした際、【MP】を【知力基本値】点回復する。
エィニ : ふわふわと避けていく。
エィニ : 「混沌を持つものだね。混沌の動きは、とても良く見える」
[C]アームズの兵士 : 「そうだ、そうだよ……!俺たちは混沌を得て、くそ、それなのにまた負けるのか……!」泣くように叫んで
[G]シューターの弓兵 : 今度はこっち。
ヴィクトリヤ : 悲哀だなあ  きれいだよその涙
[G]シューターの弓兵 : 《火矢攻撃》メジャー/4Sq/単体/命中3d+8、〈武器〉4d+10+6の射撃攻撃。1点でも与えると炎上2を付与
[G]シューターの弓兵 : 届く。ヴィクトリヤさんに……!
[G]シューターの弓兵 : 3d+8>=0 命中 (3D6+8>=0) > 12[3,4,5]+8 > 20 > 成功
エィニ : ヴィクトリヤさんだ……!壁、届かない……。
[G]シューターの弓兵 : 「おれたちは今度こそ勝ってみせる……!」ぎり、と引き絞られた矢がまっすぐに飛び……
ヴィクトリヤ : こっちは…避けておくか
ヴィクトリヤ : いや、やっぱりそのまま回避で
ヴィクトリヤ : 2d+7+1 回避 (2D6+7+1) > 7[2,5]+7+1 > 15
ヴィクトリヤ : まだまだいけます!
[G]シューターの弓兵 : では……
[G]シューターの弓兵 : 4d+10+6 武器ダメージ+1点でも入ると炎上2 (4D6+10+6) > 14[3,3,3,5]+10+6 > 30
ヴィクトリヤ : 士気減っても皆さんのが早いですからね
エィニ : 少しずつ近づきます、少しずつ……。
ヴィクトリヤ : 部隊オプションの忍耐増強を使用します
ヴィクトリヤ : 炎上を打ち消し
[G]シューターの弓兵 : ぐ、了解です……!つよいな!
エィニ : おお、オプション……!
ヴィクトリヤ : こっちはほぼ素通しで
[G]シューターの弓兵 : 《足止めの一矢》単体/MP5/1点でもダメージを受けた時に使用。対象に硬直を付与。R1回。
ユハナ : 忍耐増強で炎上が消える……心頭滅却すれば火もまた涼し理論だ……
[G]シューターの弓兵 : 「隊長、おれたちの無念を晴らしてくれ……!」
エィニ : まさか、我慢してるだけ……?
ヴィクトリヤ : 根性です
ヴィクトリヤ : 多分我慢してるだけ
エィニ : KIAIかあ……!
[F]シューターの弓兵 : 次こちら!
[F]シューターの弓兵 : お、届き……
[F]シューターの弓兵 : マイナーで←↓の通常移動して
ヴィクトリヤ : こらーーー!
[G]シューターの弓兵 : 《火矢攻撃》メジャー/4Sq/単体/命中3d+8、〈武器〉4d+10+6の射撃攻撃。1点でも与えると炎上2を付与
[F]シューターの弓兵 : ユハナ君に届く。攻撃!
[F]シューターの弓兵 : 3d+8>=0 命中 (3D6+8>=0) > 9[1,2,6]+8 > 17 > 成功
[F]シューターの弓兵 : 「こっちは俺が……!」
エィニ : 保護者がお怒りに。
ヴィクトリヤ : 許さん
[F]シューターの弓兵 : よわよわしい矢が放たれてる気がする
ユハナ : 2D+4+3-2>=17 (2D6+4+3-2>=17) > 9[4,5]+4+3-2 > 14 > 失敗
ユハナ : 《アシスト》_魔法(基礎)_判定直後_自動成功_単体_4Sq_コスト:MP1_シーン1回_判定の達成値に+3。
[F]シューターの弓兵 : ぐぅ……!
エィニ : ぴったり……!
ヴィクトリヤ : 偉すぎる
[F]シューターの弓兵 : 後出し達成値MP1、ほんとそういうところだぞメイジ
ヴィクトリヤ : シューターくんの攻撃痛いんだもん…
ユハナ : 射出地点から、ほんの少し矢の矛先を逸らす。それだけで、着弾地点は大きくずれる。
ユハナ : 「……獣なら、矢の矛先を逸らすことはねェけどな」
ユハナ : 「里で狩人をやってたままの方がよかったんじゃねェか」
ヴィクトリヤ : 残酷!染まってきましたね
[F]シューターの弓兵 : 「畜生……!俺だって、俺だって……!」その先は言葉にならず。
[A]アンデッドの隊長 : 待機明けでおれだ!
ヴィクトリヤ : アンデッド隊長!
[A]アンデッドの隊長 : まずマイナーで炎上を消しまして。
[A]アンデッドの隊長 : 「……ころしても、ころしても、この妄念はきえない」
[A]アンデッドの隊長 : 「それが、わたしがこの地に留まる理由です」
[A]アンデッドの隊長 : 《魔獣の力3》メジャー/白兵/単体/MP5/対象に白兵攻撃。ダメージ+[Lv*3]
[A]アンデッドの隊長 : 3d+9+2-2+3>=0 命中/妄念 (3D6+9+2-2+3>=0) > 10[1,3,6]+9+2-2+3 > 22 > 成功
[A]アンデッドの隊長 : はっ、言い忘れておりました、ヴィクトリヤさん対象です。
ヴィクトリヤ : 《切り払いの印》Lv1 /リアクション/コスト6/回避の代わりに〈軽武器〉、〈重武器〉、〈格闘〉使用可能。
ヴィクトリヤ : 天運を1点使用しましょうか
ヴィクトリヤ : 3d+7+2+1+1d>=22 回避 (3D6+7+2+1+1D6>=22) > 8[2,3,3]+7+2+1+4[4] > 22 > 成功
[A]アンデッドの隊長 : ぐ、同値……!
エィニ : おお!いい天運……!!!
ヴィクトリヤ : 槍の軌道を両手の剣でそらしながら
ヴィクトリヤ : 「私、常々思うのだけれども」
ヴィクトリヤ : 「そうやって、憎しみと戦いが尽きないのね」
ヴィクトリヤ : 「終わりにしましょう、私は逃げも隠れもしない」
[A]アンデッドの隊長 : 「……終わりにできるのであれば」
[A]アンデッドの隊長 : 「最初から。戦など起こさなければ」
[A]アンデッドの隊長 : 「あるじを、あんな風に殺さなければ」
[A]アンデッドの隊長 : 「そもそも、始まりすら、なかったというのに」
ヴィクトリヤ : 「そうね、それは私たちの咎」
ヴィクトリヤ : 「ごめんなさいね、皆様」
[A]アンデッドの隊長 : 「……」何かを言いかけて――
GM : クリンナップ。
ヴィクトリヤ : 士気だけが下がる
system : [ エィニ ] 士気 : 4 → 3
system : [ ヴィクトリヤ ] 士気 : 3 → 2
system : [ ユハナ ] 士気 : 4 → 3
[情報] GM : ▽舞台演出:妖精の加護
混沌Lv+1、「妖精」の名のつくアイテムを持つものは、次Rの間達成値+1
system : [ GM ] がダイスシンボルを5 に変更しました。
エィニ : お……。
ヴィクトリヤ : 妖精!!!!
エィニ : 妖精……
ヴィクトリヤ : 伝承だなあ
[A]アンデッドの隊長 : 「――それでもころします」
ヴィクトリヤ : 「ええ、分かっているわ」
エィニ : ヴィクトリヤは遠いか……と見やって、ぴくりと気付く。
エィニ : 「加護、……なるほどね」
ユハナ : 「……不自然だな……」
GM : 混沌が強くなる。なんの前触れもなく、まるで――
[A]アンデッドの隊長 : 「ころして、のろいます」
GM :  
GM : ▼2ラウンド目
ユハナ : セットはなし!
エィニ : ▼精霊力喚起_SL:2_タイミング:セットアップ_判定:自動_対象:自身_射程:-_コスト:6_MC:○_効果:ラウンド中、自身が行う〈霊感〉判定のダイスを+1個し、「種別:精霊」の特技によって与えるダメージと上昇する防御力を+(LV)Dする。LV5でシーン継続。
ヴィクトリヤ : 《光炎の印》Lv1 /セットアップ/自動/自身/コスト8/武器のダメージ属性に《炎熱》を付与。この特技を使用した武器で1点でもダメージを与えた場合、炎上を付与。
《業炎の印》Lv1 /常時/自動/自身/《光炎の印》のDRに+[精神]
system : [ ヴィクトリヤ ] MP : 30 → 22
ヴィクトリヤ : 死ぬほど重たい
[A]アンデッドの隊長 : 《密集陣形》セット/士気1/このR中白兵の射程+1Sq。「騎兵」に与えるダメージ+10
エィニ : 森の香りが強くなります。ふんわり。
ユハナ : このラウンドは移動かな……
GM : エルフの森の香りに混ざり、甘ったるい花の匂もどこからか。
GM : ではイニシ……エネミーもいただきまして。
[H]プロフェットの指揮官 : 《戦意向上》イニシ/単体/6Sq/MP4/対象に士気回復(士気+2)。R1回。
[H]プロフェットの指揮官 : 対象はアンデッド。
GM : 他イニシあれば挟んで、行動値16のユハナ君!
ユハナ : このラウンドは移動だけで済ませますか……メジャー全力移動で↑↑↑、マイナーでMPPを飲んでおきます。
ユハナ : 2D+12+5 【精神基本値】 (2D6+12+5) > 9[4,5]+12+5 > 26
system : [ ユハナ ] MP : 22 → 48
GM : いい出目
ヴィクトリヤ : いい出目だ
ユハナ : 「姫さん、オレを置いてあんまり遠くに行くんじゃねェ」
ヴィクトリヤ : 「あら、ごめんなさいね。でも追いかけてくれるのでしょう!」笑い
[H]プロフェットの指揮官 : 「そうだ、ここで終わるわけにはいかない。耐えろ!俺たちには妖精女王がついている!」戦場に声が木霊する。
エィニ : 「それが君たちを争いに駆り立てているのだとしたら……良くないものが憑いているみたいだね」
ユハナ : エルフの王族vs妖精の王族だ……
ユハナ : とりあえず両方キネバリの射程に入る位置はここかな……
ユハナ : 以上です!
GM : はい!ではやはりイニシ挟みまして、エィニさん
エィニ : はい、いただきまして。
エィニ : ▼自然の守護者_SL:1_タイミング:イニシアチブ_判定:自動_対象:自身_射程:-_コスト:天運1_MC:FW_効果:ラウンド中、【反射】と【感覚】を用いた判定のダイスを+1個、武器攻撃のダメージロールを+(〈霊感〉レベル+LV)Dし、「種別:攻撃」のエルフの特技を「種別:精霊」としても扱う。
system : [ エィニ ] 天運 : 5 → 4
エィニ : ▼精霊力拡大_SL:1_タイミング:マイナー_判定:自動_対象:自身_射程:-_コスト:7_MC:○_効果:そのプロセス中、自身が使用する「種別:精霊」の特技が「対象:単体」なら「対象:範囲1(選択)」に変更する。特技LV3で「タイミング:ダメージロールの直後」の「種別:精霊」の特技と同時に使用可。
エィニ : ▼幽玄なる舞踏_SL:1_タイミング:メジャー直前_判定:自動_対象:自身_射程:-_コスト:4_MC:○_効果:即座に1Sq移動する。敵と同一Sqからも移動可能。ラウンドLV回。
エィニ : ▼流麗なる射技_SL:1_タイミング:メジャー_判定:〈射撃〉_対象:単体_射程:武器_コスト:5_MC:FW_効果:「種別:弓」の武器による射撃判定を行う。命中判定のダイスに+1個。
ヴィクトリヤ : もりもりだ
ヴィクトリヤ : 森森
エィニ : こっちで、↑に移動して、この集まりに範囲1!
エィニ : 3d+8-2+1d+1d+2=>0 《流麗なる射技》《自然の守護者》命中/回避(MC) (3D6+8-2+1D6+1D6+2>=0) > 10[2,3,5]+8-2+4[4]+3[3]+2 > 25 > 成功
[B]アームズの兵士 : リアクション固定値6!あたります!
エィニ : 3d+8+2+1+4d+2d+6+2 《流麗なる射技》《自然の守護者》《精霊力喚起》ダメージ/武器(MC) (3D6+8+2+1+4D6+2D6+6+2) > 11[2,3,6]+8+2+1+14[2,2,4,6]+7[1,6]+6+2 > 51
ヴィクトリヤ : おっかないぜ……
[B]アームズの兵士 : ぐぅ!さすがにそれは耐えられない!落ちます!
ヴィクトリヤ : わ〜いお弁当だ!
ヴィクトリヤ : しかしアームズくんタフだったな…
エィニ : するりと間を抜けて、気付けば矢の餌食に。
[C]アームズの兵士 : 「あ……」矢を見て何かに怯えるように足が竦み。
[C]アームズの兵士 : そのまま、何かを言う前に命が尽きる。
GM : 士気回復!
[A]アンデッドの隊長 : 「……」
エィニ : 「平穏な暮らしよりも、人々の幸福よりも、復讐が大事かい?」
エィニ : 「……悲しいね」
[A]アンデッドの隊長 : 「平穏も幸福も、もう失いましたので」
[A]アンデッドの隊長 : 「わたしに残されたのはこれだけ。そしてそれを邪魔するなら、あなたもころします」
ユハナ : 「……復讐も褒められたもんじゃねェけど、せめて当事者にやってくんねェかな」
[A]アンデッドの隊長 : 「その血が流れているだけで、十分に当事者です」支離滅裂ともとれる言葉を平然と口にして。
[A]アンデッドの隊長 : イニシ挟んで……こいつ。
[A]アンデッドの隊長 : 《妄念の魔骸》イニシ/単体☆/視界/天運1/[対象:この特技の対象]の憎悪を受ける。この憎悪を受けている間、対象への攻撃の命中+3、ダメ+12
[A]アンデッドの隊長 : やはりヴィクトリヤさん対象に。
ヴィクトリヤ : よし来い!
[A]アンデッドの隊長 : 《魔獣の力3》メジャー/白兵/単体/MP5/対象に白兵攻撃。ダメージ+[Lv*3]
[A]アンデッドの隊長 : 3d+9+2-2+3+1>=0 命中/妄念 (3D6+9+2-2+3+1>=0) > 9[1,3,5]+9+2-2+3+1 > 22 > 成功
エィニ : 高い……!
[A]アンデッドの隊長 : ぐ、びみょいな
ヴィクトリヤ : 2d+7+1+2 切り払わず回避 (2D6+7+1+2) > 8[4,4]+7+1+2 > 18
[H]プロフェットの指揮官 : 《プレディクトヴィジョン》判定直後/単体/5Sq/MP4/同意した対象の判定を振り直させる。シーン1回。
[H]プロフェットの指揮官 : アッ
ヴィクトリヤ : おっと
[H]プロフェットの指揮官 : すみません使っちゃったので振り直しを先に
ヴィクトリヤ : ナニモミテナイヨーアアッ……
[A]アンデッドの隊長 : 3d+9+2-2+3+1>=0 命中/妄念 ふ、ふりなおして…… (3D6+9+2-2+3+1>=0) > 14[2,6,6]+9+2-2+3+1 > 27 > (クリティカル) > 37 > 成功
[A]アンデッドの隊長 : 極端か
エィニ : わ!
ヴィクトリヤ : クリティカルしやがった!!!!!
ヴィクトリヤ : (‾◡◝ )
エィニ : これは大分恨みが籠ってますね。
[A]アンデッドの隊長 : か、回避も、どぞ……
ユハナ : ダメージ+10で振り直した甲斐はありましたね……
ヴィクトリヤ : 思わず汚い言葉出てしまったな
ヴィクトリヤ : 2d+7+1+2>=37 (2D6+7+1+2>=37) > 5[2,3]+7+1+2 > 15 > 失敗
ヴィクトリヤ : 後ろにユハナくんもいるしな、ここは甘えて良いですか?
ユハナ : バリア投げます!
ヴィクトリヤ : ありがとう!
ユハナ : 《キネティックバリア》_魔法(静動/防御)_DR直後_自動成功_単体_3Sq_コスト:MP1_対象の<武器><炎熱><衝撃>防御力に+4D+[混沌レベル]。落下ダメージに対しても使用可能。
[A]アンデッドの隊長 : 2d+14+4+9+9+12 武器/破壊の血爪+魔獣の力+妄念の魔骸 (2D6+14+4+9+9+12) > 5[1,4]+14+4+9+9+12 > 53
ヴィクトリヤ : いや、ここでクリティカルはすごくいいな
エィニ : お、消去の方でないならこちらも……。
エィニ : ▼水精の壁_SL:1_タイミング:DR直後_判定:自動_対象:単体_射程:4Sq_コスト:5_MC:○_効果:プロセス中、対象の全属性の防御力を+1D+【感覚】+[混沌レベル]する。〈炎熱〉属性に対してはさらに+(LV+1)Dする。ラウンド1回。
[A]アンデッドの隊長 : はっ+10して63です!
エィニ : 1sqか!
ユハナ : 4D+5 <武器><炎熱><衝撃> (4D6+5) > 9[1,1,1,6]+5 > 14
ユハナ : し、渋い
ヴィクトリヤ : 6も出ている!
エィニ : 1d+8+5+2d 《水精の壁》《精霊力喚起》 (1D6+8+5+2D6) > 3[3]+8+5+7[1,6] > 23
[A]アンデッドの隊長 : 「ころします、ころしてころして、すべてころして――そうしてもこの恨みはきえない」怨念は混沌となり。
[A]アンデッドの隊長 : バリア二枚強いな……!
ユハナ : でもまあMP1で14点なら十分ではある
[A]アンデッドの隊長 : 安い……!
system : [ ヴィクトリヤ ] HP : 52 → 30
エィニ : 大分減った。よかったよかった……。
ヴィクトリヤ : いやあ、ありがたいな
ヴィクトリヤ : ここは攻撃を受けられてかなり嬉しくもあり、軽くしてもらえてさらに嬉しい
ユハナ : 「思ったより重いか!」
エィニ : 魔法とともにざ、と水の壁が張られる。
エィニ : 「無事かい、ヴィクトリヤ」
ヴィクトリヤ : 「ッ……十分でしてよ!」口の中の血を吐き
[A]アンデッドの隊長 : 二種の壁を貫いて、少し軽くなった槍がそれでもヴィクトリヤさんに傷を与える。
[A]アンデッドの隊長 : 「……われらが痛みと苦しみは、これではおわりません」
[A]アンデッドの隊長 : その眼はやはり濁って……
ヴィクトリヤ : 「……気が、変わったわ」
ヴィクトリヤ : 「私、どこまでもあなた方を否定してあげる」
ヴィクトリヤ : 「あなた方の生が、こんな憎しみだけに満ちていていいはずがないわ」
ヴィクトリヤ : 「守りたかったものがあるという喜びを忘れた生が許されていいはずないもの」
[A]アンデッドの隊長 : 「……どの口が」
ヴィクトリヤ : 「妖精女王の加護、だったかしら」
ヴィクトリヤ : 「私は、私たちの力でそれを否定するわ」
[A]アンデッドの隊長 : うわ~~~~
エィニ : 強い……
[A]アンデッドの隊長 : めちゃくちゃいいですね 最高だ すきです
ヴィクトリヤ : 負けず嫌いが過ぎる
ヴィクトリヤ : 言い分がもっともだな……と思いつつ、それでもこんな死に方はかわいそうだという…
ヴィクトリヤ : もっとパーヴェルさんみたいに安らかであるべきだよ…
ヴィクトリヤ : 安らかなんですか?
エィニ : 貫きましたもんね
[H]プロフェットの指揮官 : 「くそ、くそ……!」悪態をついて、プロフェットの行動
[H]プロフェットの指揮官 : 1d3 (1D3) > 3
[H]プロフェットの指揮官 : む、ヴィクトリヤさんにか……
ヴィクトリヤ : よっしゃこい!
[H]プロフェットの指揮官 : 《エネルギーボルト》メジャー/〈混沌知識〉8/単体/8Sq/MP3/〈衝撃〉2D+[混沌Lv*2]の射撃攻撃
[H]プロフェットの指揮官 : 3d+8>=8 混沌知識 (3D6+8>=8) > 8[1,3,4]+8 > 16 > 成功
ヴィクトリヤ : ……まだいけますかね
ユハナ : キネバリ投げます!
ヴィクトリヤ : よし!
エィニ : こちらはR1回……申し訳……。
[H]プロフェットの指揮官 : 「そんな風にいうなら、返してくれよ、俺たちの主を、俺たちの平穏を!」
ヴィクトリヤ : 2d+7+2+1>=16 回避 (2D6+7+2+1>=16) > 9[4,5]+7+2+1 > 19 > 成功
エィニ : お!
[H]プロフェットの指揮官 : よけた!さすがだ
[H]プロフェットの指揮官 : 混沌が収束し、弾けるが……
ヴィクトリヤ : 剣で軌道を変えつつ
ヴィクトリヤ : 「失ったものは帰らない、そうでしょう!」
[H]プロフェットの指揮官 : 「ッ……」当然のことを、ようやく知ったみたいな顔をして、歯ぎしりをして。
[H]プロフェットの指揮官 : マイナーで移動しておきましょうH3に帰っておく……
エィニ : 帰っちゃった……。
ヴィクトリヤ : いいよ、平穏にくらしな……
GM : イニシ挟んでヴィクトリヤさん!
ヴィクトリヤ : 《鋭刃の印》Lv1 /マイナー /コスト6/ダメージに+【反射】、〈軽武器〉での攻撃の際は急所攻撃として扱う。
エィニ : アンデッドさん、まだ結構残ってるかな。次のユハナくんまでで落ちてなかったら、霊薬投げにいくのも考えています。
ヴィクトリヤ : 《疾風剣の印》Lv3 /メジャー/コスト5/射程:武器/命中判定+4、ダメージに+[Lv]D
《一刀入魂の印》Lv1 /疾風剣の印//コスト5/ダメージに+【筋力】
system : [ ヴィクトリヤ ] MP : 16 → 6
[A]アンデッドの隊長 : 来いッ!
ヴィクトリヤ : 閃光刃くんをここで切りつつ……MPがお亡くなりになったらお願いします
エィニ : 霊薬、今度から渡しておこう……。忘れてた……。
ヴィクトリヤ : 3d+11+2 命中 (3D6+11+2) > 8[1,1,6]+11+2 > 21
ヴィクトリヤ : なんだその1ゾロ
[A]アンデッドの隊長 : 2d+6+1+1>=21 回避…… (2D6+6+1+1>=21) > 6[1,5]+6+1+1 > 14 > 失敗
[A]アンデッドの隊長 : だめです!ダメージどうぞ!
ヴィクトリヤ : 手汗が……
エィニ : 固定値が……固定値がある……!
[A]アンデッドの隊長 : 固定値は正義
ヴィクトリヤ : 《閃光刃の印》Lv1/DR直前/コスト天運/ダメージロールに+[消費した天運*10]。1シナリオに1回。
ヴィクトリヤ : 天運を5点使用して
エィニ : もりもり!
system : [ ヴィクトリヤ ] 天運 : 5  → 0
ヴィクトリヤ : 2d+1d+8+3d+7+5+2d+50 炎熱ダメージ (2D6+1D6+8+3D6+7+5+2D6+50) > 8[2,6]+6[6]+8+12[2,4,6]+7+5+6[2,4]+50 > 102
[A]アンデッドの隊長 : 炎熱弱いんだよな……5点軽減しまして……
ヴィクトリヤ : もう切り払いしかできない…!!!!
エィニ : 100超えた……。
ヴィクトリヤ : ユハナくんのポンがやっぱでかいですね…
[A]アンデッドの隊長 : ウワギリギリ……ギリギリ瀕死2入りました……
[A]アンデッドの隊長 : おち、ます!
エィニ : おっ……。
ヴィクトリヤ : 「私はエンダルソルの領主、太陽の終わりの君主」
ヴィクトリヤ : 「あなた達の眠りが安らかであることを祈っているわ」
ヴィクトリヤ : 地面に引き倒し、燃えるレイピアを突き立てる
[A]アンデッドの隊長 : 大きく目を見開いて、その言葉を耳にして。
[A]アンデッドの隊長 : その目が、目の前の君主をとらえて。
[A]アンデッドの隊長 : 「……では、その祈りに」
[A]アンデッドの隊長 : 「わたしは、のろいをかえしましょう」
[A]アンデッドの隊長 : 「我が主がのろわずとも」
[A]アンデッドの隊長 : 「わたしが、わたしの血が、この大地を、お前たちをのろう」
ヴィクトリヤ : 「……構わなくてよ」
ヴィクトリヤ : 「ミハイルお兄様と、仲良くしてくれてありがとう」
[A]アンデッドの隊長 : 「……」
エィニ : 次兄……
[A]アンデッドの隊長 : その言葉に、表情が少し和らいで。
[A]アンデッドの隊長 : 「立場がちかえば、時代が違えば」
[A]アンデッドの隊長 : 「……わたしたちが、あなたたちと――」
[A]アンデッドの隊長 : 声はしぼみ、瞳は閉じられる。
[A]アンデッドの隊長 : 生死判定は放棄します。
GM : 戦闘終了です!


GM : 倒れたアンデッドから血が流れ、山岳を染める。
GM : そこに漂うな生臭い匂いではなく――甘ったるい、花の匂い。
GM : 残った者たちは、ただ茫然とその血だまりを眺めて。
GM : やがて諦めたように武器を下ろす。
エィニ : 花の香りに目を細める……。
ヴィクトリヤ : 「……この方の名前と、故郷は?」茫然と立つ人たちに
[F]シューターの弓兵 : 「隊長は、クラウスターの生まれだ。……あんたらが、来る前の町の……」はっとしたように顔をあげて答える。
[F]シューターの弓兵 : 「名前は……言えない。名前はもう捨てたから、呼ぶなって言われたんだ……」
[F]シューターの弓兵 : 「主にもらった名前だから、もう捨てるって……」
エィニ : 忠誠心……。
[F]シューターの弓兵 : 愛の北と情の南みたいな
ヴィクトリヤ : 忠義だなあ
ユハナ : 「……アンタらはそれでいいのか」
ユハナ : 「そりゃあロクなヤツじゃねェけど、コイツが誰にも見向きもされずに死んでっていいのか」
[F]シューターの弓兵 : 「……いいわけ、ないだろ」
ヴィクトリヤ : 傭兵、思うところがあるんでしょうね
ガヤ : でも貴方のパパも呼ばなかったしなみたいな
[F]シューターの弓兵 : 「でも、でもよ。隊長は俺たちに期待してくれてたんだ。ばらばらだった俺たちを見つけてくれて……それで、それで」
[F]シューターの弓兵 : 「その期待を、願いを、裏切りたくないんだよ。それがこの人の望みなんだから、それくらい叶えてやりてぇよ……」
ユハナ : 「……じゃあ、コイツはもう人間じゃねェんだな」
ユハナ : 「呪いなんてったって、結局は混沌だ。聖印で浄化されて、消えちまってしまいだ」
ユハナ : 「アンタらがそれでいいならそうすりゃいい」
[F]シューターの弓兵 : うつむきがちになっていた視線が、のろのろと上がり、ユハナ君を見ます。
ヴィクトリヤ : もう死んだんだと思いたいのか…
エィニ : 「言葉が足りていないのではないかい、ユハナ」
エィニ : 「託されたものを持ち続けるには残るものが必要なのだと、」
ユハナ : 「……知らねェ」 ぷいっとそっぽを向いて座り込みます。
ユハナ : 言いたいことはだいたい合ってい……ます……
ヴィクトリヤ : は〜〜可愛いな……少年
エィニ : そっぽ向かれちゃった
ヴィクトリヤ : なんでなんだって気持ちがあってうまく出力できないんだろうな
[F]シューターの弓兵 : 「……隊長を、」会話を聞いて口を開き。
[F]シューターの弓兵 : 「あんたたちの敵なのに、覚えてくれるのか」
[F]シューターの弓兵 : 「あいつらは、忘れて……いや、そもそも、認知すらしてなかったのに……」
[F]シューターの弓兵 : そこにいた有象無象の兵士のひとり、みたいな
ガヤ : 20年前呪った少女の名前が1度も出てこない悲しさ
ガヤ : なんて嫌な世界
エィニ : 「さて、ヴィクトリヤは敵だなんて言っていたかな」
ヴィクトリヤ : 「私、確かにちょっと頭に血が上って怒ってしまったのだけれども……」
ヴィクトリヤ : 「ごめんなさいね?自分の未熟を恥じ入るばかりだわ」
ヴィクトリヤ : 「ずっと、自分たちが生きてることが辛くて、悲しかったのでしょう?」ユハナくん撫でつつ
[F]シューターの弓兵 : 「……そうだよ」
[F]シューターの弓兵 : 「あのとき、主が死ななければ。そうでなくてもせめて、俺らが一緒に死ねてればってずっと思ってた」
[F]シューターの弓兵 : 「隊長も…………」躊躇い、
[F]シューターの弓兵 : 「アルバの隊長も、きっと、ずっとそうだったんだよ……」名前を口にする。
[F]シューターの弓兵 : 南やはり唆されやすいしほだされやすい
ヴィクトリヤ : 三段攻撃だったな
ガヤ : グッドロードバッドメイジという感じでしたね
ガヤ : アンドグッドエルフ……
GM : ユハナくんのがなければ名前の話にならなかっただろうし、そのあとのおふたりも最高だった
ヴィクトリヤ : 「ほら、ユハナ……機嫌をなおして?アルバ様をどうやって運んでいいかなんて、私一人で思いつかないわ」
ユハナ : 「……荷馬に載せるしかねェだろ」
ユハナ : 「……なあ、姫さん」
ヴィクトリヤ : 「じゃあ、そうしましょう。エィニも何か……あら、何かしら?」
ユハナ : 「……なんでも欲しがるアンタが、一番欲しいものってなんだ?」
エィニ : おお……。
ヴィクトリヤ : 一番!
ヴィクトリヤ : 困る……
ユハナ : 「コイツらは、このアルバって隊長の名前と、願いとで、名前をとった」
ユハナ : 「姫さんが、一番大事にするものはなんだろうな、って思ってさ」
ヴィクトリヤ : 「今は……、そうね、難しい……」
ヴィクトリヤ : 「いつだって、良い君主でありたいし、誰かに嫌われたくないし、何かを諦めたりしたくないし……」
ユハナ : 「……ほんとに、欲張りな姫さんだな」
ヴィクトリヤ : 「一番、一番って難しいわ」
GM : 優先順位がつけられない……
エィニ : クレイエルさんならメドウって答えたりしたのかな。なんて答えるんだろう。
GM : メドウの民、って答えて、その中で一番はと問われると困るか悩むか……しますね……
ヴィクトリヤ : 「…………でも、たった今の私なら、幸せかしら……」
エィニ : 幸せ!
GM : 欲しいものって手元にないものですからね
GM : 幸せ……いいな……
ヴィクトリヤ : 満たされない人間ではあるのかも 常に
エィニ : おなかいっぱいになれない。
ヴィクトリヤ : 「悲しんでる人を見ると悲しいし、苦しんでる人がいたら助けてあげたい」
ヴィクトリヤ : 「北って……ずっとそうよね、誰かが苦しんでる傍で誰かが幸せで」
ユハナ : 「……姫さんは、誰のことも諦めたくないのか?」
ヴィクトリヤ : 「…………ええ、そうね、そういうことになるのだと思う」
ヴィクトリヤ : 「苦しい現実を覆す力が欲しい。それがあったら、私きっとずっと幸せになれるわ」
エィニ : 幸せになれるのかな……。やはり北の王になるのかな。
GM : 君主だな、王道。
ヴィクトリヤ : 自分のそういう苦しみを顧みなければ、自分が人を幸せにできるのかなと思ってるし
ヴィクトリヤ : 多分それが一番手っ取り早いと思ってそう
ユハナ : 「……そうできたらいいな。オレももっと強くなって、姫さんの力になるよ」
ユハナ : 「手は思ったよりたくさんあって、取りこぼさずに済むかもしれねェしな」
ヴィクトリヤ : 「そうね、私の手、もっと増やさなきゃ」
ユハナ : 両側に魔法で弓とかなんとかを浮かせたりしつつ。
ユリアン : 「……だが、傷ついた手では掬えるものも救えないだろう」後ろで傷ついた兵に治療を施していたユリアンが言います。
エィニ : お、ユリアンさん……。
ヴィクトリヤ : 「あら、……そうだ、そこの傭兵様たちを歩けるようにしてあげて」
ユリアン : 「本国にということだったが、幸い追手の気配はない。……どうせ道中だ、一度クラウスターで身体を休めることを提案するが」どうだ、と。
ヴィクトリヤ : 「…………そうね。いいかしら、二人とも」二人に
エィニ : 「ああ、構わないよ。君のしたいように」邪紋使い達と話していたが、振り返って。
ユハナ : 「……ああ、オレもそれでいい」
ヴィクトリヤ : 「ありがとう。お兄様の蔵書もついでにいくつか拾っていきましょう」るんるん
ユリアン : 「決まりだな」傭兵たちに手を貸し、立たせながら。
GM : それぞれ馬にまたがり、傷が深い者は誰かに載せてもらったり荷馬の片隅に乗ったりして、再び一行は北へと進みます。
GM : 渓谷に残るのは、流れた血と……何かを誘うように香る、甘ったるい花の匂いのみ。



GM : ◆シーン10:戦場には瑞雨を(マスターシーン) 混沌レベル:6
GM : ――そこでもまた、戦いは終わっていた。
GM : 剣を手に、キナートの君主だった女性は倒れ伏している。
貫かれた心臓からは赤い血が流れ、石畳の道を汚していた。
エィニ : ああ……
ヴィーカ : 「…………」

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GM : その前に、彼女は立っている。
GM : 自らの手が汚れるのもいとわず血を掬い、愛おしいものを手にしたかのようにほほ笑んでみせる。
ヴィーカ : 「ふふ」
ヴィーカ : 「キミの血で、この魔境は満たされる」
ヴィーカ : 「キミたちエスクリルの血で、この魔境は成長する」
ヴィーカ : 「いつだって大地を呪うのはヒトなんだよ、アリナ」
ヴィーカ : 「キミの弟はそれをよく知っていた」
ヴィクトリヤ : 魔境!!!!!!!!!!!
ヴィーカ : 「呪われた大地を開放する。呪われた大地を救う。そのためにはまず、この大地を呪わねばならないのだと」
ヴィーカ : 「救済を説きながら人を呪う。矛盾したその行為が実に愚かで――ああ、なんて愛おしいんだろう」
GM : 雨が降る。血を薄め、流し、大地に染みこませる雨が降る。
GM : 雨は血を馴染ませ、血は魔境を育む瑞雨となる。
ヴィーカ : 「ごめんよ、アリナ。ヴィクトリヤ。でもね、ボクも約束があるんだ。この大地を呪う。そして、ルスランの願いを叶えるって言う約束が」
GM : そう言って、ヒトを愛し、ヒトを呪い、ヒトを蔑むソレが笑う。
ヴィーカ : 「さあエスクリルの血に連なる者よ。此度も、妖精女王は契約は果たしたぞ」
エィニ : 呪ってしまうのか……
ヴィーカ : 「お前たちが救済すべき呪われた大地は再びここに現れた」
ヴィーカ : 「ヒトを誘い、血の雨を降らせ、呪いを広げ、そして最後にはすべてを救って見せよ」
ヴィーカ : 「――期待しているよ、アレクサンドル。ボクの祝福を受けしエスクリルの子」



――744年、夏。
キナート君主、アリナの死が確認される。
そして……
同時期、キナートにて混沌が収束。キリル峠にまで広がるそれは、レダンシアの地を呪う魔境となる。


グランクレストRPG キャンペーン 『レダンシアの地に栄誉あれ』
 北 第二話 『渓谷には誘い、戦場には瑞雨を』


GM : 救済まで、ひとまずの閉幕。



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5人兄妹も3人になってしまった。呪いは真実になり、妖精女王が魔境を作り上げることになる……
次のGMは自分だ。しばらく間があることもあり、南を経てどうしたものかと考えている。これ平穏に合流できるのか???

目次

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