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TRPGセッションログ19 ドラクルージュ(PL)

富士見書房『常夜国騎士譚RPGドラクルージュ』のセッションログです。
Twitterの日常アカウントの方で騒いでいたらやさしいフレンズがマスターをやってくれることになった。有難い……GMさんは久しぶり、俺は初めてのタイマンセッションということで手探りつつであったがいい物語になったのではないか。序盤のランダム態度表が後半にかけていい味を出している。

DR:おともだち メンバー:俺!以上!

微笑み (1)

今回は先に出しておこう。PCの”尊厳卿”ラファール。



~開演前~


数年前、不徳を暴かれ裁かれた領主がいた。一度は伯の位まで得たその騎士は、かつては誰もが理想とする騎士であった。

だが地位を得た伯は次第に務めを怠り、領民を省みない堕落した領主となったという。最期は己が城にて叙勲した騎士に討たれ、獄へと落とされることとなった。

人々は正義を為したと騎士を称えた。
しかしそれに異を唱える者がいた。伯は騎士に裏切られ、偽りの罪で裁かれたと。

声をあげたのが騎士であれば気に留める者もいたかもしれない。
その人物は民ですらなかった。伯の潔白を訴えるその場で、激情を抑えられず人狼へと変じた。彼は異端、ヴルコラクであったのだ。

かくして彼の叫びは黙殺される。哀れみからか、異端審問官に追われなかっただけでも幸運であったと言わざるを得ない。

ヴルコラクの青年は嘆き、憤った。
そして、正しい裁きが成されないならば自らの手で行うしかないと決意する。
彼は領地を去った騎士を追い、復讐を果たさんと牙を研ぎ続けた。

そしてとうとう辺境の村で仇敵を見つけた彼は決闘を申し込む。
それは公的には認められず、記録にも残らぬ私闘。
人狼は勝てば正義が果たされると吠える。それに相対する騎士はただ口を閉じ、静かに見つめるのみ。

貴卿はいかなる巡り合わせか、偶然にもその場に居合わせることとなった。果たしてこの決闘は正義を示す結果となるのだろうか……。

DR : というような今回の導入であります
PL: ワーワー!
DR : 決闘だー!と言いますが、今回はヴルコラクの青年と仇の騎士、どちらの言い分に肩入れしようかな~みたいなお話…かな
PL : 完全にダイスで振っちまうか
DR : 人数がいたら俺はヴルコラクを助けるぜ!いいや僕は騎士のほうが正しいと思うぜ!みたいに分かれたり…というのを考えていました
PL : キャラメイクとしては基本だけでやるんでしたっけ
DR : 持ってるのが2巻までなのでその範囲でならお好みでいいです!
PL : めんどくさいし基本だけでいいか…!(?
DR : まあ2巻は異端のほうがメインな部分あるからそうなると実質1巻の基本部分だなとなるのであった
PL : そうなんですよね、①だけでもう世界のかなりが事足りるし
PL : その世界の一般騎士っていうとっていうかんじ
PL : 血統 (1D6) > 2
PL : ローゼン!
PL : 道  (1D6) > 4
PL : 賢者…?
DR : おっ耽美に近づいた(近づいた?
PL : 名声!  (1D6) > 3
PL: 勇猛 賢者なのに!!?!
DR : 賢者なのに?!
PL : 突如血がたぎった
DR : ワオ…意外と血気盛んなタイプ…
PL : 先に年齢とか決めていきますか・・・
PL : 原風景からふってきます
DR : はい!
PL : ST Dracurouge : 原風景表(24) > 野心:貴卿はより高い地位が欲しい。民では足りない。騎士になりたい。もっともっと多くを支配したいのだ。
PL : 賢者?
DR : もしや賢者とは仮の姿では?
PL : CO Dracurouge : 叙勲表(43) > 武勲の予言:叙勲の折、賢者は貴卿に予言をした……いずれ大乱が起こる中にて目覚ましき武勲を上げんと。 > 叙勲年齢:10+2D6 > (10+10) > 叙勲年齢:20年
PL : また武勲してる……
DR : 賢…者?
PL : CA Dracurouge : 叙勲後表(63) > 世界は広く:騎士となって世界の広さを知った。可能な限り世界を知りたい……貴卿は広き世界を見聞せんとしている。 > 騎士歴:2D6×10 > (7×10) > 騎士歴:70年
PL : あ、落ち着いた
DR : いい感じにおさまった感じがある
PL : では二つ名  (D66) > 43
PL : 尊厳
DR : くっころか?!
PL : なるほどね…
PL : (ダイスロール……) ラファール
PL : (ダイスロール……) 尊厳卿 ラファール・オールダム・フォン・ローゼンブルク
DR : ワーイお名前がついた
PL : (ダイスロール……) 黒目
PL : (ダイスロール……)きんぱつ 
PL : (ダイスロール……)赤い紋章
PL : (ダイスロール……)規則正しい歩調
PL : (ダイスロール……)官能的な肢体?!
DR : E?!?!
PL : なるほどね
DR : 表にあるからしょうがないね
PL : け、賢者。他者補助!!!
DR : そうわよ!
PL : ちょっと道だけ変えます だめだだめだ
PL : 1d6 > 3
PL : 遍歴…
DR : 無難なところ…
PL : ああ、じゃあ灰色目にしておこう
PL : 若い…見た目20歳ですよ
DR : わかーい
DR : とはいえ結構騎士歴は長いのでなかなかな騎士とお見受けする
DR : しまったトレイラーのあとでNPC紹介も軽くしておくんだったわね まあこのあとします…
PL : おっと、お願いします
ウルリヒ : “告発する獣”ウルリヒ 数年前に不徳を裁かれた領主を、騎士にあらずとも今なお慕うヴルコラク。
その気持ちは敬愛や恋慕の粋を越えて崇拝にすら近しい。
仇敵を追い続けるあまり狂気的であり、目つきも険しいものとなっている。騎士でいうならば渇きかけているのがひと目でわかるだろう。
バルトロメイ : “閑寂卿”バルトロメイ 数年前に主人である伯の所業を糾弾し、討ち取った騎士。
かつては武名を轟かせたドラクの騎士であったが、今は何故か家名を捨て“カインシルト”の道を選び辺境で静かに隠匿生活をしている。
武人であったことを棄てたかのような物静かな様から閑寂卿と呼ばれるに至る。
DR : コンセプトはせくしーなお姉さんだ(?
PL : おにえさんだ…
DR : 二人の確執の原因は主人であった伯の罪。果たしてウルリヒが言うようにそれが偽りであったのか、騎士が正しく、伯は堕落したのか。
PL : くっ恋愛沙汰に巻き込まれた
DR : 完全に今回の設定だと巻き込まれなんだよなあ
”尊厳卿”ラファール : ということで、”尊厳卿”ラファール・オールダム・フォン・ローゼンブルク
”尊厳卿”ラファール : 血統、ローゼンブルク。道、遍歴ということで…おなじみの構成になりました
”尊厳卿”ラファール : 髪は金、瞳はくすんだ灰色。規則正しい歩調、官能的な肢体の見た目20歳男性
”尊厳卿”ラファール : 野心により騎士に取り入りますが思わぬ予言を賢者に受けます。
そのまましばらくは野心野心野心だったんでしょうが騎士歴70年、
そのうちに彼は知るものがありました。
”尊厳卿”ラファール : いずれ来たる戦いに備え、常に戦闘準備をしている感じです。予言は確証、予言は呪い。
”尊厳卿”ラファール : 遍歴なのはいつどこで運命の戦いが勃発しても馳せ参じられるように、ですね
DR : なるほど予言がそういう風に組み込まれたか…
”尊厳卿”ラファール : まあでもローゼンブルクなので厳格一直線ではないはず…はず…
DR : ローゼンだからね(?
DR : えーでは自己紹介のあとは消えざる絆の取得なのだけど今回一人なのと
DR : 特にNPCとの関係を考えていないのでえ…
”尊厳卿”ラファール : はあい…
DR : 絆作りは本編でやっていくとしますかあ
”尊厳卿”ラファール : 了解です

本編~序の幕~


DR : 永遠の夜。その象徴たるは紅く輝く頭上の月。
DR : 其はドラクの眼。すべてを見下ろし、すべての民を見守る穏やかなる眼差し。
DR : されど雨雲が時に月を隠すように、ドラクルの目の行き届かぬ場所も生まれよう。
DR : なれば騎士よ。高潔なる血を受け継ぐ者たちよ。汝らはドラクルの眼となるべし。陰を見、この夜を照らす灯火とならんことを。

DR : (という感じで口上とし、序の幕へ
DR : ここはドラク領も辺境の地、森の合間にほそぼそと生活する民が暮らす小さな村
DR : その近くを通りかかるのは一人の騎士、貴卿だ。尊厳卿とも呼ばれる彼の行路を、人影が遮る
DR : 「あぁっき、騎士様!前をお邪魔する無礼をお許しください!だけど、どうか話を聞いてくださいませ!」
”尊厳卿”ラファール : 「…!争いでしょうか」ぼんやりと憂いに沈んでいたような瞳を一瞬輝かし。
DR : 「争い、ええそうなのです、騎士様にとっては些細なものでしょうが、争いが起きようとしています」
”尊厳卿”ラファール : 「……些細、そうですか」見るからに落胆し
”尊厳卿”ラファール : 「また運命の戦いでは……いえ、分かりませんね。」
”尊厳卿”ラファール : 「どうされたのです民よ」ふわ、と微笑みかけますが瞳はまた沈みます
DR : 村人はその微笑みに一瞬うっとりとしたように呆け、ハッとする
”尊厳卿”ラファール : これだから騎士様はよォ!
DR : 「ヴルコラクが村に現れたのです!彼はあろうことか、騎士様に、私の村におられますあの尊い方に!決闘を申し込みました!」
”尊厳卿”ラファール : 「決闘ですか?異端にしてはまた義に順ずる行いを。」
”尊厳卿”ラファール : 「いかなる事情があってのことかは存じませんが……」
DR : 「ヴルコラクはあの方の罪を告発しました。正義を示すと。ですが、あの方がそんな悪い方のはずがありません!」
”尊厳卿”ラファール : 「正義と。そう言うのですね。その身に正義があり騎士を下すと……」
DR : 「あの方が…戦われるのであれば私もこのように取り乱したりいたしません。ですが、あの方は…剣を持つ素振りすら見せません…きっとお優しいから、村を守るためにヴルコラクに身を捧げるおつもりなんです!」
DR : 想像したのか村人は突然わっと泣き出す
”尊厳卿”ラファール : 「落ち着きなさい、無垢なる民よ」微笑み手を肩に乗せます
”尊厳卿”ラファール : 「其方がその騎士を信ずるかぎり、彼の方は一人ではありません。無実を想うならば、其方が気を確かにせず、どうするのです」
”尊厳卿”ラファール : …ある騎士の罪の如何なるか、それをさておき。
尊厳卿の興味を引いたのは「正義がある」と言う異端のことだ
”尊厳卿”ラファール : 彼の知る限り、異端は「正義」の剣を持ち出すことはまずない。
何故なら「正義」はまさに騎士の領分であるとされ、
積み重なるその神域で異端などが吠えられるとは到底考えられぬからだ。
”尊厳卿”ラファール : (まともに思考のできぬ狂った異端か、それとも……)
DR : 「ああ、私ときたら騎士様の前でなんて恥ずかしい…」顔を拭い、「ええ、ええ。あの方は無実です。ですからどうか、騎士様のお助けを…あの方に剣を取るようにどうか説得なさってください」
DR : 村人はラファールの思案する様子に気を配るほどの余裕はない。村にいるという騎士のことで頭がいっぱいなのだろう
”尊厳卿”ラファール : 「いいでしょう、この遍歴の身でよければ、貴方がたにこの剣を貸します」
”尊厳卿”ラファール : (……なるほど、世界はまだ知らぬことばかり。これもまた、いつかの戦いの糧となるだろう)
DR : その答えに村人は表情を輝かせる。「ありがとうございますお優しい方!私の村はこっちです!」とラファールを先導して道を進んでいく……
”尊厳卿”ラファール : 微笑みながらついて行きます……
DR : という感じで序の幕…NPCが出てきてねえ
”尊厳卿”ラファール : 村人まつりだ

篇:常の幕

DR : それでは村へと入り、本編になる
DR : ロケーションとしては玉座は森の奥、宮廷はその手前くらい 庭園は村とその周辺あたり、という感じで
”尊厳卿”ラファール : ふむふむ
DR : こっちにしよう 村のほうにバルト、森の入口にウルリヒが配置されている
”尊厳卿”ラファール : ほうほう
DR : 常の幕からなのでPCは好きな場所から開始して大丈夫です
”尊厳卿”ラファール : これは気になる、からのスタートなんで宮廷かな…
DR : はい!
”尊厳卿”ラファール : ではダイスを
”尊厳卿”ラファール : DR Dracurouge : (DR) > 4D6 > [ 2, 3, 5, 6 ]
”尊厳卿”ラファール : まずまず~
DR : 56がある まずますな数値
”尊厳卿”ラファール : 先生!次ラウンドもあるんですよね
DR : はい!お一人なので2ラウンドは最低考えています
”尊厳卿”ラファール : ではまず庭園に移動して
”尊厳卿”ラファール : ≪月下へ誘う手≫6(2,6)でウルリヒを呼び寄せ
”尊厳卿”ラファール : 《甘き口づけ》8(3,5)でルージュ2点
DR : メインアクションの口づけよ~
”尊厳卿”ラファール : イメージとしては村の入り口で会って一緒に移動する感じか
DR : はい!
”尊厳卿”ラファール : 村人に先導され村に立ち入り…っていうところか
DR : では村の入り口でまずウルリヒと貴卿は出会う。村人はヴルコラクの存在に敵意と恐怖の眼差しを向けていた
ウルリヒ : ヴルコラクの彼はその視線にも動じる様子はない
”尊厳卿”ラファール : 一瞬向ける目を細め、
”尊厳卿”ラファール : 「……貴方が、その」
ウルリヒ : 「なにものだ?」貴卿の声に、彼も気がついたようだ
”尊厳卿”ラファール : 「これは非礼を。我が名はラファール、しがない旅の騎士」
”尊厳卿”ラファール : RTRR Dracurouge : 反応表(65) > 遍歴:格上の前に跪いて礼を尽くす
 ”尊厳卿”ラファール : 格上……
ウルリヒ : くっローゼンの行動はいちいちキザなのが多い
ウルリヒ : 貴卿が騎士であることは、その佇まいからすぐに気づいたのだろう。村の中へ向けていた殺意とまではいかないが警戒を強く持っている
”尊厳卿”ラファール : 「……何分、旅の身でありますので……この地には詳しくないのです。差し出がましい願いとは思いますが、どうか案内を頼めますか」ごく柔らかく。
ウルリヒ : 「騎士だと?こんな辺鄙なとこを旅するとはよほどの暇人か、それとも」トゲトゲしい空気をまとったまま
ウルリヒ : 「俺を追ってきた騎士ではないだろうな?」ジロジロと騎士相手にも物怖じせず値踏みするように
”尊厳卿”ラファール : 「おや、その方がよろしかったですか?」あはは、と小さく声を上げて笑います
”尊厳卿”ラファール : RTRR Dracurouge : 反応表(52) > 遍歴:己の名に誓い、約束をする
 ”尊厳卿”ラファール : もう!!!
ウルリヒ : こやつ!
”尊厳卿”ラファール : 「私の二つ名は”尊厳卿”。貴方がその身に誇りを持つ限り、私は貴方の矜持を損なうことはいたしません」
”尊厳卿”ラファール : 「……では、よろしいのならば」勝手に手を取り。
ウルリヒ : スンスンと鼻を鳴らすような動作ののち、「嘘はないようだ」
ウルリヒ : 「まあいい、騎士が増えようと俺がすることに変わりはない。小さな村だ。俺もつい最近来たばかりだが、詳しい案内などしなくても簡単に見て回れるが」
”尊厳卿”ラファール : 「ええ、そしてよろしければ。……貴方のこともまた、お話いただきたい」
”尊厳卿”ラファール : 「……私は広く旅をしてきました。
その中でまみえた貴方がたのような誇りを失わぬ者は、そう多くはない」
ウルリヒ : 「俺の話だと?もしかして本当に暇人なのか?」呆れたように。「俺が倒すべき敵がいる。この村に。だから来た。それだけだ」
”尊厳卿”ラファール : 「倒すべき、ですか」ふふ、と笑います
”尊厳卿”ラファール : RTRR Dracurouge : 反応表(51) > 遍歴:周囲に積極的に話しかける
ウルリヒ : こ、こやつ!
”尊厳卿”ラファール : 「……そう告げるには、騎士という者は堅牢にすぎるでしょう。貴方には残念なことでしょうけれども…」
ウルリヒ : 「ああそうとも、俺がやらなくては…!ヤツの顔に血と泥を塗りつけてやるんだ!」歯を強く噛みしめる
”尊厳卿”ラファール : (これは……正義というより。やはり狂人に過ぎないのか、いや。)
ウルリヒ : 「そうだな…お前たちは死ぬことがない。だがその顔に塗られた泥を忘れることはできないだろうよ」(暗く獰猛な笑みを浮かべる
”尊厳卿”ラファール : 「落ち着かれなさい、誇りある者よ。……その通り、騎士は悲しいかな、体裁にて生きる者です」
”尊厳卿”ラファール : 「ですが」ゆっくりと顔を近づけ、頬に口づけを。
”尊厳卿”ラファール : 「闇雲に突き付けた誹りは、名を汚すことすらできません。貴方がそれと戦うには、研がれた刃が必要です」
”尊厳卿”ラファール : 「……私で良いならば、貴方の剣を識てさし上げましょう。一体、何がそこまで貴方を昂ぶらせるのか。」
”尊厳卿”ラファール : 「お話しいただけますか?」でもまだルージュ2点なんだよな~
ウルリヒ : 「なにを」苛立ったように距離を取りつつ「俺にお前たちの薄っぺらい口づけをするな、そんなものはお仲間にでもくれてやれ」
”尊厳卿”ラファール : 「おや……それは心外です」
”尊厳卿”ラファール : RTRR Dracurouge : 反応表(12) > ローゼンブルク:前髪をかき上げる
”尊厳卿”ラファール : くうう
”尊厳卿”ラファール : 前髪をかきあげ……「貴方ならこの親愛が通づると、そう信じてしまいました」
ウルリヒ : 「…主が…いや、お前たちのように誓いを立てたわけではないが、それでも俺の主人だと想ったお方が、貶められた」
ウルリヒ : 「騎士が裏切ったからだ…そうでなければあのひとが、この俺のような異端にも接してくれた尊い騎士が、堕落者だったなど…!」
”尊厳卿”ラファール : 「それは。……貴方のお心はお察しします」
”尊厳卿”ラファール : 「なるほど、貴方が持ち得たものは間違いなく義であり……そしてそれを裏切った者に下すのは正義と。そう仰るのですね」
”尊厳卿”ラファール : (これは。)と思う。(想定よりも面白いことになった)
”尊厳卿”ラファール : (異端が義に殉じる話はお伽噺に過ぎない、少なくともこれまでは…)
ウルリヒ : 「そうだ。他の騎士に言っても誰も聞く耳を持たなかった。だから俺の手で、あの方の汚名をはらさないといけないんだ!」
ウルリヒ : ガウガウ
”尊厳卿”ラファール : ほえてる
ウルリヒ : 「お前たちの裁きになど頼らない。これは俺に流れる狼の誇りにかけた戦いだ」
”尊厳卿”ラファール : 「そうですか……仇討ちとあらば、それを止める権を私は有しておりません」
”尊厳卿”ラファール : 「しかし」心中で思う、(まるで騎士のようだ)
”尊厳卿”ラファール : 「……もう少し村には世話になります。もし何か私の手が必要なら、忌憚なくお話しください。」
”尊厳卿”ラファール : 「私は貴方がたの誇りに敬愛を払うでしょう」
ウルリヒ : 「……邪魔さえしないならそれでいい」身のうちの激情を抑えるように、拳を握りしめる
”尊厳卿”ラファール : RTRR Dracurouge : 反応表(34) > ローゼンブルク:相手にウィンクする
”尊厳卿”ラファール : いちいち腹立つな…
ウルリヒ : ローゼンほんま
ウルリヒ : 行動が以上だったらNPCターンに移りますか
”尊厳卿”ラファール : うむ、そっと目配せをして場を去りましょう…

ウルリヒ : では脇役のターンに移り
ウルリヒ : ウルリヒは村の中心にたどり着くと、そこで息を吸い込み、声を張り上げた
ウルリヒ : 「バルトロメイ!いつまでも隠れていられると思うな!どこへ逃げようとも、俺はお前を追いかける!臆病者と呼ばれたくなければ、出てこい!」
”尊厳卿”ラファール : 血気盛ん
ウルリヒ : 村人たちはその咆哮に怯え戸を閉める。静まり返った常夜の村に、
バルトロメイ : 「むやみに民を脅かすものではない」鮮烈な赤を帯びた男が一人
バルトロメイ : 「ウルリヒ」男は鎧こそ具現化していないが、夜の中にも浮かび上がるような存在感は騎士に間違いなかった。
”尊厳卿”ラファール : (……なるほど、あれが件の騎士)これは見てていいのかな
バルトロメイ : 「隠れていたのではないのだよ。村の人々にも訳を言っておかねばならなかったからね」
DR : OKですよ!
”尊厳卿”ラファール : 見~てよ
ウルリヒ : 「訳だと?どんな訳があってお前は主人を牢獄へ繋いだというんだ」
バルトロメイ : 「……」男は目を閉じ黙り込む。「もう少し待ちなさいウルリヒ。小さな村だが、まだ整理しなければならないものがあるのだ」
ウルリヒ : 「一日だ。それ以上は待たない」それだけを告げ、ウルリヒは去っていく。
バルトロメイ : 「ありがとう」その言葉は彼の背に届いたのか…
”尊厳卿”ラファール : (これは。素直に仇討ちともいかないようだ)
DR : というところで1ラウンドが終了だ
”尊厳卿”ラファール : (闘争が起こるとならば、彼の代わりに剣を抜くか……いや)首を振る
”尊厳卿”ラファール : 「忘れるな、私は騎士だ」小さく呟く…


DR : 伴奏だっけ はどうしようかな
DR : ではここはウルリヒに対してのルージュを
”尊厳卿”ラファール : 了解です 内容は…
DR : 敬…少なくとも彼が誇りに従っているのならば…というところだろうか
”尊厳卿”ラファール : ふむふむ


DR : 他に処理がなければ2ラウンドめにまいりましょう!
DR : 開始時に喝采点(前回忘れていたので2点になります)と抗う力を取得です
”尊厳卿”ラファール : はーい
DR : ウルリヒは口づけで削られているので残り1,バルトロメイはまだ3点残っています
”尊厳卿”ラファール : じゃあ喝采点1使って5にして振ります
DR : ダイスどうぞ!
”尊厳卿”ラファール : DR5 Dracurouge : (DR5) > 5D6 > [ 1, 3, 3, 3, 6 ]
DR : ンンン
”尊厳卿”ラファール : ぎりぎり削りきるな
DR : 口づけしててよかった
”尊厳卿”ラファール : 《甘き口づけ》8 (3,6)でバルトロメイさん、
”尊厳卿”ラファール : ≪武名讃えし声≫7(1,3,3)で二人両方にルージュ1
”尊厳卿”ラファール : で両方を壁の華だ
DR : オッケー!二人共存在点が削られて華になった
DR : 潤い2点?を得ておいてください
”尊厳卿”ラファール : まずバルトロメイさんにアイサツをするって感じかな
DR : よしきた
”尊厳卿”ラファール : では少し時間をおいて訪問しよう
”尊厳卿”ラファール : すぐはね、ちょっとね
DR : そうね…
DR : 時間をおいて、バルトロメイが家へ戻ってなにかしらしているあたりとしよう
”尊厳卿”ラファール : おうちにコンコンコーンと
バルトロメイ : はーい(はーいではない
”尊厳卿”ラファール : 奥さん…
バルトロメイ : 「どなたかな?」
バルトロメイ : 扉越しに素性を問う声
”尊厳卿”ラファール : 「…貴卿の森閑たる美を揺らがすことをお詫びいたします。私は旅の騎士」
”尊厳卿”ラファール : 「この地にまた、騎士殿が住まわれていると聞き……お目通りが叶えば、許されるのならば親愛を交わせればと伺いました」
”尊厳卿”ラファール : 柔らかな声で。
バルトロメイ : 「このような辺境に同胞とは珍しい。鍵は開いているから入られるとよい」
バルトロメイ : ギィー
”尊厳卿”ラファール : やさしい
”尊厳卿”ラファール : 「その暖かきお心遣い、深く感謝いたします」言いながら入って行きましょう
バルトロメイ : 「そう畏まる必要はない。吾輩は今はカインシルト…家名を棄てた身だ。ああ、すまないが手紙を先に書かせてくれ。椅子は好きなところにかけていい」
”尊厳卿”ラファール : 「カインシルト……でしたら、貴卿のそのお心そのものに私からの敬意を」そう答えでは手近な椅子に座ろう
バルトロメイ : 家の中はごく一般的な民家という感じで、紋章なしとはいえ、騎士が隠棲するにしても地味に見えるだろう
”尊厳卿”ラファール : フゥーム
バルトロメイ : 「よし」手紙を書き終えた男は封をして机の上に置いた
”尊厳卿”ラファール : ウトウト…
”尊厳卿”ラファール : 動きを感じて目を開けよう
バルトロメイ : 「あいさつが遅くなってしまってすまないね。吾輩はバルトロメイ。旅の騎士よ、歓迎しよう」
バルトロメイ : ニコリと、少し影のある微笑みを向ける
バルトロメイ : 「先程のやり取りを見ていたかな?そうでなくとも彼の声はよく響くから遠くとも聞こえていたかもしれないな」
”尊厳卿”ラファール : 「名をラファールと申します。貴卿のご厚意に感謝いたします」一礼を。
”尊厳卿”ラファール : 「ええ……そうですね。先だって、彼から「話」を聞きました」含みを持たせるように
バルトロメイ : ラファールの言葉に目を細める。「そうか。貴卿は、彼の話を聞いてくれたのだね」
”尊厳卿”ラファール : 「……彼の言うようには。貴卿は随分と”あくどい”騎士のようだ」内容を知ってるのかと
”尊厳卿”ラファール : 「私も旅の身。様々な人々を見て参りましたが、「義」をうたう彼の者は珍しい。どのような事象があるかはさておきですが…」
”尊厳卿”ラファール : 言いながら立ち上がって手を取り、手首に口づけを
バルトロメイ : 「その通り、吾輩は不正をなし、非難されるのを恐れてコソコソと田舎に隠れ住む不徳の騎士だ……と言っても、信じはすまいね?」
”尊厳卿”ラファール : 「……左様で。そうであるならば、居中に騎士など招かれぬでしょう」はは、と笑い
バルトロメイ : 「懐かしい所作だ」口づけを甘んじて受け、「ここへ移り住んでまだ数年のことだが、もうずっと長いことここにいるような気がする」
”尊厳卿”ラファール : 「おや、それほど、瞬きほどの間で……この村の住民がえらく嘆きながら、貴卿のことを話しておりました」
バルトロメイ : 「この村で戯れに子供たちに読み書きを教えていただけだが、随分と懐かれてしまったようだ」
”尊厳卿”ラファール : 「しかしそうならば。貴卿は聞けば「剣を抜かぬ」という」
バルトロメイ : 剣を抜かぬという言葉に「そう。吾輩はもう剣を持たぬ。剣を持つ理由を失ったのだ」
”尊厳卿”ラファール : 「……彼の者に情けをかけたか。そうとも考えましたが、そうではないようですね」
バルトロメイ : 「そうさな。吾輩の口から出る言葉でよければ、少しの昔話をするとしよう」
”尊厳卿”ラファール : 「それは思いも寄らぬ幸運なこと」椅子に深く腰掛けます
バルトロメイ : 「あれは幾年前のことであったか。私には仕える主がいた。とても高潔で、誇り高い騎士であった。名を…いや、ただ、流麗な方であったとだけ言おう」
バルトロメイ : 「共に戦場を駆け、戦果も苦難も分かち合った。ある日、我が主はその功績を認められて、ドラク当主より伯爵にまで引き立てられた」
バルトロメイ : 「はじめのうちは領地をよくおさめた。吾輩も領地を回り冥王の軍勢を追い払っていた……気がつけば、主は城から出ることがなくなり、吾輩だけが外を歩いていた」
バルトロメイ : 「城では華美な宴が毎日のように催されている。風の噂と一笑に付していたが、吾輩も疑念を持つようになっていった」
バルトロメイ : 「毎夜城で開かれる宴に招かれた民が、帰る頃には数を減らしている。ふふ、まるでおとぎ話のようだろう。だが、そう訴える民がいたのだ」
”尊厳卿”ラファール : 目を閉じて静かに聞いている…
バルトロメイ : 「以前から民にも分け隔てなく接するひとではあった。だが……」
バルトロメイ : 「変わってしまったのだ。地位に、たびたび訪れる騎士たちとの交流に、あのひとは」
”尊厳卿”ラファール : 「それは……」すと目を開け、再び閉じて首を振る「残念な、ことです」
”尊厳卿”ラファール : (旅の合間に、ああ、よく聞くことだ、という言葉を飲み込む…それは彼にとって慰めにはならないのだろう)
バルトロメイ : 「そう、残念なことだ」フッと微笑む。「吾輩は正さねばならぬと思った。そして、主人は吾輩の忠告を受け入れずに吾輩の手で……」
”尊厳卿”ラファール : 「…彼の者は、それを”裏切り”と言いました」
バルトロメイ : バルトロメイはうなずく。「他ならぬ主をこの手で討ったのだ。忠に背いたと思うのも無理はない」
”尊厳卿”ラファール : 「彼の者は貴卿の知る者であったのですか。同じ騎士であるならば、その忠に憤るのも分かるものではあります」
”尊厳卿”ラファール : 「私には不思議でならない。彼の者が言う「義」というものが、彼の者の持つ誇りにそぐわぬ、騎士そのもののように思えることがです」
バルトロメイ : 「ウルリヒのことは知っている。彼は…可愛らしいだろう?」冗談めかして言う
”尊厳卿”ラファール : 「……えぇ、そう思われるでしょうね」はは、と笑い
バルトロメイ : 「だが、彼は正しい騎士ではない。その真似事をしていたにすぎないのだ。民、異端、他の騎士、彼らを引きつける魅力というものが我が主にはあった」
”尊厳卿”ラファール : 「なるほど。……そのような異端ならば、私も旅の合間にまみえることがありました」
バルトロメイ : 「可愛がられていたのだよ、あの純粋なウルリヒは。だから、主の過ちが見えていなかった」
”尊厳卿”ラファール : 「であらば」
”尊厳卿”ラファール : 「…決闘に剣を持たぬということ、それは……貴卿もまた、御自らの振るった剣を罪と思われているのか」
バルトロメイ : 「………」
バルトロメイ : 核心を突く言葉に口を閉じる
”尊厳卿”ラファール : 「己が罪をあらぬものと晴らすことと同様に、然りと受け入れることもまた難しい」
バルトロメイ : 「吾輩は」
バルトロメイ : 「主を心から愛していた。だが」
バルトロメイ : 何どか言葉を紡ごうと口ごもり、首を振る
バルトロメイ : 「いかんな。自分の言葉を話すのがこんなにも難しくなっているとは」
”尊厳卿”ラファール : 「……焦ることはありませんよ。我々の時は……いや、彼の者が急いているのでしたか」
バルトロメイ : 「そう、我らには時間だけがあまりにもありすぎる。考える時間だけが…」
バルトロメイ : 「正直に答えよう。ラファール殿。吾輩は自分の正義を信じることができずにいる」
”尊厳卿”ラファール : 「……」
バルトロメイ : 「誰しもが、主を糾したこの身を正義の騎士であると言った。吾輩も正しいことをしたのだと思っていた」
バルトロメイ : 「そこにあのウルリヒだ。愛するものを失った彼の叫びを聞いたとき、私は揺れた。あの声が、いつも耳から離れぬ。その時から…剣を握ることを躊躇うようになったのだ」
”尊厳卿”ラファール : 「……なるほど」
”尊厳卿”ラファール : 「……私は先に、貴卿が彼に情けをかけているのかと申しました。しかし」
”尊厳卿”ラファール : 「貴卿が彼に向けているのは情愛……でありましょうね。……ですがそれは彼の者に届くことはないでしょう」
バルトロメイ : バルトロメイは目を伏せる。「ああ、そうだろう。ゆえに…」
”尊厳卿”ラファール : 「……ですが。貴卿が彼の者の刃をこのまま受けるのならば、それは貴卿がこの地の民の信に背くことにもなります」
バルトロメイ : 「それは…」バルトロメイの目が揺れる
バルトロメイ : 「この、村の者にはよくしてもらった。家名を棄てたために僅かではあるが、いくつか季節がすぎるのを楽できるくらいの財産も残せるよう手配した」
バルトロメイ : 「民は、強いものだ。すぐに育ち、新しい季節を受け入れる」
バルトロメイ : 言い聞かせるようなしゃべり方だ
”尊厳卿”ラファール : 「……では、汚名ののち。貴卿はどうされるのです。
おそらくこの地を去りゆくのでしょうが、騎士に与えられた屈辱はそう易々と晴らされるものではない」
”尊厳卿”ラファール : 「そのような騎士の辿る道は決まって永遠の暗黒、常冬の地獄です」
バルトロメイ : 「覚悟は…」していると言いたいのだろうが…
”尊厳卿”ラファール : これなんか無体な提案していいです?
 ”尊厳卿”ラファール : いいんか?
バルトロメイ : いいよ!
”尊厳卿”ラファール : 「バルトロメイ卿」では剣を抜きます
”尊厳卿”ラファール : 「私は、戦いを運命づけられています。
なに、貴卿にはまた別の不名誉を浴びてもらうことになりますが、騎士のそれならばまだいいでしょう」
バルトロメイ : 「なにをするつもりだ…?」真意をはかりかねているように剣を見つめる
”尊厳卿”ラファール : 「貴卿に決闘を申し込みます。彼の者に向ける剣はなくとも、私ならば躊躇うこともありません」
”尊厳卿”ラファール : 「勝者は敗者にその後の身の振る舞いを強いても構いませんね」
”尊厳卿”ラファール : 抜いた剣を突き付け。
バルトロメイ : 思いもよらぬ言葉に息を呑む
”尊厳卿”ラファール : 「……彼の者の無念にも応えられず、主の罪も裁けぬ。その苦しみを抱いたままここから去るというのならば、それもいいかもしれませんが……」
バルトロメイ : 「く、フフ…」
バルトロメイ : 「一度に二人から決闘を申し込まれるとは…な。これが民の色恋であったならば吾輩は体を裂かれているところかな?」
”尊厳卿”ラファール : 「貴卿の人気には少し妬いてしまいますね」はは、と笑い
”尊厳卿”ラファール : 「……でしたら、恋敵に話をつけて参ります」剣を一旦収めます
バルトロメイ : 「不思議なひとだ、旅の方」
バルトロメイ : 「いいだろう。その申し出を受け入れよう。この鈍らの剣で貴卿を満足させられるかはわからないが」
”尊厳卿”ラファール : 「しかと。」頷きます
バルトロメイ : 鈍らとはいいながら、いつの間にか形にし、腰に帯びた剣はその鋭さを鈍らせてはいない…
”尊厳卿”ラファール : 「この身は薔薇の花弁ならば。貴卿の語りを彩るのにはどのような労も厭いません」
”尊厳卿”ラファール : 一礼をして。……ではウルリヒの方をね……

DR : ではそうだな ウルリヒは村からは離れすぎない程度のところで佇んでいる
DR : 何を言っても噛み付いてきそう
”尊厳卿”ラファール : それね
DR : バルトロメイに対する殺意は強いが、ただ激情に任せて民をいたずらに傷つけたいわけではないのだろう。一応隠れるようにはしている
”尊厳卿”ラファール : 所在なさげそう
”尊厳卿”ラファール : ではそれに近寄っていきます
”尊厳卿”ラファール : 「やぁ、…ウルリヒ殿、でありましたか。先ほどはお話いただき、ありがとうございます」
 ”尊厳卿”ラファール : 思い出したら本人から名前聞いてないんだよな(真顔
ウルリヒ : いっけね(テヘペロ
ウルリヒ : 「なんの用だ、騎士さま」わざとらしく「さま」を強調している
”尊厳卿”ラファール : 「貴方と交渉しに参りました。端的に言いますと、私はこれからバルトロメイ卿に決闘を申し込みます」
ウルリヒ : 「は?」目を大きく見開いて
ウルリヒ : 「お、お前、何を言って!」
”尊厳卿”ラファール : 「私は事情を貴方がたの言葉でしか伺うことはできません。ですから、貴方の心に全てを投じて沿うことはできません」
”尊厳卿”ラファール : 「ですが……」
”尊厳卿”ラファール : 「貴方の心、主への義、恩、そういったものが偽りであるとは到底思えません」
ウルリヒ : 「……」ウルリヒは無言でラファールの言葉を聞いている、が、それは黙ってというよりはなにか言うと牙を向いてしまいそうだからというのがつよいかもしれない
ウルリヒ : 「お前は」
ウルリヒ : 「なにがしたいんだ」
”尊厳卿”ラファール : 「私は……そうですね。貴方の持つ「義」が真実であるか。そうであるならば、騎士ではない貴方が、それを貫き通す様を見届けたいのです」
”尊厳卿”ラファール : 「……私のような旅人が差し出がましいことですが」
”尊厳卿”ラファール : 「常ならば、そういったつながりは騎士のみが持つ、そう言われています。貴方がたのような者はそれを持たぬ、故に騎士の誇りには意味がある、と」
”尊厳卿”ラファール : 「残念ながら、かつて貴方の訴えが聞き届けられず、バルトロメイ卿の言葉のみが受け入れられたのには、そういった考えがもとにあるでしょう」
”尊厳卿”ラファール : 「しかし」
ウルリヒ : 「……そうだ…!」怒りを思い出すようにしている
”尊厳卿”ラファール : 「そうでないというのならば。ただ一宿一飯の恩ではなく、その心を捧げ、身を捧げるのを厭わない、そういった「義」というものを貴方がたが持ち得ているというのならば」
”尊厳卿”ラファール : 「それを示すことは、あの日の貴方の訴えを真とすることと同じではないでしょうか」
ウルリヒ : 「それは!…っ……!」わずかに体が人狼へと変じそうになるのを抑えながら「俺が…自分で!」
”尊厳卿”ラファール : 「……それはならない、ウルリヒ殿。貴方がその方法で”騎士”を訴えるのは。貴方だけでなく、貴方の言葉、そして貴方の持つ「義」」
”尊厳卿”ラファール : 「ひいては、貴方のかつての主を貶めることになる」
ウルリヒ : 主を貶めることになる、という言葉に強く反応し、ウルリヒは項垂れる
”尊厳卿”ラファール : 「……バルトロメイ卿は、貴方との決闘では剣を持たぬつもりだったようです。貴方への……おそらく、貴方の言う「義」に報いるつもりだったのでしょうが」
ウルリヒ : 「ヤツが…そんな」不愉快そうに顔を歪め地面を叩く
”尊厳卿”ラファール : はぁ、とため息を。「それはそれで、騎士の誇りを損なってしまう。戦いのない決闘など、汚名しか残りません」
ウルリヒ : 「じゃあ!俺の正義は!…あの方の……は…」
”尊厳卿”ラファール : 「……それを私が晴らします。そういうことです」剣に手を当てます
”尊厳卿”ラファール : 「バルトロメイ卿は、貴方には剣を向けられない。そう話しました」
”尊厳卿”ラファール : 「意図はどうであれ、それは決闘ではありません。……貴方も、卿も報われることはない」
ウルリヒ : ウルリヒは思い悩んでいる。今日あったばかりの騎士の言葉を信用するかというのもあるが、己をないがしろにした騎士に頼ることそのものに対する忌避感だろう
”尊厳卿”ラファール : まあそうだろうなあ
ウルリヒ : だが…決闘にすらならない決闘を、ウルリヒもまた望んではいない
ウルリヒ : じっと、その金色の目でラファールを見つめる「お前に、俺の正義を託してもいいのか」
”尊厳卿”ラファール : 「……確かに、預かりましょう。貴方の誇りを、私は尊く思っている」
”尊厳卿”ラファール : 「そして願わくば。それが傷つき、くすみゆく姿を私は見たくない」
ウルリヒ : 「……そんなのは、今更…だ」かすれた声を、空気に溶かす
”尊厳卿”ラファール : 「……」ふ、と微笑み。隣に座りましょう
”尊厳卿”ラファール : 「多少の時間は許してくれるでしょう。……貴方さえ許すのならば、主の話を聞かせてください」
”尊厳卿”ラファール : 「私の見聞は未だ狭い」
ウルリヒ : 「…もうこれだけなんだ。俺にあるのは。俺に残っているのは。主が話してくれた、騎士の誇り」
ウルリヒ : 「庭で、たくさん話してくれた。遠くの地で冥王軍を撃退した話、民を惑わした太陽の信者を追った話……」目を閉じ、一つ一つ思い出すようにゆっくりと語りだす……
ウルリヒ : 城の中ではなく庭なあたりが外飼っぽい印象を
”尊厳卿”ラファール : (……ああ、狭い見聞だ。彼の心は騎士そのものであろう)話を聞きながら反芻する
”尊厳卿”ラファール : (……そして憐れなことだ。彼は”騎士”ではなく”異端”である。ただそのひとつだけ、ひとつこそが、彼を騎士でないと定めている。だが)
”尊厳卿”ラファール : (その誇りに偽りなどあるまい)
DR : そう…たとえ、彼が憧れているものが常に他者から語られる騎士の姿だとしても…
DR : ウルリヒは純粋で、偽りなど持つことをしない。真っ直ぐすぎた青年だった
”尊厳卿”ラファール : (愛らしい。バルトロメイ卿がそう語ったのも然りということだ)
DR : という感じで2ラウンド目を閉じよう いい具合に存在点が削れてくれた
DR : 2ラウンド目の伴奏は悩むな…
DR : ウルリヒに対する 友 を指定しよう
”尊厳卿”ラファール : あ、潤い
DR : 思いもかけず潤ってるな…
”尊厳卿”ラファール : ということで一旦リセットだな
DR : おk
”尊厳卿”ラファール : (なおバルトロメイにたいしては敬でみっつとりました
DR : やったぜ


DR : えーでは戦の幕の前に幕間か
”尊厳卿”ラファール : これは自由にやるやつか…だとうーん
DR : これは各自任意ですね!
”尊厳卿”ラファール : じゃあバルトロメイに信で
DR : やったー
”尊厳卿”ラファール : 全方向ルージュゲー!
DR : 他にしとく処理はなかったかな…では戦の幕の前に口上を考えます

篇~戦の幕~

DR : ……いかなる導きか、貴卿はぶつかり合おうとする二つの勇士の合間に立つ。
DR : 異端でありながら騎士の誇りを胸に秘めたウルリヒの代理として、貴卿は今バルトロメイとの決闘に挑まんとしている。
DR : 輝く月へと届くように。今ここに汝の正義を掲げよ!
”尊厳卿”ラファール : 「……義ある者、ウルリヒに代わり、”尊厳卿”ラファール・オールダム・フォン・ローゼンブルク。私は貴卿に決闘を申し込みます」
DR : 「我バルトロメイ。家名なきカインシルトの身であるが、謹んでその申し出を受け入れる」
”尊厳卿”ラファール : 「いざ。」剣を抜く……穏やかな瞳にかつての拭えぬ熱情が灯る
”尊厳卿”ラファール : (やはり私には戦いが課せられている。果たしてこれが運命のそれであるかは分からぬが…)
バルトロメイ : 「ああ…心地よいな、この空気」バルトロメイは剣を構え、呟く
”尊厳卿”ラファール : 「……貴卿もやはり騎士であられる」
バルトロメイ : 「久しく忘れていたものだ。感謝するぞラファール卿。そう、吾輩は騎士。それ以上にも以下にもなれぬことを思い出した」
”尊厳卿”ラファール : 「ならばその本懐を果たしましょう」
DR : 二人の口上をウルリヒは見つめている
DR : ではバルトロメイのHPを設定しよう
DR : 一人なのでうーーーん12…くらい…?
”尊厳卿”ラファール : 開始時の配置だけ庭園に
DR : OKです
”尊厳卿”ラファール : ワンチャンあぶないからあっちいってなさい
”尊厳卿”ラファール : で、喝采点とあらがう力をもらって…
DR : あ、そうでした毎度の喝采点と抗う力の配布です
DR : がんばれー!
”尊厳卿”ラファール : うお~ではさっそく喝采点1つかって振ります
”尊厳卿”ラファール : DR5 Dracurouge : (DR5) > 5D6 > [ 1, 2, 3, 3, 6 ]
”尊厳卿”ラファール : 苦しいけど逸話の効果でですね、出目三つを毎回なんか選んで+1できるんですって
DR : 持っててよかった逸話効果
DR : 使いたい場合どうぞ!好きな出目に!
”尊厳卿”ラファール : いやでもゴミだな…ノワール取って振り直します
”尊厳卿”ラファール : そんなものじゃないだろうと、自分へ侮を取り
DR : OK、ではラファールは自分に一点のノワール
”尊厳卿”ラファール : DR5 Dracurouge : (DR5) > 5D6 > [ 1, 3, 4, 4, 6 ]
”尊厳卿”ラファール : あがった…よかった
DR : 1ずつ上がってる!
”尊厳卿”ラファール : では宮廷にいどうして…
”尊厳卿”ラファール : ≪華々しき突撃≫10 (4,6)移動時に使用可、対象にノワールを4点与える
≪散る花咲く花≫6(2(1+1),4(3+1))、対象にノワールを1点与える。さらに任意の対象1体にルージュを1点与える。
《我が名を知れ》4(5(4+1))、貴卿は喝采点1点を獲得する。
”尊厳卿”ラファール : 対象はバルトロメイ卿、ノワール5点、ルージュ1点
DR : では合計で6点ダメージ!
”尊厳卿”ラファール : 馬を具現化し。一旦引いてから反転、駆け抜けざまに一閃を。
DR : それは鮮やかな色彩の如き一撃、馬上からの攻撃を受けながら、バルトロメイは倒れる無様は晒さない…!
”尊厳卿”ラファール : 「流石に耐えきるか」
バルトロメイ : 「隠居しているからと甘く見られては困る」つい数刻前に迷いを見せていたとは思えぬ態度だ
”尊厳卿”ラファール : 「それでこそ、戦い甲斐があります」まだ穏やかに。
バルトロメイ : ではラファール卿の行動が以上なら脇役のターンに移ろう
バルトロメイ : 「こちらもいかせてもらおう」剣を構え
バルトロメイ : バルトロメイは《武人》である。たとえ剣を振るうことを厭い、戦場より離れていようとも、衰えることのない体はその勘をすぐに取り戻す
バルトロメイ : 「吾輩は小手調べなどという甘いことはしないぞ。決闘といえど全力を出させてもらおう!」
バルトロメイ : 《想月光芒一閃》→ラファールへ5点のノワールを与えます
”尊厳卿”ラファール : 「ふふ、剣を捨てたとは思えぬ気概」楽しそうに
”尊厳卿”ラファール : 一応抗いますが…
”尊厳卿”ラファール : 2d6 Dracurouge : (2D6) > 5[3,2] > 5
”尊厳卿”ラファール : うん
”尊厳卿”ラファール : 5を受けましょう、ので渇き+1だ
バルトロメイ : 抗いはやっぱり数人がかりなんだなあ…
”尊厳卿”ラファール : 2dの最大値は5…
DR : かなしい
DR : 構えたバルトロメイから、馬上のラファール卿をそのまま狙うかのような、鋭い突きがただ一度、繰り出される。
”尊厳卿”ラファール : 急所をずらし受けきり……同時に薔薇の花弁がわ、と巻き上がる
バルトロメイ : 「ほう。外してみせるか」本気というのは嘘ではないのだろう。驚嘆の声を出す
”尊厳卿”ラファール : 「……そうですね。互い、不足はなしということです」足並みを整え。
ウルリヒ : 「これが、騎士の戦い」
”尊厳卿”ラファール : ワンチャン!!!あぶないからあっちいってなさい!!!!
ウルリヒ : ウルリヒはその攻防を遠くから眺めていた
”尊厳卿”ラファール : あっちいた!!よかった!!!
DR : では1ラウンド目を終えよう

”尊厳卿”ラファール : はい…喝采点と抗う力?伴奏もありか?
DR : 戦も伴奏あったので、今回はバルトロメイへ 信 …かな
”尊厳卿”ラファール : お、潤いへ。
DR : そして2ラウンド開始時に喝采点と抗う力を再度配布だ!
DR : 本当に思いもかけずに潤うなこれ
”尊厳卿”ラファール : では喝采点一点使いまして
”尊厳卿”ラファール : DR5 Dracurouge : (DR5) > 5D6 > [ 1, 1, 1, 3, 6, 10 ]
”尊厳卿”ラファール : ミ…
DR : 栄光がある!
”尊厳卿”ラファール : あーっさっきの4,ノワール振りにしておけばよかった…
”尊厳卿”ラファール : まあ仕方ない、ええと
”尊厳卿”ラファール : これ削りきらなくて…もとい0に近づけきらなくて大丈夫ですか
 DR : 今ぱっと演出考えたので大丈夫です
DR : (今ぱっと
”尊厳卿”ラファール : じゃあ喝采点にまわしちゃお~
”尊厳卿”ラファール : 《紅き月に散れ》3~(1,1,1)対象のエリアにいる[判定値/3]体の存在にノワールを与える
”尊厳卿”ラファール : 《華散らす銀閃》3(3)対象にノワールを一点与える
”尊厳卿”ラファール : 《散る花咲く花》6(10)対象にノワールを1点与える。さらに任意の対象1体にルージュを1点与える。
”尊厳卿”ラファール : 《我が名を知れ》4(6)貴卿は喝采点1点を獲得する。
”尊厳卿”ラファール : でノワール3点、ルージュ1点、自分に喝采点1
DR : おっけーい
DR : 4点を削られるがまだバルトロメイが倒れるには惜しい!
”尊厳卿”ラファール : 移動技、一度移動すると、ゴミ!
バルトロメイ : まるで花吹雪の如き剣戟、ラファール卿の剣はたしかにバルトロメイを追い詰めていく
バルトロメイ : だが、倒れるには一手が足りぬ。その足は押されることなく地を踏みしめて動くことがない
”尊厳卿”ラファール : 「厄介な騎士殿だ!」最後まで打ち切り、一度下がって言います
バルトロメイ : 「これは我が名誉だけのことではないゆえな」
バルトロメイ : ではドキドキ脇役のターンに
”尊厳卿”ラファール : 「ふふ、幾人の剣がこの場に振られていることやら」
バルトロメイ : 《無双疾風の極み》で→ラファールへ2点のノワール
”尊厳卿”ラファール : 5か!2ダイスの最大値だな
バルトロメイ : 「先程はそらしたが、こちらはどうかな…?!」
”尊厳卿”ラファール : 抗 い ま す
バルトロメイ : おっけー!
”尊厳卿”ラファール : 2d6 Dracurouge : (2D6) > 7[2,5] > 7
”尊厳卿”ラファール : やりましたぞ
バルトロメイ : コロンビアポーズ

バルトロメイ : 先の一撃が一点を穿つ閃光であったのならば、こちらは旋風の如くラファールの首を狙う鎌のような剣であった
”尊厳卿”ラファール : 「……」殺気。まるで倒れるように身を引く
バルトロメイ : その剣は空を切り…ラファール卿の首を逃す…
”尊厳卿”ラファール : 地を滑り、踊るように身を刃に潜らせる。そしてため息を一つ
”尊厳卿”ラファール : 「……私の身もまた、負う者がありますのでね」
バルトロメイ : 騎士に流れる時間からすれば刹那の打ち合い、互いの実力を知るには十分。されど勝敗を決するには至っていない…
DR : 睨み合う騎士、その間に声が割り入る
ウルリヒ : 「俺は、俺はアンタを信じたんだぞ!」
”尊厳卿”ラファール : 「……ウルリヒ殿。しばし待ちなさい」まだ目は”敵”を見る
ウルリヒ : それは二人の決闘を見ていたウルリヒ。騎士の決闘を邪魔する無粋はせず、だがその声を、神聖な場へと投げる
ウルリヒ : 「ラファール…」
”尊厳卿”ラファール : 「……叱られてしまいました」
”尊厳卿”ラファール : ふふ、とそのまま笑いかける……剣から手を放すことはない
バルトロメイ : 「今日あったばかりではなかったかな?」随分懐かれたようだと感心する
”尊厳卿”ラファール : 「……あとで謝らねばなりませんね」
”尊厳卿”ラファール : 「彼は随分と、貴方…貴方がたの主の話をしてくださいました」
バルトロメイ : 「きっと、実際よりもキラキラとした話だったでしょうな」苦笑して
”尊厳卿”ラファール : 「ええ、まるで夢見る乙女のようでしたよ。……しかし確信が持てました」
バルトロメイ : 「ほう」
”尊厳卿”ラファール : 「彼の忠義は揺るぐものではありません。それは、市井の騎士では敵うものではない堅牢なもの。そして」
”尊厳卿”ラファール : 声を低く、潜めます
「……やはり貴方がたの主は、堕ちていたのだろうと。」
バルトロメイ : 「……」剣を握る手にわずかに余計な力がかかる
”尊厳卿”ラファール : 「堕落に誘う道にはいくつかの導があると聞きます。孤独、後悔、懐旧、」
”尊厳卿”ラファール : 「そして甘言……彼は忠義の徒なれど、彼の言葉は騎士にとってそれにあたったのではないでしょうか」
”尊厳卿”ラファール : 「私とて、彼の言葉を素直に反駁もなく受け続ければ、どのような道を歩むだろうか……定かではありません」
バルトロメイ : 「ラファール卿、それ以上は」焦るように剣が奔る。それは今までと比べればお粗末な剣筋
”尊厳卿”ラファール : キン、キン、と剣を受け止め、捌いていく……(あまりにも緩い)
”尊厳卿”ラファール : 「……あぁ。貴方もやはり、その礎でしたか」
バルトロメイ : 「彼に、悪気はない」
”尊厳卿”ラファール : 「……その結果として、貴方がたが誘われるのが獄であろうと、ですか」
バルトロメイ : 「……たとえ異端であろうと、ただ無垢に慕う者を斬ることはできぬ」
バルトロメイ : 「それは我が正義では…ないのだ」
”尊厳卿”ラファール : ふ、と笑う
”尊厳卿”ラファール : 「バルトロメイ卿、それは貴卿の奢りです。彼はただ斬られるばかりではない」
”尊厳卿”ラファール : 「……続けましょうか、私たちの決がつくときまで。この剣は彼の牙も同じ」
バルトロメイ : スッと顔を上げる
バルトロメイ : 「吾輩は勝つ。勝たねばならない」
”尊厳卿”ラファール : 「そうでしょうね。そうでなければ、貴卿は「主」の汚名を濯げない。ですが……」
”尊厳卿”ラファール : (迷い。それが騎士を揺らがしているのだろう。かつて振るった刃が、彼自身を同じ地へ導くことを恐れている)
”尊厳卿”ラファール : 「そうはさせません」(私が剣を振るう限り。)


DR : では伴奏を ここはバルトへの 憐 かな
”尊厳卿”ラファール : はい!
DR : そして幕間でお好きな絆の増減をどうぞ
”尊厳卿”ラファール : じゃあウルリヒにも憐を取ります
DR : ワーン
”尊厳卿”ラファール : ワンチャン…

~終の幕~

DR : では終の幕の口上を述べるとしよう
DR : いつからであろう。輝く月には雲がかかっていた。
DR : それは心を隠すように、目を覆うように。
DR : されど、されど。風は吹く。
DR : 騎士よ、どうかこの雲を晴らさんことを!
DR : ということで終の幕へ移り、喝采点をゲットだ
”尊厳卿”ラファール : こまめに稼いでいる
DR : 我が名を知らしめている
”尊厳卿”ラファール : そろそろもう知ってるよ!!と来る頃
DR : ウルリヒは相変わらず遠巻きにし、バルトロメイは勝たねばならないという決意に満ちている
DR : その決意により存在点をもう一度12点へ
”尊厳卿”ラファール : ぐぬぬ
DR : 終の幕なので好き勝手な行いができるよ!やったね!
”尊厳卿”ラファール : ちなみに配置はこのままです?一回庭園行っていい???(切実
”尊厳卿”ラファール : 移動がね
DR : ずざっと距離をとった体で許可します!
”尊厳卿”ラファール : やった~
”尊厳卿”ラファール : こうカンカンカン!キンッ!ってね
DR : カキーン!ズザー!
”尊厳卿”ラファール : ではここで喝采点二点つかいます
”尊厳卿”ラファール : DR6 Dracurouge : (DR6) > 6D6 > [ 1, 3, 4, 4, 4, 6 ]
”尊厳卿”ラファール : ノワール!!!!!
DR : ンフフ許可します
”尊厳卿”ラファール : DR6 Dracurouge : (DR6) > 6D6 > [ 1, 4, 4, 5, 6, 6, 10 ]
”尊厳卿”ラファール : ッシャオラッ
DR : つよつよだ
”尊厳卿”ラファール : では宮廷に移動し
”尊厳卿”ラファール : 《華々しき突撃》10(10)移動時に使用可、対象にノワールを4点与える
《散る花咲く花》6(5+1)対象にノワールを1点与える。さらに任意の対象1体にルージュを1点与える。
《武名讃えし声》7(6,1)対象のエリアにいる任意の存在全てにルージュを1点与える
《騎士のたしなみ》4(4)対象に1ノワールを与える。
《武勲知らせる嘶き》4(4)対象にルージュを1点与える
《我が名を知れ》4(6)貴卿は喝采点1点を獲得する。
”尊厳卿”ラファール : ノワール6,ルージュ3 喝采点1
DR : ごっそりと持っていかれる!
”尊厳卿”ラファール : 剣戟、剣戟、打ち合った一瞬の合間に距離を取り
”尊厳卿”ラファール : そのまま勢いをつけ斬り込む。続けざまに1撃、2撃、3撃
バルトロメイ : 「これは…!」すべての剣を受け流し、あるいは急所をズレたものを受け止めながら目をむく
バルトロメイ : 「は、本当に、その口のように鋭い剣だ」
”尊厳卿”ラファール : 「貴方は打ち倒されねばなりません」
”尊厳卿”ラファール : 「彼の為、貴方の主の為、貴方自身の為にです」
バルトロメイ : 「不思議な騎士だ、貴卿は…人から話を聞き出し、かと思えば饒舌に人の核心を突いてみせる」
”尊厳卿”ラファール : 「旅の身ですから……多少は身につけるものもありますでしょう」ふ、と顔を緩ませ
”尊厳卿”ラファール : 「さあ、まだ動けるのでしょう。終わってはいませんよ」
バルトロメイ : 「だが…口にすべきでないものもあるのだ。主は地位に溺れ、理想を忘れた……それでいい、”本人”もそれに納得した!」
DR : 終の幕バルトロメイの行動値を本人の奮起により15に引き上げ
バルトロメイ : 《いざ、参る》で与ノワールと被ノワールを1引き上げ
バルトロメイ : 《無双疾風の極み》を刻印具現化の効果で1点増やしラファール卿へ!3点ノワール!
”尊厳卿”ラファール : 《無双疾風の極み》に抗います
”尊厳卿”ラファール : 2d6 Dracurouge : (2D6) > 3[2,1] > 3
”尊厳卿”ラファール : ゴミ
”尊厳卿”ラファール : ゴミ…では…
バルトロメイ : なかないで
”尊厳卿”ラファール : 抗いって振り直せましたっけ…
バルトロメイ : 抗いの項目には書いてないんだけどどうだったかなあ
”尊厳卿”ラファール : まあ、いいか!
”尊厳卿”ラファール : ここは受けましょう
”尊厳卿”ラファール : 本人も、ということは想定していなかった。
”尊厳卿”ラファール : 多少なりとも動揺はするでしょう
バルトロメイ : はい!
バルトロメイ : ドヨドヨしてしまった
”尊厳卿”ラファール : 一瞬の虚、「まさか。貴方がたの主自身が」
”尊厳卿”ラファール : 「……貴方がたは二人で……彼の者を雪辱の沼へ呼び込んだのですか」
バルトロメイ : 「そうではない」怒りか、悔恨か、顔を歪める
バルトロメイ : 「吾輩にも、あのひとにも想像できていなかったのだ。彼がそれほどまでに、己の身を投げ出すまでに主を愛していたと」
”尊厳卿”ラファール : 「……」先に聞いた彼の話を想起する。
”尊厳卿”ラファール : 「その敬愛は、本来我々には非常に馴染みのある決意と同じでしょう」
”尊厳卿”ラファール : 「我々は騎士……騎士の忠義は、身を主の為に費やすことを厭わない」
バルトロメイ : 「異端に、騎士の道理を見出すことになるとはな…」ふっと微笑み
バルトロメイ : 「異端でさえなければ」
バルトロメイ : 「これほど悩むこともなかったというのにな」
”尊厳卿”ラファール : 剣を受けながら、血沫と薔薇を散らしながら相対しましょう
”尊厳卿”ラファール : 「異端なれど。いえ、そうであらばこそ……」
”尊厳卿”ラファール : 「彼の者の誇りを尊ぶべきです、バルトロメイ卿。そうであるほど、騎士の誇りもまた意味を持つ」
”尊厳卿”ラファール : 「……そこに道が敷かれていようども。決して堕ちぬべきが騎士なのですから」
バルトロメイ : 「卿は…吾輩とは違う目で彼を見ているのだな」
バルトロメイ : 「ああ、気づかぬ間に吾輩も彼を”可愛がって”いたか」
”尊厳卿”ラファール : 「……そのようですね」
バルトロメイ : 他なければ終の幕1R目を終了して、伴奏はバルトロメイへの 怒 をお願いします
”尊厳卿”ラファール : ふふ・・・
バルトロメイ : オラッ目を覚ませオラ!みたいな
”尊厳卿”ラファール : ゲシゲシ!

バルトロメイ : では2R目!喝采点と抗う力を再配布して
バルトロメイ : ラファールさんやっちゃってー!
”尊厳卿”ラファール : 振るぞ~喝采点3点使うか
”尊厳卿”ラファール : DR7 Dracurouge : (DR7) > 7D6 > [ 1, 1, 2, 2, 4, 5, 6, 10 ]
”尊厳卿”ラファール : ゴミの方の栄光の目が出た!
バルトロメイ : くっっっっ
バルトロメイ : 前にやらせてもらったときもそうだけど出目がなんかひどくなるなドラクル
”尊厳卿”ラファール : 《騎士のたしなみ》4(4)対象に1ノワールを与える。
《華散らす銀閃》3(1,2)対象に1ノワールを与える。
《甘き口づけ》8(1,2,5,6,10)こうだ!
バルトロメイ : めちゃくちゃ口づけにパワーがこもってるううう
”尊厳卿”ラファール : 少しの会話の後。再び剣戟が始まる……
”尊厳卿”ラファール : 受けた傷を癒やす間もなく、先の一太刀が裂いた頬からは未だ鮮血が散るが、それを気にとめることもなく
バルトロメイ : 握るべき剣を誤ったことをバルトロメイはすでに気づいていた。ゆえに、その勝敗の結果は見えていて…
”尊厳卿”ラファール : ……やがて。永遠に続くと思われた打ち合いも収束へと向かう。
”尊厳卿”ラファール : 1撃、最後の一薙ぎがバルトロメイ卿の剣を弾き飛ばした。それは騎士の心の産物、再び手に現すことなど造作もないが
バルトロメイ : 「吾輩の、負けか」
バルトロメイ : ほうっと息を吐くような呟きであった
”尊厳卿”ラファール : 「……ええ」剣を喉元に突き付け
”尊厳卿”ラファール : そして軽く横に振るう素振りを見せ
”尊厳卿”ラファール : 鞘に収め。手を取り、手首に口づけ。
”尊厳卿”ラファール : 「良き試合でありました。これにて諍いは終わりとしましょう」
バルトロメイ : 「……かの公へと呼びかければ、吾輩を獄へつなぐことも叶うかもしれんぞ」
バルトロメイ : 「偽りを貼り付けたのは事実なのだから…」
”尊厳卿”ラファール : 「……そうですね。もし」
”尊厳卿”ラファール : 「私の申し出を断られたのならば、そうしたかもしれません」
”尊厳卿”ラファール : 「ですが貴方は剣を取った。ならば、貴方は未だ騎士であるのでしょう」
バルトロメイ : 「そうであったな」
バルトロメイ : 「ああ、そうであった……」

~後の幕~

ウルリヒ : 「お、終わりなのか」ウルリヒがおずおず近づく
”尊厳卿”ラファール : 「ええ、終わりましたよ」
”尊厳卿”ラファール : 微笑みかけつつ。バルトロメイ卿に小声で。
”尊厳卿”ラファール : 「では、また縁があるようならば…貴方が騎士であれば、今ひとたびお会いすることもあるでしょう」
”尊厳卿”ラファール : 騎士から離れてウルリヒさんに近寄ろうか
ウルリヒ : 「アンタ…もう行くのか」
”尊厳卿”ラファール : 「ええ。私の望むものは見ることができました」
”尊厳卿”ラファール : 「やはり世界は広い。私もまだ知らぬことばかりです」
ウルリヒ : 「あの…初対面であんな態度とって悪かったよ」
”尊厳卿”ラファール : 「構いませんよ。軽薄と怪しまれるのには慣れています」あはは、と笑います
”尊厳卿”ラファール : 「貴方はどうするのですか」では
ウルリヒ : 「どう、って」聞かれると思ってなかったのか、戸惑った様子になる
ウルリヒ : 「このさきなんて、考えたこと、なかったし」
”尊厳卿”ラファール : ふうむ、と考え…
”尊厳卿”ラファール : 「貴方の志は、非常に騎士のそれと通じるものがあります」
ウルリヒ : 「ほ、ほんとか!俺騎士みたいだったか!」
”尊厳卿”ラファール : 「随分と嬉しそうですね」笑い、「……騎士は、非常に長い鍛錬の時を必要とします」
”尊厳卿”ラファール : 「何故だと思いますか?」
ウルリヒ : 「つ、強くなるためじゃないのか?」
”尊厳卿”ラファール : 「ええ、それも確かにそうでしょう。しかしその期は専ら、自らの心を抑える鍛錬に費やされます」
”尊厳卿”ラファール : 「忠の心はとても強靱です。ですがそれは時に人を誑かせ、道を誤らせる」
ウルリヒ : 「道を、誤る…」堕落者と呼ばれることになった主を想っているのだろう
”尊厳卿”ラファール : 「……貴方の志は確かに騎士のものです。しかしその心に、貴方自身の心身を断ち切る刃は未だ見えません。それには……騎士としての修練が必要です」
”尊厳卿”ラファール : 「長い時が必要かもしれません。ですが、貴方はそれを得ることがきっとできる」
”尊厳卿”ラファール : 「……貴方が望むならば」手を差し出します
ウルリヒ : 「できるのかな、俺が」
”尊厳卿”ラファール : 「鍛えてさし上げましょうか」いたずらっぽく微笑み
ウルリヒ : ウルリヒは突然の申し出に迷いを見せ
バルトロメイ : 「行きなさい」その背を、バルトロメイがそっと押す
バルトロメイ : 「過去ではなく未来を見ておいで。吾輩や、あのひとでは見れなかったものを」
バルトロメイ : 「そしていつかお前が騎士になれたら、お前の話をしてほしい」
DR : 青年はやがて、おずおずとラファール卿の手をとり…

DR : 気がつけば、空には雲がなくなり、月が穏やかに輝いていた


ドラクルの眼が覆われるように、騎士の眼もまた曇るもの。
だが騎士よ、己の隣を見よ。貴卿の同胞がいるだろう。彼らの姿に己の身を正すべし。
騎士は他の騎士を鑑とし、鏡とすれば、その曇りはいずれ晴れゆく。
汝らよ、どうか誉れある騎士であれ!





(完)





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PL : いいですか
PL : これが僕が観ているナイトクエなんです
DR : ねじこんでくるのやめてください!!!

リライトもした。こちら。


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