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ミニ四駆のスライドバンパーのおはなし

どうも、KATSU ちゃんねる です。

今回はフロントやリヤに装着する "スライドダンパー" について紹介していきます。

スライドダンパーを装着しているマシンと装着していないマシンでどちらか速いかというと、装着してないほうです。

なぜかと言うと、スライドダンパーはコーナーで曲がるときに稼働して衝撃を吸収するため、相対的にスピードは減速するからです。

しかしマシンの走りはとてもきれいになり、イレギュラーな動きが少なくなる点がメリットですね。

また個人的には公式大会はスライドダンパー必須だと思っています。

公式大会は5レーンのコースで、コースごとのつなぎ目には必ず段差があります。

そしてこの段差でローラーが弾かれて減速したりコースアウトすることが多いため、スライドダンパーで衝撃を吸収することが必須条件なのです。

またスライドダンパーは構造的に大きく分けて2種類あり、1つ目は "自作スライドダンパー" で2つ目は "既成スライドダンパー" です。

◎自作スライドダンパー

自作スライドダンパーはFRPを使用してリューターまたは工作機械などで削って作製します。

2014年から2016年までは片軸シャーシ全盛期で自作スライドダンパーが流行っていました。

バンパーレスセッティングをしたとき自作スライドダンパーだと全長をうまく活かすことが出来、リヤブレーキを後ろに設置できたからです。

またカーボン配合FRPで作製すると重量的なデメリットを解消できました。

ただし作製難易度が高く、ミニ四駆を始めたばかりの人には "既成スライドダンパー" をおすすめします。

◎既成スライドダンパー

スライドダンパー 初期

既成スライドダンパーはタミヤからフロントとリヤがそれぞれ発売されています。

稼働するステーはアルミ製で強度が高く軽量で、ステーのガタツキも少なく精度が良くて誰でも使える点がメリットです。

デメリットとしては装着スペースを多くとるため、自作スライドダンパーに比べてマシン全長を上手く活用できない点がありました。

ただし2017年から "MSフレキ" が流行り始め、シビアなブレーキセッティングよりねじ込む走りになると既成スライドダンパーのほうが主流となっていきました。

また限定品としてブルーやレッドの配色のスライドダンパーも発売さています。

特にレッドの限定品にはゴールド色のミディアムバネが入っており非常に役立ちます。

さらに必須アイテムとしては既成スライドダンパーのカーボン配合FRPステーです。

通常品のアルミステーだと強い衝撃で曲がる可能性がありますが、カーボン配合FRPステーの場合はその心配がありません。

そしてアルミステーに比べて軽い点もメリットですし、見た目もカッコイイですよね。

以上で、”ミニ四駆のスライドバンパーのおはなし” となります。

スライドダンパーは3種類のバネがありレイアウトによって調整が必要です。

AOパーツで単品販売されていますので揃えておくようにしましょう。

それだはまた次のブログで。

●プロフィール

ミニ四駆第二次ブーム世代

ミニ四駆復帰:2014年10月~

戦績:タミヤ 2016 New Year GP 広島大会 オープンクラス 3位

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