見出し画像

ミニ四駆のローラーのおはなし

どうも、KATSU ちゃんねる です。

今回はミニ四駆の第2のタイヤともいえるローラーについてお話していきます。

ミニ四駆が生まれた当初はローラーが存在していなかったそうです。

しかし、ローラーを付けて壁を旋回して走行するアイディアが面白いと流行ったことで、ミニ四駆のスタイルが決まったそうです。

そこからローラーも進化して、現在では大きく分けて3種類のローラーが存在しますので、それぞれを見ていきましょう。

■プラスチックローラー

ネオトライダガー

まず1つ目は "プラスチックローラー 通称:プラローラ" です。

キットを購入すると初期のパーツとして手に入るものですね。

またグレードアップパーツの中には低摩擦の樹脂を使用したプラスチックローラーも発売されています。

ただし樹脂のため強度は低く、滑りやすいのでコーナーですっぽ抜けることもあり、セッティングに注意が必要です。

■ボールベアリングローラー

ボールベアリングローラー

2つ目は "ボールベアリングローラー" です。

こちらは名前の通り、機械などの軸部に使われるボールベアリングをそのままローラーとして使います。

ベアリングなのでプラスチックローラーより回転しやすく、金属のため強度も高いです。

あとはローラー側面が平になっているため、コースに食いつきやすく、すっぽ抜けにくいです。

一方でローラー自体が金属の塊なので重量は重いというデメリットがあります。

■アルミベアリングローラー

オールアルミベアリングローラー

3つ目は "アルミベアリングローラー" です。

このローラーが1番進化しているローラーで、小さいボールベアリングが中心にあり、その外周を大きくアルミが覆っている形状です。

小さいボールベアリングは軽量ですが回転しやすく、外周を覆うアルミも軽量で強度があり、メリットが多いローラーです。

またローラー側面の種類も3種類あるため、セッティングによって使い分けます。

ローラー側面:アルミのまま

側面がアルミのままのアルミベアリングローラーとしては、"軽量 19mmオールアルミベアリングローラー" が代表的です。

軽量でなおかつ回転もよく、側面もコースに食いつきやすいのでフロントローラーにおすすめです。

ローラー側面:プラリングタイプ

ローラー側面がプラスチックのアルミベアリングです。

一般的なのは "19mmプラリング付アルミベアリングローラー" で、軽量でなおかつアルミより摩擦抵抗が低いプラリングのため高速でコーナーを進むことができます。

また限定商品でプラリングのカラーが多数あるので、マシンのドレスアップにも役立ちます。

ローラー側面:ゴムリングタイプ

3つ目はローラー側面がゴムリングタイプです。

このローラーは第二次ブーム時はよく使われていましたが、最近はあまり使っているレーサーを見かけません。

なぜかと言うとゴムリングの摩擦抵抗が高いため、コーナーで若干減速してしまうからです。

ただし、コースレイアウトやローラーのセッティング位置によっては良い効果を発揮する可能性がありますので、持っていても損はありません。

今一番人気のローラー

今のトレンドローラーは "2段アルミベアリングローラー" です。

ローラーとしてはここ数年で登場したもので他のローラーに比べると歴史は浅いです。

特徴としては上下にアルミローラーがありコースへの食い付きが抜群で3レーンのレーンチェンジには必須といえます。

マシンが高速になるとレーンチェンジでコースアウトすることが多くなりますので、その時はこのローラーをフロントローラーに使用することをおすすめします。

以上で、”ミニ四駆のローラーのおはなし” となります。

ローラーの種類は材質や形状、ローラー径などにより多数あります。

コースレイアウトによってローラーセッティングをしっかり行わないとタイムが伸びなかったり、コースアウトしてしまいますので、一通りのローラーを常備しておくとよいでしょう。

それだはまた次のブログで。

●プロフィール

ミニ四駆第二次ブーム世代

ミニ四駆復帰:2014年10月~

戦績:タミヤ 2016 New Year GP 広島大会 オープンクラス 3位

Youtubeチャンネル:




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?