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Go To トラベルを利用して出張に行った場合の仕訳

Go To トラベルは、出張でも利用できるため、予約サイトでGo To トラベルが利用できるホテルを使って出張される方も多いかと思います。

税抜き10,000円のホテル代は、税込みで11,000円。これの35%引きで予約ができるので、実質的は7,150円(=11,000円-11,000円×0.35)で宿泊できます。

宿泊してホテルからいただく領収書に7,150円しか書いてない場合、この方が、Go To トラベルを利用して宿泊したかどうかが経理担当者はわかりません。
予約サイトでの予約確認には、Go To トラベルの適用を表示しているので、出張した方は、領収書とともに、予約確認の書類も添付して経理に回した方がいいかと思います。

Go To トラベルの適用の有無によって、経理の仕訳や納税する消費税に影響がでます。

■Go To トラベルの対象かどうかわからない場合
旅費交通費 7,150円(税込み)/ 現金預金 7,150円

■Go To トラベルの対象となることがわかる場合
旅費交通費 11,000円(税込み)/ 現金預金 7,150円
               / 雑 収 入 3,850円(不課税)

ほかにも地域クーポン券、Go To Eatもあり、コロナで落ち込んでいる経済立て直しにはありがたいことですが、経理上は、頭を悩ませる取引が続きます。

Go To トラベルの利用は来年1月末まで。35%引きになるので、この際なので、日頃泊れないような旅館・ホテルに泊まろうと思うのが人間心理だと思います。
例えば15,000円以下の旅館・ホテルは70%引き、とすると、中小零細旅館・ホテルにも人は流れるのではと思ったりしています。

ekakinonakagawaさん、イラストを使わせていただきました。ありがとうございます。


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