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みりんについて考える

調味料って1回の料理で考えると、そんなに量は使わないので、いいもの(値段の高いもの)を使った方がいいよ、といろんな料理教室の先生から教わります。みりんも「みりん風調味料」ではなく、「本みりん」を使っています。

先日、妻が発酵食品の料理講座に出かけた時、先生から「飯野さんとこはみりんは何使ってるの?」という質問に、「〇〇の本みりんです。」と回答。

先生としては、理想的な回答だったようで、「それ、みりんじゃないよ。みりんは、焼酎でできているから、スーパーで探してみてね。」とのこと。

「みりん」がみりんでないって、どういうこと?、そもそも本みりんの「本」ってなんなのか?、と思いながら、近くのイオンに行きました。

棚の下にあったみりんはこちら。

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裏の成分表はこちら。

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このみりんは、「もち米」、「米こうじ」、「本格焼酎」とあります。
一方、今使っているみりんは、「米」、「米こうじ」、「醸造アルコール」、「糖類」となっています。
どちらも「本」みりんとありますが、成分は異なっています。
味の違いがわかるかどうかの疑問はありますが、1本買いました。
㈱角谷文治郎商店のHPを見ると、さらに高そうな「有機三州味醂」という商品がありました。こちらも興味をそそります。

みりん粕の販売もあるようで、冬に我が家によくでるかす汁をみりん粕で作るとどんな味になるか興味津々です。

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