2020.6.5 冷房解禁。小劇場。斗真くんご結婚!

▼出勤。来週からは毎日時短出勤となる。日・常・復・帰!

▼今日は、ついに自室のクーラーをつけた。最初は「点検のために5分だけね」と思ってつけたけど、つけたら涼しくて(笑) でもまだまだ湿度が低いし風もある。真夏はこんなものじゃない。

▼Twitterに、俳優の方(アメリカで活躍されているらしい)から、私の「演劇人失格」という記事にコメントをいただいた。最初、お叱り?ご批判?炎上?かと思ってビクビクしてたのだが、「素晴らしい記事」ともコメントいただいて、「ああ、同じ気持ちの演劇人いたんだあ」と思った。これについてはもう一度考えたい。

演劇人失格(2020.4.30) ※無料で読めます
https://note.com/iincho/n/ned13af3e24c9


▼想田和弘監督とミニシアターが、「仮設の映画館」という試みをしていて、私も賛同して「精神0」を見た。ミニシアターは本当に存続の危機だったそうだ(名古屋のシネマテークもここに入っていたので、私はシネマテークで見た)。

名古屋の小劇場もSOSを出している。が、私はまだどこにも寄付をしていない。罪悪感はあるが・・・。

「仮設の映画館」は配信で映画を見せてくれるので、単なる寄付じゃない。対価なんです。でも、夢を見せる劇場が、ただ「金をくれ」ってもう、切迫すぎて現実すぎる。

いや、一応どの劇場も寄付への「対価」はあるのだが、あまり魅力的じゃなくて・・・ううん。

対価は、はっきりしたモノじゃなくてよい。

私は早稲田大学の緊急学生支援に寄付したが、「世話になった大学にほんのちょっとだけど恩返ししたい」という気持ちを満たす対価が得られた。われら早大生は、大隈講堂の写真を見れば反射的に愛校心が湧くように洗脳されているの(笑) ほとんど学校に行かなかったくせに・・・。

私がメチャクチャお世話になった小屋。喜びも苦しみもそこにある。でもどうしても「単なる寄付」をする気にはなれない。

演劇なんて、しちめんどくさいものをやってる、カネがないのにカネのかかることをして、世の中に適応できない、ひねくれものの我々たちの場所が、こんな「普通」なことをせざるを得ない「非日常」「緊急事態」。

「現実にほんとに困ってる、危機が来てる、東京に住んでる部外者が甘いこと言うな、本当にそんなカッコつけてる場合じゃない」・・・ことは、わかってる。

でも、我々は、あえて「小劇場」にいたかったんじゃなかったのか。「やせ我慢」をするために。やせ我慢をするのがいいと信じて。

その魂を、矜持を失ったら「なくなったのと同じ」なんじゃないのか? 我々の帰るべき場所のはずなのに・・・。

ここでも分断が起きてしまいそうで、本当にこのウイルス禍はひどいことだと思う。

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パンデミックの語源はギリシア語の「パン(全て)+デミア(人々)」に由来する。緊急事態宣言中の記録を中心に、感じたこと考えたことを毎日記録しました。

2020年春、新型コロナウイルスに翻弄された東京都下。”一生活者”としての記録。(下)は5/1~6/10の日記を収録。

これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m