宝くじが当たる勇気はあるか?

はーいクリスマスですねー。
私はキリスト教徒でもなく、
子どももいないし
もちろん本当のサンタクロース♪(恋人)もいないので
今、必死にスルーして過ぎ去るのを待っています。
クリスマスよ早く過ぎよ。早く「年末」になれ。。。

まあでも、
サンタクロース来ないかなあ、とは思いますよねー。

今、何が欲しいかなー…
うーん。
強いて言えば…ユニクロのヒートテック…かな。

もうね、このトシになると、本当に欲しいのはモノじゃないんですよね(笑)

▼健康(マジこれが一番大事)
▼食べても太らない体(運動しなさい)
▼つよいメンタル(筋トレしなさい)
▼天職(それは自分で手に入れろ)
▼パートナー(・・・・・・・・・)

聞いてください!
私は、今年も数多くの縁結び神社を巡りました。
神社と見たらとにかく健康と良縁を祈願しました。
(東京は寺社仏閣が多い)
おかげさまで大病はしませんでしたが、
良縁は、いずこ…。

神様を疑ってはいけませんが、
逆にそんな日本の神様たちの神通力をもってしても
ここまで見つからないって
どんだけ業が深いのか?!
と心配になるレベル。

だって今年、あの縁結びの総本山! 出雲大社の分社(in茨城)にも行ったんですよ! そこで買ったお守りもつけてるし! 何があったんだ私の前世…!

ということを、職場の上司に力説したところ
「いろんな神様に頼みすぎて、
 その頼まれた神様同士で
 縁を結んでるのではないか」
と意表をつく答えが返ってきました。

え?
それって、モテない人のために開催してあげた合コンで
他の男女がくっついちゃう的な?!

こ、こらー!(笑)
八百万の神様! まず私の縁を先に結んでください!!!

閑話休題。

ええと、このトシになると、めちゃくちゃほしいモノってないなあ、ということでした。
いや、物欲はありまくるんですけど
ほぼ、生活用品か、日常着(ユニクロかGU)か、書籍なんですよね…。
観たい芝居は貯金取り崩してして見に行ってしまうし。。。


ちょっと話飛びますけど
たとえば「あーお金ほしいな」
って思うじゃないですか。

で、年末ジャンボとかに長い列ができるわけじゃないですか。
新宿ね。びっくりしましたよ。
そんなに? 宝くじそんなに?

名古屋に
若者たちが借りられる立派な演劇の稽古施設があるんですが(ユースクエア)、それ、宝くじの収益金で建ってるんですって。
ね?(笑)
宝くじは、ほぼ「自治体への寄付」です。
宝くじ買ってくれた人ありがとう!と思いながら稽古してました。
(同様に競馬とか競艇の収益金で建っている施設使うときも心の中でお礼言ってます。あざす。)

まあ、宝くじは、買わなきゃ絶対当たらないです。

でも、本当に最高額が当たったらどうします??


常々、かねがね、思ってることがあって。

Ayuとか
西野亮廣とか
ホリエモンとか
レディガガとか
私が一生かかっても稼げない額のお金を稼いでる。
手にしてる。

でも彼らは小さい頃からお金に囲まれて生活してきたわけじゃなくて
(生粋の大金持ちの家に生まれたわけじゃない)
でも、一代でその富を築き
それをちゃんとうまく使っている
っていうのが

すっげーなあ!!!!!!

と思うんです。

多分、彼らは明確に
「お金は必要だから欲しい」
と思って稼いでいる。
そしてそれを
自分の夢のため(ロケットとか和牛とか)
ファンのため(Ayuやガガさんの華麗なるステージ)
世界の貧しい人のため(西野さん)
にちゃんと、使って、回してるんです。

すごいことじゃないですか?

正直、私は、今、一億円もらってもどうしていいのかわからないです。
「一億円あげる」って言われても
ビビッて「いりません!」って言うと思う。
ちゃんと使える自信がない。
自分で持つのが怖くて、すぐ寄付しちゃうと思う。

そういう人のところにはお金って巡ってこないと思うんです。
賢い人は一億円を元手に、もっと殖やして、
そんで世界中にある問題を解決しようとすると思う。
世界中の問題を解決するのにいくらお金はいくらあってもいい。


「宝くじが当たった人、だいたい不幸な人生歩みがち」、
みたいな都市伝説がありますけど、
偶然だろうが、自力でビジネスで稼ごうが、
「この金を使ってやりたいことがある」「お金を生かせる」人じゃないと、
うまく使えないんじゃないかと思うんですよね。
お金に使われてしまうというか。
「持ちつけないカネを持って」みたいな状態になるんじゃないかと。
お金は道具、手段のはずなのに。

そういう意味で、
私は小金すらうまく使えてないなーと思う(笑)

きちんとお金を使える人になりたいな。

そんな私でも大切にしている言葉があって、
それは山田詠美(エイミー)の
「お金は目に見えないものに使う」という言葉です。
私なりに、
モノじゃなくてコト、
心に残ることに使おう
という意味なのかなと思ってます。

作家でいうと
エイミーも、村上ハルキも、極貧生活を経験していて
でも全然お金に振り回されていない感じがいい。
エイミーはお金に頓着がなくて、貧乏でも楽しければOK!という精神。
ハルキは生活感覚が庶民(いい意味で)だからお金が入ってもほぼ使わないんだろうなー(レコードくらい、いくらでも買ってほしい)。
村上龍は若くして売れて、世もバブルだったし、うまく金使ってるなあって感じがする。映画撮ってましたしね(KYOKOとかね)。
森瑤子もそう。
彼女の小説は、今読むと「贅沢…バブル…」とちょっと鼻白んでしまうが、
それでも品がある。
お金を使わないとわからない「本物」を教えてくれる感じがする。

何が言いたいかっていうと、
お金の使い方を磨いてからじゃないと
お金ってやって来ないんじゃないかな?ということでした。

一億円当ててでもやりたいことができたら
手に入れたいものが見つかったら
私も宝くじを買うかもしれない。

何のためのお金なのかっていうところなのかなー。

あなたはお金ほしいですか?

小金すら使いこなせない私が今すぐできることは
スーパーとかで、
ちょこっとずつ(まっとうな団体に)
寄付していくことかな。


そう。お金は溜めるだけじゃ死に金。
お金は回さなきゃね!
(と言って、カネないのに、新春落語チケットをもう予約した私であった)
(落語はそんな庶民にも、とてもやさしい芸能です・笑)

メリクリ!(どこがだよ!)

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