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地味良い小田急沿線の街 Vol.1
知らなきゃソン!地味良い街の第1回は、小田急線のご紹介から。
初めて都内に住もうと考えていらっしゃる新大学生や新社会人の皆様にとってはもちろん、ファミリー世代にとってもお勧めの小田急線沿線。
小田急と言えば箱根まで行ける小田急ロマンスカーのイメージが強いかもしれませんが、新宿から小田原・箱根方面をはじめ、多摩方面、江ノ島方面と、西東京から神奈川県内に向けてみっしりと駅が配置されている路線です。 今回はまず、特徴から見える沿線のお勧め理由をご紹介します。
<駅間隔の狭さ> 小田急線には路線図を見て頂いただけでは気づき辛い大きな特徴があります。
それは駅と駅の間隔の狭さです。特に新宿~新百合ヶ丘までの間には23個もの駅があるのですが、駅と駅の間が1Kmにも満たない区間が半数の14個と、とても多いのです。 昔路面電車が走っていたような地域には多い特徴だそうで、首都圏では他にも東急池上線なども、えっ?もう次の駅??という位の頻度で駅があります。
そのため急行で行けば28分の新宿~新百合ヶ丘間(快速急行だと20分)も各停電車ですと40分近くかかるので、各停停車駅の住民の方は、自宅の最寄り駅から一番近い急行停車駅で各停電車に乗り換えるという使い方をします。
一見面倒な感じがされるかもしれないのですが、急行から各駅の乗換時間も綺麗に計算されてダイヤが作られているので不便に感じなくなります。筆者も小田急線の新百合ヶ丘駅より新宿側の各駅停車駅利用時はよく急行→各停という使い方をしますが、さほど不便さを感じることはありません。
そんな程度の不便さなのに、同じような条件のお家でも急行停車駅と各駅停車駅では家賃が1万円程度違うことが多いのです!!『急行停車』の便利なイメージでそうなってしまうのでしょうが、小田急線の各駅停車駅は意外と不便がなく家賃が安い!という事をまずは知って頂きたいのです。
<他社線利用> 他社線との乗換、他社線駅まで歩いて行ける距離の駅が多い、という点も小田急線の良いところです。近年各社線との相互乗換等が増えた影響で埼玉県や栃木県で起きた人身事故の影響で横浜から乗る電車が遅れるなど、便利になった半面で不便も増えていますので、いざという時の利用線変更時にこの特徴が活きてきます。
ざっと他社線に徒歩5分程度で乗換出来る駅をあげてみます。 ◆南新宿駅:JR山手線代々木駅と徒歩6分 ◆代々木八幡:地下鉄千代田線代々木公園駅と徒歩1分 ◆代々木上原駅:地下鉄千代田線同駅と同じホーム ◆下北沢駅:京王井の頭線同駅と同一改札内 ◆豪徳寺駅:東急世田谷線山下駅と徒歩1分 ◆登戸駅:JR南武線同駅と徒歩1分 ◆小田急永山駅:京王相模原線同駅と徒歩1分 ◆多摩センター駅:京王相模原線同駅徒歩1分、多摩モノレール徒歩3分 ◆町田駅:JR横浜線と徒歩3分 ◆中央林間駅:東急田園都市線同駅と徒歩1分 ◆大和駅:相模鉄道線同駅と同一改札内 ◆湘南台駅:相模鉄道いずみの線同駅と徒歩1分 ◆藤沢駅:江ノ電同駅、JR東海道線同駅と徒歩1分 ◆海老名駅:JR相模線同駅、相模鉄道同駅と徒歩3分 ◆厚木駅:JR相模線同駅と徒歩1分 ◆新松田駅:JR御殿場線松田駅と徒歩3分 ◆小田原駅:JR東海道線同駅、JR東海道新幹線同駅と徒歩1分
いかがでしょうか。 中々の便利具合なんです。これに各社のバス路線を加えると縦に横に色々な乗換が可能です。 次回からは小田急線沿線のお勧めの駅を細かくご紹介していきます。
<蛇足:西東京エリア沿線図>実はこの西東京エリアは、北から南にほぼ平行に近い形で東京都内→神奈川県内に向けて同じ方向に、京王線・小田急線・東急田園都市線・東急東横線・京浜急行・JR東海道線が走っています。蛇足になってしまうのですが、西東京のお住まいをご検討の方には場所検討の際に参考に頂きたい路線の配置があります。簡素化して書いてしまうと西東京の主な路線図は下のようになります。
ひとまずは小田急線沿線の紹介蛇足なので埼玉県内についてはまた別途ご紹介します。黒字駅名部分がそれぞれの主な乗換場所になります。
次回以降はこの黒字駅に出てこない、目立たないけど良い、『地味良い』街を本格的に紹介していきます!
逆にこの街について知りたい!というようなご要望があれば是非ご意見ください。
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