日本国憲法に関する私的メモ

軍。中国大陸では政治の判断を無視して戦線を拡大し、沖縄では「民より国、民より軍」という体質を露わにしてガマから住民を追い出した。
 
そうした歴史的体験があったから、GHQが他国にはない戦力不保持の憲法案を示しても、日本人は抵抗せずに受け入れたのだろう。
 
だが、「時に暴走する国軍という存在」を否定する一方で、自国を守るために国軍どころか他国の軍隊を引き入れ、しかもその他国の軍隊の拠点を、地域の意向を無視しして首都から遠い地方に集中させているのが日本の現状。それが憲法9条から始まった平和の風景。(2021/07/08)

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