住宅ローン金利動向変化 固定に借り換え増も~新聞記事

住宅ローンを「変動型」から「固定型」への借り換えが増加している。
背景には、長期金利の上昇がある。

新聞記事の概要~4月17日読売新聞より
◆固定金利の方が先に上昇するので、金利上昇局面での「変動」から「固定」への借り換えは早い方が良い。
◆経済が好転して金利に反映されるには時間がかかる。変動型への金利の反映は10年先になるとの見方もある。
◆欧米で金利引き上げが相次いでいる。日本だけ低金利のままとは考えにくく固定型への活用も考える時期に来ている。
◆3500万円を35年借りた場合、1%の金利差で年約20万円の負担に違いがでる。

個人としての考え
日銀は金融引き締めを継続している。将来的には金利上昇となる予想するが、しばらくは低金利の状態が続くと思われる。
しばらく様子をみることにして、その間に固定金利の借り換えシミュレーションをしておく。
借り換えには、手数料や登記費用など諸費用がかかる。さらに、固定型に切り替えると、月々の支払いが増加する。
諸費用を含めた借り換えのシミュレーションを行って、毎月のローン負担増による家計の見直しも行っておく。
固定金利への借り換えは、複数の金融機関から比較を行う。最近は、ネット銀行が低金利の傾向があるようなので、ネット銀行も複数確認する。
月返済額の目安は、手取り額の20~25%程度で考えてみる。

借り換え検討が不要と思われる人
◆残りの返済期間又は残債額は少ない人
◆残債額と同等の金融資産がある人
金利上昇の影響より、借り換えの費用の方が負担になる場合は、借り換えをしない方が良い、
残債額と同等の金融資産がある場合は、繰り上げ返済で対応する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?