1月3日新聞記事~雇用のミスマッチ

飲食、製造、医療、介護での人手不足が進む一方、失業期間が1年以上の「長期失業者」も増えている。
雇用のミスマッチだ。
売り手側(雇用者側)は、事務職を希望する者が多く、買い手側(企業側)は飲食、製造(建設)、医療、介護の分野での求人が多い。

特に、医療、介護の分野では、低賃金、重労働の現状から売り手側に敬遠される。記事では、医療介護での人手不足は長期の課題で、実効性のある対策が求められると締めくくられていた。

低賃金・重労働の分野での労働力不足は、外国人実習生がコロナ自粛の影響で入国できず、就業できないことも一因となっている。

現在、日本を含めて世界では、デジタル化の進展、医療介護分野での需要拡大、脱炭素などにより、急速に産業構造の変革が進んでいる。
今後、雇用市場で高需要の事務職は、AIにとって代わられ、IT分野での技能が高いものが、高収入を得られる構造になるだろう。
一方、買い手側で最も求人の多い医療介護の分野では、需要が低く、医療介護の崩壊も懸念される。


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