【新聞記事】岐路の資本主義 独占 から楽天経済圏に思いをはせる

新聞記事を元に、以下は私の私見である。
米国GAFAMが巨大IT企業としてのし上がった。
その後に続き、アジアでもIT企業が急成長をしている。

IT企業の事業は、顧客の囲い込みがカギになっている。

LINEの国、お隣韓国では、カカオトークという無料通話アプリで利用者を増やし、ほぼ全国民が利用しているという。

公共交通機関で発達していない東南アジアでは、異動には車やオートバイが欠かせない。
5/37読売新聞より

このことに着目して、タクシー配車サービス「GRAB」の利用者が急増している。「GRAB」はシンガポールの企業で、東南アジア8か国で事業を展開している。

アジアではお国事情からニーズを察知して、顧客の囲い込みに成功している企業がある。

顧客の囲い込みに成功すると、顧客データを利用して、AIに分析させて、あらゆるサービスを展開する。
これが両社のビジネスモデルだ。

両社を含めて、巨大IT企業は市場の独占化・寡占化し資本主義を揺るがす存在になりつつある。

資本主義は、自由競争が原則である。市場の独占・寡占が進むと自由な競争が損なわれる。

身近なところで、私は楽天経済圏の利用者している。
楽天経済圏という言葉自体が、顧客の囲い込みを意識させる。
ECサイト(ネット通販サイト)では、国内ではアマゾン、楽天の寡占化が進んでいる。
最近楽天経済圏の改悪が続き、個人的には残念思っている。
一方、ペイペイ経済圏やau経済圏など対抗勢力もある。
楽天が改悪しても、他の経済圏が伸びてきている。
競争の原理が働いている。
リスク回避には分散が原則。
自由競争の原則に乗って、より利益を享受できることが、健全である。
楽天経済圏の独占は進まない方が、より有利なサービスが利用できるかもしれない。
そう思うことにした。




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