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コロナウイルスで主催するイベントがとんだ話


えー、東京で開催する食のイベントがなくなりました。
正確に言えば延期になる予定です。

ただ。ただですよ。その日に合わせて準備を進めていたわけなので今ままで進めてきた準備や取引は全て一度白紙に戻るわけでして、、、

コロナ、、、バカ、、、、

ここまで協力してくれていた生産者の方達や運営スタッフにはきつい結果になってまじで申し訳ないなと。。(久しぶりにめちゃ落ち込んだ)

だから絶対に中止にするわけには行かないなと。

結論から言えば今回のイベントは延期という形で現在調整をしながら、当初のイベントで見せることができていなかった部分も時間が許す限り見せていこうと考えています。予定では5月末を予定しているので、「東京いるよ〜」「たまたま出張で時間とれるかも〜」って人にはぜひ熊本の食材を飽きるまで楽しんでもらえればと思っています!

という、最近はほんとにコロナに振り回されているんですが、いま仕事をしている組織も外食業界で、予想以上の大打撃を受けています。そしてこの状況から考えて来たことを軽くまとめてみようと思います。

1.コロナってほんとに大変
2.外食産業のいま
3.外的要因はコントロールできるのか
4.生み出せる人になる


1.コロナってほんとに大変

いや〜ほんとここだけの話、もうまじで落ち込みました笑
だってあの片手で数えられるほどの友達しかいない渡邊が勇気を振り絞って過去のLINE履歴をさかのぼり同期の子や一方的にお願いしかしたことのない先輩たちにイベントを招待してなんとか時間を作ってもらえたチャンスだったわけです。
それが簡単に壊れちゃう光景を見て「イベントまじでどうしよう、、」と同時に「あ〜もっと友達減る(白目)」ってまじで不安になりましたもん泣

でも本当に本当にありがたいことに声をかけさせてもらった方は快くイベント延期のことを理解してもらえました。中には心配してくれたり応援してくれる人もいて、涙目でパソコン叩いて感謝していました。(これガチ)

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友達いるアピールをここぞとばかりしておきたい。保証を死ぬほどかけときたい。

それだけじゃなくて、今回のイベントのために協働してくださっている生産者の方達もイベントのストップへのご理解と延期してもなお応援してくださることが本当にありがたくて、それにただただ救われています。。。
(”ひょっとしておれ一応信用されているんじゃないか”という妄想を抱いてます)

というわけで「Wow!KUMMOTO!」やります。

今回のコロナの件で予定はあくまで予定なんだという再確認ができました。ありがとうコロナ。そしてアイデアだけには価値はないです。アウトプットして誰かに届いてその人が少しでも自分たちが届けたいコト・モノに心を動かされたときに初めて価値が少なからず生まれます。だからアウトプットするまでやり続けます。

みなさんここで言うのもなんですが、
楽しみにしていてください。
楽しい週末をお届けしてみせます!(来てね☆)

2.外食産業のいま

コロナウイルスに関して影響が出ているのは今回のイベントといった個人単位の企画だけではなく、業界全体にも出ているは周知です。
僕が拠点としている神戸でも先日コロナウイルスの感染者が出たばかりで街中緊張感が漂っています。また、その影響を受けて神戸にあるルミナスクルーズが経営破綻しました。

一気にこの影響のリアリティが加速しています。
そして僕が所属している組織が主幹事業にしている外食業界でもその影響はもうシャレにならないほど大きなものになっています。

そもそも街に人がいない。

という状況が本当にあるんだなあというくらいの悲惨な日もここ数日ありました。
外食産業にとって「人に来てもらう」ことで初めてサービスは成立します。あたり前すぎることを書いていますが、本当にそれが厳しい現実が続いているんです。これは外食産業に限ったことではなく、観光業界、飲食業界と深く関わる一次産業界といった、人が直接介することで成立するサービス業界は軒並み大打撃を受けている真っ最中です。

この状況を他人事にできる人は一体どれだけいるのだろうか。そんな風に思ってしまっている自分もどこかにいるくらいやさぐれます。

外食業界でもこの状況を逆手に取り、キャンペーンなどをして、できるだけ損失をカバーしようとしている流れがあります。が、利益の根本を食い取られているこの状況においては焼け石に水がすぎます。誰が考えてもわかることです。もちろんそういった動きが無駄だとは思いませんし、大切なことだとも思っているのでやる価値はあります。

今はどうこの状況が過ぎ去るのをいかに”耐え抜くか”に集中することが最優先されるのかと。そしてこの状況だからこそ今まで露呈しづらかった「サービスと顧客」の関係も改めて注目されると考えています。

小手先の利益に目が行き、対顧客の中でも自社の利益を優先し続けている組織は信頼関係が蓄積されていない分簡単に崩れていきます。

今の状況が単なる経済が落ち込むという悲劇だけでなく、顧客との信頼関係がない組織が露呈し簡単に潰れるタイミングでもあることを忘れちゃいけないと思うわけです。

3.外的要因はコントロールできるのか

コロナウイルスの感染から始まり、世界経済への悲惨なほどの打撃を受ける中でふと僕は考えてみたわけです。(あ、天才的なひらめきではなくごくごく一般的な思いつきです。期待させてごめんちゃい☆)

自分たちが物事を進めていく中で、予想していないどれだけの外部要因(今回はコロナウイルス)をコントロールしながら目標実現までにいきつけるのかは本当に未知数であると。と、同時にコントロールできてるようでそう”させられているだけ”であると。

結局は外的要因はコントロールできない状況がほとんどです。

持ち合わせていれば金銭的、知識的財産で対応できるものもあります。ただ今回考えたのはインフラや一つの業界といったもっと大きくて、普段でさえ計り知れず把握できないものに限定してです。

じゃあどうすればいいんだよ〜

そう思いますよね。ですよね。僕もそう思っています。自分で書きながら自分で自分に不安を煽っています。もう次の文章が書けません(アーメン)

4.生み出せる人になる

じゃあどうするか。
ミジンコみたいな頭で30分考えてみました。(ぼくの限界です)

考えた結果何かを生み出せる人になることがベストアンサーではないかと。
(みなさん!ここ褒めてもらいたいポイントです!見逃さないで!)

「何か」は本当に多岐にわたります。食材、技術、情報なんでもかんでもです。分野ごとに提供"される"人ではなく提供”する”人になるという意味です。自分の限界のある頭で考え抜いて、行動して、自分の経験値を上げていく。その繰り返しができる人に僕はずっとなっていくことが1番大切だと考えるし、僕自身がそうなりたいのです。

既存のモノ・コトを管理できるManagerではなく、どんなに小さくてもいいから自分の中から何かを生み出せるProducerになっていくことで、それがどんな人に利用されようが根本的にコントロールできる可能性が圧倒的に高いはずです。

外部要因が自分の環境を脅かすことに備えて予防したり、そうなったときに一時的な処置を施すために払うコストよりも、物事の根本をある程度コントロールし最悪の状態を確実に避けられるように学び続けるコストの方がはるかにコスパいいわけです。

僕はそれを一次産業界を中心にやっていきます。
少しでもコントロールできる人になれればもっともっと友達も増えるだろうし、もっともっと生活を楽しめる幅が広くなっていくと思っているので!

つまりは僕は食に携わる人として何かを生み出せるように日々向き合っていきます!という感想でした!

あと、いま「シン ・ニホン」を読んでいるんですがめちゃ面白いです。ワクワクしてます。買うか迷ってる〜って人にはもちろん購入をオススメしますが、まずは下の動画(TED×Tokyo)とか、シン・ニホンの著者である安宅さんがまとめていらっしゃるブログとかもまじでおすすめだと思います!

また、この本を読み終わったらブログ更新するかな〜なんて思っていますのでもし僕のおすすめで読んだよ〜っていう希少価値MAXの方がいらっしゃればぜひはなしましょ〜。ではでは〜。

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