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【MTG】ジャンド続唱から見た「兄弟戦争」【パウパー】

1.ごあいさつ

みなさまお久しぶりです。いいづかです。
パウパー神設立の熱狂も多少落ち着いたような気もしますが、皆様まだまだパウパーをプレイされていますでしょうか。
私は以前として飽きもせずにパウパーで『ジャンド続唱』を回し続けています。
第2回パウパー神決定戦では幸運にも恵まれ(謙遜ではありません)、前回のベスト16に続きベスト8にも進出することが出来ました。
残念ながらSE1回戦でぼこぼこにされてしまい1没でしたが……

(1週間前から売っていたような気もしますが)いよいよ今日は『兄弟戦争』の発売日ということで、このパックの中から自分が回しているデッキ『ジャンド続唱』に採用できるカードがないかカードを探してみました。
最近のコモンは強い、の風潮に漏れず『兄弟戦争』にも強力なコモンが複数収録されています。
『ジャンド続唱』関連以外にも新カードの追加で数が増えそうなデッキも考察してみましたので、読んでいただけたら幸いです。

2.パワーストーン関連について


宝石泥棒(偽物)
除去+マナ加速(嘘)

『兄弟戦争』での新規システムであるパワーストーン。
最低限のテキストにオマケでマナファクトであるパワーストーンが付いていることが多く、これはマナ加速が必要な『ジャンド続唱』では何枚か採用できそうだなあと考えていました。

「このマナはアーティファクトでない呪文を唱えるためには使用できない」

残念ながら今の『ジャンド続唱』にパワーストーンをうまく使う方法はないため、パワーストーン関連のカードはお蔵入りとなりそうです。(アーティファクトのパーマネント呪文はサイド後の「塵は塵に」が刺さりやすくなるため、余程の理由がないと採用しずらいのです)

テキストはちゃんと読もうね!!!!

3.『ジャンド続唱』に使えそうなカード

まず、当たり前の話ですがジャンド続唱は既にパウパーのカードプールでも屈指のパワーカードで構成されているデッキです。

こんなのが毎パック収録されたら困る


そのためなかなかカードの入れ替えは発生しないのですが、特に足回りを固めるカードや特定デッキに対するメタカードはまだ選定の余地があります。
『兄弟戦争』にもそういったカードが収録されています。


自分の墓地にクリーチャーが3枚以上いると「喪心」の上位互換となります。普通の構築ではなかなか達成しない条件ですが、青白・青黒系のデッキが流行り環境が低速化すると「クローサの大牙獣」が欲しくなるので、それを2枚以上採用するといった事態になると投入が視野に入ってくるかもしれません。それに、続唱でめくる分には関係ないですしね。

打消しを踏まずファクトメタも無視できる貴重なアド源

墓地から出てくるモードがついて合計2枚引けるようになった『サルーフの群友』です。「スタッツが小さい」「コストの分割払いができない」「ライフルーズが痛い」「そもそもアグロでない『ジャンド続唱』の「蘇生」が弱い」「「塵は塵に」吹っ飛ぶ」等、弱い理由を挙げれば枚挙に暇がありませんが、2枚引ける可能性があるというだけで採用を検討する余地があるでしょう。

今回再注目のコモンカードです(『ジャンド続唱』使いの感想)
やってること自体は弱い『ケンクのアーテフィクサー』なのですが、『紅蓮破』に当たらない緑のインスタントなのがとにかく大きいです。
最もよく使われている布告除去である『チェイナーの布告』がソーサリーであることもあり、ブリッジランドをクリーチャー化することで1度はほぼ確実に破壊不能の壁としてブロックに参加することができます。
所詮2/2と感じるかもしれませんが、自身からマナを払って火力を打つことで高タフネスのクリーチャーまで処理可能です。
特に『兄弟戦争』の環境で数を増やしそうな『青黒テラー』はクリーチャー化したブリッジランドを処理する手段が限られており、戦闘後に稲妻で5/5を処理されるリスクを考えさせ相手の戦闘を相当にためらわせることができます。
最近フェアリー系のデッキが減りクリティカルなマッチアップが減ってきた『暗影の蜘蛛』と入れ換えるなどして、メイン1~2枚程度の採用が考えられます。(当然ですが、白いデッキ相手にはサイドアウトしましょう。)

4.その他環境に出てきそうなカード

これについては既に紹介記事・動画がたくさんネットに挙がっていますので詳細は省かせていただきます。
その代わり、そのカードを使用したデッキに対する際に意識することをメモ書き程度に記載していきたいと思います。


『兄弟戦争』最注目のカード

間違いなく『青黒テラー』に採用されるカード。
いま「ボーラスの占い師」を採用している枠がこれに代わるのですから、デッキとしては間違いなく強化だと思います。
私は『青黒テラー』と対戦する際は、出てきた5/5をすべて処理するゲームを目指すコントロール寄りの動きを目指すべきだと考えており、そのために最も重要なカードは「水流破」で打ち消されず1枚でクリーチャーを2枚処理できる「チェイナーの布告」です。
よって、リソースを失わずに墓地肥やしと布告除けの両方を行うこのカードはマストで「紅蓮破」を充てる対象です。
私は「紅蓮破」を握っているときに唱えられたら即「紅蓮破」すると思います。


・手札を1枚捨てるのがコストでなくなり
・「コーの空漁師」で使いまわしが出来るようになり
・全体速攻付与でフィニッシュプランにも使えるようになった
「苦しめる声」です。
・・・・・・いや、こんだけ強化されたらそれはもはや別のカードなのでは?
ボロス系のデッキで採用される他、これだけ強ければ『青白ゲート』がゲートから赤マナを捻出してくる可能性もあると思います。
ただ、このカードが採用されたとしても対戦するときのプレイがそれほど変わるわけではないと考えています。
「浄化の野火」で「バジリスク門」を割り横並びを誘い、「アームズ・オブ・ハダル」を当てましょう。


「赤単果敢」に採用されそうなカード。
赤単果敢とのゲームはわかりやすく『赤単果敢側のクリーチャーをすべて除去できるか』にかかっており、その際にクリーチャーのタフネスが素の「感電破」で処理出来る2であるかはかなり大きな差となります。
稲妻→変異原生の成長→稲妻のようなやりとりで除去しようとすると護法能力で4点ルーズするのも大きく、『ジャンド続唱』としてはかなり辛いカードだと思います。

5.あとがき

新環境ですが、私が実際にプレイするのは今月末のパイオニアのイベントが終わってからになりそうです。(久々にレアを使ってゲームするとめちゃくちゃ疲れますね)

個人的な環境の予想としては今の環境から引き続き、『青黒テラー』、『青白ゲート』、『グリクシス親和』のようなデッキが強いと思うので、その辺りを意識した構築にしようかなと考えています。
『アームズ・オブ・ハダル』、(追加の)『チェイナーの布告』、『古えの遺恨』等はサイドボードから外すことのできない常連になりそうですね。

だんだん眠くなってきましたので、今回はこれくらいで筆を置こうかと思います。それでは皆様、どこかのパウパーイベントでお会いしましょう!


最後にこれだけは言わせて欲しいんですが、
今回の統率者デッキのフルfoil版を販売してくれ!!!!!!!!!!!
by旧枠foil大好きおじさん


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