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永遠が欲しい

私がAV女優になった理由、カメラに裸を晒した結果【戸田真琴の映画コラム】

毎月、写真を撮影させていただいてる戸田真琴さんの映画コラムが今月も公開されました。

もともと、"自分の事を話すコラムになると思う"とお聞きしてたので、その性質を想像して要素として映画館、最強でセクシーな服、が必要だと感じて。ポレポレ東中野さん、縷縷夢兎、東佳苗さんにご協力いただいて撮影に臨みました。メンフィス帰りの戸田さんはファンのみなさんからの愛をあますことなく実感しているような満ち満ちとした輝きがありました。夜22時半すぎから撮影して終電ギリギリまで映画館でどたばたと撮影したのはなんだか青かったです。楽しかった。

このコラムはいつも公開前に文章と写真の並びをチェックさせてくれるのですが(編集の長谷川さんはとても仕事が丁寧で。有難いです。)今回のコラムは読んでから、「苦しい」という心持ちになってしまい、なんでだろう、というのをずっと考えてました。戸田さんの告白に、泣ける、とかではなくて、その告白を受けて戸惑っている自分が確かにいました。
今日、21時に記事が公開されるのをどきどきしながら、新宿の映画館で「星空」という台湾映画を見ました。中学三年生の主人公の女の子が両親の不仲に悩みながら、転校してきた男の子と仲良くなり、2人で旅にでて…。といったような、話で映画自体はファンタジーな演出も多々でとてもかわいらしいのですが、その可愛らしさ、空想に見覚えがあり、ふと自分の中学のころのどうしようもない八方塞がりな環境やその上での無力さ、空想やそれこそ美しい星空を見つめることで苦しみを逃していたことを思い出しました。

戸田さんのコラムも、あまりにもさらりとした絹のような肌触りの美しい文章なのですらすらその告白を読んでしまうのですが、そういった季節の苦しい匂いが立ち込めていて…ああこの文章のなかでも一糸まとわぬ姿でこちらに微笑みかけてくれている、その強さと美しさがどうしようもなく切なく、苦しかった。
私はこの覚悟にちゃんと対峙できているだろうかと。
今日「星空」を見たことでその頃の匂いを思い出してこのコラムを読み返して結局、泣いてしまいました。

だいぶ写真というものに出会って、ひとつひとつ少しずつ重りがなくなっているもののまだ、外せていない重りがひとつあって、それはきっとずっと共にあるものなのですが、それに対する恐ろしさが戸田さんの告白のなかの"性的なものに触れるということ"への恐れに近いものかもしれなくて、戸田さんはそれにちゃんと向き合っていて、、どうしても自分の弱さを感じてしまいました。

きっとまだ生傷なんじゃないか、って勝手に思いを巡らせてしまう。そして勝手に自分を顧みてしまう。


戸田さんとまえに話していたことで忘れられない言葉があって

「永遠が欲しいんです」

それは私が写真に求めていることだったから。すごく印象に残っていて。

今日感じた1人の女の子の覚悟を忘れたくなくて、ここに感じたことを残します。

私は厚着をしたままカメラを向けているなと思いながら…。いつか勇気を持てたらいいな。
でも、うんとその覚悟を見つめている自信と愛はあります。

それを切実に感じて、本当の愛と永遠を撮れたらいいなと思っています。
もっと、もっと弱くたってきっと美しい。写したいです。これからも。
大丈夫。

2017.11.30


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少女写真家 とにかく女の子を。少女を撮ることで追っています。あなたに会えたこと。幸福と。www.iidaerika.com