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サーバー保守契約はどのくらいが妥当なのか?

Webサイトの制作には2つの工程があります。打ち合わせから最初のWebサイトが完成するまでに制作の期間。その後の運用する維持管理の期間の2つです。2つ目の工程は、契約書では保守契約となっていることが多いです。
ここでちょっと気になるのが保守の期間です。3年(36ヶ月)から長いところでは6年(72ヶ月)というWeb制作会社もあります。保守契約って何をするのかよくわからないしそもそも自社に必要なのかもわからない。よくわからないものにお金を払わなければならない社長さんとしてはモヤモヤします。

保守契約の要否については必要だと思います。Webサイトをポンと渡されてあとは自分たちでうまくやってね、と放置する不親切です。社のWebサイトを作った目的は何でしたか。たぶん、事業の活動証明が求人のどちらかでしょう。ホームページのアドレスは名刺にも印刷しますから、いつでも今の事業の状態と一致してないと社のイメージダウンになってします。

Webサイトは公開してからがスタートです。Webサイトのオーナーの事業も変化に合わせて随時、見直す必要があります。後から調整は必要になることは前提にしてWeb制作会社と契約すべきです。

では3年間とか6年間の保守契約は必要なのかというとそんな長期の契約は必要ありません。サーバー保守契約の料金は、クライアントのビジネスの規模に応じてを設定するものなので価格の判断に正解はありませんが、6年間も業者変更できないように顧客を縛ることはしません。

ちなみに私の保守契約は1年(12ヶ月)更新です。もっと短くしない理由は1年くらい一緒に仕事をしないと相手の業務の改善点がわからないからです。逆に数年の長期契約にしない理由はお互いに変化に対応するためです。実際のところ、企業紹介サイトの重要性は下がってきてます。商品購入サイトを作りネット広告から販促するのが普通です。店舗ビジネスではLINEから特典を配布して販促するやり方がメインです。まっとうに商売をしていれば顧客は増えていきます。やることは増えるので保守の内容を見直しをしなきゃいけません。

ともかくサーバー保守契約を安くしたいならいい方法があります。自社の社員へ研修するという形で契約するんです。内製化研修をしてほしいと言えば通じます。そうすればサーバー保守のノウハウは社内に残るので、急ぎの修正なのに待たされたり、Webサイトを人質にされて、いつまでも費用を払い続けることもならいないですよ。

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