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札幌啓成高校新聞局の皆様に取材していただきました!

 今回、震災などの被害に遭った人々への心理状況やその理解、支援について取材したいという依頼をいただきました。

 最初は、本学大学院の客員教授で日本臨床心理士会会長の村瀬嘉代子先生のもとに依頼があったのですが、村瀬先生が北海道にいらしている日程は限られていることから、私がお引き受けすることになりました。

 7月下旬発行予定の新聞にその記事が掲載されるということで、詳細は差し控えますが、感動したのは、カメラマンを含む生徒さん3名と顧問の先生1名の合計4名の皆さんが、約2時間熱心に取材をしてくださったことでした。

 事前に質問項目をお送りいただき、私ももちろん目を通しておりましたが、教科書に書いてあるようなことを言っても意味がないと思い、高校生の方が質問してくださることに、できるかぎりわかりやすくお答えすることを意識しました。

 質問の流れを大切にしようとしながら、私が次の質問項目にも関係するようなお話をしたときの、主質問者の高校生の方の考えたような表情が印象的でした。また、3年生の方が「内容とあまり関係ないような質問をすみません」と言われたときも、私は「むしろ、あなたが今“聞いてみたいと思ったこと”が大切ではないでしょうか?決められた質問だけを聞くのではなく、自分が大切だと思ったことを聞いてくださって、嬉しいですよ」とお答えしました。

 私の研究室でのあっという間の約2時間でした。

 北翔大学の近くでもある札幌啓成高校の皆さんの熱心でかつ、社会問題をしっかり調べて新聞の記事にしたいという思いが伝わり、私も学び多き時間となりました!

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