ほっと安らぐマグカップ
朝のコーヒーに、午後のお茶の時間。これからの時期は温かい飲み物が恋しくなりますね。食事時だけでなく気分転換や作業のお供にも、マグカップがほっと心安らぐひとときを演出してくれます。今回は個性豊かな手仕事のマグカップをご紹介します。
▼朝の静かなひとときに。深い紺色のマグカップ
美しい佇まいに一目惚れ。凛と佇むマグカップは田中一光さんの作品です。赤土にマットな釉薬が施された深みのあるネイビーの色合い。内側は艶のあるベージュで、ミルクたっぷりのカフェオレを注ぐのもぴったりです。目覚めのコーヒーを飲むうちに、今日も頑張ろう！という気持ちにさせてくれそうですね。
▼土の温もりを感じられる、素朴なマグ
底の部分が少し角ばったマグカップ。土が香るような素朴で温かい作風をもつ、フユウさんの作品です。色はグリーンとありますが、黄色や茶色が混ざり合う温もりを感じる色合い。釉薬の出方によって印象が変わるため、一つひとつが個性的に仕上がるそうです。スパイスが効いたチャイやホットワインで体を温めながら、自分だけの時間を。
▼手触りを楽しみながら、特別な一杯を
赤く錆びたような土肌が印象的なこちらのカップは、名古屋にて作陶されている尋臣窯さんの作品。外側の熱を帯びた色合いとは対照的に、内側はグレーと青が混ざるまだら模様の釉薬が施されています。焼き締めの質感を楽しむ大人なマグカップ。とっておきのコーヒー豆や茶葉で淹れた、贅沢な一杯を楽しみたいですね。
▼ほっこり見守る、ツキノワグマのマグカップ
ぽってりと丸みのあるマグカップに描かれたツキノワグマ。くりっとした瞳と目が合うだけで、張り詰めた気持ちをゆるめてくれます。黒荒土に乳白色の釉薬を施したグレーにブラックの着色で、可愛らしくなり過ぎずおしゃれなモノトーンにまとめられています。ずっしりと重みがあり、手で包み込むと安心感を与えてくれる存在になりそう。
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