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装いと心に、あたたかな光を灯す。日々に優しく寄り添う、kazalicoのビーズアクセサリー


ー作り手

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飾りをつくる子(人)というところから造語でブランド名をつけました。

今回ご紹介するkazalico(カザリコ)さんは、繊細な糸とビーズを編んだアクセサリーを制作されています。『飾り』をつくる『子(人)』、というブランド名の通り、装いにそっと飾りを添え、優しく華やかにしてくれます。

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主な素材は小さなガラス製の「シードビーズ」に、時にはパールや天然石なども組み合わせることもあるそうです。裁縫などに使う50番手程のとても細い糸に小さなビーズをひとつひとつ通すことを繰り返し、少しずつ形を作り出していきます。

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よく使われるゴールドとシルバーのラメ糸は、仕上がりは一見金属のような光沢を持ちますが、動くたびに糸の持つやわらかさが感じられ、着け心地がとても軽やかです。光を受けてきらめくビーズの粒が華やかな雰囲気を醸し出します。

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とても軽いため、長時間つけていても疲れにくいのも嬉しい点です。ご自身の状況に合わせて、ピアス、イヤリングの希望も伝えることができます。デザイン面だけでなく、機能面でも使う人を想った作品の数々にはkazalicoさんのブランドへのある願いが込められています。

肩の力を抜いたように ふわっと寄り添う 繊細で軽やかなアクセサリーに

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心を込めて、空気を含むように優しくひとつひとつ編み込まれていくkazalicoさんの作品たち。次は、ブランドを始められた経緯について詳しくうかがいました。


ーものがたり

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元々趣味でアクセサリーを作ることが好きだったというkazalicoさん。ご友人の結婚式のドレスに合わせる飾りを作ったことをきっかけに、『誰かの為に飾りを作り喜んでもらえたことが嬉しく仕事にしたい』と思ったそうです。

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何も無いところからイメージして作り出す、形にする過程のワクワクと、
完成した後の達成感がたまらない。
手を動かして何かを作ることが大好きだったんです。

高校時代には服飾サークルに所属し、文化祭でファッションショーを開催。ヘアメイク、ヘアアクセサリー、衣装まで手作りし時間を忘れて夢中になったそうです。ものづくりへの好奇心は美容師として働き始めてからも尽きませんでした。ある時、仲の良いご友人の結婚式に招待されるも、仕事の都合がつかず泣く泣く欠席に。お祝いの気持ちを込め、髪飾りを手作りしてプレゼントすることにしたそうです。

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ご友人のイメージやドレスとのバランスを考えながら、デザイン、素材などをすべて一から決めて、仕事から帰宅した深夜に制作する日々。完成した時の達成感はもちろん、何よりメールで送られてきたご友人の嬉しそうな写真と『こんなに私に似合う素敵な飾りを作ってくれてありがとう!お願いしてよかった!』という言葉が、あたたかな気持ちで心を満たしてくれたそうです。

この手で作り出したものが、誰かを幸せな気持ちにできるんだ。

自分が楽しく作るだけでなく、作ったもので誰かを嬉しい気持ち、幸せな気持ちにできる喜びを感じたこと。それが制作の原動力になっているのです。


ー想い

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今、ハンドメイドを仕事にして大切にしていること。それは『日々の装いにそっと寄り添う飾り』であることです。

丁寧な手しごとによって、きらめきをぎゅっと閉じ込めたようなkazalicoさんの作品は、日常の装いと心の中にあたたかな光を灯してくれます。決して豪華な装飾でなくても、使う人の幸せを想って編み込まれた作品には、優しく上質で褪せることのない輝きがあります。

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お気に入りの“飾り”をつけることで、普段の装いが特別に感じたり、気分が上がったりすると思うんです。だからこそ、お洋服に合わせやすいシンプルなデザインと着け心地の軽やかさにこだわり制作しています。

どんな装い、シチュエーションにも合わせることができるシンプルなデザインには『お気に入りの飾りをどんな時も』というkazalicoさんの寄り添う気持ちが表れています。

小さな光を集めた、繊細で優しいアクセサリー。ぜひコーディネートに取り入れてみてはいかがでしょうか。


ー作り手情報


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