自助会を設立して長続きさせるためのノウハウ
今日話することは基礎の基礎の話。これが正解とかではない。最低限これしてたら自助会として成立というレベルの話。実際は個々のグループで違うのは当たり前。みなさんの活動を否定するわけではなく、いいとこ取りして欲しい。言い方はキツイけど決めつけられたとか、押し付けられたって捉えないでね。あくまでご提案。取捨選択は自分でしてね。
「自分の行ける距離に自助会がない」「自助会はあるけど相性が合わない」と言う人は自分で立ち上げるのがオススメ。オンライン含む。
主催者のメリット
①自分の都合の良い場所や時間で開催できる。
②自分のニーズに合わせた内容に設定できる。◯◯限定とか。
③医療福祉学校の情報やケーススタディが集まってくる。
④自分のメンタルが安定する。結果として生活が安定してくる。
⑤グループの段階に応じて出来ることが増えていく。
⑥自己客観視が出来るようになる。反面教師が沢山集まってくるから。「人のフリ見て我がフリなおせ」効果と呼ぶ。ひいてはこれが大切な「障害受容」に繋がる。
⑦すぐではないけど結果として「自分のしたかった事」ができるようになる。
例として石橋がそう。
結婚して子供がいて仕事続いてるのは自助会を主催しているから。そうなる理由は①〜⑥があるから。
主催するデメリットは?
準備に時間とられる。お金がかかる。ファシリテーション能力が求められる。リーダーシップが必要?イザコザに巻き込まれる。
自助会を主催するのは簡単。することは3つだけ。
1、会場を予約する
2、開催日時を石橋に連絡する。
3、開催日時に会場に自分が居る。
他の事はしてもいいけど、しなくてもいい。どうしてもしたいならしてもいいけど「しなければいけない」と思い込んでいるなら、しない方がいい。した方がいいなと思う事は「しなくていいこと」
いかにして「しない運営」をするかがポイント。主催者が消耗しないことが最優先事項だから。主催者がしんどくならなければ会は長期継続する。長期継続すれば、結果として「したいこと」が出来るようになる。
ちなみに古株でうるさく言ってくる人は不人気になっていくので、スルーで良い。他人に言う限りは自分を律することが求められるから。ハッタツ特性上キッチリすることはできないので、結果、限界が来る、という過去の失敗パターンがあるから。
長期運営のためには、広報しない、名札いらない、お金いらない、資料いらない、準備しない、ファシリテーションしない、仕切らない、揉め事を仲裁しない。連絡先を交換しない。アドバイスいらない。解決策不要、茶菓子いらない、便利な場所じゃなくていい。他の会との連携不要。他の会との差別化不要。
やりたい事は後からできるようになるから、飾りに力いれるな。好きにやってもいいけど無駄なことにエネルギー消耗して「ハッタツ界隈なんてクソばっかり、俺は卒業する」みたいな捨て台詞は言うなよって話。「事前にそれやっても自分がしんどいだけやで」と忠告されてるのに、自分が好きこのんでやって結果、上手く行かなかっただけやから。界隈のセイじゃない。聞く耳もたないアンタの責任やろ?って話。
いらん事やって潰れるくらいなら、いっそ面倒な事はすべて手放して3つのことだけに集中するのが良い。毎月淡々と開催しつつけて年間10回もやったら大成功。参加者はゼロでもいい。一回は一回。クラッシャーにメチャクチャにされても一回は一回。一回を積み重ねていけば3年しないうちに、自助効果が主催者にも参加者にも波及していきます。※自助効果とは上記の①〜⑦のこと。
もし自分の会にクラッシャーが来たら、その人を出入り禁止にして、石橋の連絡先を教えてあげてください。エネルギーのある人はリーダーになれる人だから。ウチの会にはそういう人が主催者をしてるパターン多数。個性的が強いから他の会の迷惑になるけど、主催者なら個性の強さがその会のカラーになる。だから他との差別化不要。
自助グループの段階について。段階を踏まずに色々やるな。潰れるぞ。
多くの人を救おうとするな。
トラブル対応の事例
クラッシャー、色恋、批判された、LINEグループ、お出かけした、情報バラされた、紹介先で揉めた、アウトリーチ、方針の相違、アフターで喧嘩、時間泥棒、しゃべらない人、研究者、支援したがる支援者
まとめ
私は今でも自分の会をやって皆に話を聞いてもらってスッキリしてる。サードプレイスの役割。家庭や職場では嫌でも演技が必要だから。自分を助けるための会だから。もちろん簡単だけど楽ではない。ゆえに続けるだけですごいこと。シノゴの言わずに淡々と毎月2時間だけやったら?
なんで熱心に活動しているか。
自助会は社会資源。それが全国に必要。そのためには誰でもできるノウハウが必要。
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