「習慣化」の技術:「何をやっても続かない」人が勘違いしていること。
妻から「習慣化ってどうすればいいの?」という疑問をいただきました。
この人の疑問に答えるとコンテンツがよく売れるので、今日も解説します。
「何を始めても長続きしない」という劣等感を抱いている人には、きっと参考になるはず。
まず、「習慣化」においてもっとも重要なことは
「今の時点でできないことは、習慣にはできない」
という理解から始めることです。
たとえば、あなたが「ブログを書くことを習慣にしたい」と考えているとします。
あなたは毎日、がんばってブログを書くように努力します。
が。
2週間もすると、更新が止まり、あなたは絶望感に満たされます。
「あぁ、私はやっぱり何をやっても長続きしないんだ……」
これは習慣化できない人の、典型的な考え方です。
どういうことか?本文で解説していきます。
【本記事の概要】
習慣化において大切なのは、次の4つです。
1. 「重い腰」を軽くするために、「集中するための短い時間」を確保する。
→習慣化に失敗する人は、えてして日頃から「何をするにも腰が重い」。
まずは「5分」でもいいので、集中力を発揮できる時間を確保しよう。
2. 「今できないこと」を習慣化しようとしない。
→できないことではなく、「今の時点で、苦労なくできること」を習慣化する。
要素を分解し、ハードルを下げ、無理なく続けられることまで落とし込もう。
簡単なことを繰り返していくうちに、キャパシティが広がり、できることが増えていく。
3. 小さな変化を楽しむ。
→毎日かんたんなことを繰り返していくなかで、自分自身や、周辺の環境が変化していくことに気づくようになる。
そうした変化を楽しめるようになることが、習慣化のゴールイメージ。
4. 向いていないことは、諦める。
→人間には「生まれつき」レベルの特性がある。自分の特性に合わないことを習慣化させることは困難で非効率。点と点はいずれつながるので、向いていないならスッパリと諦めよう、
前置きが長くなりましたが、ここからが本編です。
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1. 「重い腰」を軽くする。
うちの妻もそうなんですが、
割りと「腰が重い」タイプの人って多いですよね。
やりたいことをやればいいのに、なんだか腰が重いから動かない。
休日もつい自分に言い訳をして、だらだらと怠惰に過ごしてしまう。
そして軽く後悔する。
「今日も無駄に過ごしてしまった……」
こういう人は、新しい習慣を作ろうとしても、失敗しがちです。
とりあえずダイエットのためにスポーツジムに通い始めたけど
徐々に「腰が重く」なり、
すぐに通わなくなる……みたいな。
この人に必要なのは、
重い腰を軽くするためのトレーニングです。
腰を軽くするための最適な方法は、
「集中タイム」を確保することです。
最初はごくごく短い時間でかまいません。
「5分」でも大丈夫です。
5分程度なら、どれだけ忙しい人でも確保できますよね。
子育て中なら、5分だけパートナーや両親にこどもを預け、集中タイムを確保しましょう。
仕事で忙しいなら、「昼休みに入った直後の5分」を、集中タイムにあてましょう。
そうして確保した「5分」は、あなたにとって重要な集中タイムです。
この時間は、あなたが「やりたいこと」を、集中してやってください。
集中タイムの間は
つい、他のことに手を出さないようにしてください。
ブログを書きたいなら、今すぐブログを書く。
部屋をきれいに片付けたいなら、今すぐ片付ける。
筋トレをするなら、今すぐ筋トレをする。
それでも集中できない人は、スマホのアラームを使いましょう。5分きっちり、測ってください。
たった5分間でいいので、あなたはあなたがやりたいことを、ひたすらやるのです。
「腰が重い人」というのは、ようするに集中力がないんです。
「さっさとやればいいのに、やらない」のは、
意識が拡散して、やりたいことになかなか取り掛かれないからです。
集中力を発揮することが得意な人は、
「さっさと取りかかれば、さっさと終わる」ことを知っています。
だから、「腰が軽い」んです。
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