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「株式会社CryptoNinjaは、さらなる事業拡大に向けて10億円を調達しました」……ということは絶対にやらない話。

イケハヤです。

釣りタイトルすみません。芸風です。

最近考えていることをアウトプットします。


誰でも自由にマネタイズOKな「CryptoNinja」

昨年9月に立ち上げたキャラクターブランド「CryptoNinja」。

おかげさまでNFT市場の追い風に乗り、ファンワークス社によるアニメPV化が決定。そしてHashgames社によるP2E(遊んで稼ぐ)ゲームの開発も決まりました。

生まれて半年で、商業ベースでアニメ化とゲーム化が進み始めたキャラクターは、かなり珍しい気はしてます。嬉しいことです。

CryptoNinjaはこれまでのキャラクターと違い、「誰もが自由に商用利用(マネタイズ)できる」、非常に寛容なライセンスを用意しています。

一般的なキャラクターは、勝手にイラスト化、グッズ化して販売してはダメですよね。下手したら、サクッと逮捕されるレベルの行為です。

しかし!

CryptoNinjaは、こうした第三者による商用利用を許可しています。

勝手にイラスト化して稼ぐのは、もちろんOK。
同人誌にしてもらっても、ケーキにしても大丈夫です。
なんなら、勝手にスマホゲームにして、アイテム課金で稼いでもらってもぜんぜん構いません。

一定のガイドラインはあるので「完全に自由」ではないですが、読んでいただければわかるとおり、非常に寛容な内容になっています。(実際のガイドラインは、以下のリンクから閲覧できます)

こうした自由度の高いライセンスもあいまって、CryptoNinjaは日本最大級のNFTプロジェクトにまで成長しました。


資金調達も、一時は考えた

ここまでの実績とブランドができてくると、「株式会社CryptoNinja」を作って、エンジェル投資家やベンチャーキャピタルから資金調達をすることも、十分可能になってきます。

ざっくり……今本気で動いたら、10億円くらいのシードマネー(立ち上げ資金)は集められる気がしないでもないです。少なくとも、1億円は軽いはず。

こうしたシードマネーは、正直、のどから手が出るほどほしいです

今は、CryptoNinjaの事業は、ほぼイケハヤのポケットマネーの持ち出しで回っています。

これまで貯めてきた利益を削っていくかたちで、毎月赤字を垂れ流しています。

でもですね、CryptoNinjaとして株式を発行して資金調達することは、絶対にやりません。これはもう決定事項です。100億もらってもやりません!


「株主がいない」状態を維持するために

というのも、株式を発行して資金調達をすると、必然的に、株主という存在が生まれてしまうんです。

この「株主」は、会社の持ち主、もっといえば「支配者」です。

まさにこれを書いている時点で、イーロン・マスクがツイッターの株式を買収しようと動いています。

狙いはわかりませんが、ツイッターを支配して、自分の思い通りにしたいのでしょう。株式を買収すれば、そういうことも可能なのです。

CryptoNinjaは、どこまでいっても「誰もが自由に、無許可で商用利用できるキャラクター」を貫きたいと考えています。

それは、クリエイターの方々に、最大限の利益を得てもらうためです。

CryptoNinjaを育てるのは、クリエイターです。

なので、クリエイターがもっとも重要です。

CryptoNinjaの経済圏が広がってきたときには、クリエイターこそがもっとも多くの利益を得るべきです。

しかし、ここに「株主」がいると、「クリエイターなんかより、俺らにもっと利益をよこせ!」と割り込んでくる可能性があり、そして、その意見には逆らえないんです

なんせ、株主は、会社の支配者ですから。

ゆえに、CryptoNinjaは、株式会社を作りません。

このニンジャたちは、誰にも支配されないがゆえに、誰もが自由に使えるのです。


Web3的な資金調達を実験していきます

とはいえ、資金調達はやりたいとも思っています。

このとき、いろんな選択肢が実はありえるんですよね。ざっと書き出すと……。

・株式ではなく、トークンを発行して販売する(IEO、IDO)
・Nounsのように、売上がプールされるコミュニティ基金を作る
・DeFiの技術を使って、コミュニティからお金を融資してもらう

いずれも、数千万、数億円の調達は十分に可能だと考えています。

Nounsとか、90億円くらい集めてますしね……。これは有力な選択肢です。

ヤバすぎるプロジェクト「Nouns」

そして、いずれのやり方においても、CryptoNinja自体に「株主」が発生することはありません。

ここらへんはかなりチャレンジングで、VCや金融機関の人が見たら、鼻で笑われる話だとも思います。

てか、なんなら犯罪者扱いすらされそうです。

やるときは、もちろん法務/税務確認して、合法的にやりますのでご安心ください!

ほんとうに、チャレンジングです。

が、だからこそ、チャレンジするんですよ。

そんなんいうたら「VC」という存在だって、最初は夢物語から始まったんじゃないでしょうかね?


「株主資本主義」をぶち壊せ。

パンクにいくと、「株主資本主義」をぶっ壊したいんですよね。

株主なんて、ただ投資リターンを求めているだけの存在じゃないんですか?

株主って、そんなに偉いんですか?

実際に手を動かしてる人のほうが、優先的に利益を得るべきじゃないんですか?

株主って、別にいらないんじゃないですか?

CryptoNinjaは、新しい資本主義のあり方をデザインする、壮大な実験でもあるのです。


仲間になってくれるみなさんへ。

そんな挑戦を楽しんでくれる仲間を、Ninja DAOではつねに募集しています。

なかなかのカオスですが、お気軽に遊びに来てみてください!わいわい、わちゃわちゃやってますw

CryptoNinjaについてより詳しく知りたければ、Crypto Boxさんによる公式サイトをどうぞ。

また、5月15日には、22222点のジェネラティブNFT「CryptoNinja Partneres」の販売がスタートします。

はじめてのNFTとしてもおすすめです。買い方などは、以下の記事をどうぞ!

こんな時代に生きているのだから、パンクにいきましょう。

ありがとうございます!サポートをいただけると、高知の山奥がもっと面白くなります!