誰も教えてくれない「有料noteを売るべきではない理由」
こういうのnoteで書くのは我ながらどうかと思うんですが、noteユーザーの方は知っておいた方がいい話なので……。noteを信用して書いておきますw
ぼくはこれまで、note上でコンテンツを販売し、ざっくり1億円くらい稼いできました。累計部数でいうと、ゆうに1万部はコンテンツを販売しているはずです。
で……。
これめっちゃ後悔してるんですよ。
なぜかわかります?
「手数料が高いから?」
……それもあるんですが、もっと根本的な理由です。
なにかというと、noteは顧客リストが取れないんです。
noteでコンテンツを販売すると、一応は、「誰が買ってくれたか」が見えるようにはなっています。
が、これってあくまでユーザー名+note上の連絡先がわかるだけで、メールアドレスも取得できなければ、購入日時・累計購入回数なんかも取得できないんです。
そして、CSV出力もできませんし、購入者の検索機能もありません。CSVくらいできそうなものなので、早く実装してほしいですね……。
なぜこれが問題かというと、購入してくれた顧客に対して、アフターフォローもできなければ、追加のお知らせを届けることもできないんです。
そしてなにより、顧客を分析することもできません。
うちの購入履歴のなかには、必ずロイヤルカスタマーがいるはずなんですが、ぼくはそれが誰か把握できないんですね。
ビジネスの常識が実践できない。
ビジネスの世界では、顧客リストを蓄積・分析し、マーケティング施策を展開していくことは「常識」です。
noteでコンテンツを販売してしまうと、この常識が実践できないんですね。
凄まじくいまさらなんですが、めっちゃ後悔してます……w
noteを使わず自分で決済組んでおけば、この5年で、購入者のリストを1万件くらい取れてたわけですから……。
そんなわけで、最近はメール配信システムを使って、コンテンツの販売とマーケティングを実践しています。
メール配信スタンドを使えば、
・いつ無料メールに登録してくれたか
・どんなアクションを取ってくれているか
・コンテンツをいつ買ってくれたか
・どのくらいコミットしてくれているか
などなどのデータを細かく取得して、マーケティングに役立てることができます。
リスト運用を工夫すれば、マーケティング施策を自動化することもできます。
アフターフォローやクーポン配布を自動化したり、いわゆる「アップセル」「クロスセル」なんかもやりやすいです。
当たり前のことが、当たり前にできるわけです!いまさら感!
詳しい人向けにいうと「Salesforce」みたいなイメージですね。個人で使うにはSalesforceはちょいハイレベルすぎなので、ぼくは「MyASP(マイスピー)」という配信システムで実装しています(スタンダードプランがおすすめです)。
宣伝になりますが、ここらへんのノウハウは、ぼくの無料メルマガを読むと体感的に理解できるはずです。バリバリ使いこなしておりますので!
有料noteを使うなら。
というわけで、本格的にコンテンツ販売や顧客理解を深めていきたいなら、有料noteはあまりおすすめしません。これめっちゃぼく後悔してるんで、参考にしてみてください……。
有料noteを使う場合は、顧客のメールアドレスを取得しておくべきですね。有料コンテンツの冒頭で「メールアドレスも登録をお願いします」と呼びかけるなど。登録率は100%にならないので、完璧とは言い難いです。
単品コンテンツをサクッと売るくらいなら、noteはかなり便利です。
ただ、事業として本気で育てていきたいなら、顧客リストを取得できていないのは、かなりの痛手です。
せめて、顧客のメアドくらい取れるようになるといいんですけどねぇ……。データ自体はあるはずですし。
さらにいうと「顧客リストが取得できない」というのは、noteにかぎらず、SNSやYouTubeについても言えることです。あれももったいないんですよねぇ……。
ゆえに、2021年はメールマーケティングが盛り上がると思ってます。
うちはメルマガのおかげで売上かなり増えたんで、みなさんぜひチャレンジしてみてください〜。
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