都会のオシャレ植物園〜代々木VILLAGE
2011年11月にオープンした、代々木VILLAGE。代々木駅から徒歩1分の好立地にありながら、ここだけ異世界に迷い込んだような不思議な魅力のある商業施設です。
プロデューサーの小林武史氏が率いるkurkku(クルック)が手掛けたこちらのプロジェクトにはインテリアデザイナー片山正通氏、音楽プロデューサーの大沢伸一氏、プラントハンターの西畠清順氏など各界で活躍するプロフェッショナルの力が集結されています。
久しぶりに来たら植物が大きくなっていました
珍しい植物が見られるということで、オープン当初、植物好きの友達と見に行ったのですが、世界各国の見たこともないような植物が所狭しと植えられています。
あまりの迫力に「すごい!」の連発だったのですが、果たして外国の植物が日本の気候に順応できるのだろうかという疑問も浮かびました。最初はいいけど枯れちゃうんじゃない??と心配してしまったんですね。
そして先日、久しぶりに行ってきました。猛暑の中、外国から連れてこられた植物たちは元気にやっているのでしょうか??
エントランス。10年近く経っていい感じに馴染んでいます
細長い敷地で、入り口はこじんまりとしているんですがギラギラの都会の商業施設と違ってこのアットホームな雰囲気がなんとも落ち着きます。
ここは外国?と思ってしまうような雰囲気です
もともとオープンエアーなお店が多い代々木VILLAGですが、この時期は特にテラス席が活躍しそうです。外国人のお客さんも多く、昼間から外でビールを飲んでいる姿がきまってます。
どこもかしこも植物がてんこ盛り!
そして私の心配をよそに、植物たちは元気に育っていました。昔からここにいましたけど?という風態で堂々と大きく根を張る姿に、異国の地でもたくましくやっていける力強さを感じました。
至る所にくつろげるベンチがあります
植物の管理も行き届いていました。それぞれの植物にプレートがついているのでどんな植物なのか説明を読んでいるだけでも楽しめます。
大きなボトルツリーも健在です
南半球から船で一ヶ月かけて日本にやってきたこの木は、ボトルに似ていることからボトルツリーと呼ばれています。丸っこいフォルムに愛嬌と安心感を覚えますね。
そしてこのボトルツリーのあるお店でお昼を頂いていたところ、奇跡的な出会いがありました!!
メインダイニング「code kurkku(コードクルック)」は、和の食材を取り入れた繊細かつ大胆な新感覚イタリアンレストラン。女子会にオススメです。
なんと、私の隣の席にプラントハンターの西畠清順さんがいらしたのです。この代々木ビレッジのプロデュースはもちろん、日本で一番植物に詳しい若手のアーティストさんです。
見た目もこのまんま、超ワイルドでした。Tシャツ、ハーフパンツにビーサン、ドレッドヘアーが日本一似合っているのは間違いなくこのお方でしょう。作られたワイルドじゃなくて本物のワイルドを感じました。
感動のあまりジロジロ見てしまったのですが、ランチミーティング中だったようで残念ながら声はかけられませんでした。勇気を出して一緒に写真撮ってくださいと言えばよかった〜、と今年一番後悔しております(涙)。
そんな素敵な出会いもあった代々木ビレッジ。面白い植物も沢山ありますし、カフェやレストラン、パン屋さんなども併設されています。オープンエアでソーシャルディスタンスもバッチリなので、都会の息抜きスポットとして訪れてみてはいかがでしょうか。
今日は私の夏のオススメのご紹介でした。ここまでご覧下さいましてありがとうございます。ほぼ日で更新しておりますので、よろしければフォローお願いします。スキ&コメントもお待ちしておりますね!