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見たことのない空 Ⅳ


空にいろいろな現象があり、極めてまれに様々なきれいな形や色彩を見せてくれることがあります。


写真は環天頂アーク


上空に形(六角形の氷晶)のそろった氷晶が一定の密度で存在し、太陽との離角が一定の時


その場所にいて、その空を見上げることのできる一握りの人にその奇蹟的な容姿を見せてくれます。


幸運の女神さまに愛されたように、愛されることが必然の時、見ることができる?


私の場合、空を見上げるとき、結構“無心”状態の時が多いいと思います。


いやぁ絶対見てやるぞ!とか、見つけてやる!って意気込んでいるときはまず見れません。


もちろん知識として表れやすい気象条件、季節、時間、太陽高度、などの基礎的データは頭に入れてはいるのですが、絶対!見てやる!


と鼻息荒い場合は見れたことはありません。


なにやら、ぼーっと上を見ているとき、思考停止にしているとき、そんなときにしか見たことはありません。


慌ててカメラを取り出すのが茶飯事。


短いときは数分で消えてしまうし、長い時でも30分程度


そんな気まぐれな運の女神様、


現れたのは静かな初夏の午後でした。

どうかこれからも微笑んでくださいね。


みんなにもきっと微笑んでくれます。


それは必要な時、必要な条件、必要なことすべてがそろった時。


待とうが、焦ろうが、現れるときにはきっと現れます。

ほんとうです。

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