見たことのない空 Ⅴ オーロラⅠ
現在、世界的に低緯度オーロラが出現しています。
※写真はカナダイエローナイフで撮影したオーロラ
北日本にお住まいの方は北の方角に赤いオーロラを見ることが出来る可能性があります。
これは20年ぶりとのことです。
太陽活動はおよそ11年の周期で黒点の出現が増減し今が活動期に入ったばかり。
※太陽は黒点の数の増減で活動期か静穏期を計っている。
過去には低緯度の日本の近畿地方でも赤いオーロラが観測されたことがあります。
これは1770年9月ですから、18世紀江戸時代中期のこと。
この時の記録では、赤いオーロラが出現したようで、赤氣(せっき)と呼ばれていました。
この後数年は現在の太陽活動はかなり激しいので、北海道・東北地方はもちろん、
東日本・さらに中部・西日本でも見ることができるかもしれません。
北の方角をちょっと見てみませんか?
一つ注意としては、太陽のプラズマが、電子機器に大きな影響を与えることがあり、通信や電気などの施設に被害が出ることがあります。
これは防ぎようがないので、その時のプラズマの出方が重要インフラの電子機器に影響のないように祈るばかりです。
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