下書きばかり増えていく

今日みたいに、頭がぐるぐるして眠れない夜に、心にずしっと、いつの間にか現れた大きな石を吐き出そうとするように、私はよくnoteを書く。

気持ちを、思考を、言葉にするのは案外難しくて。色んなところに飛んでいってもう二度と捕まえられなくなる子がいたり、その場にとどまったまま梃子でも動かない子がいたりする。一旦書いてみた文章とも呼べないようなそれを、もうずっと読み返せても、ましてや公開できてもいない。
人に見せようと思って書いてるものじゃないのに、赤裸々に自分を語るのはどこか恥ずかしくて、映りのいい角度を探してしまうのはなんでだろうね、人の目って、世間体ってなんだろ。いつからそんなものを気にするようになったんだろう。いつだって「映え」を意識して、独り言の殴り書きですら自分をよく見せようとしてる。誰にみてもらおうってんだろうね。「私が周りの人のことをそんな気にしてないように、周りも私の事なんか気にしてない」ってポジティブな意味でよく使うし、なにかいつもと違うことをする時は頭に思い浮かべる。けど、いざって時にこの言葉は役に立ってないかも笑 他人の目って、実は自分の目なのかなぁ、自意識ってなんだろう、ぐるぐるぐるぐる。考え出すと止まらない。今日もまた眠れません。明日は断捨離でもしようかな。

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