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「#〇〇好きな人と繋がりたい」を検証してみた

ツイッターやインスタグラムでよく見かける

#〇〇が好きな人と繋がりたい

これ、以前から凄く違和感を感じていました。

#〇〇好きな人は私をフォローして毎回いいね押してね

の間違いじゃないかなって。

中には純粋に繋がりたいと思ってハッシュタグつけているかもしれませんが、肌感覚では「フォローしてほしい、いいね押して欲しい」だけの人が大半ではないかと感じていました。

もちろん右も左も分からない初期フェーズなら致し方ないでしょう。

しかし、実際にハッシュタグ検索してみると、フォロワー3000人、フォロー200人のようにFF比のバランスを人為的に調整しているアカウントが少なくありません。

綺麗に整理された投稿一覧とハイライト。商売でやっているならいざしらず、個人の趣味領域で「ご飯を冷ましてまで画角調整」する必要があるのかと疑問点がわきます。

そうです、趣味領域にみえて実は「インフルエンサー目指して案件取りまっせ!」と息巻いているのです。

商売の原理原則からするとインフルエンサービジネスや案件事態は否定しません。どんなプロダクトも拡散しなければ収益上がりませんからね。そういった意味でインフルエンサーの存在は垂れ流しされる広告より意義があると感じています。

また、純粋に承認欲求を満たしたいって目的もあるでしょう。私自身もSNSの反応に少なからずドーパミンは分泌されますし、インスタントに承認欲求を満たすツールとしてはとても優れています。

前置きが長くなりましたが、この「#〇〇が好きな人と繋がりたい」をインスタグラムで実験してみました。ずばり「#ワイン好きな人と繋がりたい」です。

まずは自分の投稿でテスト。

明確な数値はだしていませんが、「#ワイン好きと繋がりたい」とつけた投稿と無しの投稿では平均いいね数が約2割違ってきます。ハッシュタグ検索でいいね連打している人や、自動いいねツール使ってる人がいるのでしょう。

そういった意味で効果的なハッシュタグ戦略だと言えます。

否定的に語っていますが、ありか無しかで言えば「アリ」ですね。なにせ簡単に承認欲求を満たせますから。あとはその人にどこまで倫理観が存在するのか。

たとえば、ワイン好きの度合いは投稿やプロフィールで図れます。

アイコン写真がなくて、プロフィールも一行とかだと、「繋がりたいって思ってても繋がりたくない」でしょう。無言フォロー(無差別フォロー)だったり、あからさまなフォローバック目的でも「繋がりたい」と思えないアカウントと判断されるかもしれません。

なので、今回検証した「#ワイン好きと繋がりたい」が、本当に繋がりたいと思っているのかどうかを確かめるため、3日間に渡り100名にフォローしてコメントを残してみました。

フォローする人を精査するなかで、中には「いいね」や「コメント数」をドーピングしているアカウントもありました。返報性的な意味合いもありますが、相互で絵文字だけのコメントをしているアカウントも存在します(私もたまにやりますが汗)。エンゲージが高まればアルゴリズム的に優遇されるのは間違いないですし、施策としては間違ってないでしょう。現に上辺の戦闘力(フォロワー数やエンゲージ率)でお仕事もらえたりしますし、影響力があると錯覚させることも可能ですからね。傍観してPDCA回していなかった私と比べればとても優秀であることには変わりありません。

なので、一人ひとりのアカウントをしっかり確認してフォローし、コメントしてます。

コピペまがいと思われた可能性もありますが、👇

#ワイン好きと繋がりたいをみてたどり着きました 😆 〇〇(投稿やプロフィールを観た上で一言添えて)、私もワイン大好きです、よろしくお願い致します!

でコメントしました。


このプロフィールとコメントの文言で「怪しいやつ」と思われたのなら致し方ないでしょう。ただ「ワインが好きな事」は証明できているはずです。

その結果どのようなフォロー数、フォロワー数になったかというと、


結果、約7割は繋がってくれました!

これを少ないと取るか多いと取るか、私は率直に少ないと感じました。

なぜなら、「直近のワイン投稿にいいねを押してるアクティブアカウント」に絞り込んでフォローしたからです。

さらに、私のワイン遍歴と対象的な「DRCワイン勢」は避けてフォローしています。つまり、予め繋がってくれそうな人に絞り込んでフォローさせていただいたにも関わらず、片思いで終わったということです。

3割の人がどういった意味合いで「#ワイン好きと繋がりたい 」をつけていたのかどうか不明ですし、どういった理由で繋がってくれなかったのか、勝手に考察するのも失礼なので、そこは読者様の想像にお任せします。

繋がってくれなかったアカウント一覧👇

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