〇〇先生、ゴルフがしたいです。
お金と時間を際限なく奪っていく趣味であるゴルフ。
二十代の頃はトップアマチュアなんか目指しておりまして、毎日2時間の打ちっぱなしに、週一回のラウンド、月に1回は競技に参加するほどゴルフ中毒者でした。
仕事上のお付き合いでも必須だったので、マウントを取られないために腕を磨いていたのですが、まぁお金がかかります。
クラブ競技に参加するためには会員権が必要ですし、服、靴、ボール、道具代も馬鹿になりません。
当時の年収は今の10倍以上でしたが、可処分所得の8割以上をゴルフに費やしていたので、今より心の余裕はなかったように感じます。
しかし、そんな努力の甲斐あってか、テレビ出演や、競技でもそこそこの結果を残したりしていました。
しかし、広がった人脈に執着するあまり、人生の中心がゴルフになるほど盲目的になります。仕事をサボってゴルフしたり、会社のお金を不正に引っ張ってゴルフ費用に計上したりしてました。
その後バチが当たってか、会社を解雇になったのですが、独立して真っ先に手放したのがゴルフでもあります。
資本金を捻出するため会員権を売却し、道具も全てメルカリ行き。当然の如く、人脈もリセットされました。
その後ゼロから新たな人間関係を「ワイン」という飲みもので積み上げてきましたが、心の隙間を埋めることは未だできずにいます。
例えば、ワイン仲間と談笑していても、「この人とゴルフ行ったら楽しいだろうな〜」なんて考えてしまいます。
そこで、冷静になってもう一度ゴルフを本格的に始めるなら、どれぐらいのお金と時間がかかるか見積もりしてみました。
初期費用
アイアン 20万円
黒潮カントリークラブの会員権(名義変更込み)250万円
ドライバー(カスタムシャフト込み) 10万円
パター3万円
ウェッジ3本 6万円
ウッド&ユーテリティ3本 15万円
靴 2万円
キャディーバック 5万円
ランニングコスト
ボール 月1万円
服 月1万円
練習代金 月3万円
レッスンフィー 月1万円
ラウンド 月6万円
月例会 月2万円
交際費 月5万円
交通費 月2万円
新天地で一からやるならスモールスタートでもよいのですが、田舎町だとそんなわけにはいけません。中途半端に再開させてフラストレーションためるよりは、これぐらいの目標設定は覚悟の上でも設定しなくてはいけないところ。
すなわち、ざっくり計算しても、本格的に再開するなら月20万円を余裕でペイする経済力は必要なので、今のような仕事のやり方では夢物語で終わってしまいます。
どのようにブーストかけて稼ぐのか。仕事に時間を費やすとある意味本末転倒になりかねないのが、難しいところなんですよね。
考え方の次元をもっと根本的に変えていかなくてはいけない。
だからスンゴイ商売アイデアが降ってくるように、京都のパワースポットでお参りしてきたって話でした。
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