「旅行会社を経営している人には見えないね。」と言われた話 #いーはー日記第1話
今日からいーはー日記なるnoteを配信していこうと思います。
私の目から見えている世界を綴っていく日記です。
「誰に需要があるんだよ!」
というツッコミが入るかもしれませんが、とある人に素敵な応援をしてもらったことがきっかけで始めることにしました。
Twitterに本垢とは別にサブ垢があるんですが、そこでボヤいている内容をこの日記でより詳しく発信していけたらなと思っています。
第1話は、先程書いた「素敵な応援をしてもらった人」に言ってもらったことをテーマに書いていきたいと思います。
「旅行会社を経営しているようには見えないよね。」と言われた話
それは一週間前のとある商談での出来事。
少し変わったデザイン会社の社長さんに、PRの相談をしようとサービス説明をしていた時に言われた一言がこちらです。
社長「伊原さんの話を聞いて、旅行会社やっている人だと思う人はいないと思いますよ。」
伊原「は、はい、、?」
自分でも違和感はあったものの、面と向かって言われたのが初めてだったので少しびっくりしました。
これをきっかけに、少しだけ自分の起点を振り返ってみることにしました。
なぜ旅行分野で仕事をしているのか
私は2013年から"旅"というテーマが切っても切り離せない存在としてあります。
大学2年生の頃に出会った学生団体の影響で、それまでまったく好きではなかった旅が人生の大きなテーマになっていました。
もちろん、旅に関する仕事をするなんて毛頭も思っておらず、しかも会社経営という形で関わることになるなんて一ミリも考えていませんでした。
きっと、タイトルにあるように、旅行の分野で仕事をしているように見えないのもここに起因することだと思います。
今でこそ年に1回くらいは旅行にいくようになりましたが、国内の近場旅行が基本です。遠出は実家に帰省する時。笑
海外には3回行ったことありますが、全部用事や仕事あってのこと。
純粋な海外旅行には26年間生きてきて一度も行ったことがないです。
じゃあ、なんで。
私がこんなことを始めたのかというお話ですが、うえの女子(※1)のパンフレットに書いたことがあるので抜粋します。
旅に関する仕事をするなんて夢にも思いませんでした。
何を隠そう、私は旅がすきではなかったのです。
素敵な景色を見ても、美味しいご飯を食べても、アトラクションに乗っても、何か物足りなさを感じていました。
写真で眺める旅の期待値に対して見合った旅に出会ったことがなかったのです。
しかし、そんな私を変えたのは20歳の時に参加した人との出会いがコンセプトの旅イベントでした。行った先での新たな人との出会いに想像もできないほどの感動と高揚を覚えました。
どこにでもある変哲もない道なのに、繁盛しているかしてないのかわからないような小さな店なのに、そこで出会った人との会話がたのしい。
この時、見知らぬ地の観光資源は、景色や食、そして体験でもなく人にあるのではないかと気付かされました。
そんな経験から生まれたのがうえの女子ツアーです。
ここでは、人との出会いそのものが観光になるような時間を提供しています。
新たな土地で新たな出会いを生むツアーで、忘れられない旅の思い出をつくることに貢献させていただければと思っています。
多分、私は旅そのものには興味を持っておらず、旅を通して生まれるストーリーが好きなだけだと思っています。
それゆえ、私自身は日本の観光情報には疎いです。
(会社メンバーが旅行や日本文化好きでとても救われています。)
逆にいえば、人に関わる仕事の依頼やコミュニティ形成、集客、キャリア教育、イベント企画・コンサルといった分野での仕事をいただく機会はそこそこあります。
ここだけの話、和旅では外に打ち出していない仕事を回しています。
今の私が世の中に求められている役割(仕事)が、人を集めて一つの場を作り上げることなんだと理解しています。
旅は常にきっかけであり、その中で面白いストーリーが生まれる仕掛けをつくっていく。
その仕掛けをガイドという形でやっているだけ。
見知らぬ地を先導して場を盛り上げてくれるパートナーとの出会いを保証したサービスです。
ちなみに、今は旅も旅行も好きですヨ〜。
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