合コンにおける食事に関する質問の留意事項②【解説編】

先にアップしたケースに関して解説致します。尚、該当ケースにおける学びのポイントは多岐に渡り、且つ、唯一の正解はありません。従い、私が以下に示すものは考え方の一例に過ぎません。

男性B「お肉とかも好きですか?」
女性A「大好きです!お魚はちょっと苦手ですw」

のやり取りですが、

男性B「お肉とかも好きですか?」
女性A「大好きです!」
男性B「お魚とかは好きですか?」
女性A「お魚はちょっと苦手ですw」

であれば問題が無かったでしょう(より良い捌き方もありますが本題ではないので割愛します)。

尚、一連の男性の質問は「シャンパン・お肉スクリプト」と業界では呼ばれており、論文にもよく取り上げられているのでご存知の方も多いでしょう。このスプリプトは男性が持つ何かしらの”仮説を検証する際”に用いられます。従い、受け手としては表層的な「問いの内容」に焦点を当てるのではなく、「問いの背景」に焦点を当てる必要があります。

「問われている事自体を問う」

この姿勢が不確実性の高い世の中を生きる上で必要なのかも知れません。

騒がしい場所をこよなく愛するリーマン。構造化と抽象化が大好き。