まんがでわかる７つの習慣⑦

第６の習慣　シナジーを創り出す

シナジーとは、
個別のものを合わせて個々の和より大きな成果を得ること。

【小説版】まんがでわかる７つの習慣／フランクリン・コビィー・ジャパン監修　山神碧文

この世のすべてのものには個性がある。人間でいえば性別・人種・環境・地位など様々考えられる。
それを違いや隔たりとして定義してしまうと、相手との重なり合う部分を探して、そこを落とし所にして妥協という形でしか新しい何かが生まれない。
それは最大でも１＋１＝２にしかならず、２にも満たない場合が多いという。
そうではなく、相手との違いを受けとめ、自分に欠ける部分もさらけ出すくらいのつもりで、相手を受け入れる。
そうすれば、お互いが重なり合った部分に注目するのではなく、
お互いを含めたもっと大きな和の形となって「妥協のない第３の案」が生まれるのだと仰られている。

コミュニケーションの仕方でシナジーは生み出せる

第４の習慣であるＷｉｎ－Ｗｉｎの原則を理解した上で、
お互いが考えもしなかったまったく新しい形に抵抗することなく、
尊重し合いながらそれを見つけていく事を続けていくこと。

どんなに相手と衝突しても、自分は自分の原則を守る。
自分の人生をどう生きるかは、自分の問題だ。
どんな相手でも違いを尊重してシナジーは創り出せる。
そう信じて、根気よく人と接するからこそ、第３案に到達できるのだ。

【小説版】まんがでわかる７つの習慣／フランクリン・コビィー・ジャパン監修　山神碧文