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屋久島3日間 弾丸女子旅 2021.12月

走らないトレイルランナーw 女子2人で屋久島3日間行ってきました!
一般的に4日が理想とされる屋久島旅、伊丹発3日間でどこまで味わえるか。
お天気には恵まれたものの、さすが12月上旬、雪・凍結により縦走は潔く折り返しw、美しい自然と美味しいグルメ・温泉、初屋久島の友人と二人、大満足の旅となりました!

1日目:フライト移動、島一周ドライブ・白谷雲水峡散策
2日目:宮之浦岳ワンウェイ縦走(凍結により引き返し)、ヤクスギランド散策
3日目:ウィルソン株ピストン、ランチ、温泉、フライト移動


トレラン仲間のSNS投稿、かつ現地での情報が凄く助かったので(ありがとうございます!)、今後、屋久島行きたい人に参考になれば、と、感謝を込めてここに記録します。
ただ、トレラン感覚でいくような島ではないな、と改めて。ってことをラストに書いたので、興味ある人は最後まで読んでね。笑


1日目 移動、ドライブ・白谷雲水峡散策

07:05  大阪伊丹 発  鹿児島経由
09:25  屋久島 着
10:00  レンタカーで島一周ドライブ
15:00  白谷雲水峡 散策
17:00   益救(やく)神社 お詣り
18:00  居酒屋 若大将、宮之浦 泊 

島一周、屋久島マラニックでスーパーマリオの仮装で走った約100kmを車で。
3時間、寄り道しながらだと5時間。走ると15時間。車って凄いねぇ(笑)
ドライブは道が狭いので、反時計回りがオススメ!(時計回りだと助手席が崖側になるため)
いなか浜、西部林道、大川の滝、ヒロベーカリーに立ち寄り


名物の西部林道では鹿と猿にたくさん逢うことができます。西部林道だけで45分かかります、って、道が狭いからだけでなく、ノミ繕いしてる猿たちが、車が来ようと全く動いてくれません(笑)
思ったよりはやく一周できたので、ヒロベーカリー(安房)と宮之浦Aコープで、
翌日の山の補給食を購入、もののけ姫舞台の白谷雲水峡を散策。
益救神社で、登山守りをGET !!
今回三度目の若大将さんでは、飛び魚の姿揚げを!ドライブで寄らなかったビールブリュワリーの地ビールがお店に!今回、三度目と言うたらめっちゃサービスしてくれました!感激!また来ます!笑


 2日目 宮之浦縦走

03:30  宿出発 レンタカー にて安房の宿へ
04:00  タクシーピックアップ
05:00  宮之浦ワンウェイ縦走 (凍結により途中で引き返し)
11:30   下山 → 紀元杉からタクシーにて安房へ
14:00  レンタカー でヤクスギランド 散策
18:30  焼肉れんが屋、安房泊

予定していた欲張り縦走ルート
淀川登山口〜宮之浦岳〜縄文杉〜ウィルソン株〜白谷雲水峡(もしくは荒川登山口)
白谷雲水峡だと年中バス有り、荒川登山口だと登山バス(12月〜3月運休)
もしくはタクシーにて下山
早朝に宮之浦から2日目の安房の宿まで移動、レンタカー を置いて4:00タクシーピックアップ、淀川登山口へ。割増料金で8000円ほど。5:00スタートするも、マーキングが殆どなく、右か左か上か下か、とトレイルを探しながら、朝陽を展望岩からタイミング良く。しかし、さすが標高1400mスタート、全然雪が溶ける気配がないどころか、途中の岩場でロープが凍結。見上げると、黒味岳が真っ白。
宮之浦岳は2000m近くよな、なんて思っていたら、ついに登りのロープのない岩場で完全凍結。これは登るの無理、そして明らかにここにくるまで時間かかりすぎてるし、と引き返し決定。途中であったイケメンくんのタクシー(紀元杉〜安房6000円)に便乗させてもらうことに。宮之浦岳の雪と凍結が大変だったと写真を見せて貰って判断は正しかったね、と。でも引き返したおかげで早朝に見れなかった屋久杉だらけの空間が本当に本当に素敵だったよ。
安房の街へ戻って、レンタカー で再びヤクスギランドへ戻ったけど、
ここの仏陀杉が素敵すぎたーーーーーー!個人的には、雲水峡よりヤクスギランドが好きかな。
安房の焼肉屋れんが屋さんで、明日どこ行く?と鹿やら豚やら鳥やら食べてご満悦な二人。鹿の刺身と牛レバーが最高な私たちは肉食女子(笑)
山屋ならピークハント!となるところ、2人とも
なんちゃってトレイルランナーでよかったと思った1日でした(笑)


3日目  白谷雲水峡〜ウィルソン株ピストン

05:00  宿出発 レンタカー にて移動
06:00  白谷雲水峡〜ウィルソン株ピストン(〜縄文杉は今回はパス)
13:30  ランチ:安房
15:00  尾ノ間温泉(ここ少し遠いけどホントおすすめ)
16:00  レンタカー 返却
17:35   屋久島(空港でビール!笑)
18:00  鹿児島(空港で焼酎!笑)
19:20  鹿児島
20:30  伊丹・解散!おつかれさまでした!

白谷雲水峡〜ウィルソン株ピストン(この先に縄文杉)
17km 6時間半(コースタイム×0.7)
通常なら荒川登山口から縄文杉ピストン。荒川登山口からのトロッコ道はわたしたちは、飽きるだろうってことと、荒川登山口は駐車場が遠いので、アップダウンのある白谷雲水峡スタート。幸いにも登山客は少なく、トロッコ道はほぼ貸し切り、ウィルソン株でハート写真を撮って、縄文杉まで行くか、温泉入ってビールか、の二択で、下山を選択。個人的にはトロッコ道と白谷雲水峡散策路の間の誰も居ない森が最高でした。1時間はやく出て、荒川登山口からウィルソン株、縄文杉までピストンも可能かと。
ただトロッコ道は滑って骨折する人が多いらしく走るのはNGなのと、
フライトの日は、折り返し時間を決めましょう(笑)
早めに下山できたので、食事と温泉に。ランチのお店で教えてもらった尾の間温泉、少し遠かったけど300円で温泉好きの私が超満足な、最高のお湯と雰囲気でした!ドタバタすることもなく空港へ。空港レストランのビールジョッキがキンキンに冷えててご満悦(飲めること大事!笑)、鹿児島乗り継ぎ1時間だけど、飲めたらいいね、と言ってたら、なんと焼酎が!と、すべてが最高な3日間。この柔軟な旅を楽しんでくれた友人に感謝です。写真はまた別ブログにて改めて。

持ち物リスト

ザック・(トレランザック)・サコッシュ ・トレランシューズ ・ポール・チェーンスパイク・レイン上下・ダウン上(下)・ウィンドシェル上下・短パン(ロンパン)・ティシャツ・長ティシャツ・帽子・サングラス・手袋・防水手袋・エマージェンシーキット・時計・バフ・手拭い・浄水器・プラティパス・コンパス・ハンドライト(ヘッドライト)・予備電池・緊急用ジェル・バー・カロリーメイト・携帯トイレ・トイレットペーパー・マスク・予備マスク・日焼け止め・カイロ・モバイルバッテリー・充電器・シェラカップ・珈琲類・小銭入れ(縦走するなら本当はシュラフを持つことがベスト)エコバッグ・帰りの着替え・山と行き帰りの服は同じ 笑

トレイルルート

今回検討していたトレイルルート
四年前に行った楠川〜宮之浦岳〜原生林花山の時は、この登山口のことを知らなかったw
たくさん登山道があって、どうとでも動けるのが屋久島の魅力かもしれないね



グルメ・温泉・キャンペーン情報

☆グルメ情報

若大将 0997-42-0161
https://goo.gl/maps/upv5FxqxpAy1bpVK6

かもがわレストラン 0997-46-2101
https://goo.gl/maps/NtfZZP3sGM571z2m6

ヒロベーカリー
0997-46-2888
https://goo.gl/maps/BNKX994eu1daPFui8

温泉情報
尾之間温泉
0997-47-2872
https://goo.gl/maps/esyYEKV1vHkj9Fpe8

キャンペーン情報

かごしまらくめぐり
レンタカー
・タクシー利用者5000円キャッシュバック
https://kg-rakumegu.com/about

他、JAL期間限定クーポンもお得なのでチェック!

さいごに。

私にとっては、ソロ縦走、ウルトラマラソン、今回は三度目の屋久島。
友人は屋久島初めて。
1週間前にJALダイナミックパッケージにてフライトとホテル1泊を予約。
友人が去年、レンタカーが空いてなかったと教えてくれてあわてて予約。 タクシー会社にも空き確認した際に、12月〜3月は登山口へのバスは運休なことを。

登山口までタクシーでピストンか、レンタカー でピストンか。
縄文杉のデッキではドコモの携帯ならつながるらしく、そこからタクシーお迎え連絡も有り、と確認。
また荒川登山口の駐車場は登山口から歩いて4kmなことも、旅途中で情報入手。
11月後半三連休に行った友人は、トレイル渋滞を避けて登山バスより早い時間にタクシーで向かったとのこと。もう一組の友人たちは、ガイドさんを。ガイドさんをつけると、費用はそこそこするものの、登山口へのタクシー代込みはもちろん、縦走で食事も運んでくれるとか?

わたしたちは、安全のためのポールとチェーンスパイクは持って行ったものの、小屋泊しない無茶しない、しんどいことしない、美味しいものを食べるお酒大好き旅というスタンスは暗黙の了解で、二人ともブレない。笑

お天気にゆだねて行き先をと思っていたけど、晴れ女2人、見事お天気に恵まれ。
いちばん難しかったのは、宿の場所。行きたい居酒屋は決まってて、絶対に飲みたけど登山ルートを決めてない。宿を登山口に近いところにするか居酒屋に近いところにするか、が悩むポイントでした。笑 でも2つの街(安房と宮之浦)は、車で 30分ほどなので、そこは悩むことでもなく。

体力は2人とも同じぐらいと思っていたけれども、体調とトレイルの加減がわからないので、コースタイムは1.0倍ベースと0.8倍を用意。特に3日目はフライトの時間もあり、目的地でなく折り返し時間を設定。

4時出発などの情報も聞きつつも、5時出発にしたけれど、マーキングもなくライトで歩くには登山道がわからなさすぎる!ので、遅めの5時出発で正解。夏だと4時の方がいいのだろうな。(12月の日の出はAM7:00、8月の日の出はAM5:30)
ルートファイディングしながらなので、ペースもかなりゆっくりに。緊急時は電池が命綱なので、スマホでなく、紙地図は必須!居酒屋で、翌日行動の時間をメモメモ。私自身、また山経験がUPしたな、と感じた3日間でした。

屋久島の人口1万人。なんとこの島で、ピーク時の登山客は40万人。
世界遺産に登録されたのは島全体でなく、島内の20%だそう。
飛行機はJALのみ、船は鹿児島からとアクセスも少なく、島内のバスも1時間に1本。24時間のコンビニもなく、でも世界遺産の島だけあって、積雪時期オフシーズン以外の4月〜11月は、多い日は1日数百人登山客だそうです。
また、九州最高峰 宮之浦岳1,936mがある洋上のアルプスと呼ばれる屋久島は、366日雨が降ると言われるほど雨が多く、一度雨が降ると増水が半端ないそう。2019年の大雨により登山客が300人孤立したニュースはみなさんも記憶にあるのでは?あと避難小屋はあっても、山小屋はありません。トイレも途中からはありません。スーパーに携帯トイレが売ってるほど。そして、すれ違う登山客の多くは、レンタル登山靴の人も多く。そういう意味でも、トレランやファストハイク感覚で行くとリスキーだな、と改めて。

たった3日でもじゅうぶんに満喫できたけれども、やっぱり行けるのなら4日5日で行くことをおすすめします。

なにより、ここは神々の島。
樹齢3000年の屋久杉たちが息づく島。
写真では伝わらないあの空間。
何千年というタイムスリップを味わってくださいな。

忘れぬうちにツラツラと書きづづりましたが
あなたの屋久島旅が素敵なものとなりますように。

#時遊人19
#わたしの旅行記



この世界は愛と優しさで溢れている。BASHARのワクワクの法則の人生実験をしながら、あの頃の私に伝えたいことを発信していきます!