井口ゼミのフィールドワーク(企業訪問)

こんにちは、井口ゼミ5期の梶川です。

今回は、井口ゼミの特色ある課外活動を紹介する。
“国際経営学”を学ぶ井口ゼミにとって、フィールドワークの目的は、世界におけるビジネスを実践的に学ぶことにある。故にフィールドワークは、企業訪問が中心になる。

本記事では、その概要を説明する。ゼミ入会希望者にとって、全体像の把握に寄与できれば幸いである。

■海外での企業訪問(タイ合宿)

概要:タイの現地企業や日本支社に訪問し、国際経営学における理論がどのように企業内で作用しているか、検証する。これをゼミ内では、"タイ合宿"と呼んでいる。

目的:国際経営学の観点から、海外における企業活動を分析するため。特に日本との差異を中心に見識を深める。

いつ:毎年2月に、5日間かけて、10社前後の企業訪問を実施する。

訪問企業:タイトヨタ様、富士電機様、ミネベアミツミ様、本田技研工業様、タイ味の素様、アユタヤ銀行様、セイコー様、JMAC様、Thai Union Frozen Products様、バンコク日本人商工会議所様

具体的な流れ
 訪問前:企業分析(ゼミ内の討論込み)→質問リストの作成・送付。
 訪問中:質問リストを中心に、企業側とディスカッションを実施。
 訪問後:学んだことをまとめ、企業側に送付。フィードバックを頂戴する。

■日本での企業訪問(夏合宿含む)

概要:上記のタイ合宿に先立ち、日本企業への訪問を、入ゼミ以降随時行う。特に毎年8月、愛知で3日間の企業訪問を行う。これを"夏合宿"と呼んでいる。

目的:日本企業の企業活動を、国際経営学の視点で分析する。ここでは、製造業に属する企業への訪問が中心になりやすい。

いつ:夏合宿は、毎年8月に3日間泊まり込みで行う。その他にも随時、企業訪問を行っている。

訪問企業:トヨタ様、ミツカン様、アサヒビール様、TOTO様

具体的な流れ(海外企業訪問に同じ)
 訪問前:企業分析(ゼミ内の討論込み)→質問リストの作成・送付。
 訪問中:質問リストを中心に、企業側とディスカッションを行う。
 訪問後:学んだことをまとめ、企業側に送付。フィードバックを頂戴する。

以上が、大まかな井口ゼミのフィールドワークである。本ゼミのフィールドワーク最大の利点は、井口知栄教授の人脈の広さにより、多くの先進企業に直接訪問し、ディスカッションする場があることだ。これにより、座学への偏向に陥りがちな大学での学びを、より実践的な知識に昇華することができる。そしてこれらの知識は無論、卒業後に如何なる進路にゆこうとも活かすことのできる無形資産となる。

是非新ゼミ生には、こうした場を利用し、学問領域で嘗てないほどの偉業を達成することを期待する。

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